説明

国際特許分類[C07B35/06]の内容

国際特許分類[C07B35/06]に分類される特許

61 - 70 / 169


【課題】PCBが含有されている油に1−ブロモプロパンがさらに含有されているような場合に、手間が増大することを抑制しつつナトリウム分散体での分解処理を実施させ得るポリ塩化ビフェニル分解処理方法を提供することにある。
【解決手段】1−ブロモプロパンがPCBとともに含有されている油中のPCBを分解処理すべく、前記油と前記ナトリウム分散体とを混合し、しかも、前記油と前記ナトリウム分散体との混合物の温度が70℃以下となるように混合して、前記混合物の温度が70℃以下の状態で1−ブロモプロパンとナトリウムとを反応させて1−ブロモプロパンの少なくとも一部を脱臭素化させた後に、前記混合物の温度が70℃を超える状態となるように前記混合物を昇温させてPCBの脱塩素化を実施させることを特徴とするポリ塩化ビフェニル分解処理方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】難分解性のフッ素化カルボン酸、その塩類又はその前駆体を安全かつ穏和な条件で分解・無害化できる工業的に極めて有用な分解方法を提供する。
【解決手段】フッ素化カルボン酸、その塩又はその前駆体を、ペルオキソ二硫酸イオンが存在する密閉容器で熱水処理する。熱水温度を好ましくは100℃〜200℃とする。フッ素化カルボン酸は、一般式RCOOH(Rは少なくともフッ素原子を一つ含むアルキル基)であり、これらのアルキル基はフッ素原子の他に水素原子、ハロゲン原子、酸素原子、アルケニル残基を含んでいてもよい。 (もっと読む)


【課題】化学兵器用薬剤であるマスタード、ルイサイト、クロロアセトフェノンなどの有機塩素化合物を分解して無害化する際に、効率的な分解・無害化処理が可能となるように、分解生成物を迅速に検出して分解反応の進行の程度を把握するためのモニター方法と反応制御方法を提供することである。
【解決手段】上記の有機塩素化合物をアルカリ水溶液で分解、またはアルカリ水溶液に酸化剤を混合して分解する分解反応の過程で、分解反応溶液中の塩素イオン濃度と全塩素濃度をイオン電極法や蛍光X線法などの分析手段により分析して、(塩素イオン濃度/全塩素濃度)×100で表される分解率S(%)を評価することにより分解反応の進行状況をリアルタイムにモニタリングして把握し、分解反応を制御するようにしたのである。それにより、分解反応時間や分解反応温度などの反応条件の設定を的確に行えるようになる。 (もっと読む)


【課題】PCB含有絶縁油封入機器の無害化は、PCB含有絶縁油と機器容器を分離したうえで、各々についてPCBの処理を行っているが、大掛かりな処理プラントが必要であり、含有PCBが低濃度の場合でも処理の際に手間とコストがかかる。
【解決手段】低濃度PCB含有絶縁油を機器容器から抜き出さずに、そのままの状態で機器外部からガンマ線を照射して、PCBを脱塩素分解する。PCB濃度を法定基準値以下にまで低減させれば、一般産業廃棄物として取り扱うことができるようになるため、PCB含有絶縁油封入機器を処理プラントで大掛かりに処理することが不要となる。 (もっと読む)


【課題】塩素の含有量が種々相違するPCB、不純物や他成分を含有しているPCBであっても、安定して、連続的に無害化する。
【解決手段】有機ハロゲン化合物を無害化するに先立ち、有機ハロゲン化合物のハロゲン濃度を一定に調整しておく濃度調整ステップを有していることを特徴とする有機ハロゲン化合物の無害化方法。前記有機ハロゲン化合物はPCBであり、前記濃度調整ステップは塩素濃度を調整することを特徴とする有機ハロゲン化合物の無害化方法。前記濃度調整ステップは、前記有機ハロゲン化合物を絶縁油で希釈してハロゲン濃度を一定にするものであることを特徴とする有機ハロゲン化合物の無害化方法。前記濃度調整ステップは、ハロゲン濃度を20±10重量%内の一定値にするものであることを特徴とする有機ハロゲン化合物の無害化方法。 (もっと読む)


【課題】ポリ塩化ビフェニルで汚染された大型トランスのような機器類の処理方法とその装置に関し、水酸化カルシウムのような水溶性の成分を主成分とするソーダライムから、油溶性成分であるポリ塩化ビフェニルを除去することを可能とし、それによってソーダライムを含むトランスのようなポリ塩化ビフェニルの汚染物を処理することのできる処理方法と装置を提供することを課題とする。
【解決手段】ソーダライムを含み、ポリ塩化ビフェニルで汚染された汚染物を処理する処理方法であって、該汚染物中のソーダライムを、上側の油相と下側の水相とからなる処理液中に添加し、前記ソーダライム中に含有されているポリ塩化ビフェニルを、前記処理液の水相側から油相側に移行させて処理することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】電気機器のPCBなど有害物質含有絶縁油を無害化し、絶縁油の再使用を可能にした。
【解決手段】PCB含有絶縁油を変圧器から密閉系に送出する手順(S1)と、その密閉系の途中で絶縁油を、絶縁油と混和しない極性溶媒で洗浄し、PCBを極性溶媒に溶解し抽出する手順(S2)で、変圧器本体内の細部に付着したPCBも極性溶媒に抽出されてくる。その後、PCBが抽出された極性溶媒に、無極性で極性溶媒と混和しない溶媒に接触させ、極性溶媒中のPCBを無極性溶媒に移動させる手順(S3)と、この無極性溶媒を、エタノールなどのアルコールに投入する手順(S4)と、その溶媒を撹拌しながら低圧水銀ランプで紫外線を照射する手順(S6)で、PCBを分解させる。その際、アルコール中には金属カルシウムまたは金属マグネシウムを適量添加する手順(S5)を用いる。
(もっと読む)


【課題】ハロゲンを含む有機物等の分解時の分解効率の向上をはかるとともに、反応管自体の耐久性を向上させるようにした有機化合物の分解処理方法及びその装置を提供することを目的とする。
【解決手段】有機化合物を過熱蒸気の雰囲気中の反応管41内で分解処理する方法及び装置において、反応管41の素材として、ニッケル及び鉄を一定量含有するニッケル基合金を使用し、分解及び腐食反応によって、反応管内部の素材中から鉄を反応助材として作用させて離脱させることにより、反応管41内部において触媒としてのニッケルの表面積を拡大させて分解処理を行うようにした有機化合物の分解処理方法とその装置を基本手段としている。 (もっと読む)


【課題】有機化合物を効率よく分解し得る水熱反応装置を提供する。
【解決手段】本発明の水熱反応装置は、反応室21〜23を有する装置本体10と、装置本体10を駆動するモータ20と、反応室21〜23内に有機化合物及び水を供給する供給手段とを備え、有機化合物を水熱反応により分解するものである。装置本体10は、吸気ポート11b及び排気ポート11cにより外部に連通するロータ室11aが形成されたロータハウジング11と、ロータ室11a内で軸心回りに自転可能に設けられ、ロータ室11aの壁面と自己の周面との間に反応室21〜23を形成するロータ12と、ロータハウジング11に回転可能に支承され、ロータ12を駆動する駆動軸13とを有する。 (もっと読む)


【解決課題】本発明は、装置内の汚染水、処理水等における有害物質の分解処理の進行状況を確認しながら十分に分解処理を行うことを可能とした有害有機物質油含有水の処理装置および処理方法を提供する。
【解決手段】ポリクロロビフェニル(PCB)油を含有する有害物質の汚染水を収容する汚染水タンク2と、この汚染水を供給するための供給配管3と、供給配管3から供給される汚染水を収容し、内部に設けた光触媒4により前記汚染水中に含まれる有害有機物質を分解処理する光触媒反応容器5と、光触媒4に紫外線を照射する紫外線ランプ6と、光触媒反応容器5内で分解処理された処理水を排出するための排出配管7と、排出配管から排出される処理水を回収する回収タンク8と、光触媒反応によるPCBの分解処理の進行状況を確認する濃度検出手段9と、からなる有害有機物質油含有水の処理装置1。 (もっと読む)


61 - 70 / 169