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国際特許分類[C07C51/44]の内容

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【課題】易重合性化合物を含有する組成物の蒸留において、精留塔の塔底部に近接する回収部の下部で重合禁止剤がより強く作用する方法を提供する。
【解決手段】易重合性化合物を含有する組成物を重合禁止剤の存在下で蒸留する工程を含む易重合性化合物の製造方法の蒸留工程において、前記蒸留工程で精留塔内を降下する液体を中間濃縮装置によって濃縮し、精留塔において中間濃縮装置よりも下方の理論段を降下する液中の重合禁止剤の濃度を高めることで、精留塔においてより高い重合防止作用を得る。 (もっと読む)


【課題】(メタ)アクリル酸と非水溶性溶剤とを含有する組成物から(メタ)アクリル酸と非水溶性溶剤とを分離する蒸留において、精留塔の塔頂からの(メタ)アクリル酸の排出を抑制する方法を提供する。また、(メタ)アクリル酸を含む系での蒸留塔内での(メタ)アクリル酸の好ましくない重合反応を抑制し、装置類の閉塞等によるトラブルを回避し、(メタ)アクリル酸の製造を長期間安定して行うことができる方法を提供する。
【解決手段】(メタ)アクリル酸と非水溶性溶剤とを含有する組成物を精留塔に供給して蒸留する工程を含む、(メタ)アクリル酸の製造方法において、前記組成物中の酢酸の濃度が2.0質量%以下とすることで課題を解決する。
また、(メタ)アクリル酸を含有する組成物を精留塔に供給して蒸留する工程を含む、(メタ)アクリル酸の製造方法であって、前記精留塔の回収部に不規則充填物が収容され、前記組成物中の水濃度が2.0質量%以下とすることで課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】(メタ)アクリル酸の捕集及び(メタ)アクリル酸水溶液の濃縮によって(メタ)アクリル酸水溶液を生成するにあたり、(メタ)アクリル酸水溶液中のフォルムアルデヒドや(メタ)アクロレイン濃度を低減させながら、捕集効率の高い方法を提供する。
【解決手段】(メタ)アクリル酸含有ガスに含まれる(メタ)アクリル酸を捕集塔において水系媒体に捕集する工程と、前記捕集工程で得られた(メタ)アクリル酸水溶液をフラッシャーにおいて蒸発させ(メタ)アクリル酸水溶液を濃縮する工程と、フラッシャーで生成した蒸気またはその凝縮液を前記捕集塔に供給する工程とを含む(メタ)アクリル酸の製造方法において、
前記捕集塔において、水系媒体中の(メタ)アクリル酸の濃度が前記蒸気またはその凝縮液中の(メタ)アクリル酸の濃度の±10.0質量%以内となる位置に、前記蒸気またはその凝縮液を供給することを特徴とする(メタ)アクリル酸の製造方法。 (もっと読む)


溶解したモノマーアクリル酸、マイケル付加によって得られたアクリル酸オリゴマー、およびアクリル酸ポリマーを含有する液体Fに、液体Fが温度TF≧150℃で供給され、熱伝達流体Wが温度TW>TFで供給される間接熱交換器を利用して、熱を伝達するための方法を開示する。前記方法では、前記液体Fが熱交換器を貫流している間に、液体Fに気泡または気相に接する液体Fの薄層が生じる。 (もっと読む)


【課題】配管の閉塞を生じない、安定したアクリル酸回収方法を、経済的により好ましい態様で提供すること。
【解決手段】アクリル酸多量体を含有するアクリル酸多量体溶液を加熱してアクリル酸多量体をアクリル酸に分解する熱分解工程と、前記熱分解工程によりアクリル酸が分離されたアクリル酸多量体残液を、所定の排出温度に保温されている系に排出する排出工程とを含むアクリル酸の製造方法において、50℃におけるアクリル酸多量体残液の粘度が100〜1,500mPa・sとなるように、前記熱分解工程においてアクリル酸多量体溶液を加熱することを特徴とするアクリル酸の製造方法。 (もっと読む)


テルペン及びテルペノイド不純物を含む酢酸の精製方法は、(a)テルペン又はテルペノイド不純物を含む酢酸、及び水を蒸留カラムに供給し;(b)カラムに供給される酢酸及び水の混合物からテルペン又はテルペノイド不純物を留出物として共沸除去し;そして(c)テルペン又はテルペノイド不純物を除去した酢酸を含む生成物流をカラムから排出する;ことを含む。本方法は、木材浄化プロセスから回収される酢酸を精製するのに特に有効である。 (もっと読む)


【課題】長期保存した場合に着色や変色のより少ない親水性樹脂および吸収物品を提供する。
【解決手段】ハイドロキノンおよびベンゾキノンの合計の含有量が0.20ppm以下のアクリル酸および/またはその塩を主成分とする単量体成分を重合して得られる親水性樹脂、アクリル酸系重合体を主成分とし、ハイドロキノンおよび/またはベンゾキノンを含有する親水性樹脂であって、ハイドロキノンおよびベンゾキノンの合計量に対して10〜1,000,000倍量の重量比のキンヒドロン化防止剤を含有する親水性樹脂、および、アクリル酸系重合体を主成分とする親水性樹脂であって、開放系、70℃、65%RHの条件下で1週間放置後の着色度(YI)が20以下である親水性樹脂。 (もっと読む)


スルホン酸触媒、たとえばメタンスルホン酸(MSA)、ならびにノーブル・プロダクツ、たとえばアクリル酸、ブタノールおよびアクリル酸ブチルが、アクリレート反応器のブローダウンから回収される。そのブローダウンには、とりわけ、スルホン酸とアクリレートエステルとのマイケル付加物が含まれている。そのブローダウンを水と混合し、マイケル付加物を熱分解または加水分解させてそれらの構成成分とするのに十分な条件にかける。これらの熱分解条件もまた、スルホン酸および構成成分、ならびにヘビーエンドの他の低沸点成分たとえば、未反応のアクリル酸およびブタノールの回収を可能とするに十分なものである。 (もっと読む)


【課題】プロピレンの空気酸化によるアクリル酸の製造にあたり、原料の空気酸化を行う製造工程で得られたアクリル酸のガスから、粗アクリル酸を得る分離工程及び粗アクリル酸を精製する精製工程において、重合防止剤を用いてアクリル酸の重合を防ぎつつ、使用した重合防止剤を安定して回収するとともに、その回収した重合防止剤をアクリル酸の分離工程、精製工程に循環させる際に、重合防止剤に同伴する不純物によって製品品質が悪化することを防いで、上記不純物と分離した重合防止剤の回収を行う。
【解決手段】重合防止剤として非水溶性の重合防止剤を使用した上で、前記精製工程で得られる缶出液、晶析残渣、又は、それらを加熱することにより含有するアクリル酸二量体をアクリル酸として回収した後の回収残渣に対して、水及び非水溶性溶媒を添加して抽出を行い、前記非水溶性溶媒の層を分離して、その非水溶性溶媒の層から非水溶性の重合防止剤を回収する。 (もっと読む)


酢酸を製造する改良された装置及び方法は、システムの生産性を増加させるために、軽質留分カラムの残渣から生成物を回収し、かくして回収された酸を先へ送ることを含む。軽質留分カラムに対する負荷が減少し、回収された酸を更なる水除去なしに先へ送る好ましい態様においては脱水カラムに対する負荷も低下させることができる。 (もっと読む)


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