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国際特許分類[B24C1/10]の内容

国際特許分類[B24C1/10]に分類される特許

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【課題】耐欠損性に優れるとともに、仕上げ面精度に優れ、光沢のある高品質な切削加工表面の形成を可能とするTiCN基サーメット製切削インサートおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】TiCN基サーメット製切削インサートにおいて、その表面にウエットブラスト等を施し、インサート表面部の硬質相の残留応力を、圧縮で450MPa以上、また、インサート表面粗さを、カットオフ値0.08mmにおける算術平均粗さRaで0.2μm以下とすることにより、湿式切削、断続切削等における熱衝撃、機械的衝撃に対する耐欠損性を高め、かつ、仕上げ面精度に優れ、光沢のある高品質な切削加工表面を提供する (もっと読む)


【課題】浸炭処理とショットピーニングとを併用して行う際に、浸炭処理部品の最表面において高い圧縮残留応力を安価かつ簡易に付与することができ、かつ、対象部品によって圧縮残留応力の分布を変化させることができる、浸炭処理部品の強化方法を提供する。
【解決手段】本実施形態に係る浸炭処理部品の強化方法においては、浸炭炉で基材Wに対する浸炭を行った。浸炭条件は浸炭温度を950度とし、次いで850度まで降温した後、最後に130度の焼入れ油へ被処理物を油焼入れ(油冷)した。その後、浸炭処理を施した基材Wである浸炭処理部品の表面に、鋼製粒子からなるショット粒とセラミックス粒子からなる研磨剤とを混合して投射(ショットピーニング)した。 (もっと読む)


【課題】比較的簡易な方法で、転動部や摺動部における表面強度(硬さおよび残留圧縮応力)を向上させることができると共に、油膜切れを防止することができて、耐久性の向上を可能にする。
【解決手段】高炭素クロム軸受鋼などからなる軸受13とコロ軸14となる部品素材に対して、まず、旋削などの粗加工により外形加工を行う(外形処理工程:ステップS1)。次に、浸炭焼入れ戻しおよび/または高周波焼入れを行う(熱処理工程:ステップS2)。その後、研磨などの仕上げ加工を行い(仕上げ工程:ステップS3)、仕上げ加工後の部品素材に対して、微粒子ピーニングを行う(表面処理工程:ステップS4)。前記処理工程を行うことにより、部品素材の表面に、表面硬さが800HV以上、残留圧縮応力が表面から30μmで−800MPa以下、表面粗さがRa0.4μm程度の凹凸を形成する。 (もっと読む)


【課題】硬さが50HRC以上となるように熱処理を行なった後に窒化処理を施して表面硬化させる転造ダイスの製造方法において、転造加工歯の欠損を抑制しつつショットピーニングで白層を適切に除去できるようにする。
【解決手段】表面硬さが1150HV以上となるように窒化処理を行なった後、粒径が20〜90μmの球状で比重が13.8以上、硬さが1400HV以上の超硬合金ショットを用いて、0.2〜0.8MPaの範囲内の投射圧、1秒〜120秒の範囲内の投射時間でショットピーニングが施されることにより、転造加工歯16の欠損を抑制しつつ、窒化処理で生じた白層が適切に除去されるとともに、表面硬さが1300HV以上、圧縮残留応力が600MPa以上とされるため、優れた耐摩耗性や耐疲労強度が得られ、白層が除去されることと相まって耐久性が向上するとともに、転造速度を速くして高能率加工を行なうことが可能となる。 (もっと読む)


【課題】ピーニング施工した構造物のピーニング施工部の残留応力及び衝撃荷重を従来に比べて簡便かつ迅速に評価することのできる方法を提供する。
【解決手段】ピーニング施工した構造物のピーニング施工部の残留応力を評価するためのピーニング施工部の残留応力評価方法であって、ピーニング施工部に対して圧子押込試験を行い、残留応力評価指標を得るとともに、残留応力をパラメータとした弾塑性解析を行い、圧子押込試験を行う体系において予測される残留応力予測値と残留応力評価指標との関係を求め、圧子押込試験により求められた残留応力評価指標と、弾塑性解析により求められた残留応力予測値と残留応力評価指標との関係とから、ピーニング施工部の残留応力予測値を求める。 (もっと読む)


【課題】ウォータジェットピーニングを施工しない非施工対象物の振動を抑制することができ、コンパクトなウォータジェットピーニング装置を提供する。
【解決手段】ウォータジェットピーニング装置30はノズル装置31を有する。ノズル装置31は、支持部材32、ノズル33及びカバー装置34を含んでいる。ノズル33及びカバー装置34が支持部材32に取り付けられる。カバー装置34が、側壁部材35A、及び側壁部材35Aの外面を覆う衝撃波緩衝部材36Aを有する。ノズル装置31が、WJP施工対象物、例えば、シュラウドサポートリング20の溶接部に対して位置決めされる。側壁部材35A及び衝撃波緩衝部材36Aが、ノズル33とジェットポンプ7の間に配置される。発生した衝撃波43が、側壁部材35A及び衝撃波緩衝部材36Aによって減衰され、ジェットポンプ7に与える影響が小さくなる。 (もっと読む)


【課題】 圧縮残留応力を付与するために使用されている鋼球にSnなどの軟質金属皮膜をめっきなどの方法で形成した粉末を用いてショットピーニングするためのショットピーニング用粉末を提供する。
【解決手段】 鋼球に軟質金属で被覆された粉末をショットピーニング用粉末とすることを特徴とする軟質金属で被覆されたショットピーニング用粉末。上記軟質金属がSn、Sn合金、Zn、Zn合金であることを特徴とする軟質金属で被覆されたショットピーニング用粉末。 (もっと読む)


【課題】摺動面間に潤滑油を十分に保持できず、油膜が破断して摺動部材相互が接触するような境界潤滑領域での摺動状態が長時間継続すると、凝着やアブレシブ摩耗が進行して、最終的に焼き付きによるロックや、異常摩耗に至ることがある。より過酷な摺動条件の場合であっても、摩擦損失や摩耗を低減し、信頼性の高い摺動部材およびその表面処理方法を提供する。
【解決手段】摺動部材132の表面に単に凹部136を無数設けるのではなく、摺動条件に応じて、摺動面138全域あるいは任意の領域における形成された凹部136の開口部の占める割合を適切に設定することにより、摺動面138に、凹部136と、凹部136の存在しない平坦な部位を所定の割合で混在させる。 (もっと読む)


【課題】転がり軸受の表面起点型剥離に起因する寿命を長くする。
【解決手段】転動体の転動面から50μmの深さ位置での硬さを、軌道輪の軌道面から50μmの深さ位置での硬さより硬くし、その差をビッカース硬さ(HV)で50以上150以下とする。転動体の転動面の圧縮残留応力を、最表面が最大で深さ方向に連続的に減少させ、前記圧縮残留応力の最大値を600MPa以上にする。 (もっと読む)


【課題】
転がり軸受用鋼球として特殊な表面処理を行うことなく、耐異物性,耐圧痕性に優れ、軸受組み込みキズや扱いキズの低減した鋼球を提供する。
【解決手段】
SUJ2のコイル状の線材を所定長さに切断後、冷間鍛造、バリ取り、ずぶ焼処理および焼き戻し後、ピーニング,グライディングもしくはグライディング,ピーニングの工程で加工され、最後にラッピング処理された転がり軸受用鋼球であって、鋼球表面のビッカース硬さをビッカース痕深さが5μm以下になるような荷重にて測定し、その値が平面換算した値で870HV以上、表面から鋼球直径の5%までの硬さが830HVを超え、ラッピング後の鋼球表面の圧縮残留応力が900MPa以上である鋼球である。 (もっと読む)


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