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国際特許分類[C08F292/00]の内容

国際特許分類[C08F292/00]に分類される特許

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【課題】柔軟性・難燃性を保持しつつ、熱伝導率を向上した熱伝導シート、およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】アルキル基の炭素数が12〜18である少なくとも1種のアルキル(メタ)アクリレート単量体および/またはその部分重合体を含むバインダー成分(A)と、
平均粒径が0.3μm以上4.0μm未満の、晶析法で得られかつ粉砕処理されていない水酸化アルミニウム粒子(B)と、
平均粒径が4.0μm以上15.0μm以下の、晶析法で得られかつ粉砕処理されていない水酸化アルミニウム粒子(C)であって、(C)の平均粒径/(B)の平均粒径=3〜15の条件を満たす水酸化アルミニウム粒子(C)と、
反応開始剤(D)とを、
(A)成分を100質量部、(B)成分を50〜400質量部、(C)成分を50〜1000質量部、(D)成分を0.01〜5質量部の量で含む硬化物により、上記のシートを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】基材粒子と該基材粒子を被覆する子粒子とからなる複合粒子を、高い効率で容易に製造することができる複合粒子の製造方法を提供する。また、該複合粒子の製造方法により製造された複合粒子を提供する。
【解決手段】基材粒子と前記基材粒子を被覆する子粒子とからなる複合粒子を製造する方法であって、金属微粒子又は金属酸化物微粒子の表面に化学反応にて疎水性官能基を導入して疎水性表面を有した疎水化子粒子を調製する工程と、前記疎水化子粒子と重合性単量体とを混合して重合性単量体混合物を調製する工程と、前記重合性単量体混合物を親水性媒体中に分散させて重合性単量体混合物液滴の分散液を調製する工程と、前記重合性単量体混合物液滴において前記疎水化子粒子を表面に偏在させる工程と、前記疎水化子粒子が表面に偏在した重合性単量体混合物液滴を重合させて複合粒子を得る工程とを有する複合粒子の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高分子系ナノコンポジットを層間表面からのラジカル重合を行うことにより短時間で製造することができ、耐熱性及び難燃性に優れる高分子系ナノコンポジットを製造する方法を提供すること。
【解決手段】有機オニウム塩を用いて層状無機化合物の層間を拡張した後、下記一般式(1)で表わされる基を有するラジカル重合開始剤を、層間表面に共有結合を介して固定化し、該重合開始剤から表面開始ラジカル重合を行うことを特徴とする、該製造方法。
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【課題】ポリマー鎖で化学修飾されたチタン酸塩化合物を提供すること。
【解決手段】チタン酸塩(1)の表面に化学結合を介して導入されたラジカル重合開始基を起点として、ラジカル重合性不飽和結合を有するモノマーを重合させることで得られる、ポリマー鎖で化学修飾されたチタン酸塩化合物(A);
ラジカル重合開始基が、リビングラジカル重合開始基又は原子移動ラジカル重合開始基であるチタン酸塩化合物(A)。 (もっと読む)


【課題】優れた硬度と密着性を両立できるハードコートフィルムの提供。
【解決手段】トリアセチルセルロース基材の一面側に隣接して、反応性官能基aを有する平均粒径10〜100nmの反応性シリカ微粒子、及び、前記反応性官能基aとの架橋反応性を有する反応性官能基bを3つ以上有するバインダー成分を含み、且つ前記反応性シリカ微粒子を全固形分に対して30〜65重量%含むハードコート層用硬化性樹脂組成物の硬化物からなる、膜厚3〜25μmのハードコート層20が設けられ、前記トリアセチルセルロース基材の前記ハードコート層20側の界面から0.05〜0.70μmの領域には、前記ハードコート層20の前記バインダー成分が浸透した浸透層30が形成されていることを特徴とする、ハードコートフィルム1。 (もっと読む)


【課題】重量増加を伴わず、高温時におけるポリプロピレンの弾性率を上げることができる変性ポリプロピレンの製法およびそれにより得られた変性ポリプロピレンを提供する。
【解決手段】下記の(A)成分と(B)成分とを溶融混合し、その溶融状態の混合物中に、下記の(C)成分を配合する。これにより、フラーレン−ポリプロピレングラフト体を含み、その溶融粘度(230℃)が、上記(A)成分のポリプロピレンの1.1〜1.3倍である、変性ポリプロピレンを調製する。
(A)ポリプロピレン。
(B)フラーレン。
(C)有機過酸化物。 (もっと読む)


【課題】カチオン開始剤、カチオン重合性樹脂および放射線遮断性充填剤に基づく有用な複合材を製造する。
【解決手段】a)カチオン活性官能基と、(b)前記カチオン活性官能基のカチオン重合を開始させることが可能な開始系と、(c)重合性組成物を放射線不透過性にするために十分な量の金属酸化物、金属ハロゲン化物、金属硼酸塩、金属燐酸塩、金属珪酸塩、金属炭酸塩、金属ゲルマニウム酸塩、金属テトラフルオロ硼酸塩、金属ヘキサフルオロ燐酸塩およびそれらの組合せから成る群から選択される放射線遮断性充填剤を含む充填剤組成物とを含む重合性組成物であって、前記重合性組成物が重合して、GYZJ−935硬度計を用い測定して、25℃の反応温度での前記カチオン活性官能基の開始から30分以内に少なくとも10のバーコル硬度を有する重合された組成物を生成するように成分(a)、(b)および(c)が選択される重合性組成物。 (もっと読む)


【課題】無機ナノ粒子の有する様々な特有の優れた性状・特性・機能を利用するためには高分子とのハイブリッド化が注目されている。そしてそのナノ粒子の特性を生かすためにも高分子とハイブリッド化したナノ粒子での無機ナノ粒子の占める比率を高めることが求められている。
【解決手段】コアである無機ナノ粒子の表面にアンカーを介して修飾剤が結合し、該修飾剤と(a)高分子及び(b)キャッピング剤とがリンカーを介して結合しており、該ナノ粒子の表面に(a)高分子及び(b)キャッピング剤が担持された構造を有する高分子修飾ハイブリッドナノ粒子及びその合成方法が提供される。 (もっと読む)


【課題】200μm以下の無機多孔質体に対して、この無機多孔質体同士が固着せず、また無機多孔質体の細孔内を充満することなく、その細孔内に高分子ゲルを効率的に固定化する有機−無機ハイブリッド体の製造方法、及びその有機−無機ハイブリッド体を提供する。
【解決手段】無機多孔質体に、単量体と分子認識化合物と架橋剤と重合開始剤とを含有する溶液を含浸させる含浸工程と、無機多孔質体の細孔内及び細孔外に、単量体の結晶を生成させる結晶生成工程と、単量体と分子認識化合物と架橋剤とを共重合させて高分子ゲルを生成させる共重合反応工程と、共重合反応工程にて細孔内に上記高分子ゲルが固定された無機多孔質体を洗浄する洗浄工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】シリカや炭素材料などの基材の表面に高密度で高分子鎖をグラフトすることができ、且つ前記基材が有する特性を備える高分子修飾材料を得ることができる高分子修飾材料の製造方法を提供すること。
【解決手段】表面に求核性官能基を有する基材と、下記式(1):
−CH−Ar−(Y
[式(1)中、Xはハロゲン原子を表し、Arは芳香族環を表し、Yは重合開始能を備える官能基を含有する基を表し、nは1〜3の整数である。]
で表されるハロゲン化メチル芳香族化合物誘導体を含む重合開始剤とを反応させて前記基材の表面に前記重合開始剤を結合せしめる工程と、
表面に前記重合開始剤が結合した前記基材とラジカル重合性モノマーとを反応させて前記基材の表面に前記ラジカル重合性モノマーをグラフト重合せしめる工程と、
を含むことを特徴とする高分子修飾材料の製造方法。 (もっと読む)


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