説明

Fターム[5F092BC04]の内容

ホール/MR素子 (37,442) | MR素子の構造形状 (5,946) | 積層構造 (4,801) | MR素子を形成する層の積層順 (1,654) | 自由層が固定層より上にあるもの (1,135)

Fターム[5F092BC04]に分類される特許

141 - 160 / 1,135


【課題】垂直磁気異方性を利用したST−MRAMの書込電流の低減及び熱安定性を向上し、回路の複雑化や読み出し速度の低下を防止する。
【解決手段】膜面に垂直な磁化を有し、情報に対して磁化の向きが変化する記憶層と、膜面に垂直な磁化を有する磁化固定層と、上記記憶層と上記磁化固定層の間の非磁性体による絶縁層とを有し、上記記憶層、上記絶縁層、上記磁化固定層の積層方向に流れる電流により発生するスピントルク磁化反転を利用して上記記憶層の磁化を反転させることにより情報の記憶を行い、上記記憶層を、磁性層と導電性酸化物との積層構造で構成する。記憶層において磁性層と酸化物層と積層構造を採ることで垂直磁気異方性が誘起され書込電流が低減し熱安定性が向上し、当該酸化物として導電性酸化物が用いられることで読み出し時にトンネル磁気抵抗効果に寄与しない抵抗成分が小となり、回路の複雑化や読み出し速度の低下を防止する。 (もっと読む)


【課題】複数のトンネル接合素子の間隔を短縮すること。
【解決手段】上面に凹部26が形成された下地層24と、前記凹部の内面と前記凹部の両側の下地層上とに形成された下部電極28と、前記凹部の両側の前記下部電極上に形成され、トンネルバリア層と前記トンネルバリア層を上下に挟む磁化固定層および磁化自由層とを含む磁気トンネル接合層30と、前記磁気トンネル接合層上に形成され、前記凹部の上方において電気的に分離された複数の上部電極40と、を具備する磁気デバイス。 (もっと読む)


【課題】スペーサ層に隣接する磁性層の酸化を防止し、かつ大きなMR変化率を実現する。
【解決手段】磁気抵抗効果素子4は、外部磁界に対して磁化方向のなす相対角度が変化する第1及び第2の磁性層L1,L2と、第1の磁性層L1と第2の磁性層L2との間に位置するスペーサ層16と、を有している。第1の磁性層L1は、磁気抵抗効果素子4が形成される基板に対し、第2の磁性層L2よりも近い側に位置し、スペーサ層16は、酸化ガリウムを主成分とする主スペーサ層16bと、主スペーサ層16bと第1の磁性層L1との間に位置し、銅とガリウムとを含む第1の非磁性層16aと、を有している。 (もっと読む)


【課題】磁気トンネル接合に導入されるダメージによる磁気デバイスの劣化を抑制すること。
【解決手段】上面に凹部26を備える下部電極28と、前記下部電極の前記凹部の内面と前記凹部外の前記下部電極上とに形成され、トンネルバリア層と前記トンネルバリア層を上下に挟む磁化固定層および磁化自由層とを含む磁気トンネル接合層30と、前記磁気トンネル接合層上に、前記磁気トンネル接合層の側面に達しないように形成された上部電極40と、を具備する磁気デバイス。 (もっと読む)


【課題】データ記憶装置における増加された記憶容量をもたらし得るより小さい全体セル厚さを提供する。
【解決手段】STRAMセルのような、不揮発性メモリセルについての装置および関連する方法が開示される。さまざまな実施形態に従えば、磁気自由層は、非磁気スペーサ層によって反強磁性層(AFM)から横方向に分離されるとともに、磁気トンネル接合によって合成反強磁性層(SAF)から内側に分離される。AFMは、磁気トンネル接合を超えて横方向に伸延するSAFのピニング領域との接触を通じて、SAFの磁化を固定する。 (もっと読む)


【課題】ST−MRAMにおいて記憶素子の破壊を防ぎつつ記憶素子に情報を記憶させ、併せて書込速度の向上を図る。
【解決手段】メモリブロック1−1、1−2に対する書込制御部51−1、51−2とを複数対設け、各書込制御部51−1、51−2が、対を為すメモリブロック1−1または1−2の各記憶素子に書き込まれるべき情報をシフトレジスタ52に格納し、当該シフトレジスタ52から1つの情報をメモリブロック1−1、1−2に出力し、当該出力した情報の書込成否を判定し、書込失敗と判定した場合はメモリブロック1−1、1−2に対して再度同一情報を出力し、書込成功と判定した場合はメモリブロック1−1、1−2において書込可能状態とする前記記憶素子を選択するためのアドレス値を増加させかつ、シフトレジスタ52から次の情報をメモリブロック1−1、1−2に出力する、という書込制御を個々に独立して行う。 (もっと読む)


【課題】磁気層構造を開示する。
【解決手段】磁気層構造は、ピン止め層と、ピン止め層の磁気配向を規定する第1の反強磁性層と、自由層と、自由層に対して、ピン止め層の磁気配向にほぼ垂直な磁気配向へとバイアスをかける第2の反強磁性層と、第2の反強磁性層と自由層との間に位置決めされ、第2の反強磁性層および自由層に接触し、自由層のバイアスを所望のレベルに調整する調整層とを含む。 (もっと読む)


【課題】 特に、従来よりも少ないチップ数で複数軸の外部磁界検知を可能とする磁気センサを提供することを目的とする。
【解決手段】 磁性層と非磁性層とが積層されて成る磁気抵抗効果を発揮する複数の磁気抵抗効果素子S1〜S3と、各磁気抵抗効果素子と絶縁層4を介して非接触の位置に設けられた軟磁性体3とを有し、平面視にて前記軟磁性体3のX1−X2の両側に夫々、固定磁性層の固定磁化方向P1が、X1−X2方向に向けられた磁気抵抗効果素子S1〜S3が配置されており、磁気抵抗効果素子S1,S3と磁気抵抗効果素子S2とで固定磁化方向P1が互いに逆方向にされている。 (もっと読む)


【課題】スピントルクを利用した磁気メモリにおいて、300℃から400℃程度の温度の熱処理において、垂直磁化が得られ半導体プロセスで容易に作製可能な磁気メモリを実現する。
【解決手段】膜面に垂直な磁化を有し、情報に対応して磁化の向きが変化される記憶層17と、記憶層17に記憶された情報の基準となる膜面に垂直な磁化を有する磁化固定層15と、記憶層17と磁化固定層15の間に設けられる酸化物による絶縁層16とを有する記憶素子において、記憶層もしくは磁化固定層の少なくとも一方は、絶縁層に接する界面側からFe膜、Niを含む膜が順に形成され、熱処理後において界面側でNiに対するFeの組成比が大きい傾斜組成分布が形成されているようにする。 (もっと読む)


【課題】従来よりも高いMR比を持った磁気抵抗素子とその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、磁気ディスク駆動装置の磁気再生ヘッド、磁気ランダムアクセスメモリの記憶素子及び磁気センサーに用いられる磁気抵抗素子、好ましくは、トンネル磁気抵抗素子(さらに好ましくは、スピンバルブ型トンネル磁気抵抗素子)に関し、基板、トンネルバリア層、Co(コバルト)Fe(鉄)合金からなる強磁性層及びB(ボロン)を含有した非磁性金属層を有する磁気抵抗素子。 (もっと読む)


【課題】磁気異方性物質の自由層を含むストレージノードと、これを含む磁気メモリ素子及びこれらの製造方法を提供する。
【解決手段】下部磁性層と、下部磁性層上に形成されたトンネルバリアと、トンネルバリア上に形成され、スピン電流により磁化方向がスイッチングされる自由層と、を含み、自由層は水平または垂直磁気異方性物質層を含み、自由層下に形成された少なくとも一つの物質層を包むキャップ構造を持つ磁気メモリ素子のストレージノード。 (もっと読む)


【課題】 特にSFP構造における第1磁性層の膜厚を、耐熱性及びΔMRの観点から適正化してなるセルフピン止め型の磁気検出素子及びそれを用いた磁気センサを提供することを目的とする。
【解決手段】 固定磁性層とフリー磁性層とが非磁性材料層を介して積層された積層構造を備え、固定磁性層3は、第1磁性層3aと第2磁性層3cとが非磁性中間層3bを介して積層され、反平行に磁化固定されたセルフピン止め型であり、第1磁性層3aは第2磁性層よりも高保磁力材料のFexCo100-x(ただしxは、55at%以上で65at%以下)で形成され、第1磁性層3aの膜厚t1は14Å以上で20.5Å以下の範囲内で第2磁性層よりも薄く、第1磁性層3aと第2磁性層3cの磁化量の差が実質的にゼロである。 (もっと読む)


【課題】体格の増大が抑制された回転角センサを提供する。
【解決手段】磁化方向が固定された固定層(15)と、被検出体の生成する外部磁界の向きに応じて磁化方向が変化する自由層(13)との間に、非磁性の中間層(14)が挟まれた磁気抵抗効果素子(10)を有し、該磁気抵抗効果素子(10)の抵抗値変化に基づいて、被検出体の回転角を検出する回転角センサであって、固定層(15)と自由層(13)との対向方向に直交する平面に沿う面積が、固定層(15)よりも自由層(13)の方が大きく、固定層(15)の全てと、自由層(13)の一部とが、中間層(14)を介して対向している。 (もっと読む)


【課題】スピントルク注入ランダムアクセスメモリ(STRAM)メモリセルのような磁気メモリ素子にデータを書込むための方法および装置を提供する。
【解決手段】さまざまな実施の形態に従うと、マルチレベルセル(MLC)磁気メモリセルスタックは、第1の制御線に接続された第1および第2の磁気メモリ素子と、第2の制御線に接続されたスイッチング素子とを有する。第1のメモリ素子は並列に第2のメモリ素子と接続され、第1および第2のメモリ素子はスイッチング素子に直列に接続される。第1および第2のメモリ素子は、さらに、スタック内において、異なる、重ならない高さに配置される。プログラミング電流が第1および第2の制御線の間に流れて、第1および第2の磁気メモリ素子を、異なるプログラムされた抵抗に同時に設定する。 (もっと読む)


【課題】信頼性の高い磁気抵抗効果素子の構造並びにそのような構造を安定して得ることのできる磁気抵抗効果素子の製造方法を提供する。
【解決手段】基板上に、第1の電極層と、金属材料により形成された金属層と、第1の磁性層と、トンネル絶縁膜と、第2の磁性層と、第2の電極層とを形成し、第2の電極層をパターニングし、第2の磁性層、トンネル絶縁膜、第1の磁性層及び金属膜をパターニングするとともに、パターニングした第2の磁性層、トンネル絶縁膜、第1の磁性層及び金属膜の側壁部分に、金属膜のリスパッタ粒子を堆積して側壁金属層を形成し、側壁金属層を酸化して絶縁性の側壁金属酸化物層を形成する。 (もっと読む)


【課題】高いMR比と低いRA値とを両立させるトンネルバリアの形成方法を提供する。
【解決手段】本発明のトンネルバリアの形成方法は、TMRセンサ40Aに用いられるトンネルバリア29を形成するものであり、ピンド層24に対してNOX処理を施す工程と、ピンド層24の上にM1層を形成する工程と、NOX処理を行い、M1層をMox1層25に変換する工程と、M1層よりも薄いM2層の蒸着とそのNOX処理とを繰り返すことで、Mox1層の上にMox2層26を含むスタックを形成する工程と、そのスタックの上に、Mox1層25およびMox2層26よりも薄い最上部金属層を形成する工程と、アニール処理により、内部の酸素を拡散させて最上部金属層を酸化することでMox3層27を得る工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】磁気メモリセルへのデータの書込みを改善する。
【解決手段】スピントルクトランスファランダムアクセスメモリ(STRAM)メモリセルのような磁気メモリセルへデータを書込むための方法および装置。さまざまな実施形態に従えば、書込電流が選択された磁気メモリセルに印加されて、選択されたセルの所望の磁化状態への磁気歳差運動を開始する。フィールドアシスト電流が隣接メモリセルに同時に流されて、所望の磁化状態への選択されたセルの歳差を助ける磁場を生成する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、発振のための臨界電流密度が低下したスピントルク発振子を提供することである。
【解決手段】発振層と、スピン注入層と、それらの間に設けられた中間層とを含むスピントルク発振子であって、前記スピン注入層は前記中間層に接して設けられた第1層と前記第1層に接して設けられた第2層とを含み、前記第1層は(001)面配向したホイスラー磁性合金または(001)面配向した体心立方格子(bcc)構造を有する磁性体を含むスピントルク発振子が提供される。 (もっと読む)


【課題】 書き込み電流のマージンとリテンションのマージンとを両方確保する。
【解決手段】 磁気抵抗素子は、第1固定層、第1トンネル絶縁膜および第1自由層が積層される第1強磁性トンネル接合素子と、第2固定層、第2トンネル絶縁膜および第2自由層が積層され、第1強磁性トンネル接合素子に直列に接続される第2強磁性トンネル接合素子とを有している。第1固定層、第1トンネル絶縁膜および第1自由層の積層方向は、第2固定層、第2トンネル絶縁膜および第2自由層の積層方向と逆である。第1トンネル絶縁膜の厚さは、第2トンネル絶縁膜の厚さと異なり、第1強磁性トンネル接合素子および第2強磁性トンネル接合素子は、共通のマスク材料を用いてエッチングにより形成される。これにより、第1自由層および第2自由層の横断面の面積および体積を互いにほぼ同じにでき、書き込み電流を共通に設定できる。 (もっと読む)


【課題】フリー層を安定化するハードバイアス構造を備えたCPP−MRセンサを提供する。
【解決手段】本発明のCPP−MRセンサは、ハードバイアス構造4と、そのハードバイアス構造4によって水平方向にバイアス磁界が付与されたフリー層8を有するMRスタック6とを備える。ハードバイアス構造4は、シード層4A、FePt含有磁性層4B、およびキャップ層4Cを順に有する。 (もっと読む)


141 - 160 / 1,135