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国際特許分類[B22F7/06]の内容

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【課題】磁気特性及び生産性に優れる磁性部材、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】軟磁性金属粉末20と、希土類元素の水素化合物の相とFe含有物の相とが存在する多相粒子から構成される多相粉末30とを成形用金型100Aに供給して両粉末10,20を同時に加圧圧縮して、粉末成形体10Aを形成する。粉末成形体10Aに熱処理を施して、多相粒子から水素を分離し、希土類元素とFe含有物とが結合した再結合合金を生成する。この工程により、軟磁性領域2Aと、再結合合金(希土類元素とFeとを含有する合金)から構成される磁石領域3Aとを具える磁性部材1Aを形成する。両粉末10,20を同時に成形することで工程数が少なく、生産性に優れる。磁性部材1Aは、軟磁性部材と磁石とを別部材にする場合に生じ得る微小なギャップが無く、当該ギャップに起因する磁気特性の低下を抑制して、磁気特性に優れる。 (もっと読む)


【課題】回転軸を形成する歯車の芯部の耐衝撃性と歯部の耐摩耗性とがともに優れた、粉末冶金法による歯車の製造方法および歯車を提供する。
【解決手段】圧縮型に、歯車の芯部を形成する部位、歯部を形成する部位の、おのおのに耐衝撃性に優れた金属粉末および耐摩耗性に優れた金属粉末を充填し圧縮成形する段階、得られた成形体を焼結、鍛造する段階を経て、緻密でネットシェイプな歯車を製造する。芯部と歯部の各金属材料の特性、および接合境界位置を調整することにより所望の性能を持つ歯車を得る。 (もっと読む)


【課題】製造工程を簡単化にすることにより、製造がより便利になることができる。
【解決手段】材料準備の段階、成形の段階および焼結の段階を含む。材料準備の段階では少なくとも二種の金属または合金粉末を準備する。成形の段階ではプレス成形の方式を利用してその内の一種の金属または合金粉末を一個の単一ビレットにプレス成形させ、それから単一ビレットとその他の金属または合金粉末を一個の複合金属ビレットにプレス成形させる。焼結の段階では複合金属ビレットを一個の複合金属完成品に焼結して形成するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性と熱伝導性とに優れた内燃機関用バルブシートを提供する。
【解決手段】フェイス面側層が、基地相中に硬質粒子が分散した基地部を有し、該基地部が、質量%で、C:0.2〜2.0%を含み、Co、Mo、Si、Cr、Ni、Mn、W、V、Sのうちから選ばれた1種または2種以上を合計で40%以下を含有する組成と、基地相中に硬質粒子をフェイス面側層全量に対する質量%で、5〜40%分散させてなる組織とを有する鉄系焼結合金製とし、着座面側層が、質量%で、C:0.2〜2.0%を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する鉄系焼結合金製とし、着座面側層を、バルブシート全量に対する体積%で、55〜90%とする。そして、上記した鉄基焼結体の空孔にカーボン粉を体積%で0.5〜15%含浸させる。これにより、優れた耐摩耗性と、高い熱伝導性とを兼備したバルブシートとすることができる。 (もっと読む)


【課題】焼結時に発生する板状の焼結体の反りを簡単に且つ効果的に矯正することができる焼結部品の製造方法を提供する。
【解決手段】下部耐火板の上に、金属粉末を加圧成形して得られる板状の成形体を載置した状態で焼結処理を行う焼結部品の製造方法。前記下部耐火板は、開口部又は凹所を有しており、前記成形体は、前記下部耐火板の開口部又は凹所を覆うように当該下部耐火板上に載置される。焼結処理により下部耐火板側が凸になる反りが付与された焼結体を、凸面を有する第1パンチと、前記凸面に対応する凹面を有する第2パンチとでサイジング処理する工程を含んでいる。前記反りが付与された焼結体は、当該反りの凸の指す方向が、前記第1パンチの凸面の凸の指す方向と反対になるように、前記第1パンチと第2パンチとの間に配設されてサイジング処理される。 (もっと読む)


【課題】発熱体を埋設した硬質材料とその作製方法を提供する。
【解決手段】導電性を有するセラミックス粒子を、鉄とアルミニウムからなる金属間化合物の結合相で結合させた硬質材料中に、炭素のバルク体を埋設した複合体の焼結体から構成されることからなる複合硬質材料、上記導電性を有するセラミックス粒子が、タングステンおよび/またはチタンを含むこと、埋設した炭素の体積割合が5%を超えること、硬質材料中における鉄とアルミニウムからなる結合相の割合が、40質量%以下であること、で特徴付けられる上記複合硬質材料、当該複合硬質材料からなる通電焼結用の金型材料、及びその金型。
【効果】高温で加圧力を上げた焼結が可能になり、これまで焼結が困難であった材料に対する型材料として適用でき、新規特性を有した材料の焼結が可能となる。 (もっと読む)


【課題】樹脂量を0.5〜1.0質量%と低減させた原料粉末を高圧力の下で成形してもクラックの発生し難い健全な圧粉体を得ることにより、密度の高いボンド磁石を提供する。
【解決手段】磁石粉末を樹脂で結着したボンド磁石であって、中空部を有する筒形状を有し、中空部の軸方向の両端部もしくは一方の端部に樹脂量が1.5〜2.0質量%の第1層P11が設けられているとともに、残部に樹脂量が0.5〜1.0質量%の第2層P12が設けられ、密度が6.4Mg/m以上である。 (もっと読む)


【課題】剛性を維持しつつ耐候性、断熱性に優れた軽量構造体を提供する。
【解決手段】軽量構造体1は、連続した骨格により形成される複数の気孔が連通した三次元網目状構造を有する気孔率の異なる二種類の多孔質金属体2,3により構成され、複数の空間部31を有する枠状に形成された気孔率の低い高密度多孔質金属体3と、空間部31内に組み込まれ高密度多孔質金属体3よりも気孔率の高い低密度多孔質金属体2とを有する多孔質層4により形成されている。 (もっと読む)


【課題】圧粉体および焼結体のように接合面の表面状態にばらつきがあっても、高い接合強度を維持することができるろう材を提供する。
【解決手段】本発明の銅基ろう材は、全体を100質量%としたときに(以下単に「%」という)、20%以上36%以下のNiと、19%以上30%以下のMnと、0%以上16%以下のFeと、0%を超え2%以下のSiと、0.1%以上0.5%以下のBと、残部がCuと不可避不純物および/または改質元素と、を含む。Feを含まない場合のMnの含有量に対するNiの含有量(Ni/Mn)は、1.1以上2以下である。 (もっと読む)


【課題】第1成形体と第2成形体を焼結鑞付けして得られる部品を改善の対象にして第1成形体と第2成形体の位置決め精度の向上と、両成形体の接合界面からの鑞材の溢れ防止の信頼性向上を両立させることを課題としている。
【解決手段】第1成形体と第2成形体を軸方向に突き合わせて焼結し、同時に接合面を鑞付けして得られる焼結鑞付け接合部品に、下記の鑞溜り部を設けた。その鑞溜り部8は、凸部6の先端に面取り部7を設け、凹部3のコーナ部に溢れ溝5を設け、溢れ溝5の端部Pを面取り部7の端部Qよりも接合面側に配置し、面取り部7のランド角部Cと凹部3の側面3bとの間にW=0.02mm以上、0.1mm以下の隙間を設け、面取り部7と溢れ溝5との間の空間によって形成される。 (もっと読む)


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