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国際特許分類[C01G51/04]の内容

国際特許分類[C01G51/04]に分類される特許

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【課題】電解液中での溶解及び析出過程に依らずとも導電率の高いコバルト化合物を提供する。
【解決手段】コバルト化合物が、空間群R3m構造の結晶構造を有する結晶相を備え、且つ、前記結晶相の少なくとも一部は、(003)面の面間隔が13.8Å以上となっている。又、電子伝導性のある基材に、正極活物質として水酸化ニッケルを充填するアルカリ蓄電池用正極の製造方法において、ナトリウムイオンを含む水溶液と水酸化コバルトとを、CoとNaとの原子比(Na/Co)が0.5以上となるように含む混合物を60℃以上で加熱することで前記水酸化コバルトを酸化処理し、その酸化処理によって得られたコバルト化合物を前記水酸化ニッケルに混合して前記電子伝導性のある基材に充填してアルカリ蓄電池用正極とする。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、Fe含有量の極めて低減された硫酸コバルト水溶液の製造方法であって、二次電池用コバルト酸リチウムの前駆体である高純度のコバルト化合物を得ることができる。
【解決手段】 硫酸コバルト溶液に過酸化水素を添加した後、酸素を通気しながら水酸化ナトリウム水溶液を添加し、反応溶液のpHを5.0〜6.0の範囲で維持したまま撹拌して沈殿物を生成させ、前記沈殿物を濾別することにより、Fe含有量が低減された硫酸コバルト水溶液の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】コアシェル型酸化コバルト微粒子又はそれを含有する分散液、それらの製造方法及び用途を提供する。
【解決手段】粒子径の平均が50〜200nmであるコアシェル型酸化コバルト微粒子であって、コア部分の二次粒子の形状が球状であり、その表面にシェルである有機高分子が付着している、前記微粒子、該酸化コバルト微粒子の分散液、該酸化コバルト微粒子分散液の乾燥粉体、及び、コバルトの塩と有機高分子を有機溶媒に混合して混合物を得る工程と、その混合物を所定の温度で加熱・還流してコアシェル型酸化コバルト微粒子を析出する工程とを有する、コアシェル型酸化コバルト微粒子又はその分散液の製造方法であって、前記コバルトの塩が、酢酸コバルトであるコアシェル型酸化コバルト微粒子の製造方法、及びそれらの用途。 (もっと読む)


【課題】長期間保存しても粘度の上昇、沈降分離が起こりにくく分散性の高い安価な黒色無機酸化物スラリーを提供する。
【解決手段】黒色無機酸化物(A)と、アミン価及び酸価を有する水溶性分散剤(B)と、有機溶剤(C)とを含み、水溶性分散剤はアミン価が30mgKOH/g以上かつ酸価が30mgKOH/g以上であり、前記黒色無機酸化物(A)は、スラリー化後の最大一次粒径が1μm以下であるスラリー組成物。 (もっと読む)


ナノ結晶の形成方法が提供される。ナノ結晶は、一般式M1A若しくは一般式M1Oの二元ナノ結晶であってもよく、一般式M1M2A、一般式M1AB若しくは一般式M1M2Oの三元ナノ結晶であってもよく、又は一般式M1M2ABの四元ナノ結晶であってもよい。M1は、PSEのII〜IV族、VII族又はVIII族の金属である。Aは、PSEのVI族又はV族の元素である。Oは酸素である。沸点の低い非極性溶媒中で均質な反応混合物が形成されるが、それには、金属M1及び適用可能な場合M2を含有する金属前駆体が含まれる。酸素を含有するナノ結晶については、金属前駆体が酸素供与体を含有する。適用可能であれば、Aも均質な反応混合物に含まれる。均質な反応混合物は、高圧のもとでナノ結晶を形成するのに好適である高い温度に熱せられる。
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【課題】本発明は、水との親和性に優れた酸化物微粒子及び当該酸化物粒子を含む分散体を提供することにある。
【解決手段】本発明は、下記条件で特定される酸化アンチモン、酸化銅、酸化鉄、酸化バナジウム、酸化コバルト、酸化ニッケル、酸化ビスマス、酸化ニオブ、酸化タングステン及び酸化モリブデンからなる群から選ばれる少なくとも一種である酸化物(「特定酸化物」と称する)粒子であって、一時間後の水溶媒中での酸化物粒子の沈降度(Sh)と、一週間後の水溶媒中で沈降度(Sw)が0.8≦Sh≦1かつ0.8≦Sw/Sh≦1であることを特徴とする酸化物粒子である。 (もっと読む)


【課題】高い空隙率を有する、無機ナノ粒子−セルロースゲル複合体及びその製造方法の提供。高い空隙率を有する複合体からの無機ナノ粒子連続体の製造方法の提供。
【解決手段】多孔性セルロースゲル及び無機ナノ粒子を有する無機ナノ粒子−セルロースゲル複合体であって、複合体は、多孔性セルロースゲルの細孔内に無機ナノ粒子が担持され、複合体の空隙率が80%以上である複合体により、上記課題を解決する。また、該複合体の製造方法により、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】ニッケル正極用活物質及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の方法は、新規ニッケル正極用活物質である、タッピング密度が1.50〜2.50g/cmかつ平均粒径が3.0〜30.0μmである、水酸化ニッケル結晶と水酸化コバルト結晶との結晶凝集粒子の製造方法であって、不活性ガス雰囲気下の反応容器の水へ、攪拌しながら、ニッケル(2+)酸性水溶液と、コバルト(2+)酸性水溶液と、アルカリ水溶液とを同時に滴下して中和し、生成した不溶性の粒子を分離することを特徴とする。
【効果】本発明の製造方法により、従来方法により得られるニッケル正極活物質よりもさらに高伝導性かつ高密度なニッケル正極活物質、ニッケル正極を、容易にかつ安価に得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 リチウム電池滓から三元系Li金属塩からMn、Co及びNi等の金属有価金属を回収する。
【解決手段】 ほぼ等量のCo,Ni及びMnを含有するリチウム酸金属塩を含有するリチウム電池滓を、250g/l以上の塩酸濃度を有する希釈塩酸で攪拌浸出、または、200g/l以上の硫酸濃度を有する希釈硫酸で65〜80℃に加熱しながら攪拌浸出により処理し、浸出液につきMn及びCoの2種の金属のほぼ100%を酸性抽出剤で溶媒抽出し、それぞれの金属を含有する溶液を生成し、これらの溶液から当該金属を回収する。 (もっと読む)


【課題】本発明は結晶性や結晶構造の結晶状態が、段階的または連続的に変化した金属酸化物膜を、簡便な方法により得ることができる金属酸化物膜の製造方法を提供することを主目的とするものである。
【解決手段】本発明は、同一の金属元素および異なる非金属部を有する2種類以上の金属源を用い、上記2種類以上の金属源の金属源モル分率が異なる金属酸化物膜形成用溶液を、上記金属源モル分率を変化させつつ、金属酸化物膜形成温度以上の温度まで加熱した基材に接触させることにより、上記基材上に、結晶状態が変化した金属酸化物膜を形成することを特徴とする金属酸化物膜の製造方法を提供することにより、上記課題を解決する。 (もっと読む)


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