説明

国際特許分類[C07K14/76]の内容

国際特許分類[C07K14/76]の下位に属する分類

国際特許分類[C07K14/76]に分類される特許

51 - 60 / 78


【課題】コロイド浸透圧を生理的条件に保ったまま高濃度の酸素輸送が可能で、しかも血中滞留時間の長い人工酸素運搬体を提供する。
【解決手段】中心となる1分子のアルブミン(コアアルブミン)に架橋剤を介し、1個または複数個のアルブミン(シェルアルブミン)が結合されたことを特徴とするアルブミンクラスター、およびそれに金属ポルフィリン錯体を包接させたことを特徴とするアルブミン−金属ポルフィリン錯体クラスター。 (もっと読む)


【課題】ゲル化または架橋能力が高い架橋性タンパク質であって、生体に対して毒性の高い化合物を用いることなく、温和な環境で架橋することが可能であり、架橋物の安定性に優れた架橋性タンパク質を提供すること。
【解決手段】タンパク質と化合物(A)とが結合してなる架橋性タンパク質であって、該化合物(A)が下記一般式(1)で示される架橋性タンパク質。



(式中、Rはアルコール性水酸基、1級もしくは2級アミノ基、またはカルボキシル基;Rは置換基を有してもよい炭素数1〜10の炭化水素;A〜Aのうち1つまたは2つはフェノール性水酸基で、残りは水素原子または炭素数1〜6のアルコキシ基である。A〜Aのうち2つがフェノール性水酸基である場合、2つのフェノール性水酸基はオルトまたはパラ位の位置関係にあるものとする。) (もっと読む)


本発明は、親和性分子でコーティングされた微粒気泡に基づく、親和性単離、親和性精製および親和性アッセイのための方法、組成物およびキットに関する。特に、本発明は、タンパク質親和性分子でコーティングされた微粒気泡を提供する。さらに、本発明は、ガラス親和性分子でコーティングされた微粒気泡を提供する。分析物および細胞を単離するために、本発明の微粒気泡を使用する方法が具体的に提供される。本発明の一実施形態において、この微粒気泡はアルブミン微粒気泡のようなタンパク質微粒気泡である。 (もっと読む)


【課題】色素、金属イオン、ヒトタンパク質、宿主タンパク質、アルブミンの断片、アルブミンの重合体または凝集物とウイルスを極端に低レベルで含むかまたは本質的に含まず、本質的にグリケート化されていなくて、遊離チオールについて比較的高く、完全なC末端を有した、アルブミンの製造方法の提供。
【解決手段】ポジティブモード陽イオン交換と、その後でポジティブモード陰イオン交換クロマトグラフィーにアルブミンを通す。他のステップ、例えば限外ロ過、ゲル浸透クロマトグラフィー、アルブミンを結合させるアフィニティクロマトグラフィーと混入物質を結合させるアフィニティクロマトグラフィーも用いてよい。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、アルブミンの結合サイトを占拠できる安定化剤分子含有の出発アルブミン液よりアルブミン水溶液を製造する方法に関し、該方法は、他の分子に対するアルブミンの結合能(ABiC)を増加させる方法で、該安定化剤分子の少なくとも一部分を該出発アルブミン液のアルブミンから除去し該出発アルブミン液から分離することからなる。該方法を行うため、出発市販安定化アルブミン液を、より簡単で素早く安価に、そしてアルブミンに対して穏和な手法で調製処理可能な方法によりなされ、その方法は安定化剤分子の少なくとも一部、好ましくは安定化剤分子のすべてに対する固体吸着性物質の親和性が、対応安定化剤分子に対するアルブミンの親和性より高い固体吸着性物質と出発アルブミン液とを接触せしめ、アルブミンを該吸着性物質から分離せしめるもので、その方法は> 3のpHで行われる工程を含有しているものである。 (もっと読む)


本発明は、(a)分子中の1つ以上の遊離アミノ基は、アミノ基と反応可能な反応性官能基、及び反応性官能基と結合する3級アミノ基を含む質量タグ試薬と反応する、及び(b)分子を質量分析装置で特徴決定する1つ以上の遊離アミノ基を含む分子を質量分析装置で特徴決定する方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】臨床プロテオーム解析をする際に、微量成分の検出に対して妨害となる過剰な
タンパク質を取り除くための方法を得る。
【解決手段】血液由来試料から、分子量6万のデキストランのふるい係数が0.001以上0.5以下であり、分子量3万のデキストランと分子量6万のデキストランの透過比率が3以上である分離膜を用いた分離システムを用い、更に分子量3万以上の特定のタンパク質に対するアフィニティーリガンドおよび/または抗体を用いて特定のタンパク質に対するアフィニティーリガンドおよび/または抗体を用いない場合に比べ、特定のタンパク質を10%以下の濃度に低減した生体成分分離方法および生体成分分離装置。
本分離方法および装置により得られた溶液は、質量分析、電気泳動、液体クロマトグラフィー等のプロテオーム解析を目的としたタンパク質分析に用いられ、高感度の分析が可能になる。 (もっと読む)


本発明は、アルブミンなどの高分子と反応させて共有結合複合体を形成し得るさせる生物活性化合物を提供し、得られた複合体はイン・ビボで所望の生物活性を示す。より詳しくは、これらの複合体は、架橋基と共有結合している生物活性部分とタンパク質とを含んでなる単離された複合体である。これらの複合体は、生物活性部分、例えばレニン阻害剤またはウイルス融合阻害剤ペプチドと、精製および単離タンパク質とをコンジュゲートさせることにより製造される。これらの複合体は非コンジュゲート分子に比べて血流中で寿命が長く、非コンジュゲート分子に比べて長時間生物活性を示す。本発明はまた、ウイルス感染の阻害剤であり、かつ/または抗融合特性を示す抗ウイルス化合物を提供する。特に、本発明は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)、呼吸器合胞体ウイルス(RSV)、ヒトパラインフルエンザウイルス(HPV)、麻疹ウイルス(MeV)、およびサル免疫不全ウイルス(SIV)などのウイルスに対して阻害活性を有し、しかもウイルス感染の処置のために長時間作用を有する化合物を提供する。 (もっと読む)


【課題】獣医療の廃棄物であるイヌの体液からのイヌ用アルブミン製剤の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明のイヌの体液からのイヌ用アルブミン製剤の製造方法は、該体液中に溶解しているタンパク質をポリエチレングリコールにより除去する工程と、その後に共雑成分をイオン交換樹脂により除去する工程と、最後に濃縮によりアルブミン濃度を上げる工程からなる。 (もっと読む)


本発明は、治療上有用なウイルス不活化アルブミンに、および下記の段階の組み合わせによって特徴づけられる、治療上有用なウイルス不活化アルブミンの調製方法に関する:
(a)第1のアルブミン水溶液を、45℃未満の温度にてSD試薬と接触させることによる、SD法によるウイルス不活化のための処理に供する;
(b)油抽出とそれに続く疎水性相互作用クロマトグラフィー(ここで疎水性基材、特に疎水基が任意に結合しうる基材が前記クロマトグラフィーに用いられ、ただし前記疎水基は24個を超える炭素原子を有する脂肪族基である)によって、少なくとも実質的にSD試薬を除去して、次のような第2のアルブミン溶液を得、第2のアルブミン溶液には
(c)糖、アミノ酸および糖アルコールの群から選択された1種類以上の安定剤が任意に添加され、ただしインドール安定剤およびC6〜C10脂肪酸は前記安定剤として使用されず、ここで直ちに
(d)任意に安定剤が添加されている前記第2のアルブミン溶液を最終包装および滅菌ろ過に供し、および任意に最終容器に充填する。 (もっと読む)


51 - 60 / 78