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国際特許分類[C07C45/35]の内容

国際特許分類[C07C45/35]に分類される特許

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【課題】製造する触媒の活性のバラツキを抑制し、特に少なくともモリブデンを含む固体触媒の多ロット製造において、目標とする活性を有する触媒を得るための触媒の製造方法を提供する。
【解決手段】固体触媒を多ロット製造する方法であって、バッチ式反応釜を用いて触媒製造原料から触媒または触媒前駆体を調製する工程と、前記触媒または触媒前駆体を成形する工程とを有し、製造される触媒の活性値が各ロットとも目標値の0.80〜1.20倍となり、製造される全触媒の活性値の平均値が目標値の0.85〜1.15倍となるように、(I)触媒組成、(II)触媒または触媒前駆体の調製条件および(III)触媒または触媒前駆体の成形条件のいずれかを調整する。なお、触媒の活性値は、固定床流通式反応器を用いた触媒性能テストにおける反応速度定数である。 (もっと読む)


【課題】簡便な操作により、触媒の活性及び選択性が向上した不飽和アルデヒド又は不飽和カルボン酸の製造方法を提供する。
【解決手段】プロピレン、イソブチレン、第三級ブタノール又は(メタ)アクロレインを分子状酸素により気相接触酸化して、それぞれに対応する不飽和アルデヒド又は不飽和カルボン酸を製造する方法であって、押出し成形又は打錠成型により得られた少なくともモリブデンを含む固体粒状触媒と、モリブデン化合物で被覆された充填補助材とを混合して充填した固定床反応器を用い、前記充填補助材に被覆したモリブデン化合物の量が、該充填補助材に対し0.05〜4質量%であることを特徴とする不飽和アルデヒド又は不飽和カルボン酸の製造方法。 (もっと読む)


【課題】反応原料ガスに含有される不純物等に起因する固形物の生成、付着を抑えることができ、反応管内の圧力上昇を抑えることができるアクリル酸の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明のアクリル酸の製造方法は、多管式固定床反応器を用いて、反応原料ガスに含有されるアクロレインを気相接触酸化反応させる場合に、気相酸化触媒層の上流側に触媒活性を有さない不活性充填物(例えば、シリカ及び/又はアルミナを主成分とするセラミック)を含有する不活性充填物層を形成し、気相酸化触媒層と不活性充填物層との境界部の温度を、反応管の外部に接触している熱媒(溶融塩等)の設定温度から設定温度を20℃下回る温度までの温度範囲(好ましくは設定温度を5〜15℃下回る温度範囲)とすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】アクリル酸精製条件を一定範囲に維持しながら、重合を防止しつつ高収率でアクリル酸を製造する方法を提供する。
【解決手段】シングルリアクターを使用して、プロピレンからアクロレインを得る工程に導入する該混合ガスのプロピレン濃度を7〜15体積%、混合ガス中の水濃度を0〜6体積%、該第一反応ゾーンに導入するプロピレンの質量流量の0.1〜1.5倍の質量流量の捕集溶剤をアクリル酸捕集塔に導入し、かつ得られたアクリル酸含有ガスをアクリル酸捕集塔で捕集し、該捕集塔塔底液の水濃度が1〜25質量%である、次工程の処理工程の煩雑さが低減され、かつアクリル酸の重合物の発生を防止しつつ高収率でアクリル酸を製造する。 (もっと読む)


【課題】伝熱管間の熱媒の漏れを防止し、高い効率で安定的に目的物を得ることができる反応器を提供する。
【解決手段】ガス状の原料を反応させるための反応容器と、伝熱管を有し、前記反応容器内に並んで設けられる複数の伝熱プレートと、前記伝熱管に熱媒を供給する装置と、を有し、
前記反応容器は、供給されたガスが、隣り合う伝熱プレート間の隙間を通って排出される容器であり、
前記伝熱プレートは、複数の前記伝熱管及び前記伝熱管と連結する連結部を含み、前記伝熱管は断面形状の周縁又は端縁で前記連結部を介して連結することで、前記伝熱管と前記連結部が交互に配置され、
隣り合う伝熱プレート間の隙間に触媒が充填されるプレート式反応器において、
前記連結部は、隣り合う前記伝熱管間において熱媒が漏洩しないように構成され、かつ反応原料ガスの流れ方向の長さが0.05mm以上40mm未満であることを特徴とするプレート式反応器により、課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】容器の内壁と伝熱プレートとの間の隙間に起因する問題を生じないプレート式反応器を提供する。
【解決手段】互いに対面して整列する複数の伝熱プレート2を、この整列する方向において挟持板3及び保持棒4によって挟持し、かつ伝熱プレート2の伝熱管1に接するように、伝熱管1の延出方向において熱媒供給部5を配置し、さらに伝熱プレート2間の隙間におけるガスの通気方向において、前記隙間を通るガスを供給、排出するためのガス分配部6を配置してプレート式反応器を構成する。 (もっと読む)


幾何形状担体成形体Kの製造法であって、この幾何形状担体成形体Kの活性材料は、化学量論式[Bia1bxp[BicMo12Fed2e3f4g5h6iy1で示される多重元素酸化物であり、この場合微粒状酸化物Bia1bxおよび元素源から化学量論式BicMo12Fed2e3f4g5h6iの微粒状混合物が形成され、比p:1で混合され、前記混合物で成形体が形成され、この成形体を熱処理し、その際0<c≦0.8である。 (もっと読む)


本発明は、幾何形状担体成形体Kの製造法に関し、この幾何形状担体成形体Kの活性材料は、化学量論式[Bi1bxa[Mo121c2dFee3f4g5hy1の多重元素酸化物を有する。この方法は、粒径(式I)を有する微粒状酸化物Bi1bxおよび元素源から粒径(式II)を有する化学量論式Mo121c2dFee3f4g5hの微粒状の密接な混合物を形成し、この混合物を比a:1で混合し、この混合物を用いて成形体を形成し、次にこの成形体を熱処理することよりなる。この場合、式(III)は、820以上である。
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【課題】従来の方法と同一のコンプレッサー出力で高いスループットを達成することができる方法を提供すること。
【解決手段】不飽和又は飽和炭化水素の不均一系接触気相酸化によって不飽和アルデヒド又は不飽和カルボン酸を製造するための方法であって、
i)飽和炭化水素を含む気体混合物を用意し、脱水素触媒材料を備えた脱水素反応器内において、前記飽和炭化水素の接触気相脱水素を行って不飽和炭化水素を含む気体混合物を得る工程と、
ii)酸素と不飽和炭化水素を含む気体混合物を用意する工程と、
iii)第1の酸化触媒材料を備えた第1の酸化反応器内において、前記工程i)で得られた不飽和炭化水素又は前記工程ii)で用意した不飽和炭化水素の接触気相酸化を行って不飽和アルデヒドを含む気体混合物を得る工程と、を含み、前記脱水素反応器又は前記第1の酸化反応器が発泡体を含む方法。 (もっと読む)


【課題】良好な伝熱効率を得るとともに、触媒層の圧力損失を低減できるプレート式反応器を提供する。
【解決手段】原料ガスを反応させるための反応容器と、前記反応容器内に並んで配列され、断面形状の周縁又は端縁が一直線上で連結している複数の伝熱管を含む複数の伝熱プレートと、隣り合う伝熱プレート間の隙間に触媒が充填されてなる触媒層とを有するプレート式反応器であって、前記伝熱プレートは、前記原料ガスの流れ方向と垂直方向であって、伝熱プレートの長さ方向と垂直方向に測定した場合の隣り合う伝熱プレート間の触媒層厚さの最大値(S2)と、隣り合う伝熱プレート間の触媒層厚さの最小距離(S1)とが、1<S2/S1≦2の関係を有するように配列されていることを特徴とする、プレート式反応器。 (もっと読む)


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