説明

国際特許分類[B29B11/16]の内容

国際特許分類[B29B11/16]に分類される特許

71 - 80 / 188


【課題】レドームのFRPにオレフィン繊維のような低誘電率繊維を強化繊維として用いると、マトリックス樹脂との密着力が弱く、容易にすべりが発生し、せん断強度が低い。またオレフィン繊維は高強度であるため、機械加工が困難であった。従って、密着力、せん断強度が高く、機械加工が容易な繊維強化織布を用いて、優れた電気及び機械特性を有するレドームを得る。
【解決手段】この問題を解決する為に、オレフィン繊維とガラス繊維をたて糸またはよこ糸とし、ガラス繊維が少なくとも片面に主に現れるように交織する。交織した繊維強化織布を少なくとも1枚含めて、ガラス繊維が主に現れる面が密着するように、レドームの型に沿わせて積層する。この積層にマトリックス樹脂を含浸し一体化させレドームを製作したものである。 (もっと読む)


【課題】樹脂強化用の繊維構造体及び繊維強化複合材の生産性を高める。
【解決手段】繊維構造体11は、樹脂強化用の繊維束121,131,141,151からなる複数の強化繊維層12,13,14,15と、熱可塑性樹脂製の繊維束161,171,181,191,201からなる複数の樹脂繊維層16,17,18,19,20と、熱可塑性樹脂製の抜け止め糸21と、熱可塑性樹脂製の拘束糸22とから構成されている。繊維構造体11を加熱・加圧すると、樹脂繊維層16〜20、抜け止め糸21及び拘束糸22が溶融し、溶融した熱可塑性樹脂が固化すると、繊維強化複合材11Aが形成される。 (もっと読む)


【課題】本発明は、成形時において、良好な流動性および複雑形状追従性を有し、繊維強化プラスチックとした場合、優れた力学特性、その低バラツキ性、優れた寸法安定性を発現する積層体の製造方法を提供せんとするものである。
【解決手段】強化繊維とマトリックス樹脂からなる一方向プリプレグ基材を全面に渡って切断して得た切込プリプレグ基材を、テープ状支持体と共にロール状に巻き取り、巻き取られた前記切込プリプレグ基材と前記テープ状支持体とを共に供給リールから連続的に供給し、ローラーにより該切込プリプレグ基材を圧着して積層するとともに、該切込プリプレグ基材から分離したテープ状支持体をリールに巻き取る積層体の製造方法であって、供給リールに配する切込プリプレグ基材を構成する実質的に全ての強化繊維が、繊維方向への長さLが10〜100mmとなるように切断されている、ことを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】樹脂に熱伝導性フィラー等が配合された熱伝導性樹脂成形品であって、樹脂に配合された熱伝導性フィラー等の欠落が抑制された熱伝導性樹脂成形品を提供する。
【解決手段】熱硬化性樹脂又は導電性ポリマーを水又は有機溶媒で溶解した溶液中に、黒鉛化処理された炭素繊維を分散させ、その溶液を沈降法又は吸引法により炭素繊維をケーキ化し、該ケーキを硬化成形する熱伝導性樹脂グラファイトコンポジット。ここで、得られたケーキの空隙には熱硬化性樹脂組成物を含浸させてから硬化成形を行うことが好ましい。 (もっと読む)


本発明は、車両用ボディシェル構造の製造方法に関し、硬化可能なマトリクス材料を入れ込まれた平坦な布製の支持エレメントが準備され、この支持エレメントは、強化/成形エレメントの対応する位置決め後に、少なくとも1つのシェル中子の周囲に成形され、続いてマトリクス材料が硬化される。少なくとも1つのシェル中子を取り除くと、溶接接合の一体型ボディシェル構造ができる。本発明は、さらに、本方法によって製造されたボディシェル構造に関する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、熱硬化性樹脂と混練しても樹脂の硬化阻害を引き起こす恐れの少ないピッチ系黒鉛化短繊維を提供することにある。
【解決手段】本発明は、(i)光学顕微鏡で観測した平均繊維径が2μmより大きく20μm以下で、平均繊維径に対する繊維径分散の百分率が3〜20%であり、
(ii)走査型電子顕微鏡での観察表面が実質的に平坦であり、かつ
(iii)透過型電子顕微鏡による繊維末端のグラフェンシート端面の全長が50nmを超え300nm未満である5本の繊維末端を観察したときに、下記式(1)
閉鎖率(%)=B/A ×100・・・(1)
A:繊維末端のグラフェンシート端面の全長(nm)
B:端面がU字状に湾曲している部分の長さ(nm)
で表される閉鎖率の平均(平均閉鎖率)が80%を超え100%未満であるピッチ系黒鉛化短繊維である。 (もっと読む)


【課題】無機微粒子および熱可塑性樹脂を含有したナノコンポジット樹脂を用いて光学特性に優れた光学部材を安価に且つ大量に形成することができるナノコンポジット樹脂の成形方法、およびナノコンポジット樹脂からなる光学部材用プリフォームの製造方法を提供する。
【解決手段】プリフォーム1は、無機微粒子および熱可塑性樹脂を含有したナノコンポジット樹脂からなり、表裏に凸曲面が形成されている。このプリフォーム1は、ナノコンポジット樹脂と、ナノコンポジット樹脂に流動性を付与する1種以上の溶媒と、を含む溶液2を、ナノコンポジット樹脂が不溶な液相4および液相4に重なる気相に対して界面を与えるように配置し、液相4と接触する溶液2の第1界面2a、および気相と接触する溶液2の第2界面2bを界面張力によって凸曲面とし、溶液2から少なくとも1種の溶媒を除去して溶液2をゲル化する工程を経て成形されている。 (もっと読む)


少なくとも1種の高分子樹脂及び少なくとも1種の導電性繊維強化材を含むプリプレグと、前記高分子樹脂に分散した導電性粒子と、別の樹脂成分を含む金属被覆炭素繊維の最上層であって、前記金属が、ニッケル、銅、金、白金、パラジウム、インジウム及び銀から選択される1種以上の金属を含む最上層とを含む複合材料。
(もっと読む)


【課題】製造工程中において樹脂含有率を低下させうる管状体の製造方法の提供。
【解決手段】本発明は、FRP管状体の製造方法に関する。この製造方法は、マンドレル2に繊維とマトリクス樹脂とを含む繊維強化樹脂部材4を巻回して中間成形体6を得る工程、上記中間成形体6の外周面に張力を付与しつつ織物テープ8を巻き付けるテープ巻き付け工程、上記織物テープ8が巻き付けられた上記中間成形体6において上記マトリクス樹脂を硬化させる硬化工程及び上記硬化工程の後に上記マンドレル2の引き抜き及び上記織物テープ8の除去を行って硬化管状体を得る工程を含む。好ましくは、上記テープ巻き付け工程において織物テープ8に付与される引張応力T1は、5(Mpa)以上150(Mpa)以下とされる。この製造方法では、巻き付け工程後の工程においてマトリクス樹脂が効果的に抜き出されうる。 (もっと読む)


【課題】異形断面や曲がり部を持つフランジ付き繊維強化樹脂中空部品を、十分に軽量化した状態でかつ肉厚もほぼ等しい状態で、容易にかつ低コストで成形することができる成形方法を提供する。
【解決手段】予備成形した中空樹脂コア10と第2のコア15との接合体の外周に強化繊
維21とマトリックス用樹脂24とを積層して中空積層体20とする。中空積層体20か
ら第2のコア15を引き抜き、引き抜いた領域を押圧してフランジ状部分26を形成する
。その中空樹脂コア10内に加圧用バッグ30を挿入配置し、成形型40内に配置する。
成形型内に配置した中空積層体20の加圧用バッグ30内に圧力を付与しながら加熱して
、フランジ状部分26も含めて樹脂と強化繊維とを一体化する。 (もっと読む)


71 - 80 / 188