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Fターム[5J108JJ01]の内容

圧電・機械振動子、遅延・フィルタ回路 (44,500) | 複合素子 (1,217) | 圧電振動子 (386)

Fターム[5J108JJ01]に分類される特許

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【課題】共振周波数及び反共振周波数の調整に好適な薄膜バルク波共振器の製造方法を提供する。
【解決手段】並列腕共振器10Bの上部電極50B上に保護膜60を形成する。そしてドライエッチングにより保護膜60に複数の開口部をメッシュ状に形成し、上部電極50Bの一部を露出させる。保護膜60の開口率を調整することにより、並列腕共振器10Bの反共振周波数を直列共振器10Aの共振周波数に一致させることができる。複数の開口部がメッシュ状に形成される保護膜60は、その重みにより並列腕共振器10Bの共振周波数及び反共振周波数を調整する機能を有するため、一度の製造工程で保護膜と周波数調整膜とを形成することができる。 (もっと読む)


【課題】不要振動である横モード振動を抑止する音響共振子構造およびそれを用いた電気フィルタを提供する。
【解決手段】圧電共振子の一種である薄膜バルク音響共振子(FBAR)において、共振子200は、基板205に形成された空洞208上に下側電極207、圧電素子206、上側電極201が順次積層されており、下側電極207と上側電極201は、実質的に同じ形状と寸法を有し、下側電極207と上側電極201のオーバーラップ領域は、共振子200の作用領域を画定し、上側電極201と上側接続部203の界面に、上側電極201と上側接続部203の間の音響インピーダンス不整合をもたらすフレーム素子204を配置した構造とする。 (もっと読む)


【課題】1つのパッケージ内に2つの周波数の異なる音叉型振動素子を実装し、且つ相互間の干渉を抑圧した圧電デバイスを得る。
【解決手段】収容凹所を有したパッケージ本体、及び該パッケージ本体の収容凹所を閉止する蓋部材を有したパッケージと、該パッケージ本体の内底面上に並行な姿勢にて近接配置され且つ夫々片持ち支持される少なくとも2個の音叉型振動素子と、を備えた圧電デバイスにおいて、前記パッケージ本体の内底面に2つの傾斜面から成る山形の凸部を設け、両傾斜面上に夫々前記音叉型振動素子を搭載し、前記各音叉型振動素子は、夫々の固定端部が逆方向を向くように互い違いに配置するように圧電デバイスを構成する。 (もっと読む)


【課題】電極への給電経路を確保しつつ、不要振動を抑制することができる圧電薄膜デバイスを提供することを目的とする。
【解決手段】下面電極141と上面電極161とは、対向領域191において圧電体薄膜15を挟んで対向し、直列腕共振子101を形成している。下面電極142と上面電極162とは、対向領域193において圧電体薄膜15を挟んで対向し、並列腕共振子102を形成している。下面電極141と上面電極162とは、自由振動領域192,194の外側の領域195において圧電体薄膜15を挟んで対向し、12個のバイアホール155によって電気的に接続されている。下面電極142と上面電極163とは、自由振動領域192,194の外側の領域197において圧電体薄膜15を挟んで対向し、12個のバイアホール156によって電気的に接続されている。バイアホール155,156には、樹脂17が充填されている。 (もっと読む)


【課題】自発分極の方向が厚み方向に揃って配向性が高い圧電性薄膜を製造することが可能な圧電性薄膜の製造方法、自発分極の方向が厚み方向に揃って配向性が高い圧電性薄膜を圧電変換部として備えた共振装置およびそれを用いたUWB用フィルタを提供する。
【解決手段】下部電極31と圧電変換部32と上部電極33とからなる共振子3を備える共振装置の圧電変換部32の形成にあたっては、ベース基板1の一表面側にPZTの前駆体からなるPZT前駆体部28aと高熱膨張率材料からなる熱膨張部29とがベース基板1の厚み方向に直交する面内で混在し且つ密着した複合層27を形成し、続いて、複合層27をアニールすることでPZTからなる圧電性結晶部30aと高熱膨張率材料からなる高熱膨張率材料部30bとがベース基板1の厚み方向に直交する面内で混在する圧電性薄膜30を形成し、圧電性薄膜30をパターニングすることで圧電変換部32を形成する。 (もっと読む)


【課題】下部電極間でクロストークが発生することを抑制できるとともに、製造コストの低減が図れる共振装置を提供することにある。
【解決手段】共振装置は、ベース基板1と、ベース基板1の主表面側に形成された下部電極30、下部電極30におけるベース基板1側とは反対側に形成された圧電体薄膜40、および圧電体薄膜40における下部電極30側とは反対側に形成された上部電極50とで構成された複数の共振子2とを備え、隣り合う2つの共振子2の上部電極50が共通に接続されてなり、ベース基板1は、低音響インピーダンス層13と、高音響インピーダンス層14とを、支持基板11の主表面側を覆う形で、最上層が低音響インピーダンス層13となるように交互に積層することにより形成された音響多層膜12を有し、隣り合う2つの共振子2の一方と厚み方向で重なる部位に、ベース基板1を貫通する空洞部1aが形成されている。 (もっと読む)


【課題】目的の通過帯域のみを通過させ、目的外の周波数の減衰率を大きくとることができ、しかも小型化が可能な帯域通過フィルタを提供する。
【解決手段】BAWフィルタ1は、圧電体層10を上部電極12および下部電極11の間に挟み込んだ構造を有し目的の通過帯域に設計されている。平面パターンフィルタ2は、BAWフィルタ1と共通の基板3に形成され誘電体層20を介して地導体層21および帯状の信号導体層22を積層した伝送線路23と、信号導体層22の一部に連続する導体層により形成されたスタブ回路24とを有しBAWフィルタ1の阻止帯域を減衰させる。BAWフィルタ1と平面パターンフィルタ2とは信号導体層22を介して接続される。スタブ回路24は、信号導体層22から離間したローディング部24aと、一端が伝送線路23に連続し他端がローディング部24aに連続するタップ部24bとを備える。 (もっと読む)


【課題】下部電極と圧電体薄膜との積層膜のベース基板からの剥離を防止することが可能な共振装置の製造方法、共振装置およびUWB用フィルタを提供する。
【解決手段】共振装置の製造にあたっては、ベース基板1の一表面側に下部電極31の基礎膜となる第1の多孔質金属層31aを形成する多孔質金属層形成工程を行ってから、PZTの成分元素を含む金属アルコキシドを溶媒に溶かした溶液を第1の多孔質金属層31a上に塗布する塗布工程を行い、その後で上記溶媒を除去することによりPZT薄膜32bの前駆体膜32aを形成する仮焼成工程を行い、続いて、前駆体膜32aを焼結することによりPZT薄膜32bを形成する焼結工程を行い、その後、PZT薄膜32bの一部からなる圧電体薄膜32上に上部電極33を形成する上部電極形成工程を行う。 (もっと読む)


【課題】機械的品質係数並びに電気機械結合係数の双方を大きくする。
【解決手段】例えば、AlNで形成した1層目の圧電薄膜30とPZTで形成した2層目の圧電薄膜31を積層して圧電薄膜層3を構成し、この圧電薄膜層3を下部電極20と上部電極40で厚み方向に挟み込んでいる。従って、互いの分極率の大小関係と機械的品質係数の大小関係とが異なる複数種類の圧電材料(AlNとPZT)で各々形成された複数の圧電薄膜30,31を積層して圧電薄膜層3を構成しているので、単一の圧電材料で圧電薄膜を構成する場合と比較して、機械的品質係数並びに電気機械結合係数の双方を増大することができる。 (もっと読む)


【課題】受信フィルタ及び送信フィルタとしてバルク弾性波フィルタを用いたデュプレクサにおいて、受信フィルタ及び送信フィルタの選択の自由度を高め、デュプレクサの特性を向上する。
【解決手段】デュプレクサ1は、受信フィルタ11と位相器13とを直列に接続し、送信フィルタ12と位相器14とを直列に接続した上で、並列接続された位相器13,14を送受信で共通の接続点18に接続し、受信フィルタ11を送受信で非共通の受信ポート16に接続し、送信フィルタ12を送受信で非共通の送信ポート17に接続して構成される。位相器13は、受信フィルタ11の阻止帯域R2において、接続点18から見た受信フィルタ11の位相を開放側へ回転し、位相器14は、送信フィルタ12の阻止帯域T2において、接続点18から見た送信フィルタ12の位相を開放側へ回転する。 (もっと読む)


【課題】ラダー型圧電フィルタにおいて、通過帯域幅を広げつつ、低周波数側及び高周波数側の阻止帯域における減衰を増やす。
【解決手段】ラダー型圧電フィルタ1は、並列腕11,13,15と直列腕12,14とを交互に接続して構成される。並列腕11,13,15は、それぞれ、並列共振子111,131,151とLC素子網112,132,152とを直列接続して構成され、直列腕12,14は、それぞれ、直列共振子121,141から構成される。LC素子網112,132,152は、それぞれ、直列接続された並列共振子111,131,151の共振周波数において誘導性となるように構成されている。さらに、LC素子網112,132,152は、高周波数側の阻止帯域内における新たな直列共振点の形成に寄与するキャパシタ1123,1323,1523を含む。 (もっと読む)


【課題】小型で消費電力が小さく高精度な水晶振動子を提供する。
【解決手段】水晶振動子10は、基部21と、基部21から水晶のY軸方向に沿って平行
に延在される一対の振動腕30,40と、振動腕30の表面31、裏面32、外側側面3
3、内側側面34に電極51〜54が設けられ、振動腕40の表面41、裏面42、外側
側面43、内側側面44に電極56〜59が設けられて水晶振動片20が形成され、振動
腕30の表面31をX軸方向に2分して内側側面34方向(水晶の結晶軸方向)には、圧
電体薄膜71とその表面に電極55とが設けられて圧電体薄膜素子100を形成され、振
動腕40の表面41をX軸方向に2分して外側側面43方向(水晶の結晶軸方向)には、
圧電体薄膜72とその表面に電極60とが設けられて圧電体薄膜素子101を形成される
。そして、水晶振動片20と圧電体薄膜素子100,101とは直列に接続されている。 (もっと読む)


開示されているのは、音響的に結合された電気音響変換器(11、12、13)でトラックを囲む帯域通過フィルタ(100)を含む電気フィルタである。さらに、フィルタは、少なくとも1つの電気音響直列素子(21、22)および少なくとも1つの電気音響並列素子(23、24)を備える帯域阻止フィルタ(200)を含む。帯域阻止フィルタの直列素子(21、22)は帯域通過フィルタの少なくとも1つの変換器(11、12)に連続的に接続される。帯域阻止フィルタの並列素子(23、24)は、帯域通過フィルタの少なくとも1つの変換器(11、12、13)に電気接続されるシャントアーム内に配置される。少なくとも1つの電気音響素子(21、22、23、24)の共振周波数および反共振周波数は、帯域通過フィルタ(100)の帯域の外側にある。 (もっと読む)


【課題】小型化と低消費電力化と、周波数温度変化が小さい高精度の水晶振動子を提供す
る。
【解決手段】水晶振動子10は、基部21と、基部21から平行に延在される少なくとも
一対の振動腕30,40と、振動腕30,40それぞれの表面31,41または裏面32
,42または外側側面33と内側側面44とに電極51〜54,56〜59と、を有する
水晶振動片20と、水晶振動片20と直列接続され、振動腕30,40それぞれの表面3
1,41に設けられる圧電体薄膜71,72と、圧電体薄膜71,72の表面に形成され
る電極55,60とを含む圧電体薄膜素子100,101と、圧電体薄膜71,72それ
ぞれの表面に設けられ、圧電体薄膜71,72の一次温度係数とは逆の一次温度係数を有
する温度補償膜110,111と、が備えられている。 (もっと読む)


【課題】音響ミラーを介した共振子間のクロストークの発生を抑制でき且つ製造が容易な高性能の共振装置の製造方法を提供する。
【解決手段】支持基板1の一表面側に絶縁性薄膜からなる低音響インピーダンス層21を形成する工程と絶縁性炭素薄膜からなる高音響インピーダンス層22を形成する工程とを交互に繰り返すことにより音響ミラー2を形成し、音響ミラー2の表面側の全面に各共振子3の下部電極31の基礎となる導電性層31aを形成し、ゾルゲル法により導電性層31aの表面側の全面にPZT薄膜32aを形成し、PZT薄膜32aをパターニングすることでそれぞれPZT薄膜32aの一部からなる複数の圧電体薄膜32を形成し、導電性層31aをパターニングすることでそれぞれ導電性層31aの一部からなる複数の下部電極31を形成し、各PZT薄膜32それぞれの表面側に上部電極33を形成する。 (もっと読む)


【課題】共振子の圧電体薄膜の品質を向上できるBAW共振器の製造方法を提供することにある。
【解決手段】BAW共振器の製造にあたっては、支持基板11の主表面側に、前記主表面側の全面を覆うようして設けられる低音響インピーダンス層12aと、複数の共振子5それぞれに対応するようにパターニングされた高音響インピーダンス層12bとを、最上層が低音響インピーダンス層12aとなるように交互に積層して音響多層膜12を形成した後に、音響多層膜12の表面側の全面に、当該表面の凹所12cを埋めるようにして下部電極20の基礎となる導電性層2を形成してから、導電性層2における音響多層膜12側とは反対側の表面を研磨によって平坦化した後に、導電性層2の表面側に圧電体薄膜30の基礎となる圧電体層3を形成する。 (もっと読む)


【課題】電気機械結合係数とQ値を両方共に大きくしたBAW共振器およびそれを用いたUWB用フィルタを提供することにある。
【解決手段】BAW共振器は、ベース基板10と、ベース基板10の一表面側に形成された下部電極20と、下部電極20におけるベース基板10側とは反対側に形成された単結晶の圧電材料からなる圧電薄膜30と、圧電薄膜30における下部電極20側とは反対側に形成された上部電極40とを備える。ここで、下部電極20の材料は、下部電極20の格子定数と圧電薄膜30の格子定数との差に起因して下部電極20と圧電薄膜30の間に発生する応力が、圧電薄膜30の単結晶性を崩してしまう応力値よりも小さくなるような格子定数の材料を用いており、圧電薄膜30がPZTからなる場合、下部電極20の材料としてLNO又はSROを用いるのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】周波数温度特性の異なる複数の積層構造を組み合わせることにより、従来よりも安定した周波数特性を得ることのできるバルク音響振動子を実現する。
【解決手段】本発明のバルク音響振動子10は、圧電体膜12A,12B、該圧電体膜を挟む一対の電極11A,11B,13A,13B、及び、温度補償膜14A,14Bを含む積層構造を有するバルク音響振動子において、前記圧電体膜、前記一対の電極を備えると同時に、負の周波数温度特性を備えた第1構造部10Aと、前記温度補償膜14Bにより正の周波数温度特性を備えた第2構造部10Bとが形成され、前記第1構造部と前記第2構造部とが電気的に並列に結合されてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】横音響モードの発生を抑制した高いQ値を有する薄膜圧電共振器を提供する。
【解決手段】圧電層2とそれを挟んで互いに対向するように形成された上部電極10及び下部電極8とを有する圧電共振スタック12と、その下に形成された空隙4と、圧電共振スタック12を支持する基板6とを含んでなる薄膜圧電共振器。圧電共振スタック12は、上部電極10と下部電極8とが圧電層2を介して互いに対向し且つ空隙4に対応して位置する振動領域18と、基板に接する支持領域22と、振動領域18及び支持領域22の間に位置する緩衝領域20とからなる。緩衝領域20は、振動領域18よりも、1次厚み縦振動の共振周波数が低くなるように構成されている。圧電層2は高域遮断型の分散曲線を示す材料からなる。緩衝領域20は振動領域18を内包している。 (もっと読む)


【課題】誘電体基板の主面電極と側面電極の接続を安定にすることで信頼性に優れた圧電共振部品を得ることを目的とする。
【解決手段】誘電体基板11はその内部において誘電体層を介して重なり合うように配置された複数の内部電極16、17と、この内部電極16、17のいずれかに電気的に接続される、誘電体基板11の側面に形成された側面電極20a、20b、20cと、前記誘電体基板11の主面の少なくとも一方に形成された主面電極19a、19b、19cとを有し、この主面電極19a、19b、19cは下地電極23とめっきにより構成され、前記下地電極23のうち少なくとも圧電共振素子13に対向する側の主面の下地電極23の少なくとも一部分が誘電体基板11に埋め込まれて設けられていることを特徴とする圧電共振部品である。 (もっと読む)


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