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国際特許分類[C07C43/205]の内容

国際特許分類[C07C43/205]に分類される特許

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【課題】塩素化物を経由せずに酸化パラジウム触媒を酸性酸化アルミニウム担持体の高次構造中に強固に固定したパラジウム不均一系触媒、及びその製造方法を提供すること、さらにそれを用いてカップリング反応、特に鈴木・宮浦カップリング反応において有機系のみの溶媒において高効率で進行させる製造方法を提供する。
【解決手段】本発明のパラジウム不均一系触媒は、酢酸パラジウム溶液を得る第1の工程、酸性酸化アルミニウム微粉末に酢酸パラジウム溶液を含浸させる第2の工程、有機溶媒を除去する第3の工程、焼成して酸性酸化アルミニウム担持体に酸化パラジウムを固定化する第4の工程を経て得られ、さらに有機溶媒中で有機ハロゲン化合物と有機金属化合物若しくは不飽和炭化水素とを縮合させるカップリング生成物の製造方法において、前記触媒を使用する。 (もっと読む)


【課題】ビピリジン化合物、遷移金属錯体及び該錯体を用いる共役芳香族化合物の製造方法を提供すること。
【解決手段】式(1)


(式中、R、R及びRは独立して、置換されていてもよい炭素数1〜10のアルキル基、置換されていてもよい炭素数1〜5のアルコキシ基又は置換されていてもよい炭素数6〜10のアリール基を表わし、R、R、R、R及びRは独立して、水素原子又は置換されていてもよい炭素数1〜3のアルキル基を表わす。)
で示されるビピリジン化合物。 (もっと読む)


【課題】還元され得る官能基を有するアルケン又はアルキンを選択的に還元してアルカンを定量的に得ることができる選択的接触還元反応用パラジウム触媒、その製造方法及び選択的接触還元方法を提供する。
【解決手段】選択的接触還元反応用パラジウム触媒は、モレキュラーシーブを担体とし、その細孔に金属パラジウムが露出状態で担持されて構成されている。モレキュラーシーブの細孔径は好ましくは3〜7Åである。係るパラジウム触媒は、酢酸パラジウムをメタノールに溶解した後モレキュラーシーブを添加し、アルゴン雰囲気下、常温にて撹拌することにより製造される。そして、ニトロ基等の還元可能な官能基を有するアルケン又はアルキンに、上記パラジウム触媒及び溶媒の存在下、常温、常圧にて水素を作用させることにより、アルケン又はアルキンが選択的に接触還元されてアルカンに変換される。 (もっと読む)


本発明は、パラジウム種にカップリングした粒状多孔性支持体を含む粒状物質に関する。該パラジウム種はパラジウム・ナノクラスターを含み得る。該粒状物質は、炭素−炭素カップリング反応または還元を行うための触媒として使用し得る。
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【課題】環境保護や経済的な面から有機溶剤を使用せずに、水又は水溶液中で簡便に有機反応を行うことのできる有機反応方法の提供。
【解決手段】水溶液中の有機反応において、下部臨界共溶温度を有するポリマー存在下に、下部臨界共溶温度未満の温度と下部臨海共溶温度以上の温度の少なくとも2段階の温度で水溶媒中有機反応を行わせる。下部臨界共溶温度を有するポリマーは、N−イソプロピルアクリルアミド重合体もしくはN−イソプロピルアクリルアミド共重合体であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】共役芳香族化合物の製造方法を提供すること。
【解決手段】1個又は2個の脱離基が芳香環に結合している芳香族化合物(A)と、これと同一の構造を有する芳香族化合物(A)又は前記芳香族化合物(A)とは構造的に異なる1個又は2個の脱離基が芳香環に結合している芳香族化合物(B)とを、
触媒量の二価ニッケル化合物、亜鉛及び下記式(1)


(式中、R、R、R、R、R及びRは、それぞれ同一又は相異なって、水素原子、フッ素原子、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数1〜20のアルコキシ基、炭素数6〜20のアリール基、炭素数6〜20のアリールオキシ基、炭素数2〜20のアシル基又はシアノ基を表わす。ただし、R、R、R、R、R及びRが同時に水素原子であることはない。)
で示されるフェナントロリン化合物の存在下に反応させることを特徴とする共役芳香族化合物の製造方法。 (もっと読む)


【課題】活性が高く、温和な反応条件で、かつ、少量の使用であっても収率よく鈴木−宮浦カップリングを進行させることができる、新規のパラジウム触媒とこれを用いたビアリール系化合物又はヘテロビアリール系化合物の製造方法を提供する。
【解決手段】パラジウム触媒及び塩基の存在下において、芳香族ハロゲン化物と芳香族ボロン酸とを反応させてビアリール系化合物を製造するに際し、パラジウム触媒として、[1−ブチル−3−メチルイミダゾリウム]PFに溶解した酢酸パラジウムをジエチルアミノプロピル残基で表面修飾した無定形アルミナの空孔内に固定化させてなるパラジウム触媒を用いた。 (もっと読む)


【課題】反応性の低い芳香族塩化物を原料として製造された置換芳香族グリニャール試薬を遷移金属化合物の存在下で反応させて対称ビフェニル化合物を製造する際におけるビフェニル化合物の収率を改善し、生成物の取得を容易にすること。
【解決手段】置換芳香族芳香族化合物からなるグリニャール試薬を遷移金属化合物と反応させてビフェニル化合物を製造する溶媒にテトラヒドロピランを用いる。 (もっと読む)


【課題】新規なカップリング反応を提供すること。
【解決手段】1又は2個の脱離基が芳香族環に結合している芳香族化合物(A)と、これと同一の芳香族化合物(A)とを下記条件でカップリング反応させるか或は、1又は2個の脱離基が芳香族環に結合している芳香族化合物(A)と1又は2個の脱離基が芳香族環に結合しているこれとは相異なる芳香族化合物(B)とを下記条件でカップリング反応させることを特徴とする共役芳香族化合物の製造方法。
[条件]
触媒量の二価ニッケル化合物、
式(a)


(式中、Arは1又は複数個の基で置換されていてもよいフェニル基を表す。)
で示される二座リン配位子及び亜鉛の共存下に実施するカップリング反応。 (もっと読む)


【課題】二量化した芳香族化合物の製造方法を提供する。
【解決手段】式(1)


で示される芳香族ハロゲン化合物を触媒、水、還元剤及び塩基の存在下に脱ハロゲンカップリングさせて、式(2)


で示される二量化した芳香族化合物を製造するにあたり、該触媒として、パラジウム及びニッケルを担体に担持させた触媒を用いることを特徴とする二量化した芳香族化合物の製造方法。 (もっと読む)


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