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国際特許分類[C07C51/44]の内容

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ハロゲン化合物を含むカルボン酸の精製方法において、そのハロゲン化物がカルボン酸の沸点において液体である非揮発性補助塩基の存在下でカルボン酸を蒸留する。補助塩基は、カルボン酸中に含まれ、および/または熱作用の結果ハロゲン化合物から分離したハロゲン化水素に結合し、ハロゲン化水素の蒸気圧を下げ、ハロゲン化水素が蒸留装置の底部に保持され、蒸留物中に漏れ出ないようにする。補助塩基のハロゲン化物は液体であるため、蒸留装置内の固体の沈澱の形成は防止される。カルボン酸は場合によって少なくとも1種の低沸点成分も含有する。 (もっと読む)


【課題】メタノールおよび/またはその反応性誘導体を有限濃度の水と第VIII族貴金属触媒と沃化メチル助触媒と必要に応じ触媒促進剤との存在下にカルボニル化して得られた酢酸生成物から沃化へキシルを含め高級有機沃化物を除去する方法を得る。
【解決手段】酢酸と少なくとも1種の高級有機沃化物とからなる水性組成物をカラムまたはカラムのセクションにおける蒸留にかけ、乾燥酢酸フラクションから頭上で水を分離し、ここでカラムまたはカラムのセクションの供給トレイにおける水濃度を8重量%より大にすると共に、カラムおよび/またはカラムのセクションの頂部における水濃度を70重量%より大にする工程を含む方法とする。 (もっと読む)


本発明は、高純度のアクリル酸生産のための分離壁型蒸留塔及びこれを利用した分別蒸留方法に関する。さらに詳細には、凝縮器、再沸器、及び分離壁が設けられた主塔を含む分離壁型蒸留塔において、前記主塔は、塔頂区域、上部供給区域、上部流出区域、下部供給区域、下部流出区域及び塔底区域に区分され、クルドアクリル酸原料(F)が前記上部供給区域及び前記下部供給区域が当接する供給中間段NR1に流入され、低沸点成分Dは、前記塔頂区域で流出され、高沸点成分Bは、前記塔底区域で流出され、中間沸点成分Sは、前記上部流出区域及び前記下部流出区域が当接する流出中間段NR2に流出され、前記中間沸点成分は、アクリル酸であることを特徴とする分離壁型蒸留塔及びこれを利用したアクリル酸分別蒸留方法に関する。本発明の分離壁型蒸留塔は、1基の蒸留塔で2基の蒸留塔の効果を有するので、高純度のアクリル酸を生産するにあたって、従来の工程装置に比べてエネルギー節減効果はもちろん、装置の設備費も低減することができるという効果がある。
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【課題】アクリル酸の抽出工程で排出される廃水中に未回収のアクリル酸および酢酸が含まれており、廃水を処理するための設備やユーティリティ等が必要となっている。
【解決手段】触媒の存在下、分子状酸素によりプロピレンを酸化させてアクロレインを生成させ、さらにアクロレインを酸化させて得られる反応混合ガス、あるいは、プロパンを酸化させて得られる反応混合ガスを冷却凝縮して得られるアクリル酸含有水溶液から、下記溶剤(A)および溶剤(B)のそれぞれのグループから1種類以上の溶剤を選択した混合溶剤を用いてアクリル酸を抽出し、次いで、得られた抽出液を蒸留することを特徴とするアクリル酸の精製方法。
溶剤(A):炭素数が1〜4のアルコールと酢酸あるいはアクリル酸とのエステル
溶剤(B):ベンゼン、n−へキサン、シクロへキサン (もっと読む)


本発明はアセトン、酢酸メチルおよびヨウ化メチルを含む混合物からアセトンを除去する分離方法に関し、その方法は(a)アセトン、酢酸メチルおよびヨウ化メチルを含む前記流れを第一の蒸留帯域へ導入し;(b)アセトン、酢酸メチルおよびヨウ化メチルを含む前記流れへの酢酸の添加、または工程(a)における第一の蒸留帯域へのアセトン、酢酸メチルおよびヨウ化メチルを含む前記流れの導入地点またはそれより上の導入地点の一つ以上の地点で第一の蒸留帯域への酢酸の直接的な導入のいずれかまたは両方の組合せにより酢酸を前記第一の蒸留帯域へ導入し;(c)第一の蒸留帯域から、ヨウ化メチルを含む頂部流とアセトン、酢酸メチル、酢酸および低量のヨウ化メチルを含む下部流を除去し;(d)工程(c)から下部流を第二の蒸留帯域へ導入し;(e)第二の蒸留帯域から、酢酸メチルおよびヨウ化メチルを含む頂部流とアセトン、酢酸メチルおよび酢酸を含む下部流を除去し;(f)工程(e)から下部流を第三の蒸留帯域へ導入し;そして(g)第三の蒸留帯域から酢酸メチルおよびアセトンを含む頂部流と酢酸メチルおよび酢酸を含む下部流を除去する工程を含む。 (もっと読む)


【課題】メタノールおよび/またはその反応性誘導体のカルボニル化による酢酸の製造方法において特にデカンタにおける上側(水性)層と下側(有機)層との分離性を向上させる。
【解決手段】メタノールおよび/またはその反応性誘導体を第VIII族貴金属カルボニル化触媒と少なくとも2重量%の濃度の沃化メチル助触媒と必要に応じ少なくとも1種の促進剤と少なくとも有限濃度の水と少なくとも8%w/wの濃度の酢酸メチルと酢酸生成物との存在下にカルボニル化することによる酢酸の製造方法において、デカンタまで移送される凝縮頭上蒸気フラクションにおける酢酸の濃度を8重量%もしくはそれ以下に維持する。 (もっと読む)


工業グレードの(メタ)アクリル酸、例えば、アクリル酸を製造するための改良されたプロセスであって、そのプロセスには、少なくとも1種の(メタ)アクリル酸前駆体、例えばプロピレンを気相酸化して、水和された反応生成物を製造するステップ、それに続いてその反応生成物をまず脱水し、次いで濃縮するステップが含まれており、その改良には、オンラインの近赤外線分光法を使用して、その反応生成物の精製の際に、その反応生成物の水、酢酸、及び(メタ)アクリル酸の少なくとも一つの含有量を制御することが含まれる。
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【課題】本発明の目的は、高純度のフルオロカルボン酸を工業的に高収率で製造できる方法を提供することにある。
【解決手段】本発明は、フルオロカルボン酸及び水を含む混合物から上記水の少なくとも一部を除去して脱水フルオロカルボン酸溶液を得る脱水工程と、上記脱水フルオロカルボン酸溶液を精製する精製工程と、を有することを特徴とするフルオロカルボン酸の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、熱分離方法に適した分離塔中に含有される内部構造体の、吹き付けた重合阻害された還流の陰の領域にある一部の面を、可能な限り単純な方法で、かつ高い費用なしで、殊に、更に使用すべきスプレーノズルなしで陰の領域でなくすることである。
【解決手段】前記課題は、支持エレメントとしてカバーした二重T字型支持体及び/又はカバーしたU字型支持体を組み込んでいる、物質交換トレーの連続を含有する分離塔により解決された。 (もっと読む)


グリセリンからバイオ資源のプロピオン酸を製造する方法と、バイオ資源のプロピオン酸を85重量%以上含む組成物と、得られたプロピオン酸の溶剤、食品保存料、除草剤製造、ビニル・プロピオナート製造での使用。 (もっと読む)


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