１つ又は２つ以上の骨セグメントを互いに連結させて、骨の治癒を容易にするための外部固定システム(10)を提供する。直線型伸延(20)及び／又は傾斜型伸延器が、リング(14, 16)を互いに連結して、骨の伸延、減少／圧縮を可能にする。傾斜型伸延器を用いる場合、角度方向分離組立体がリング間に位置決めされる。角度方向分離組立体は、ジョイントを有し、このジョイントは、互いに傾けることができ且つリングに連結される２つの部分を有する。ナット等の締結具及び／又は締付け部材が、種々の構成要素に沿った迅速な移動及びその選択的な締付けのために使用される。骨に挿入されて骨セグメントを互いに保持することができるピン、ワイヤ、ロッドに係合するクランプがリングに取付けられる。外部固定システムの構成要素は、種々の構成要素の組み合わせを選択できるキット又はセットで提供されるのがよい。
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【課題】 骨折部に多方向から刺入するピンを平行に揃えなくとも容易にセットできる創外固定器を提供する。
【解決手段】 創外固定器１は、棒状部材２と、その両端に配設する一対の支持体３，４と、一方の支持体３に保持される２本の太径ピン５と他方の支持体４に保持される３本以上の細径ピン６を有する。支持体４は段付丸棒４ｄの先端より分枝する枝線４ｅとこれに装着するピン保持部材４ｆを有する。ピン保持部材４ｆは枝線４ｅ及び細径ピン６を遊挿し、細径ピン６はかしめにより固定する。支持体４は、細径ピン６を保持するピン保持部材４ｆ及び枝線４ｅ、更には段付丸棒４ｄを含む範囲で重合前の柔らかい骨セメント７を包み込み、その後硬化させて全体を一体的に形成する。 （もっと読む）

第一細長い部材と第二細長い部材とを把持するための整形外科用固定クランプにおいて、第一の端部と第二の端部とそれら第一の端部と第二の端部との間を延びる長手方向のシャフト軸線を有する細長いクランプシャフトと、シャフト軸線周りに回転のためのクランプシャフトに取付けられ、第一の細長い部材を受容することが可能な第一のクランプ開口部を有する第一のクランプ本体と、シャフト軸線周りに回転のためのクランプシャフトに取付けられ、第二の細長い部材を受容することが可能な第二のクランプ開口部を有する第二のクランプ本体と、第一の細長い部材を確実に把持するための第二のクランプ開口部とは関係なく第一のクランプ開口部を縮小させるための手段と、第二のクランプ本体とは関係なくシャフト軸線に対する第一のクランプ本体の回転位置をロックするための手段と、第二の細長い部材を確実に把持するための第一クランプの開口部とは関係なく第二のクランプ開口部を縮小させるための手段と、第一のクランプ本体とは関係なくシャフト軸線に対する第二のクランプ本体の回転位置をロックするための手段と、を備えることを特徴とするクランプ。
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骨盤インプラント１０を埋め込むためのシステムおよび方法。一実施形態では、前面インプラント１０が、反対の方向にインプラント１０の本体部分１２から外向きに延びる複数のアーム１４、１６、１８、２０を有する。一実施形態では、背面インプラント１０が、同じ方向に概して延びる複数のアーム１４、１６、１８、２０を有する。一実施形態では、前面イントロデューサ１７０が、前面脱出症インプラント７８を埋め込むためのサイズおよび構成にされた曲線状セクション１８２を有する針１７８を備える。一実施形態では、背面イントロデューサ１７０が、第１の曲線状部分１８４および第２の曲線状部分１８６を有する曲線状セクション１８２を有する針１７８を備え、２つの曲線状部分が、互いに異なる曲率半径を有する。
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引っ張られた状態でワイヤを固定するワイヤリテーナ（１０）は、外面と、遠方端部（１１ａ）および近方端部（１１ｂ）と、第１の平面（ＸＹ）内の全体として第１の軸線（Ｘ）方向にその中を貫通し使用時、ワイヤ（３）の端部を受け入れる穴（１２）と、実質的にその第１の平面内にあり、本体の遠方端部にある遠方端部と、本体の遠方端部と近方端部との中間の近方端部を有し、その穴と外面との間を延在する第１の細穴（１３）と、その穴およびその近方端部で第１の細穴と交差する第２の細穴（１４）とを有する本体（１１）を含む。
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装置は脊柱側弯等が引き起こす脊柱変形を矯正するように動作可能である。当該装置は最小限の侵襲で患者の背側から用いることができる。雌ねじと内部ロッドの組み合わせ、並びに外部ピン、ロッド、及び矯正機構を用いてファセットの非固定及び対象の脊柱の並進矯正を得る。内部ロッドは経皮的に挿入され、対象の脊柱に固定されて、変形矯正を維持する。次に、外部構成要素を取り外して、小さい切開部を縫合する。 （もっと読む）

調節可能な固定クランプは、第１クランプ組立体および第２クランプ組立体は各々が１対の万力プレートを備える。各対の万力プレートは少なくとも２個の受け入れ部と、これら受け入れ部と相交わる少なくとも２個の挿入部を定める。一方のクランプ組立体の受け入れ部は、ネジ、ピン、または、ワイヤのような少なくとも２個の固定部材を受け入れる。他方のクランプ組立体の受け入れ部は、ロッド、バー、リング、または、これらの各種組合わせなどのような少なくとも１個のコネクタを受け入れる。付勢構造体が第１クランプ組立体と第２クランプ組立体の間に設置されて、挿入部を通して受け入れ部に固定部材をスナップ嵌めすることができるようにしている。２個以上の調節可能な固定クランプを使って、体外固定システムを形成することができる。少なくとも２本のネジ、ピン、または、ワイヤを骨に挿入し、クランプ組立体のうちの一方そこに取付ける。ネジ、ピン、または、ワイヤを骨に挿入するのに、ガイドを使うことができる。他方のクランプ組立体はロッド、バー、または、リングに接続することができる。その後、クランプ組立体は互いに相対的な配向に設定されて、適所にロックされる。 （もっと読む）

サポートビームの各端部を骨折した骨の各端部に取り付けるための手段を有するサポートビームを備えた、骨折した骨の治療に使用するための骨固定装置であって、サポートビームは、サポートビームの各端部の間の所定の相対的な動きを可能にするように構成され、それにより、前記相対的な動きを骨折した骨の各端部に伝達する骨固定装置。
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少なくとも２つの隣接する椎骨を伸延する、および／または離隔した位置で保持するための器具に関する。固定ネジが隣接する椎骨に固定され、保持伸延器具のフレームの管状部材を固定ネジ上をスライドさせた後、固定ネジがフレームの管状部材に確実に固定される。フレームは、アームを互いに近づけたり遠ざけたりするように移動させ、これによって、固定ネジ及び椎骨を互いに近づけたり遠ざけたりするように移動させるための構造を備えている。操作方法にしたがって、固定ネジおよびフレームを取り付けた後、別個の伸延器具により椎骨を互いに伸延し、その結果、本器具が保持器具として椎骨を離隔した状態で保持するようになる。
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【課題】本発明は、治療の難渋する整形外科的疾患に対して数年で大いに普及されることが予想されるＴａｙｌｏｒ Ｓｐａｔｉａｌ Ｆｒａｍｅ創外固定器（以下ＴＳＦ創外固定器）に接続することができる、レントゲン撮影時に用いる方向支持器である。この創外固定器の使用の際に、ある基準点に対して正確な真正面と真側面のレントゲン撮影が定期的に必要であるが、従来、いかなる工夫を用いても正確なレントゲン撮影には難渋していた。このレントゲン撮影を容易にする方向指示器を提供する。
【解決手段】 ＴＳＦ創外固定器の外枠の形状を考慮し、外枠に接続することのできる薄型の箱を作成し、この箱に台座を付けることによってＴＳＦ創外固定器を水平面に対し垂直に固定し、支持させた。 （もっと読む）