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国際特許分類[A61K35/18]の内容

国際特許分類[A61K35/18]に分類される特許

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【課題】ヒト造血幹細胞を効率良く安全に増幅する方法を提供する。
【解決手段】新規な因子(GRN(progranulin)、繊維芽細胞増殖因子4(FGF4)、インスリン様成長因子結合タンパク質7(IGFBP7))が造血幹細胞をSCF存在下で維持・増幅できることを見出した。即ち、この新規な因子は、下記(1)及び(2)の因子から成るヒト造血幹細胞を増殖させるための組成物である。(1)幹細胞因子(SCF)(2)GRN(progranulin)又はgranulinモチーフを有するGRNの分解部分ペプチド、繊維芽細胞増殖因子4(FGF4)及びインスリン様成長因子結合タンパク質7(IGFBP7)から成る群から選択される少なくとも1種の因子 (もっと読む)


【課題】核酸結合リガンドと、求電子性基であるか、または該基を構成することができる官能基とを含む病原体不活化化合物で、赤血球組成物を処理する際の望ましくない副作用をクエンチングするための改善された方法を提供すること。
【解決手段】一部の実施形態において、該改善された方法では、求電子性基と共有結合性反応できる求核性官能基を含むクエンチャーを適切に高い濃度で用い、ここで、該処理は、充分なクエンチングをもたらすのに所望されるpH範囲内で行なう。一部の該方法における使用に好ましいクエンチャーとしては、赤血球組成物への添加により、6.8〜8.5の望ましいpH範囲の所望のクエンチャー濃度がもたらされるように適切に中和されたチオール(例えば、グルタチオン)が挙げられる。 (もっと読む)


【課題】重要な治療的利点および実用的利点を有する新規の幹細胞組成物、ならびに患者における損傷および疾患の処置および予防のための、このような組成物を調製および使用する方法を提供する。
【解決手段】患者から得られたコラーゲンベースの組織を処理し、その中の細胞を他の組織成分から分離する工程、分離された細胞を精製する工程、および、この分離された細胞を容器中に配置し、それによって精製された幹細胞を含む組成物。 (もっと読む)


【課題】腎障害および血管収縮を生じることなく哺乳類において使用するのに適した、高純度で熱安定性の架橋された非ポリマー性四量体ヘモグロビンの提供。
【解決手段】望ましくない二量体形態のヘモグロビン、非架橋四量体ヘモグロビン、および血漿タンパク質不純物を効果的に除去するために、高温短時間(HTST)熱処理工程が行われる。熱処理後および任意に熱処理前のN−アセチルシステインの添加は、メトヘモグロビンの低レベルを維持する。熱安定性の架橋四量体ヘモグロビンは、正常組織および低酸素組織における酸素付加を改善および延長することができる。もう一つの側面において、当該製品は白血病、大腸癌、肺癌、乳癌、肝臓癌、上咽頭癌、および食道癌のような種々の癌の治療に使用される。もう一つの応用は、心臓移植または酸素が欠乏した心臓のような、インビボでの酸素供給がない状況での心臓の保存である。 (もっと読む)


本発明は、ペプチド性またはタンパク質性の有効成分に対する宿主の免疫寛容を誘導する組成物に関し、前記組成物は、治療効果のあるペプチド、ポリペプチドまたはタンパク質、ペプチド性またはタンパク質性の自己抗原、アレルギー反応を誘導するペプチド、ポリペプチドまたはタンパク質およびペプチド性またはタンパク質性の移植抗原からなる群から選択される有効成分を含有する赤血球を含む。
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酸素減損装置。この装置は、カートリッジと、カートリッジ内でカートリッジの入口から出口まで延在する複数の中空ファイバと、カートリッジ内に詰め込まれ、複数の中空ファイバに接触し、複数の中空ファイバの間にある脱酸素剤とを含む。中空ファイバは、赤血球を受け入れ、運搬するのに適している。赤血球から酸素を除去する酸素減損装置及び方法の別の実施形態が存在する。

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本発明は、細胞におけるMycファミリー遺伝子およびKlfファミリー遺伝子の発現を活性化する工程、または細胞をMycファミリータンパク質およびKlfファミリータンパク質と接触させる工程を含む、機能的に分化した体細胞の増殖を誘導するための方法に関する。 (もっと読む)


本発明は、とりわけ、鉄キレート剤を使用した、時間の経った赤血球を含む組成物の患者への急性輸血によって引き起こされる患者の副作用を改善するための方法を提供する。そういった副作用を改善するための器具およびキットもまた提供する。 (もっと読む)


【課題】血液製剤および組織上に存在する免疫優性の単糖の酵素的除去用の新規α-ガラクトシダーゼの提供。
【解決手段】血液型B型およびAB型反応性血液製剤からB型抗原を、ならびに非ヒト動物組織からGalili抗原を酵素的に除去することで、これらを移植に適した非免疫原性の細胞および組織に変換するために使用される、α3グリコシダーゼの新規ファミリー。血清学的タイピングによって判定される、免疫優性のB型エピトープを欠くB型赤血球またはAB型赤血球を含む、修飾された赤血球。 (もっと読む)


【課題】RBC貯蔵懸濁物を直接ヒトに輸血できるようにし、かつ容認できるRBCのインビボ回復の維持を可能にすると同時に、従来の溶液およびプロセスを超える、ヒトRBCの貯蔵時間を増加させる改善された添加溶液およびプロセスの必要性が依然としてある。
【解決手段】冷蔵条件下でヒト赤血球(RBC)の貯蔵に有用な新規な添加物溶液が開示される。適切な容量のこの添加物溶液を使用して、約1〜6℃にて10週間までRBCを保存する方法もまた開示される。本発明に従う添加物溶液およびプロセスは、ヒトにおいて直接的に注入可能である溶液において延長された時間、ヒトRBCの生存可能な貯蔵を可能にする。 (もっと読む)


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