説明

Fターム[5H026CX07]の内容

燃料電池(本体) (95,789) | 構成要素 (11,806) | 接着剤、結着剤 (739)

Fターム[5H026CX07]に分類される特許

201 - 220 / 739


【課題】多孔質材料からなる基材とマイクロポーラスレイヤーの2層構造を持つガス拡散層を、より簡単な処理でもって、かつ基材の多孔度を低下させることなく製造する。
【解決手段】撥水処理を施さない基材1の一方面にマイクロポーラスレイヤー構成材である少なくとも繊維状または細長い形状の導電性材料と撥水剤との混合溶液2を塗布し、塗布した前記混合溶液の乾燥処理を混合溶液の溶剤の蒸散除去割合がマイクロポーラスレイヤー側に比べて基材側で高くするようにして行う。 (もっと読む)


【課題】燃料電池の運転条件に合わせて、細孔制御層における細孔径を設定するのに有利な燃料電池用ガス拡散層およびその製造方法を提供する。
【解決手段】燃料電池用ガス拡散層5は、反応ガスの配流板から供給される反応ガスを触媒層に拡散させるためのものであり、反応ガスの配流板に対向する側に配置されるガス透過性を有する多孔質のベース層51と、触媒層に対向する側に位置するようにベース層に積層されたガス透過性を有する多孔質の細孔制御層52とを有する。ベース層51は、導電性を有する導電繊維と撥水性を有する接着材とを基材とする。細孔制御層は、導電性を有する導電繊維と撥水性を有する接着材とを基材とする。細孔制御層52の導電繊維の長さは、ベース層51の導電繊維の長さよりも相対的に短くされている。細孔制御層52の細孔の平均細孔径は、ベース層51の細孔の平均細孔径よりも相対的に小さくされている。 (もっと読む)


【課題】ガス拡散層の電解質膜への接合が常温で行え、また全工程を通して電解質膜の補強効果を失うことのない燃料電池用電極の製造方法を提供する。
【解決手段】電解質膜1、触媒層6及びガス拡散層7からなる燃料電池用電極の製造方法において、第1層3を両面粘着層で、第2層4を第1層3から剥がし除去可能なマスク層で構成し、電解質膜1表面の一定領域に対応する領域が第1,第2両層3,4を連続貫通する窓穴5をなす2層フィルム2を、電解質膜1上に第1層3側から貼り付ける。次に、第2層4表面側から窓穴5を通して上記一定領域に触媒層6を塗布する。その後、第2層4のみを剥がし、続いて、触媒層6を含み、第1層3の窓穴5周囲部分に至る領域をガス拡散層7で覆う。第1層3は、所定の触媒層パターンを得るための第2層4の除去後も電解質膜1外周部に残り、電解質膜補強とガス拡散層常温止着に機能する。 (もっと読む)


【課題】性能のばらつきが少なく、低コストでサイクルタイムが短く大量生産が可能な膜電極接合体並びにその製造方法及び製造装置を提供する。
【解決手段】電解質膜2の両面の各々に触媒5およびガス拡散層6を設けた反応部9の周縁に形成される周縁部10の少なくとも一方面に、フィルム状に形成された樹脂製のガスケット部8を接合する。 (もっと読む)


【課題】 電極と固体高分子電解質膜の密着性が向上し、それを用いた燃料電池が効率よく発電することができる電極電解質膜接合体の製造方法を提供する。
【解決手段】 電極電解質膜接合体の製造方法は、固体高分子電解質膜4と電極2,3との間に設けた固体高分子電解質を接着層5,6として、水あるいは水溶液にあらかじめ浸漬あるいは暴露した状態で接合する工程を有する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、電解質膜の膨張及び収縮を充分に抑制して、長時間電池を作動させても電解質膜の破損が起こらず、ガスリークの発生を抑制できる電解質膜−触媒層接合体の提供を課題とする。
【解決手段】本発明の補強シート付き電解質膜−触媒層積層体は、固体高分子電解質膜及び触媒層を備えた電解質膜−触媒層積層体であって、(1)前記固体高分子電解質膜の両面にそれぞれ触媒層が積層されており、(2)前記固体高分子電解質膜の外周側面に接するように、前記電解質膜−触媒層積層体の少なくとも一方面に、中央に開口部を有する枠状の補強シートが設置されており、(3)前記補強シートが、(i)第1接着層と、(ii)ポリオレフィンシート、繊維質シート及び多孔質シートから選ばれる少なくとも1種のシートとから構成されており、(4)前記補強シートを構成する第1接着層が、固体高分子電解質膜の外周側面に固着している。 (もっと読む)


【課題】電極反応によって生じた生成水の排水性が悪いという問題点を解決するセパレータを提供する。
【解決手段】反応ガスの流れ方向に、電気的に独立した複数の膜電極接合体が並べられた絶縁板と、絶縁板の表裏両面に設けられたセパレータ13と、を備える燃料電池であって、セパレータ13は、複数の膜電極接合体に対向する位置にそれぞれ設けられ、その複数の膜電極接合体のそれぞれに反応ガスを供給する反応ガス流路131aを複数有する複数の導電板131と、隣り合う導電板131に形成されたそれぞれの前記反応ガス流路同士が対を成し連続するように、隣り合う導電板同士を接続する絶縁材132と、を備える。 (もっと読む)


【課題】燃料電池のガス拡散体の材料として用いられたとき、短絡や反応ガスのクロスリークが生じにくい、結着が外れた炭素短繊維が十分に除去された多孔質炭素シートを提供すること。
【解決手段】分散している炭素短繊維2が樹脂炭化物3で結着されてなる多孔質炭素シート1の、少なくとも片側表面に、気体を吹き付ける処理を行うことを特徴とする多孔質炭素シートの製造方法である。また、分散している炭素短繊維が樹脂炭化物で結着されてなる多孔質炭素シートであって、粘着力が0.22N/cmの粘着テープを、該多孔質炭素シートの片側表面に貼り付け、24g/cmの面圧を10秒間かけた後に剥がしたとき、該粘着テープに付着した長さ1mm以上の炭素短繊維の数が0.1〜5.0本/cmであることを特徴とする多孔質炭素シートである。 (もっと読む)


【課題】柔軟な接着層を介して金属ケース間を接合することができ、燃料電池スタックとしての耐久性を向上させることができる発電ユニットと、このような発電ユニットから成る燃料電池スタックを提供する。
【解決手段】第1の金属板3と第2の金属板4から成る金属ケース2にセルを内包した発電ユニット1において、燃料ガスと酸化性ガスとを分離すると共に通電経路として機能する第2の金属板4の平板部分を電気伝導板4eとして分離して、発電ユニット同士の接着部位となる外枠部4bから電気的に絶縁する。このような発電ユニット1を複数個積層して、柔軟性に富む金属ろう材を用いて金属ケース2同士を接着し、燃料電池スタックとする。 (もっと読む)


【課題】エポキシ系接着剤であっても良好な接着が得にくいプラスチック基材を、エポキシ系接着剤を介してプロトン伝導膜に接着するに際し、固体高分子型燃料電池において、熱水、水蒸気や強酸性に対して高い接着強度と耐久性が優れた固体高分子型燃料電池用膜−電極構造体を提供する。
【解決手段】プロトン伝導膜2の両面にそれぞれアノード電極およびカソード電極となる一対の電極7,8が設けられた固体高分子型燃料電池用膜−電極構造体において、プロトン伝導膜2と接合されているエポキシ系接着剤層11と、エポキシ系接着剤層11と接合されているプラスチック基材12とをさらに有し、プラスチック基材12がエポキシ系接着剤層11との界面13に有する窒素官能基と、エポキシ系接着剤層11のエポキシ基とが化学結合している。 (もっと読む)


【課題】固体酸化物型燃料電池の製造方法を提供。
【解決手段】ストロンチウム組成物を含むカソード層14を溶射、物理蒸着、化学蒸着、テープキャスチング、スクリーン印刷及びゾルゲルコーテイングから選択される堆積法によりセラミック電解質層18上に形成し、カソード層14とその上に重なるクロム含有インターコネクト構造12との間にコバルト、マンガン、鉄又はこれらの2種以上の組み合わせを含有するバリア層20を形成する工程を含む製造方法によって、バリア層がクロム酸ストロンチウムの形成を実質的に防止する固体酸化物型燃料電池。 (もっと読む)


【課題】燃料ガス透過性を確保して良好な発電特性が得られる薄型の固体高分子型燃料電池用電極に用いられるガス拡散層の製造方法を提供する。
【解決手段】バインダ樹脂と水溶性高分子を溶解した有機溶媒にカーボンナノチューブを分散させた分散液を成形工程で膜状に成形して乾燥させることにより、カーボンナノチューブ同士がバインダ樹脂及び水溶性高分子を介して互いに絡み合った膜が形成され、このような膜から水溶性高分子を水に溶出除去することにより、膜中に水溶性高分子の抜け殻となった複数の細孔が形成される。その後、焼成工程で有機溶剤及びバインダ樹脂を熱分解させることにより、良好な細孔径分布を備えたガス拡散層となる焼成膜が得られる。 (もっと読む)


【課題】 初期クリープを短時間で除去可能な燃料電池スタック形成方法を提供すること。
【解決手段】 電解質膜1と、該電解質膜1を挟持する二つの触媒層2A、2Bと、該触媒層2A、2Bを挟持する二つの炭素繊維からなる拡散層3A、3Bと、これらの拡散層3A、3Bを挟持するセパレータ4を含む燃料電池セル10の複数個を重ね合わせて並置し、並置された燃料電池セル10のスタック100に対し、各セル10の拡散層3A、3Bや他の構成要素と連通しているマニホルドの孔11A、12A、13A、11B、12B、13Bを通じて、適宜押圧力の負荷を燃料電池セル10の重ね合わせ方向に与えながら、真空引き15を行うようにする。 (もっと読む)


【課題】膜電極接合体の外縁部に隣接して枠体を樹脂成形する際に、ガス拡散層の外縁部から中心部への樹脂材料の染み込みを抑えて、発電効率の低下を抑えることができる膜電極接合体を提供する。
【解決手段】高分子電解質膜と、高分子電解質膜を挟んで互いに対向する一対の触媒層と、高分子電解質膜及び一対の触媒層を挟んで互いに対向する一対のガス拡散層と、一対のガス拡散層のうちの少なくとも一方のガス拡散層の外縁部に隣接して配置され、加熱により溶融した樹脂材料が一部に染み込むことを許容する一方、樹脂材料がガス拡散層に染み込まないように規制可能な樹脂染み込み規制部とを有する。 (もっと読む)


【課題】補強部材における皺の発生を抑制し、量産性に優れた燃料電池用膜−電極構造体の製造方法を提供する。
【解決手段】膜−電極構造体10は、電解質膜12を補強するための帯状の補強部材22と、補強部材22を被覆する帯状の被覆部材と、被覆部材を支持する帯状のバックアップ部材とからなる積層体を作製し(積層体作製工程)、補強部材22とバックアップ部材に共通の開口24を形成し(開口形成工程)、電解質膜12を補強部材22と接着されるように積層体と貼り合わせ(貼り合わせ工程)、作製された貼合体からバックアップ部材を剥離し(バックアップ部材剥離工程)、露出した開口24の内側の電解質膜12表面に触媒層26を形成し(触媒層形成工程)、被覆部材を剥離して(被覆部材剥離工程)、製造される。 (もっと読む)


【課題】 集電部材と燃料電池セルとの間の接合力および表面層自体の強度を高めるとともに、燃料電池セルの出力電圧の低下を抑制できる燃料電池セルスタックと、これを用いた燃料電池モジュールを提供する。
【解決手段】 燃料電池セル1と集電部材3とが導電性接着材5を介して交互に複数接合されてなり、前記集電部材3は少なくとも前記導電性接着材5と接触する部位に酸化亜鉛を主成分とする表面層35を有するとともに、前記酸化亜鉛が球状晶35Sの酸化亜鉛と柱状晶35Pの酸化亜鉛とから構成されていることから、表面層35の内部にクラックが発生した場合にも、表面層35中に柱状晶の酸化亜鉛が存在するためクラックの進展を抑制でき、これにより集電部材3と導電性接着材5との間の導電性を高めることができ、結果的に燃料電池セルスタックの出力電圧を高くできる。 (もっと読む)


【課題】触媒層とガス拡散層の間の電子伝導性や水透過性を低下させることなく、電解質膜の膨張収縮性を高めることなく、かつ、ガス拡散層の撥水性を阻害することなく、膜電極接合体もしくは触媒層とガス拡散層の接着強度を高めることのできる燃料電池の電極体の製造方法を提供する。
【解決手段】電解質膜1の表面に触媒層2が形成された膜電極接合体(MEA)と、ガス拡散層5を用意する第1の工程と、少なくとも触媒層2の表面粗度よりも寸法が大きく、かつ、電解質膜1よりも軟化点の低いドライな接着粉体8を、触媒層2の接着面もしくはガス拡散層5の接着面のいずれか一方に散布し、次いで、双方の接着面を当接させ、熱圧着して接着粉体8を軟化させて電極体10(MEGA)を製造する第2の工程と、からなる、燃料電池の電極体の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】高いシール性及び熱衝撃性を有するとともに、小型の固体酸化物形燃料電池に好適に適用できる固体酸化物形燃料電池複合体及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】SOFC複合体1は、柱状のSOFCスタック3の底面と金属マニホールド5、7の表面(接合面)とを、銀ローにより接合しているので、熱衝撃に強く、しかも、その接合界面を小面積で形成できる。また、SOFCスタック3の底面近傍の側面と金属マニホールド5、7の接合面の張出部49とを、銀ローによりシールしているので、小面積でも熱衝撃に強いシールが可能となる。つまり、SOFC複合体1では、従来のような貯留部を設けることなく金属ローによる接合が可能であるので、小型のSOFC複合体1においても、高いシール性及び熱衝撃性を実現することができる。 (もっと読む)


【課題】無加湿かつ高温で運転可能な燃料電池電極の触媒層及びこのような燃料電池電極を含む膜電極複合体を提供する。
【解決手段】電解質膜10に対向して形成される燃料電極20の触媒層24は、白金、白金合金、炭素または電気伝導性材料の組み合わせからなる触媒、触媒層内のプロトン移動に作用するリン酸および少なくとも一つのトリアゾール変性ポリマーからなるバインダー、さらにはオルガノシロキサン架橋剤を有するものである。 (もっと読む)


【課題】高分子電解質膜への補強層の接合を気泡の残留なくして容易に行え、特に補強層を接合した高分子電解質膜の連続加工に顕著な効果を発揮できる燃料電池の膜−電極接合体製造方法を提供する。
【解決手段】触媒層とで膜−電極接合体を構成する高分子電解質膜の周縁部に枠状の補強層を接合する補強層接合工程56を含む燃料電池の膜−電極接合体製造方法において、補強層接合工程56の前段側に補強層にエアー抜き用の切込み21を施す切込み工程13を備える。切込み21を逆コ字状に複数個施し、かつ切込み21による逆コ字状片の向きを、補強層接合工程56を通るときの円滑な空気排出方向と一致させ、熱圧接合動作と共に効率よく空気排出を行い、気泡の残留を確実になくせるようにした。 (もっと読む)


201 - 220 / 739