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Fターム[5H021BB01]の内容

電池のセパレータ (17,758) | 製造・加工、処理 (2,723) | 熱処理、加熱、冷却 (335)

Fターム[5H021BB01]に分類される特許

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本発明の有機電解液電池用セパレータは、水分存在下で加熱することによってゲル化し得る湿熱ゲル化樹脂と、他の繊維を含む不織布で構成され、前記他の繊維は前記湿熱ゲル化樹脂が湿熱ゲル化したゲル化物で固定されており、ASTMF31686に準拠して測定される不織布の平均孔径が0.3μm以上5μm以下の範囲にあり、且つ最大孔径が3μm以上20μm以下の範囲を満たす。これにより、湿熱ゲル化樹脂で不織布を構成する他の繊維を固定でき、所望の平均孔径及び最大孔径を得ることができ、安全性が高く、短絡が少なく、電池特性が高い有機電解液電池を提供する。
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【課題】 不織布から成る電池セパレータであって、極板とともに引っ張って巻回させて電池を構成する場合でも、平均孔径の変化が小さく、設計通りの機能を発揮する電池セパレータを提供する。
【解決手段】 エチレン−プロピレン共重合体を含む第1成分と、エチレン−プロピレン共重合体の紡糸後の融点Tf1よりも高い紡糸後の融点Tf2を有する熱可塑性重合体を含む第2成分とから成り、かつ第1成分が繊維表面の少なくとも一部を占めてなる複合繊維を10mass%以上含む繊維ウェブを熱処理に付して、当該複合繊維の第1成分によって繊維同士を熱接着させた後、水流交絡処理により繊維同士を交絡させることにより、少なくとも一方向に75N/5cmの強力で引っ張ったときに、伸び5%以下となる不織布を得て、これを親水化処理することにより、電池セパレータを得る。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、従来のポリオレフィン製微多孔膜と同等以上の性能を有する微多孔膜を、可塑剤を使用しながら容易に溶融混練が出来る製造方法を提案することを目的とする。
【解決手段】 ポリオレフィンを加熱した過剰量の可塑剤に浸漬し、少なくともポリオレフィンの一部を可塑剤により膨潤させた後、余剰の可塑剤を濾過し、得られた膨潤ポリオレフィンを含むポリオレフィンを溶融混練したのち押出し、延伸と可塑剤抽出を行うことを特徴とする、ポリオレフィン製微多孔膜の製造方法。 (もっと読む)


本発明は、リチウムバッテリー用のセパレータ電極ユニット並びにその製造方法に関する。セパレータ電極ユニットは、リチウムバッテリー中での電極として、つまり正の電極(カソード)又は負の電極(アノード)として適した多孔性の電極と、この電極上に設けられたセパレータ層とを有し、前記のセパレータ電極ユニットは、平均粒径が異なりかつ/又は金属が相互に異なる少なくとも2つのフラクションの金属酸化物粒子を有する純粋な無機セパレータ層を有することを特徴とする。特に、このセパレータ層は多孔性の正の電極の細孔の平均孔径(d)よりも大きな平均粒径(D)を有する金属酸化物粒子を有し、前記の金属酸化物粒子は、多孔性の電極の細孔よりも小さな粒径(D)を有する金属酸化物粒子により接着されている。本発明によるセパレータ電極ユニットは、セパレータを電極にラミネートする工程をなくすことができるために部材として簡単な方法で製造することができ、かつこのセパレータは広いバリエーションの材料を有することができるという利点を有する。更に、本発明によるセパレータ電極ユニットは、セパレータの優れた機械的安定性及び極めて薄い厚さを有し、従って、リチウム高エネルギーバッテリーにおいても使用できる。 (もっと読む)


本発明は、電気セパレーター及びその製法に関する。電気セパレーターは、中で電極が、イオン伝導性の保持下に相互に分離されているべきバッテリー又は他の装置中で使用されるセパレーターである。このセパレーターは、高いイオン透過性、良好な機械強度及び系中、例えばバッテリーの電解液中で使用される化学品及び溶剤に対する長時間安定性を有する、薄い多孔性の絶縁性物質である。これは、バッテリー中で陰極を陽極から電気的に完全に絶縁すべきであり、長時間弾性であり、系内、例えば電極パケット中での充電及び放電時の運動に追従すべきである。この課題は、多数の開口を有し、基材上又は中に存在する被覆を有する、平らなフレキシブル基材を包含する本発明による電気セパレーターにより解決され、この際、基材はポリマーフリースであり、被覆は多孔性の電気絶縁性のセラミック被覆であり、かつこのセパレーターは、80μmより小さい厚さを有する。 (もっと読む)


ポリエチレンを含んでなり、厚さが1〜500μm、気孔率が20〜80%、溶融時貯蔵弾性率が4.5MPa以上、高融点結晶融解熱が2J/g以上である微多孔膜。
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本発明は、多数の連結構造を有する多孔膜およびその製造方法を提供する。本発明の多孔膜は、耐熱性の高いポリ−(メタフェニレン イソフタルアミド)から形成され、両表面の開孔率及びその差が特定範囲にあり、かつ両表面の平均孔径及び空隙率が特定範囲にある多孔膜である。したがって、空気や水などの物質の透過性、含浸性、力学的強度に優れ、フィルター、硬化樹脂を含浸したプリプレグ、多層配線基板、電子パッケージ基板等の芯剤として好適に用いることができる。
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ニートの多相熱可塑性ポリマーセパレータを含むアルカリ電気化学的電池が開示される。ポリマーの微細構造及び組成は、電池組立工程の厳しさに物理的に耐えうるとともに、高率放電を支持するのに適するイオン伝導度を提供しうるフィルムを提供するように選択される。一実施態様においては、セパレータのイオン伝導度は、電池のアルカリ電解質との接触時に改良される。本発明の電池を製造するのに使用されうる方法も記載される。
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本発明は、膜厚1〜30μm、気孔率30〜60%、透気度50〜250sec/100cc、突刺強度3.5〜20.0N/20μm、バブルポイント法により求めた最大孔径0.08〜0.20μm、最大孔径と平均孔径の比(最大孔径/平均孔径)が1.00〜1.40である、ポリオレフィン製微多孔膜を提供するものである。本発明のポリオレフィン製微多孔膜は、高い透過性能を有しつつも、高い安全性が得られる為、特に、近年の小型高容量型の非水電解液系電池用セパレーターとして有用である。 (もっと読む)


本発明は、300℃で45分間加熱処理前後の下式(1):(内部抵抗値)={(電解液の電気伝導度)/(セパレーターに電解液を注入したときの電気伝導度)}×(セパレーターの厚み)ここで、(セパレーターに電解液を注入したときの電気伝導度)は、電解液をセパレーターに注入した状態で2枚の電極に挟み、測定した交流インピーダンスから算出した電気伝導度である、で表される内部抵抗値の増加率が25%以内であることを特徴とする電気電子部品用のセパレーターを提供するものである。 (もっと読む)


本発明は、実施に応じてバッテリー、特にリチウムバッテリー用のセパレータとして適当である柔軟なセラミック膜並びに該膜の製造法に関する。セラミック膜又はハイブリッド膜は、既に現在達成されている柔軟性にも関わらず、折り畳んだ際にセラミック被覆が剥離する傾向にあるという欠点を有する。前記欠点は本発明による膜を用いて防止され、前記膜はポリマー不織布の上及び中に硬化されたセラミック被覆を有し、前記セラミック被覆は、種々のサイズの金属酸化物粒子の2つのフラクションから構成されており、かつ2種の異なる定着剤により構成されたネットワークによってポリマー不織布に付着している。 (もっと読む)


本発明は、遮断機序を有するバッテリー、特にリチウムバッテリーのための電気セパレータ並びに該電気セパレータの製造法に関する。電気セパレータは、バッテリー、及び、電極が例えばイオン伝導性の保持下に互いに分離されねばならない他の装置において使用されるセパレータである。安全性はリチウム−バッテリーにおいて極めて重要な役割を果たしており、それというのも、別のバッテリータイプ(Pb、NiCd、NiMeH)とは異なり、電解質のための溶剤として水ではなく可燃性の溶剤、例えば有機カーボナートが使用されるためである。この理由から、リチウム電池のためのセパレータが適当な遮断機序(シャットダウン)を有し、かつ同時に焼き切れ(メルトダウン)不可能であることが絶対に必要である。この課題は、多孔質平面構造物から形成される遮断層を有する本発明による電気セパレータにより解決される。このセパレータは更に多孔質無機(セラミック)層及び支持体を有しているため、完全に溶融されたセパレータの結果としてのセルの焼き切れは生じ得ない。 (もっと読む)


本発明は、銅酸化物を活性材料として含有することができるカソードと、アノードと、電解質と、アノードとカソードとの間に配置されるセパレータとを含む高容量電気化学電池に関する。酸化物は、0.5m2/gよりも大きな表面積を有することができ、カソードは、電池の放電電圧を高める添加剤を含むことができる。場合によっては、添加剤は、酸化物単独の場合よりも低い電圧を有する。添加剤は、0.5m2/gの下限と100m2/gの上限とによって定められる範囲内の表面積を有することができる。アノードは、0.25%未満の水銀を含むことができる。 (もっと読む)


【課題】 放電容量を維持しつつ安全性を向上させた非水電解質二次電池を提供する。
【解決手段】 リチウムイオン電池をはじめとする非水電解質二次電池のセパレータ40として、ガラス繊維不織布42とポリエチレンの微多孔膜41とを備えた複合シートを用いる。この複合シートのガラス繊維不織布42に、非水電解質により湿潤する樹脂であるポリフッ化ビニリデンを付着させるとともに、微多孔膜41とガラス繊維不織布42とを接着する。 (もっと読む)


【課題】 グラファイト粉末、フエノール樹脂及びセルロース質繊維とからなる抄造法により、固体高分子型燃料電池用インターコネクター板等として優れた特性を有するグラファイトシート並びに導電性複合シートの提供。
【解決手段】 平均粒径1〜30ミクロンのグラファイト粉末が70〜85重量%、重量平均分子量100,000以下のフェノール樹脂が7〜20重量%及びセルロース質繊維が7〜20重量%から製造されたグラファイトシートであって、電気比抵抗が200mΩcm未満かつ通気率が1×10ー4cc/cm2 /sec/atm以下であるグラファイトシート並びに該抄造シートの1枚または複数枚を金属シートまたはグラファイトを含む導電性成形板に積層した後、5Kg/cm2 以上の加圧下、220〜400℃の温度において10分間以上焼成した導電性複合シート。 (もっと読む)


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