説明

国際特許分類[A23L3/12]の内容

国際特許分類[A23L3/12]に分類される特許

1 - 10 / 33


【課題】冷却時に急激な温度の低下や温度調節が遅れることを防止する。
【解決手段】被殺菌物を収容する殺菌槽1、途中に熱交換器3を持ち殺菌槽1との間で循環噴流水を循環させる噴流水循環経路11、循環噴流水の温度を検出する温度検出装置7、熱交換器で循環噴流水を冷却するために送る冷却用水量を制御する冷却用水量制御弁6を持った加熱殺菌装置であって、被殺菌物の冷却時には、循環噴流水の実際温度と目標温度の差が小さくなるように冷却用水量制御弁6の開度を制御している加熱殺菌装置において、冷却工程初期の循環噴流水高温時には、循環噴流水の実際温度と目標温度の差分に対する冷却用水量制御弁6の操作量は比較的小さな量とし、冷却工程終期の循環噴流水低温時には、循環噴流水の実際温度と目標温度の差分に対する冷却用水量制御弁6の操作量は比較的大きな量とする。 (もっと読む)


【課題】冷却工程における含気容器の変形を確実に防止することができるレトルト装置を提供する。
【解決手段】熱媒体循環回路34は、循環ポンプ3406を用いて熱媒体2を熱交換器26と処理槽12との間で循環させるものである。熱媒体循環回路34は、処理槽12に供給された熱媒体2を熱交換器26を介して蒸気、あるいは、冷却水4との間で熱交換させ、この熱交換された熱媒体2を処理槽12の内部で複数の熱媒体噴射ノズル14を用いて含気容器に向けて噴射させつつ熱交換器26と処理槽12との間で熱媒体を循環させる。バイパス回路36は、熱媒体2が循環ポンプ3406の出口側から熱交換器26の出口側にバイパスする回路である。流量調整手段は、バイパス回路36と熱交換器26とに分配される熱媒体2の流量を調整するものである。 (もっと読む)


【課題】殺菌槽1内で熱水を噴射して殺菌槽内に収容した多数の被殺菌物2を加熱殺菌する加熱殺菌装置において、加熱量のばらつきを小さくする。
【解決手段】殺菌槽1内に被殺菌物2を乗せ置いたトレイを多数段積み重ねた状態で収容し、殺菌槽内に設けた噴射ノズル9から被殺菌物2に向けて熱水を噴射して被殺菌物2を加熱殺菌する加熱殺菌装置であって、熱水は殺菌槽1の底部にためておき、殺菌槽底部に蒸気を吹き込むことで加熱した熱水を循環させて噴射するようにしている加熱殺菌装置において、殺菌槽内底部の蒸気吹き込み部13と被殺菌物2の間に、熱水加熱用の蒸気が被殺菌物2を直接加熱することを防止するためのじゃま板12を設ける。また、じゃま板12には蒸気を分散して流すための穴を開けている。 (もっと読む)


【課題】 エネルギー使用効率が改善されながら、容器詰め製品の内容物がタンパク質含有食品であっても食品の品質劣化のおそれがなく、また出荷される容器詰め製品の容器に汚れが付着するおそれがない蒸気殺菌方式による容器詰め製品のレトルト殺菌方法を提供する。
【解決手段】温水貯水タンクからレトルト釜内に50℃〜80℃の温水を導入してレトルト釜を満たすことによりレトルト釜内を脱気するとともに、蒸気殺菌後のレトルト釜内の一次冷却に用いられた一次冷却水を温水貯水タンクに回収して貯蔵し、レトルト釜内の二次冷却に用いられた二次冷却水を一次冷却水貯水タンクに回収し、脱気工程で使用した温水は排水する。 (もっと読む)


【課題】包装食品を加熱殺菌し、その後に冷却するようにしている加熱殺菌装置において、実情に合わせて冷却時の水使用量削減と冷却時間短縮を行うことのできる加熱殺菌装置を提供する。
【解決手段】高温の循環水を殺菌槽内の被殺菌物に噴射することで被殺菌物を加熱殺菌しており、加熱殺菌が終了すると冷却用水を供給することで循環水の温度を低下し、温度の低下した循環水を被殺菌物に噴射することで被殺菌物を冷却するようにしている加熱殺菌装置であって、冷却時には、冷却用水を連続的に供給しながら被殺菌物を冷却する「初期冷却」工程、冷却用水を間欠的に供給しながら被殺菌物を冷却する「冷却」工程、「冷却」工程よりも冷却用水の供給量を少なくして被殺菌物を冷却する「冷却保持」工程、これらの工程を順に行うことで被殺菌物の冷却を行う。 (もっと読む)


【課題】ヒートポンプを適用した場合において、その熱源を殺菌装置における被処理体冷却後の冷却水としながらも、加熱殺菌水の生成ひいてはそれの殺菌装置への供給を安定して行うことが可能な殺菌システムを提供する。
【解決手段】本発明にかかる殺菌システムの構成は、被処理体102を収容し、被処理体の加熱殺菌および冷却を行う殺菌装置110と、被処理体の冷却に用いられる冷却水を貯留する冷却水貯留タンク(第1冷却水貯留タンク120)と、保温機能を有し、殺菌装置において昇温した冷却水を回収し一時的に貯留する冷却水回収タンク140と、冷却水回収タンクに貯留された冷却水を熱源として、被処理体の加熱殺菌に用いられる加熱殺菌水を生成するヒートポンプ150と、冷却水回収タンクに貯留された冷却水のヒートポンプへの供給量を制御する供給量制御手段170と、を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】パストライザにヒートポンプ装置を組み込んで省水、省エネを実現すると共に、処理領域に容器が搬入されない無負荷時に、処理水の温度変動を防止し、容器内液体の殺菌未了や変質を防止する。
【解決手段】パストライザ10Aに冷熱源及び温熱源の一部を供給するヒートポンプ装置50が設けられている。また、処理水bの温度を調節する擬似負荷用熱交換器62及び64と、該擬似負荷用熱交換器間にブラインを循環するブライン循環路66と、ブライン循環路66に介設された冷却塔68とを備えている。殺菌槽14a又は徐冷槽16aに飲料等の液体が入った容器wが搬入されない容器無負荷状態を温度センサ25で検出した時、コントローラ80で擬似負荷用熱交換器62,64又は冷却塔68の作動を制御し、各処理槽に噴射される処理水bの温度を設定温度に保持する。 (もっと読む)


【課題】被処理物の加熱殺菌に使用される加熱用蒸気の凝縮で生じたドレンのみを確実に回収して再利用するレトルト装置を提供する。
【解決手段】ドレン回収回路26の上流側に排水回路28を設け、加熱殺菌工程66の初期段階で、熱交換器16の1次側1602に蒸気を供給することにより、熱交換器1602の1次側1602に残留する冷却水34と、冷却水循環回路31に介設された第1、第2の冷水循環弁2404、2406と熱交換器16との間の冷却水循環回路31の部分に残留する冷却水34と、ドレン回収回路26に介設された排蒸弁2604と熱交換器16との間のドレン回収回路26の部分に残留する冷却水34とを配管2802および残留水排水弁2806を介して排出させる。 (もっと読む)


【課題】被処理物の加熱殺菌処理に要する時間の短縮化を図る上で有利なレトルト装置を提供する。
【解決手段】蒸気供給回路22によって熱交換器16の1次側1602に蒸気が供給され、熱交換器1602により蒸気と熱媒体28との間で熱交換がなされ、熱媒体28が加熱される。加熱された熱媒体28が熱媒体循環回路18により循環されることにより処理槽14の被処理物に噴射ノズル1406から熱媒体28が噴射され被処理物が加熱される。媒体加温手段26は、ドレン回収回路24により回収されたドレンと熱媒体タンク12内の熱媒体28との間で熱交換を行う。これにより、次回の加熱殺菌処理に用いられる熱媒体28が加温される。 (もっと読む)


【課題】大掛かりなバックアップ装置を必要とすることなく、冷却手段が故障しても被冷却物の冷却を行うこと。
【解決手段】 被冷却物2を収容する冷却槽3,冷却槽3への給水手段4,給水を熱交換器5と冷却槽3との間で循環させる循環手段6,熱交換器5を通過する水を間接熱交換により冷却する冷却手段7および制御手段8を備え、制御手段8は、循環手段6および冷却手段7を作動させながら冷却された水と被冷却物2とを直接熱交換させる第一冷却と、冷却手段7を作動させることなく、給水手段4を作動させて冷却槽3へ供給した水と被冷却物2とを直接熱交換させて被冷却物2を冷却する第二冷却とを選択的に行う。 (もっと読む)


1 - 10 / 33