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国際特許分類[B22D41/54]の内容

国際特許分類[B22D41/54]に分類される特許

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【課題】耐用寿命の長期化を図り操業の安定を図ることができる自動注湯炉用ストッパー及び自動注湯炉用ノズルを提供する。
【解決手段】ストッパー1のストッパーヘッド3の耐火物層4は、黒鉛若しくはカーボン共存下においても、ロー石粒の消化分解はなく溶湯中への酸素供給源になることはない。また、溶湯と接触する稼動面においてガラス皮膜を形成して稼動面組織を平滑にするとともに、耐火物を通しての空気の巻き込みを抑制することができ、耐熱衝撃性、高耐蝕性及び耐酸化性に優れ、溶湯との濡れが小さい。このため、自動注湯炉21用として最適のストッパー1を提供することができる。また、ストッパー1により開閉されるノズル孔12の内周面14を形成する耐火物層15は、上記耐火物層4と同様の作用を示し、高強度及び高耐蝕性に優れ、溶湯との濡れが小さく自動注湯炉21用として最適のノズル11を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】 鋳型内の溶鋼の流れを緩慢にし、かつ均一な流れを形成して、気泡や介在物による欠陥を防止して高速鋳造を可能にする多孔浸漬ノズル及びこれを用いた連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】 溶鋼19が上から下に通過する筒状のノズル本体11と、ノズル本体11の下端に連設して設けられ、鋳型22内に浸漬される吐出部12とを有する多孔浸漬ノズル10において、吐出部12の流路13の平均断面積はノズル本体11の下部流路14の断面積より小さく、ノズル本体11の下部流路14の内平均寸法Dと吐出部12の流路13の最小内寸法dとの比d/Dが0.8未満であり、鋳型22の短辺側を指向する吐出部12の側壁15、16には上下に複数の吐出口17、18が設けられている。 (もっと読む)


ドロマイトクリンカーを配合した耐火物を溶鋼と接する面に配置した連続鋳造ノズルにおいて、溶鋼の長時間の鋳造における溶鋼中のアルミナの稼動面へのアルミナ付着に対する防止機能とともに、耐食性の改善をすることを目的とする。粒径1mm以上のドロマイトクリンカーを5〜60質量%と、残部は粒径1mm未満のドロマイトクリンカー及び/またはマグネシアクリンカーとからなり、しかもCaO成分の含有量W1とMgO成分の含有量W2との質量比W1/W2が、0.33〜3.0になるように配合し、バインダーを添加して混練、成形、熱処理して得られる耐火物を少なくとも溶鋼と接する部位に配置した。
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【課題】溶鋼への炭素成分の溶出を抑制し、耐スポーリング性と耐食性にも優れ、折損や割れによるトラブルの発生を低減し、繰り返し使用の可能な連続鋳造用ロングノズルを提供し、これを使用することによって、耐火物コストを低減し、溶鋼中への酸素、スラグの混入を抑制しつつ炭素の溶出を防止する。
【解決手段】少なくとも溶鋼と接触する面の一部又は全部が本体材質2とは異なる材質層3で形成された連続鋳造用ロングノズルである。この材質層3又は中間材質層は、炭素の含有量が10質量%以下であり、アルカリ金属酸化物、アルカリ土類金属酸化物(MgOを除く)、又は硼素化合物の一種以上を合計で0.5質量%以上30質量%未満含有し、残部が耐火性骨材からなる耐火物であり、この耐火物は、18%以上35%以下の見掛け気孔率を有し、常温に於ける曲げ強度をAとし、600℃以上の熱間に於ける曲げ強度をBとしたときに、BのAに対する割合B/Aが80%以下である。 (もっと読む)


【課題】 白金や白金合金のような高温溶解を行う金属材料に関して、熱衝撃に強く、不純物の混入が抑制できる溶融金属噴霧用のノズルを提供する。
【解決手段】 溶融金属収容器に接合され、溶融金属を噴出するための貫通孔を有するノズル本体と、当該貫通孔の孔壁を保護するスリーブとを備えたノズルにおいて、ノズル本体は、貫通孔の溶融金属の流入側部分となるノズル基部と、貫通孔の溶融金属の流出側部分となるノズル先端部とからなる二段構造となっているとともに、当該ノズル基部はマグネシアまたはジルコニアにより構成され、当該ノズル先端部は黒鉛または窒化ホウ素により構成されており、スリーブは、マグネシアまたはジルコニアにより構成されたものとした。 (もっと読む)


【課題】 ドロマイトクリンカーを配合した耐火物を溶鋼と接する面に配置した連続鋳造ノズルにおいて、溶鋼の長時間の鋳造における溶鋼中のアルミナの稼動面へのアルミナ付着を防止するとともに、耐食性を改善すること。
【解決手段】 ドロマイトクリンカーのみ、もしくはドロマイトクリンカーとマグネシアクリンカーとからなり、しかもCaO成分の含有量W1とMgO成分の含有量W2との質量比W1/W2が、0.33〜3.0になるように配合し、バインダーを添加して混練、成形、熱処理後、ピッチまたはタールを含浸してなる耐火物を少なくとも溶鋼と接する部位に配置した。 (もっと読む)


【課題】ドロマイトクリンカーを配合した耐火物を溶鋼と接する面に配置した連続鋳造ノズルにおいて、溶鋼の長時間の鋳造における溶鋼中のアルミナの稼動面への付着を防止するとともに、耐食性を改善すること。
【解決手段】ドロマイトクリンカー、またはドロマイトクリンカーとマグネシアクリンカーが90〜99.7質量%と、ピッチ粉末が0.3〜10質量%とからなり、しかもCaO成分の含有量W1とMgO成分の含有量W2との質量比W1/W2が、0.33〜3.0になるように配合し、バインダーを添加して混練、成形、熱処理して得られる耐火物を少なくとも溶鋼と接する部位に配置した。 (もっと読む)


透過性の樹脂結合組成物が記載され、ガス噴射ノズルにおける多孔質エレメントとしてその有用性を見出す。この透過性組成物は、不透過性の樹脂結合組成物を金属容器の代わりに用いることを特徴とする、容器のない樹脂結合ガス噴射ノズルにおいて特に有用である。有利には、樹脂結合組成物は、酸素が溶鋼に達することができる前に酸素を排除するための酸素ゲッターを含む。ノズルの製造方法が記載され、それは、標準的な樹脂結合組成物を透過性の樹脂結合組成物の周りに共プレスすることを含む。プレスされた断片は、約800℃未満の温度で硬化することができる。
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製鋼用の耐火材が、50〜95%のジルコニア(ZrO)、0〜35%のシリカ(SiO)、5〜35%の炭素(C)、5%未満のアルミナ(Al)と、ケイ素(Si)金属や炭化物等の酸化防止剤からなる。酸化防止剤の量は、約10重量%までとすることができる。耐火材には、供給ノズル及び移行部を造る用途がある。又、以下の段階からなる鋼ストリップの連続鋳造方法が開示される。間にロール間隙を有する一対の鋳造ロールを組立て、溶鋼に接触する少なくとも一部が耐火材で構成された、溶鋼を供給して鋳造溜めを形成する金属供給システムを組立て、耐火材の組成を50〜95%のジルコニア、0〜35%のシリカ、5〜35%の炭素、5%未満のアルミナ、酸化防止剤及び炭化物とし、鋳造ロールを回転させ、ロール間隙を通し下方に送給される薄鋼ストリップを形成する。 (もっと読む)


溶鋼の連続鋳造におけるノズル内孔部壁面へのAlO3系介在物の付着をなくし、さらに、ノズル内孔内を流下する溶鋼流の偏流対策としての旋回羽根の効果を十分に発揮できる清浄鋼用連続鋳造用ノズルである。CaO/MgO重量比および見掛け気孔率を制御した耐火物によって構成し内層を3〜20mmの厚さで環状耐火物として設けた内孔に、旋回羽根を設置することで、内孔壁面および旋回羽根へのAl2O3系介在物の付着の防止と長時間に渡る溶鋼の偏流防止が効果的に実施でき、さらに上ノズルから旋回羽根上方位置間において不活性ガスを噴出させることで、Al2O3系介在物の浮上を促進して溶鋼への混入を押さえ、操業の安定と良好な高清浄度鋼品質が得られる。 (もっと読む)


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