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国際特許分類[B60R21/045]の内容

国際特許分類[B60R21/045]に分類される特許

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【課題】荷重−変位特性を安定させることができると共に、質量を低減することができる車両用ニーボルスターを得る。
【解決手段】本車両用ニーボルスターでは、着座乗員の膝部の前方に配置されるエネルギ吸収部材14が、インパネリインフォースメントに設けられた金属製ブラケットに固定される。このエネルギ吸収部材14では、樹脂製のケース15の内側に、ダイラタント特性を有する材料からなるダイラタント部16が配設されている。これにより、通常時には軟らかいダイラタント部16の形状が保持される。一方、車両の衝突時等には、乗員の膝部からエネルギ吸収部材14に衝撃が加えられ、ダイラタント部16が瞬時に硬化する。これにより、エネルギ吸収部材14が割れることを防止できるので、荷重−変位特性を安定させることができる。また、エネルギ吸収部材14の長さ寸法を長くして、金属製ブラケット22の長さ寸法を短縮することができる。 (もっと読む)


【課題】エネルギ吸収部材の荷重−変位特性を安定させることができると共に、質量を低減することができる車両用ニーボルスターを得る。
【解決手段】本車両用ニーボルスターを構成する樹脂製のエネルギ吸収部材14は、インパネリインフォースメント12の金属製ブラケット22側から見た断面形状が楕円形で且つ金属製ブラケット22側が開口した有底筒状に形成されており、開口縁部における楕円形断面の長径方向両端側において金属製ブラケット22に固定されている。このエネルギ吸収部材14は、車両の衝突時等に乗員Pの膝部P1からの荷重によって潰される際に、断面形状を動的に変化させて応力を分散する。これにより、エネルギ吸収部材14が割れることを防止できるので、荷重−変位特性を安定させることができる。また、エネルギ吸収部材14の長さ寸法を長くして、金属製ブラケット22の長さ寸法を短縮することができる。 (もっと読む)


【課題】最初に加わる衝撃荷重から以降に加わる衝撃荷重まで所望の状態で効率よく吸収でき、その吸収動作全体を通して大きな衝撃エネルギーを効果的に吸収することが可能な、自動車用として好適な衝撃吸収構造体を提供する。
【解決手段】自動車に加わる衝撃荷重を吸収するための熱可塑性樹脂組成物を用いて構成された衝撃吸収構造体であって、該構造体の軸方向に加わる衝撃荷重と該衝撃荷重により発生する軸方向の変位との関係を表した衝撃荷重―変位線図において、衝撃荷重が所定値に達した後には変位の増大に関わらず衝撃荷重がその所定値一定に保たれる特性を持つように構成されていることを特徴とする衝撃吸収構造体。 (もっと読む)


【課題】インパネリインフォースメントに対するアッパブラケットの取付精度を確保することが容易な車両用乗員膝保護装置を得る。
【解決手段】車両用乗員膝保護装置10では、乗員の膝保護性能を向上させる上で重要なアッパブラケット20R、20Lの前端部がインパネリインフォースメント12に溶接されており、ロアブラケット22R、22L及びニーパネル24R、24Lは、アッパブラケット20R、20Lを介してインパネリインフォースメントに支持されている。このため、この車両用乗員膝保護装置10をインパネリインフォースメント12に固定する際には、予めロアブラケット22R、22L及びニーパネル24R、24Lをアッパブラケット20R、20Lに固定してサブアッセンブリ化しておき、その後で、アッパブラケット20R、20Lの前端部のみをインパネリインフォースメント12に溶接すればよい。 (もっと読む)


【課題】構造の簡素化、コストの削減を図り得る衝撃吸収部材を提供する。
【解決手段】本発明の衝撃吸収部材は、内管2に外管4が外嵌されるとともに、内管2および外管4が重なり合う重合部に拡管加工または縮管加工が施されて、外径方向に突出する重合凸部21,41が形成されることにより、外管4が内管2に周方向への回転を規制した状態に連結される。衝撃によって外管4が内管2に対し周方向に回転するように構成されるとともに、その衝撃回転時に、重合凸部21,41に基づく逆回転方向への抵抗力によって、衝撃エネルギーが吸収される。 (もっと読む)


【課題】ニーエアバッグモジュールの搭載位置が高い車両に対しても適用することができると共に、部品点数、コスト及び質量が増加することを回避できる車両のペダル後退抑制構造を得る。
【解決手段】ペダル後退抑制構造10では、前面衝突の衝撃によって後退するクラッチペダル76の中間部76Aが、ニーパネル24Lの前端部と当接することにより、クラッチペダル76が車両前方側へ回動されてクラッチペダル76の後退量が低減される。このように、ニーパネル24Lの前端部がクラッチペダル76と当接するため、ニーエアバッグモジュール50の搭載位置が高い車両に対して本構造を適用した場合でも、ニーパネル24Lの前端部をクラッチペダル76の中間部76Aと同等の高さに配置させることにより対応することができる。しかも、乗員の膝部を保護するためのニーパネル24Lを、ペダル後退抑制用の部品として共用することができる。 (もっと読む)


【課題】助手席に着座した乗員の膝保護性能を確保しつつ、軽量化を図ることができる乗員保護装置を得る。
【解決手段】インストルメントパネル10の助手席側の下部10Aにはグローブボックス12が配設されており、更にグローブボックス12の上方側にはミッドマウント式の助手席用エアバッグ装置14が配設されている。乗員保護装置54は、グラブドア18の上端部18A及びグラブドア隣接部位62から成るニーパネル部56と、前端部58Aがモジュールケース28の後壁部28Bに固定され、後端部10Cがグラブドア18の上端部18Aの裏面側に近接して配置された左膝保護用ブラケット58と、前端部60Aが後壁部28Bに固定され、後端部60Cがグラブドア隣接部位62の裏面に近接して配置された右膝保護用ブラケット60と、によって構成されている。 (もっと読む)


【課題】前方衝突時、ダッシュパネルから背面カバーが受ける入力を集中入力にすることで、連結支柱の破断を促し、速やかにボックス本体の内面に背面カバーを滑り込ませること。
【解決手段】グローブボックスは、ボックス本体1と、背面カバー2と、段差部3と、複数の連結支柱4,14と、カバー入力突起6,6と、を備えている。ボックス本体1は、デッキクロスメンバ10に支持され、リッド8を有する。背面カバー2は、ボックス本体1の内面形状よりも小さな外面形状を有する。段差部3は、背面カバー2とボックス本体1を接続する。複数の連結支柱4,14は、段差部3に設けられ、周方向に沿って直線状に開口した複数のスリット5を部分的に接合する。カバー入力突起6,6は、背面カバー2の背面位置に突設され、先端面6a,6aがダッシュパネル16のパネル面16aに対し車両前後方向に対向する。 (もっと読む)


【課題】材料費のアップや、製造工数の増加を抑制できると共に、個人差のある膝の高さに対して衝突初期の大きな飛散を抑制し設計通りの良好なエネルギー吸収特性を発揮できる膝用衝撃吸収材を得る。
【解決手段】膝用衝撃吸収材10の本体部12は硬質ポリウレタンフォームからなる立体構造とされており、本体部12はフロントシートに着座した乗員の膝部に対向する部位に配置されている。また、本体部12の衝突面12Aには、溝30が上下方向に沿って形成されている。このため、乗員Mの膝部M1が膝用衝撃吸収材10の本体部12の衝突面12Aに衝突した際に、溝30により、衝突初期の衝突面12Aへの荷重集中を抑制し、荷重を分散し、衝突初期の膝用衝撃吸収材10の本体部12の大きな割れ、大きな飛散を抑制することで、体格により異なる膝の高さに対しても安定して衝突中期及び衝突後期の衝撃吸収エネルギー量の確保が可能となる。 (もっと読む)


【課題】材料費や製造工数の増加を抑制しつつ、衝突初期における衝撃吸収材の大きな割れや飛散を抑制する。
【解決手段】硬質ポリウレタンフォームからなる立体構造とされ、衝突体12の衝突時の衝撃を受ける衝突面14と、衝突方向Hにおいて衝突面14の反対側に位置する底面16と、衝突面14と底面16とを連結する側面18と、該側面18に形成され、衝突方向Hと交差する方向に延在する階段状の段差部20と、を有している。衝突体12の衝突面14への衝突時に、側面18の段差部20を起点とする比較的小さな割れ78を発生させる。 (もっと読む)


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