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Fターム[5E040HB01]の内容

硬質磁性材料 (8,571) | 製造・処理方法・装置 (1,455) | 仮焼処理 (37)

Fターム[5E040HB01]に分類される特許

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【課題】 高い電気抵抗が付与されているとともに優れた磁気特性を発揮する高抵抗希土類系永久磁石とその製造方法を提供すること。
【解決手段】 本発明の高抵抗希土類系永久磁石は、希土類フッ化物を絶縁層として用い、磁石組成を最適化することで、相対密度が98%以上、固有保磁力が800kA/m以上、体積抵抗率が2μΩm以上という優れた特性を有する。 (もっと読む)


【課題】 半硬質磁性材料の製造途中過程で、逆変態オーステナイトを生成する工程や、逆変態オーステナイトを生成させる熱処理後の冷間圧延によってオーステナイトの形態を制御する工程を含まず、工業的製造が容易な半硬質磁性材料の製造方法ならびに半硬質磁性材料を提供する。
【解決手段】 質量%でNi:10.0〜25.0%、Mo:2.0〜6.0%、残部が実質的にFeでなる半硬質磁性材料素材を、熱処理或いは熱間加工により90%以上のマルテンサイト組織に調整した後、減面率50%以上の冷間加工を行ってマルテンサイト組織が95%以上であって伸展状の組織を有する素材とし、その後、前記素材を400〜570℃、より望ましくは470〜530℃の範囲で逆変態オーステナイトを30.0%未満生成させる熱処理を行う半硬質磁性材料の製造方法である。この方法で製造する半硬質磁性材料は、1000〜5600A/mの保磁力を得ることができる。 (もっと読む)


【解決手段】組成式R1x(Fe1-yCoy100-x-z-aza(R1はSc及びYを含む希土類元素で表される異方性焼結磁石体をR2の酸化物、R3のフッ化物、R4の酸フッ化物(R2、R3、R4はSc及びYを含む希土類元素)を含有し、平均粒子径が100μm以下の粉末を加工磁石の表面に存在させた状態で、磁石及び粉末に対して、水素ガスを含む雰囲気中熱処理によってR12Fe14B型化合物に不均化反応を生じさせ、更に熱処理により、該化合物への再結合反応を生じさせて、該化合物相の結晶粒を1μm以下に微細化させ、且つ上記粉末に含まれていたR2、R3、R4を磁石に吸収させる永久磁石材料の製造方法。
【効果】本発明によれば、研削加工による磁気特性の劣化を防止して良好な磁気特性と高い耐熱性を示すS/V=6mm-1以上の小型あるいは薄型希土類永久磁石を提供することができる。 (もっと読む)


【解決手段】R1abcd組成(R1はSc及びYを含む希土類元素、TはFe及び/又はCo、AはB(ホウ素)及び/又はC(炭素)、MはAl、Cu、Zn、In、Si、P、S、Ti、V、Cr、Mn、Ni、Ga、Ge、Zr、Nb、Mo、Pd、Ag、Cd、Sn、Sb、Hf、Ta、Wからなる焼結磁石体に対し、R2の酸化物、R3のフッ化物、R4の酸フッ化物(R2、R3、R4はSc及びYを含む希土類元素)を含み、平均粒子径が100μm以下の粉末を焼結磁石体の表面に存在させた状態で、磁石体及び粉末を磁石体の焼結温度以下の温度で熱処理を施すことにより粉末に含まれていたR2、R3、R4を磁石体に吸収させる処理を2回以上繰り返し施す希土類永久磁石材料の製造方法。
【効果】本発明によれば、高性能で、且つTbあるいはDyの使用量の少ないR−Fe−B系焼結磁石としての希土類永久磁石材料を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】 反強磁性相と強磁性相との交換結合を有する磁性材料において、交換結合をより強固にし、保磁力を向上させること。
【解決手段】 反強磁性−強磁性(又は、フェリ磁性)転移を起こすAF−FM合金からなる第1粉末と、強磁性体(又は、フェリ磁性体)からなる第2粉末とを混合し、混合粉末を得る混合工程と、前記混合粉末に磁界を印加した状態で、前記混合粉末を、前記AF−FM合金が反強磁性−強磁性(又は、フェリ磁性)転移を起こす転移温度(T)以上、かつ、ブロッキング温度(Tblock)以上の温度に加熱し、次いで少なくともブロッキング温度(Tblock)以下の温度まで冷却する磁場中熱処理工程とを備えた磁性材料の製造方法、及び、このような方法により得られる磁性材料。 (もっと読む)


【課題】 比較的簡単な工程により、絶縁性が高く、渦電流低減効果に優れた、高磁気特性と高電気抵抗を両立させたR−T−B系焼結磁石の製造方法の提供。
【解決手段】 複数のR−T−B系焼結磁石片(Rは、Nd、Pr、Dy、Tbのうち少なくとも一種であり、NdまたはPrのいずれかが必ず含まれ、Tは、Feを必ず含み、Tの50%以下をCoで置換できる)を準備する工程、前記複数の磁石片の各磁石表面を酸化処理またはフッ化処理する工程、前記酸化処理またはフッ化処理後の複数の磁石片を組み立て、組立体となす工程、前記組立体に一体化熱処理を施す工程、を含むR−T−B系焼結磁石の製造方法。 (もっと読む)


本発明は、組成式:AFe2+Fe3+27(ただし、1.1≦a≦2.4、12.3≦b≦16.1、Aは、Sr、Ba及びPbから選択される少なくとも1種の元素)で表される組成物を主成分とし、副成分としてCa成分をCaCO換算し、Si成分をSiO換算したときにCaCO/SiO=0.5〜1.38(モル比)だけ含むことを特徴とするフェライト磁性材料である。CaCO/SiO=0.5〜1.38(モル比)とすることにより、保磁力(HcJ)及び残留磁束密度(Br)を高いレベルで兼備させることができる。
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【課題】 表面に炭素が均一、つまり潤滑剤がより均一に被覆されているため、少量の潤滑剤の使用で高い配向性を確保することができる。そして、このように少量の潤滑剤で済むため、保磁力の低下が抑制される。以上の結果として高い残留磁束密度及び保磁力を備える希土類焼結磁石を提供する。
【解決手段】 磁場中成形に供される希土類焼結磁石用原料合金粉末であって、質量分析により特定される炭素量が1200ppm以下であり、かつEPMA(Electron Probe Micro Analyzer)により特定される炭素の特性X線のX線強度の最大値、最小値をCmax、Cminとすると、Cmax/Cminが15以下であることを特徴とする希土類焼結磁石用原料合金粉末。この希土類焼結磁石用原料合金粉末は、質量分析により特定される炭素量が1000ppm以下、Cmax/Cminが10以下であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 バリスタ素子部とインダクタ素子部とを、クラックの発生等が生じることなく確実に接合・一体化させることができ、部品のコンパクト化が図れる複合積層型電子部品を提供する。
【解決手段】 バリスタ層と内部電極を有するバリスタ素子部(10)と、フェライト層と内部導体を有するインダクタ素子部(20)と、これらの双方の素子部を接合するために介在される接合中間層(50)とを有し、フェライト層は、Ni−Zn系の磁性フェライトであり、バリスタ層は、その主成分がZnOからなり、接合中間層は、組成の異なる第1番目から第N番目までのN層(Nは2以上の整数)の接合膜を積層することにより構成されており、その接合中間層の中でインダクタ素子部のフェライト層に接する第1番目の接合膜はZn系フェライトから構成される。 (もっと読む)


【課題】 La−Coフェライトの残留磁束密度(Br)を向上する。
【解決手段】 本発明のフェライト磁性材料は、AをSr、Ba、Ca及びPbから選択される少なくとも1種の元素、Rを希土類元素(Yを含む)及びBiから選択される少なくとも1種の元素であってLaを必ず含むものとし、MeをCoであるかCo及びZnとし、A、R、Fe及びMeそれぞれの金属元素の総計の構成比率をA1-xx(Fe12-yMeyz の組成式(1)で表したとき、0.6≦x≦0.84、0.3≦y≦0.6、0.8≦z≦1.1である組成を有する酸化物焼結体からなり、組織中に占めるM相の比率が95モル%以上であることを特徴とする。本発明のフェライト磁性材料は、以上の構成を採用することにより、4.6kG以上の残留磁束密度(Br)を備えることができる。 (もっと読む)


【課題】 金属磁性粒子とフェライト被膜の境界に、原子の相互拡散による界面層を形成して空隙を少なくし、化学的結合性を向上させて、磁路の形成を容易にすることにより、より高い透磁率の複合磁気部品の製造方法を提供する
【解決手段】 (1)金属磁性粒子をフェライトで被覆する工程と、(2)得られたフェライト被覆金属磁性粒子を厚さ5mm以下の薄板状に圧縮成形する圧縮成形工程と、(3)得られた成形体を、表裏面から均一に加熱することにより熱処理する熱処理工程であって、最高到達温度が500℃以上であり、500℃以上を保持する時間が5分以内である熱処理工程とを含むことを特徴とする金属磁性粒子とフェライトからなる複合磁気部品の製造方法。 (もっと読む)


【課題】主たる構成相が正方晶Nd2Fe14B化合物相である希土類合金を溶融塩電解技術によって製造する方法を提供する。
【解決手段】Fe−B合金5を用意する工程(a)と、Fe−B合金5を被処理材として用い、Ndイオンを含む溶融塩中で電解を行うことによって前記被処理材の少なくとも表面の一部に主たる構成相が正方晶Nd2Fe14B化合物相である希土類合金6を形成する工程(b)とを包含する。 (もっと読む)


数百MHzから数GHz領域のノイズ成分を減衰しうる高周波用磁性材料を提供することを目的とする。 Ba−Co−Fe−Me−Qe五元系又はBa−Co−Fe−Ae−Me−Qe六元系CoZ型六方晶系フェライト(但し、式中、Aeは、Sr及びCaからなる群から選ばれる1種以上、MeはFe、Mn、Ni、Cu、Mg及びZnからなる群から選ばれる1種以上、QeはCr、Mn、Ni及びCoからなる群から選ばれる1種以上)を主成分とし、Z型六方晶系フェライト中のZ相結晶構造中のAe、Co、MeおよびQeの何れかの少なくとも一部が、材料の磁気モーメントのc軸に対する角度が90°に近づくようなサイトに選択的に配置されていることを特徴とする磁性材料で、それを用いてノイズ吸収素子が形成できる。
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【課題】 生成速度の向上と均質な柱状結晶の集合体であるフェライト膜の製造装置を提供する。
【解決手段】 フェライト形成面を下方向から横方向にの範囲に保持し、少なくとも第一鉄イオンを含む反応液および、少なくとも酸化剤、もしくは少なくとも酸素を含んだ酸化媒体を基体3に接触させる機構によって、固体表面以外で副次的に形成されたフェライトの微粒子を効率的に除去して生成速度を向上させ、均質な柱状結晶の集合体であるフェライト膜を製造する。 (もっと読む)


【課題】 優れた流動性を有し、成形体の寸法精度の向上及び生産性の向上を図ることができる顆粒を用いて希土類焼結磁石を製造する。
【解決手段】 本発明の希土類焼結磁石の製造方法は、所定組成の一次合金粒子と有機液体で構成された顆粒を金型キャビティに投入する工程と、顆粒に磁場を印加し、かつ加圧成形することにより成形体を得る工程と、成形体を焼結する工程と、を備えることを特徴としている。ここで、一次合金粒子に対して、有機液体を添加して顆粒を形成した後、顆粒が乾燥状態となるまで有機液体を除去することが本発明において望ましい。 (もっと読む)


【課題】 優れた流動性を有し、成形体の寸法精度の向上及び生産性の向上を図ることができる顆粒を用いて希土類焼結磁石を製造する。
【解決手段】 本発明の希土類焼結磁石の製造方法は、粉末同士を加圧成形して予備成型体を形成した後、この予備成型体を解砕することで顆粒を得る。そして、得られた顆粒を金型キャビティに投入し、顆粒に磁場を印加し、かつ加圧成形することにより成形体を得る。この成形体を焼結することで、磁気特性に優れた希土類焼結磁石を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 希土類磁石製造工程において生ずるスクラップ(希土類磁石の研磨過程において発生する切削屑など)のリサイクル法に関し、特に、携帯電波、自動料金支払システム、デジタル放送、室内の無線LAN等々で近年その使用量が増大しているGHz帯域のGHz帯域に電磁波吸収特性を有する磁性体粉末の製造方法及びこれを用いた電波吸収体の製造方法に関する。
【解決手段】 希土類金属と遷移金属との金属間化合物から構成された希土類磁石の製造時に発生するスクラップを原料の一部として用いることで、原料コストを大幅に減少することができ、これまでの技術で作製されたFe金属をベースとする電波吸収材がFe金属の低い磁気異方性のために数GHzの電波にのみ吸収を示すのに対して、本発明では、上記スクラップより簡便なプロセスで分離回収されるFe金属とTiとを化合化させ、結晶磁気異方性を有せしめることにより、数GHz以上の電波に対して良好な吸収特性を有する電波吸収材の作製が可能となる。 (もっと読む)


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