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国際特許分類[C07C45/35]の内容

国際特許分類[C07C45/35]に分類される特許

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【課題】 ホットスポットの温度を十分に抑制し、スタートアップを効率的に行い、高い反応負荷、すなわち優れた生産能力を維持することができる、不飽和アルデヒド及び/又は不飽和カルボン酸の製造方法の提供。
【解決手段】 固体酸化触媒が充填され、熱媒浴を備えた固定床管型反応器の触媒層に、プロピレン、イソブチレン、第三級ブタノール又はメチル第三級ブチルエーテルのいずれか1種以上と、分子状酸素とを少なくとも含有する原料ガスを供給し、気相接触酸化反応によって、不飽和アルデヒド及び/又は不飽和カルボン酸を連続的に製造する方法において、該反応器中の熱媒浴の温度とこれと隣接する該触媒層との温度差が、あらかじめ設定された上限値を超えた時に、不活性ガスを該原料ガスの一部として該触媒層に供給し、該原料ガスの供給量を一時的に1容量%以上増加させて該温度差を小さくする、不飽和アルデヒド及び/又は不飽和カルボン酸の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
プロピレン、イソブチレンまたはターシャリーブチルアルコールを分子状酸素を用いて接触気相酸化してそれぞれ対応する不飽和アルデヒドおよび不飽和カルボン酸を製造するための機械的強度の高く、かつ、目的生成物を高収率で製造するための触媒を提供する。
【解決手段】
モリブデン及びビスマスを必須成分とする触媒活性成分を含有し、かつ、酸量が0.05mmol/g以下である無機質繊維を含有する不飽和アルデヒドおよび/または不飽和カルボン酸製造用の触媒。 (もっと読む)


【課題】成形体およびその製造方法、並びに不飽和アルデヒドおよび不飽和カルボン酸製造用触媒およびその製造方法、並びにメタクリル酸製造用触媒およびその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の成形体10は、所定の間隔で配置された複数の柱状部12と、隣接する柱状部12,12同士を接合するブリッジ部11とを備え、前記柱状部の長手方向に前記複数の柱状部で囲設された貫通孔13を有し、かつ周面に前記複数の柱状部間の間隔によって形成された開口14を有する形状である。この成形体10は、外周面に複数の溝を有する第一のダイと、該第一のダイが嵌入され内周面に複数の溝を有するリング状ないし筒状の第二のダイとを備えた押出成形機を用いて、第一および第二のダイの少なくとも一方の回転および停止を繰り返して成形することができる。 (もっと読む)


【課題】
工業的な規模で長期間に渡り安定した接触気相酸化反応を行う方法を提供する。
【解決手段】
反応ガス流れ方向に対してガス出口部に配置された触媒の少なくとも一部を未使用の触媒に交換および/またはガス出口部に未使用の触媒を追加充填して層長を延長する。 (もっと読む)


【課題】プロピレン、またはイソブチレン、第三級ブチルアルコール及びメチル第三級ブチルエーテルから選ばれる少なくとも一種の化合物を気相接触酸化してそれぞれ対応する不飽和アルデヒド及び不飽和カルボン酸を製造する際に、ホットスポットの発生を抑制して、不飽和アルデヒド及び不飽和カルボン酸を高収率で製造する方法を提供すること。
【解決手段】各反応管内の触媒層を管軸方向に2層以上に分割して設けた複数の反応帯において、原料ガス入口部の1層目にリング形状を有し、外周縁部が担体長さ方向に湾曲した不活性担体に触媒活性成分を担持した触媒を使用することを特徴する不飽和アルデヒド及び不飽和カルボン酸の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
プロピレン含有ガスを接触気相酸化してアクロレインおよび/またはアクリル酸を製造する方法において、高収率で長期間にわたって安定してアクロレインおよび/またはアクリル酸を製造する方法を提供する。
【解決手段】
プロピレンを分子状酸素または分子状酸素含有ガスの存在下にて接触気相酸化する際に用いられるモリブデン、ビスマスおよび鉄を必須成分とする触媒を固定床熱交換型反応器の反応管に充填する際、各反応管に充填される触媒の充填密度が0.75g/cm以上および単位容積当たりに充填される触媒の表面積が7,000〜12,000m/L(リッター)になるように設定する。 (もっと読む)


【課題】不飽和アルデヒドおよび不飽和カルボン酸製造用触媒、並びに不飽和アルデヒドおよび不飽和カルボン酸の製造方法を提供する。
【解決手段】所定の間隔をもって螺旋状に巻回するコイル状筒材11に軸方向に沿って複数の支柱12が接合された触媒であり、少なくともモリブデン、ビスマス、鉄を含有する複合酸化物、または少なくともリンおよびモリブテンを含むヘテロポリ酸化合物触媒からなる。複合酸化物からなる触媒は、不飽和アルデヒドおよび不飽和カルボン酸製造用に使用され、ヘテロポリ酸化合物からなる触媒は、メタクリル酸製造用に使用される。 (もっと読む)


【課題】プロペンをアクリル酸に接触気相酸化する方法を提供する。
【解決手段】最初の反応ガス混合物を、プロペンの負荷量を増加して、第1反応工程中で第1固定床触媒上で酸化し、引き続きアクロレインを含有する第1反応工程の生成物ガス混合物を、アクロレイン負荷量を増加して、第2反応工程中で第2固定床触媒上で酸化し、これにより触媒成形体は2つの反応工程でリングの形状を有する。 (もっと読む)


【課題】気相接触酸化反応、特に不飽和アルデヒド及び不飽和カルボン酸の製造において優れた触媒活性を有する複合酸化物触媒を製造する方法を提供する。
【解決手段】複合酸化物触媒の製造方法であって、モリブデン及びコバルトを含有する複合酸化物を酸及び水と混合して得られる水性スラリーを乾燥した後、焼成することを特徴とする。前記複合酸化物は、気相接触酸化反応に使用されたモリブデン及びコバルトを含有する複合酸化物触媒を、アンモニア及び有機塩基の少なくとも一方が水に溶解してなる抽出用水溶液と混合することにより、モリブデン及びコバルトを水相に抽出させた後、該水相を乾燥し、次いで酸化性ガスの雰囲気下に焼成して得られる複合酸化物が好ましい。 (もっと読む)


【課題】触媒の劣化を防止し、目的反応生成物の収量を向上させ、反応器の生産性を最大限に向上させる製造方法を提供すること。
【解決手段】伝熱プレートの間に形成された触媒層を備えたプレート式反応器に、反応原料を供給し、反応原料を反応させて反応生成物を製造する製造方法であって、プレート式反応器は、複数の反応帯域、及び前記複数の反応帯域の各反応温度を制御するために用いられる熱媒体を供給するための熱媒体流路を備えたプレート式反応器であり、複数の反応帯域のうち、前記反応原料の入口に最も近接する反応帯域S1におけるQ(1)/A(1)をX(1)とし、反応帯域S1に隣接し、反応原料の流れの下流に位置する反応帯域S2におけるQ(2)/A(2)をX(2)としたときに、X(2)のX(1)に対する比[X(2)/X(1)]が0.3〜1.5であることを特徴とする、反応生成物を製造する製造方法。 (もっと読む)


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