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国際特許分類[A01N1/02]の内容

国際特許分類[A01N1/02]に分類される特許

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【課題】 従来、摘出臓器の保存は、低温保存が主流であるが摂氏4度の低温や虚血により細胞膜が傷害を受ける等の問題により4時間から24時間が保存の限界である。しかしながら現実において、臓器移植は、優れた免疫抑制剤の開発と医療技術の向上により、確立されている。しかし、増加するレシピエントに対して、深刻なドナー不足が大きな問題となっているため臓器の保存期間を延長することが必要とされる。
【解決手段】本発明者等は係る課題を解決するために鋭意研究したところ、Perfluorocarbon(PFC)液、Krebs−Henseleit(KH)液、炭酸ガス(酸素85%+二酸化炭素15%)を用いて哺乳動物の臓器を96時間乾燥保存し、蘇生させて再度哺乳動物へ移植する技術を開発して、本発明を提供するものである。 (もっと読む)


【課題】保存による十分な酸化の抑制や、細胞障害の十分な軽減を達成する生体材料の保存方法を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明の生体材料の保存方法は、生体材料に対してマイナスの直流電圧と交流電圧とを同時にかける電圧同時印加ステップを含むことを特徴とする。この電圧同時印加ステップは、生体材料の少なくとも周囲を囲む収容器に生体材料を収容し、前記収容器の外部の一面に、マイナスの直流電圧と交流電圧とを重畳印加した電圧印加板上を沿わせることで、生体材料を間接的に電圧印加するものであることが好ましい。 (もっと読む)


本発明は、ヒトまたは動物の臓器、臓器の一部、組織または組織の一部の灌流および保存に適する溶液に関する。当該溶液は、NOに依存しない可溶性グアニル酸シクラーゼの刺激剤および活性化剤を含む群から選択される少なくとも1種の活性物質を含有する。本発明は、さらに、本発明による溶液の製造方法、および、様々な医療処置における、特に移植医療の分野における、当該溶液の使用に関する。 (もっと読む)


本発明は、様々な態様において、エクスビボ臓器ケアに関するシステム、装置、および方法を提供する。特定の態様において、本発明は、エクスビボにおいて臓器を生理学的状態に近い状態で維持することに関する。本出願は、1)摘出した心臓の全潅流状態、および2)摘出した心臓の代謝状態、および3)摘出したドナー心臓の全血管開存性を評価するために、臓器ケアシステム心臓潅流装置の動脈血液のラインおよび静脈血液のラインにおいてラクテート測定を用いるための方法を記載する。本発明の局面は、酸素が欠乏しているときにラクテートを生成/発生し、酸素で十分に潅流されているときにエネルギー生成のためにラクテートを代謝/利用する、心筋細胞の独特な能力である特性を用いる。

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【課題】目的とするアンプルなどの凍結保存試料を保存容器から取り出す際に、ダメージを受ける試料をできるだけ少なくすることができ、保存容器への入出庫作業が容易であり、取扱ミスによる試料損失を防止でき、しかも多数の保存試料の識別管理が簡便に行えることができる凍結保存容器を得る。
【解決手段】低温液化ガスを貯える容器本体1と、この容器本体1の口部を閉じるとともに複数の挿入孔24が上下方向に貫通して形成されたキャップ2と、このキャップ2の挿入孔24に挿入された鞘管4と、この鞘管4に挿通可能に収容されたアンプル収納具3を備え、鞘管4には、複数のガス透過孔41が形成されており、アンプル収納具3が、支持柱とこの支持柱の上下方向に並んで取り付けられた複数のアンプル収納部とから構成されている凍結保存容器。 (もっと読む)


【課題】 脱落歯牙を保存環境に左右されることなく経年変化しにくくして、脱落歯牙の耐久性の向上を図る。
【解決手段】 歯牙Tの不要物を除去する不要物除去工程(1)と、不要物を除去した歯牙Tをフッ素イオンを含む水溶液L中に浸漬処理するフッ素イオン導入処理工程(2)と、歯牙Tの欠損部位4に補綴材5を用いて修復する修復工程(3)と、歯牙Tの表面に光沢剤6を塗布する光沢剤塗布工程(4)と、歯牙Tの表面を保護剤7で被覆する保護処理工程(5)とを備えた。 (もっと読む)


細胞または組織を保存するためのキット(1)。本キット(1)は、その中に開口および該開口を取り囲む周壁を有するフレーム(7)を含む。該フレーム(7)を受容し、かつ培養液(6)を受容するためのシール可能な容器(2)もまた提供される。該シール可能な容器(2)の一部分は、貫入要素が該容器(2)の内部に接近することを可能にし、かつ、その後、該貫入要素を引き出した後にシールを形成するための弾性部材(5)から形成されている。
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【課題】難浸透性組織等を含む全ての組織を迅速に固定すること、及び迅速に固定する際に組織の特異的抗原性を保持し、免疫組織化学的方法の精度を高く維持することができる組織固定方法及びそのための固定液を提供する。
【解決手段】アルコール類とアルデヒド類の混合液と、残部の水溶液とからなる組織標本作製用固定液。たとえば、40〜95容量%の脂肪族アルコールと1〜20容量%の脂肪族アルデヒドの混合液と、残部のカルボン酸若しくはそのアルカリ金属塩、又は非金属元素の酸化物若しくはそのアルカリ金属塩などを含む水溶液。 (もっと読む)


肝臓の門脈及び肝動脈のような2つの入力脈管の圧力及び流量を協調して調整するシステム及び方法である。本発明は、潅流保存中に門脈流が治療濃度域以下になる問題を、臓器保存装置の入力、例えば門脈及び肝動脈ポンプシステムの間の協調調整によって解決するものである。本発明のシステム及び方法は、門脈が最小流量及び最大圧力に到達した状態に適応するアルゴリズムを含む。この協調調整アルゴリズムは、門脈に関する問題を検知し、肝動脈の流量状態を調整することによってこの問題を解決する。
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【課題】本発明の目的は、細胞死がその進行増悪に関わっている種々の疾患の症状の進行の予防及び治療薬として有効である、細胞死を抑制する薬剤を提供することである。
【解決手段】本発明は一般式(1)で表される化合物及びその医薬として許容される塩、並びに当該化合物の細胞死抑制活性に関する用途を提供する。
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