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Fターム[5H026EE13]の内容

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Fターム[5H026EE13]に分類される特許

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【課題】単セルの破損を防ぎつつ、出力や効率を向上させることができる固体酸化物形燃料電池用単セルおよび固体酸化物形燃料電池を提供する。
【解決手段】LaNixFe1-x3(0<x<1)を含む空気極13上にLaNixFe1-x3(LNF)とLaCoO3(LC)の混合体から構成される集電層14を設ける。これにより、LCが電子伝導性とともに酸素イオン導電性がよく、LNFがガス透過性がよいので、適度な酸化剤ガスの透過性を維持しつつ単セル11とセパレータとの接触抵抗を低減させることができるので、出力や効率を向上させることができる。また、上述した構成を採ることにより、セパレータ等の固体酸化物形燃料電池の構成材料と熱膨張係数が同等となるので、単セルが破損してしまうのを防ぐことができる。 (もっと読む)


【課題】リード膜などのNiを含む層への酸素イオンの拡散を抑制できる、信頼性の高い固体電解質型燃料電池を提供することを目的とする。
【解決手段】固体電解質型燃料電池100は、基体管11と、基体管11外面上に、基体管11から順に燃料極13と固体電解質14と空気極15とが積層されて基体管11の長手方向に沿って備えられる複数の単素子12と、複数の単素子12の間に配置されるインターコネクタ16と、複数の単素子12のうち端部に備えられる端部単素子と電気的に接続されるリード膜17とを備え、基体管11の外面側が酸素を含む気体雰囲気19であって、リード膜17がNiを含有し、リード膜17の酸素を含む気体雰囲気19側の面の少なくとも一部を覆う保護膜18を有し、保護膜18は、SrTi1+x(0≦x≦0.1)または(100−A)mol%MgO+Amol%MgAl(14≦A≦64)からなる。 (もっと読む)


【課題】燃焼後後処理において、炭化水素ガスを燃料として用いた場合に発生するCOガスを十分に吸収して回収することが可能な、COガス吸収装置及びSOFCを具えた、新規な構成の固体酸化物型燃料電池システムを提供する。
【解決手段】炭化水素ガスを燃料として用いた固体酸化物型燃料電池発電システムであって、前記炭化水素ガスの少なくとも一部を水素ガスに転換するための改質器と、前記燃料の供給に関して、前記改質器の下流側に設けられた固体酸化物型燃料電池と、前記固体酸化物型燃料電池に連結され、内部にCOガス吸収セラミックスが充填されて、前記固体酸化物型燃料電池から排出されたCOガスを吸収するCOガス吸収装置と、を具えるように構成する。 (もっと読む)


【課題】導電性接合材にクラックが生じることを抑制することができるセルスタック、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置を提供する。
【解決手段】セルスタック1は導電性接合材14が、Srを含有するペロブスカイト型酸化物と、Si化合物と、SrとSiとの反応生成物とを含有し、反応生成物の密度がペロブスカイト型酸化物の密度よりも小さいことから、反応生成物が生成されても導電性接合材14の質量は変わらないことにより、反応生成物が形成される前の導電性接合材14に比べて、導電性接合材14が体積膨張する。それにより、導電性接合材14の収縮を緩和することができ、導電性接合材14の内部に応力が集中することを抑制できるため、導電性接合材14にクラックが生じることを抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】アノード側電極、固体電解質、カソード側電極から構成され、固体電解質とカソード側電極間の界面抵抗を減少させるために中間層を介挿させた電解質・電極接合体の提供。
【解決手段】MEA10を構成するカソード側電極14は、固体電解質16に積層された中間層18上に形成される。このカソード側電極14は、中間層18に臨む第1層22aから、最上層である第n層22nを有する積層体である。第1層22aは、中間層18における第1層22a側を臨む端面で開口した気孔20を充填する。この充填により、中間層18と第1層22aの接触面積が大きくなる。 (もっと読む)


【課題】有機化合物を導入して熱分解反応で生じた固体炭素をアノード材料に一旦担持させる工程を必要とせず、連続的に燃料電池反応を継続させることのできる燃料電池セルにおいて、燃料の供給を簡便にして利便性を向上させた固体酸化物型燃料電池を提供すること。
【解決手段】複合金属酸化物を含むアノード材料を有するアノード、カソード材料を有するカソード、及びアノードとカソードとの間に配置されたイオン伝導性の固体酸化物を含む電解質、を有する燃料電池セル、発電の際に燃料として使用される固体炭素、並びに固体炭素を格納する燃料室を少なくとも有し、該燃料室中の固体炭素を発電によって発生した二酸化炭素と反応させて一酸化炭素に変換し、該一酸化炭素を酸化することにより発電する固体酸化物型燃料電池であって、前記固体炭素が成型された固体炭素であることを特徴とする固体酸化物型燃料電池、及びその発電方法。 (もっと読む)


【課題】内部に燃料流路が形成された板状の支持体の少なくとも一方の面側に電極が形成されたSOFCセルにおいて、支持体内における燃料ガスの拡散効率が高いこと、及び、支持体の電気伝導率が高いことがバランス良く考慮されたものを提供する。
【解決手段】内部に複数の燃料流路11が形成された導電性の支持体10の上下面のそれぞれに、燃料極20、電解質膜30、及び空気極40が積層されている。多孔質の支持体10において、複数の燃料流路11の間の領域(第1領域)の全部の気孔率が大きく、第1領域以外の領域(第2領域)の気孔率が小さい。全領域の気孔率が小さい支持体に比して、支持体内における燃料ガスの拡散効率が高くなり、全領域の気孔率が大きい支持体に比して、支持体の電気伝導率が高くなる。 (もっと読む)


【課題】内部に燃料流路が形成された支持体の上面側にのみ電極が形成され、支持体の下面側に集電部材が形成されたSOFCセルにおいて、支持体と集電部材との間の伸縮量の相違に起因する支持体の反りを小さく、且つ、燃料ガス利用率を大きくすること。
【解決手段】内部に複数の燃料流路11が形成された導電性の支持体10の上面に、燃料極20、電解質膜30、及び空気極40が積層され、支持体10の下面に、ランタンクロマイトからなるインターコネクタ50が形成されている。支持体10の上面と各燃料流路11における前記上面側の端との間の厚さ方向における距離の平均値(t1)が、支持体10の下面と各燃料流路11における前記下面側の端との間の厚さ方向における距離の平均値(t2)よりも小さい。即ち、各燃料流路11の位置が支持体10の厚さ方向において支持体10の中央位置から空気極40側にオフセットされた。 (もっと読む)


【課題】固体酸化物型燃料電池の作動温度を低下させることなく、燃料電池部材として用いられている銀の蒸発を抑制し、もって、短絡の発生を防止するとともに、長期の使用に亘る燃料電池の出力電圧の低下を低減すること。
【解決手段】銀、銀合金を含む、スポンジ状多孔質体、発泡体、メッシュ、フェルト、パンチングメタル、エキスパンドメタルの何れかの空隙構造体で構成された空気極集電体の表面を、ランタンストロンチウムマンガナイト、サマリウムストロンチウムコバルタイト、ランタンストロンチウム鉄コバルタイト、バリウムランタンコバルタイト等の導電性セラミックスで被覆して銀の蒸発を抑制した固体酸化物型燃料電池。 (もっと読む)


【課題】固体電解質型燃料電池の運転時に、電極、特にアノード(燃料極)の劣化を抑制し、酸化還元サイクル特性を向上させ、繰り返し作動させても性能が劣化せず、高出力を安定的に維持できる電極を提供すること。
【解決手段】電子伝導体と酸素イオン伝導体の混合物及び/又は電子・酸素イオン混合伝導体、並びにプロトン伝導体を含む固体電解質型燃料電池用電極の製造方法であって、該プロトン伝導体の分散液及び/又は該プロトン伝導体の前駆体の溶液を、電子伝導体と酸素イオン伝導体の混合物及び/又は電子・酸素イオン混合伝導体を含む電極の表面に微小液滴で噴霧することを特徴とする固体電解質型燃料電池用電極の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 還元処理時における変形を抑制できる燃料電池セル、それを用いたセルスタック装置、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置を提供する。
【解決手段】
内部に長手方向に沿って反応ガスを流通させるためのガス流路を複数有し、一対の主面と一対の側面とを有する平板状の導電性支持体2と、一対の主面上および一方の側面上に設けられ、内側電極層3、固体電解質層4および外側電極層5をこの順に積層してなる積層体と、他方の側面上に設けられ、LaCrO系酸化物を主体としてなるインターコネクタ6とを備えるとともに、外側電極層5がインターコネクタ6と接続されないように配置されていることから、還元処理時における変形を抑制した燃料電池セルを提供できる。 (もっと読む)


【課題】空気極ベース層の上面に形成される集電層(LSC層)がベース層との剥離が発生し難く、集電抵抗及び拡散抵抗を小さくできる固体酸化物形燃料電池セルを提供する。
【解決手段】セルは、燃料極層110、固体電解質層120、及び空気極層130を備える。空気極層130は、ベース層132(LSCF層)と、その上面に形成された集電層133(LSC層)とを含む。集電層133には、厚さ方向に貫通するクラックが形成されている。集電層133の総面積S1に対するクラックが占める面積S2の割合S2/S1が7×10−4〜1×10−1であり、クラックの幅は0.1〜5μmである。これにより、ベース層132と集電層133との間の熱膨張率差に基づく熱応力が緩和され、SOFCの作動温度にてクラックの幅が適切な値に調整される。 (もっと読む)


カソード電極、固体酸化物電解質、及びアノード電極を含む固体酸化物形燃料電池(SOFC)。電解質及び/又は電極の組成物は、(i)スカンジア、(ii)セリア、並びに、(iii)イットリア及びイッテルビアの少なくとも1つ、により安定化したジルコニアを含む。組成物は、850°Cの温度で4000時間経過後も15%を超えるイオン伝導率の劣化を経験しない。 (もっと読む)


本開示は、ハロゲンイオン又はハロゲンイオンの混合物の存在下で、過酷な環境において、例えば再生型燃料電池の充電反応及び放電反応の両方において、動作安定性を示す、エネルギ貯蔵及び発生システム、例えば、フローバッテリと水素燃料電池との組み合わせに関する。また、本開示は、水素発生反応(HERs)及び水素酸化反応(HORs)の両方を同じシステムで行なうことができるエネルギ貯蔵及び発生システムに関する。更に、本開示は、低コスト、高速応答時間、ならびに、許容できる寿命及び性能を有するエネルギ貯蔵及び発生システムに関する。
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【課題】中間層のニッケル系燃料極層に対する焼結性及び導電性を向上させ、かつ中間層のランタンガレート系電解質層に対する焼結性及び導電性を向上させ、これにより発電性能に優れた固体酸化物形燃料電池用発電セルを得る。
【解決手段】本発明の固体酸化物形燃料電池用発電セル10は、ニッケル系燃料極層11と中間層12とランタンガレート系電解質層13と空気極層14とをこの順に積層して形成される。上記中間層12は、LaをドープしたセリアとSr及びMgをドープしたランタンガレートとの複合体である。 (もっと読む)


本発明は、燃料電池用複合セラミック材料及びその製造方法に関する。
燃料電池用複合セラミック材料は、粒径が大きいランタンコバルタイト粒子の周囲を粒径が小さいペロブスカイト型セラミック粒子が囲んでいる芯地構造をなしており、ランタンコバルタイトは、ペロブスカイト型セラミック粒子を合成するための工程で出発物質と共に添加されて合成される。本発明による燃料電池用複合セラミック材料は、燃料電池の分離板及び極板の間の電気的連結特性を向上させて、化学的、機械的にも安定している。
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【課題】導電性接合材にクラックが生じることを抑制することができるセルスタック、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置を提供する。
【解決手段】セルスタック1は、支持体13に燃料極層8、固体電解質層9およびLaSrCoO系酸化物からなる空気極層10が積層され、LaCrO系酸化物からなるインターコネクタ13を備える燃料電池セルの複数個を、導電性接合材14を介して集電部材4により接続してなるセルスタックであって、導電性接合材14が、平均粒径1μm以下のLaSrCoO系酸化物からなる微粉および平均粒径3μm以上のLaSrAO系酸化物(Aは、Mn、Co、AlおよびFeのうち少なくとも一種を含む)からなる粗粉の混合体からなり、粗粉の熱膨張係数が、微粉の熱膨張係数よりも小さく、かつ粗粉が微粉よりも多く含有されるため、導電性接合材14にクラックが生じることを抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】低湿度下(特に、水毛管凝縮が起こらない低湿度下)においても高いプロトン伝導度を示すラメラ多孔体電解質を提供すること。
【解決手段】所定の間隔を隔てて平行に配列しているシリカ層と、前記シリカ層の層間を繋ぐシリカピラーとを備えたラメラ多孔体と、前記シリカ層の内表面を修飾する有機スルホン酸基とを備えたラメラ多孔体電解質。前記有機スルホン酸基の分子長Lに対する前記シリカ層の層間距離Dの比(=D/L)は、1≦D/L≦3が好ましい。 (もっと読む)


【課題】安価な原材料から得られる触媒に工夫を加えることで、コストパフォーマンスに優れ効率の高いプロトン生成方法を提供し、さらに、このプロトン生成方法を用いたコストパフォーマンスに優れ効率の高い燃料電池を供給する。
【解決手段】水素ガスを強誘電体に接触させて解離することで、水素分子からプロトンを得るプロトン生成方法において、前記強誘電体が劈開面を有する微結晶粉末であることを特徴とするプロトン生成方法。また、燃料電池の燃料極が本方法を用いる燃料極である燃料電池。 (もっと読む)


【課題】電解質と電極のイオン伝導パスがつながっており電極が有効に作動する固体電解質形燃料電池を提供すること。
【解決手段】アノード電極とカソード電極との間に、塩基性金属化合物からなる電解質層を備える固体電解質形燃料電池において、塩基性金属化合物にイオン伝導性を示すイオン種と同じイオン種によるイオン伝導性を有する樹脂が、アノード電極とカソード電極の少なくとも一方の電極と電解質層の間に介在し、少なくとも一方の電極と電解質層を接合している。 (もっと読む)


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