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国際特許分類[C08J9/28]の内容

国際特許分類[C08J9/28]に分類される特許

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【課題】平面性に優れ、安全性、サイクル性、電池作成のしやすさに優れたセパレータとして好適な、積層多孔フィルム及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】多孔フィルムからなる外側のA層と、前記A層の内側に隣接して積層され、前記A層と実質的に同種の多孔フィルムからなるB層と、を含む積層多孔フィルムあって、
前記A層と前記B層との気孔率比が、(A層の気孔率)/(B層の気孔率)として0.90を超えて1.1以下であり、
前記A層と前記B層との融点差が、0℃以上5℃以下であり、
前記A層と前記B層との厚み差が、(A層の厚み)−(B層の厚み)として−20μm以上である積層多孔フィルム。 (もっと読む)


【課題】ポリイミド本来の特長を損なうことなく、誘電率を低くすることができる多孔質ポリイミド膜の製造方法を提供する。
【解決手段】極性を有する揮発性の溶媒に、ポリイミド前駆体の材料と、三級アミンを有する光硬化性樹脂前駆体を溶解させた溶液を作製し、この溶液を基板上に塗布することにより膜を形成した後、溶媒の一部を膜から蒸発させる。そして、この膜に二酸化炭素を溶解させることにより、膜内に溶媒の液滴を生成し、更に膜に光を照射することにより光硬化性樹脂前駆体を硬化させる。その後、溶媒を蒸発させることにより、膜内のうち溶媒が存在していた部分に空孔を形成する。こうして製造されるポリイミド膜は、空隙率が高いため誘電率が低く、しかもポリイミド本来の特長である高耐熱性、高耐溶剤性及び高絶縁信頼性が損われることがない。 (もっと読む)


【課題】無機粒子を含有したポリオレフィン微多孔膜おいて、良好な耐熱性を有し、非水電解液電池用セパレータとして使用した場合に良好な安全性を示す無機粒子含有ポリオレフィン微多孔膜、及びそれを含む非水電解液電池用セパレータを提供すること。
【解決手段】
ポリオレフィン樹脂と無機粒子とを含む微多孔膜であって、
前記無機粒子の含有割合が前記微多孔膜の総重量に対して10質量%以上80質量%以下であり、
前記微多孔膜のDSCにおいて、1回目の測定での融解ピーク数(P1N)が2つ以上あり、2回目の測定での融解ピーク数(P2N)が1回目の測定での融解ピーク数(P1N)よりも少ない無機粒子含有ポリオレフィン微多孔膜。 (もっと読む)


【課題】多孔質膜の孔径および孔径の分布、空孔率を所定の範囲にすることにより、多孔質膜の機能を制御し、断熱性、機械特性、表面特性(接着性、摩耗性等)に優れる多孔質材料を提供する。
【解決手段】高分子多孔質膜の単独層であって、第1の表面側611から第2の表面側612に向かって、膜厚の10%以上の領域に渡り、孔径が次第に大きくなる独立孔からなる第1の孔径変化部613を有する高分子多孔質膜で、独立泡構造よりなる空孔の孔径を、膜表面から傾斜的に変化するように制御することにより、断熱性、機械特性、表面特性(接着性、摩耗性等)に優れる多孔質材料およびその製造方法。 (もっと読む)


【課題】絶縁体としての多孔質体の発泡度のバラツキを抑制することにあり、そのための多孔質体の製造方法及びこの多孔質体を絶縁体層として用いた絶縁電線並びに前記多孔質体を製造するのに好ましい樹脂組成物を提案する。
【解決手段】電離放射線によって架橋処理された含水吸水性ポリマの微粒子を紫外線硬化樹脂中に分散した組成物を塗料として導体2に塗布、硬化させて多孔質体(絶縁体層)8とし、その後、水分を乾燥除去して絶縁電線6を完成する。 (もっと読む)


【課題】薄膜でありながら高強度であり、かつイオン交換特性を保持できる補強材として好適なポリエチレン微多孔膜を提供する。
【解決手段】空孔率78〜93%、厚さ5〜50μm、表面の平均開孔率が10〜40%、および断面の平均孔面積が0.05〜1.0μm2であることを特徴とするポリエチレン微多孔膜。ポリエチレン組成物の揮発性溶剤による調整、溶融混練、押し出し冷却固化、一次延伸、溶剤乾燥、二次延伸により得られる。 (もっと読む)


【課題】厚みがあるポリフッ化ビニリデンの多孔質体の製造方法を提供する。
【解決手段】主成分としてポリフッ化ビニリデンを含み、厚みが1mm以上である多孔質体の製造方法であって、前記ポリフッ化ビニリデンを100〜160℃で加熱して溶媒に溶解させてポリフッ化ビニリデン溶液を得、前記ポリフッ化ビニリデン溶液を−196〜30℃で1分〜24時間冷却して析出した成形体を得、前記成形体を分離し、乾燥して、主成分としてポリフッ化ビニリデンを含む多孔質体を得る工程を含む。この溶媒は、ポリフッ化ビニリデンに対する貧溶媒と、ポリフッ化ビニリデンに対する良溶媒とを含む。 (もっと読む)


【課題】優れた濾過性能を備え、かつ高い耐熱性を有する、表面が親水化されたエチレン/テトラフルオロエチレン共重合体の多孔体の製造方法。
【解決手段】エチレンに基づく繰返し単位とテトラフルオロエチレンに基づく繰返し単位を含有するエチレン/テトラフルオロエチレン共重合体と親水性高分子とを、300℃以下で前記エチレン/テトラフルオロエチレン共重合体を溶解しうる溶媒に、300℃以下かつ得られる溶液の相分離温度以上の温度で溶解して溶液を得る工程(A)と、前記溶液を300℃以下かつ前記溶液の相分離温度以上の温度で成形して成形物とする工程(B)と、前記溶液の相分離温度以上の温度の成形物を前記溶液の相分離温度以下の温度に冷却して前記エチレン/テトラフルオロエチレン共重合体と親水性高分子とを凝固させる工程(C)と、を有する方法で作成され、その表面が、水との接触角が70度以下である、親水化されたエチレン/テトラフルオロエチレン共重合体多孔体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】安全性と高出力特性とを両立したリチウムイオン二次電池を実現し得る、ポリオレフィン微多孔膜を提供する。
【解決手段】膜厚方向に連通孔を有し、膜厚21μm以上、気孔率42%以上のポリオレフィン微多孔膜であって、120℃での幅方向の熱収縮率が4%以下、ポリオレフィン全体に対するポリプロピレンの含有率が5〜20質量%であるポリオレフィン微多孔膜。 (もっと読む)


【課題】高気孔率を保持することができるとともに、引張強度にも優れたPTFE多孔体、及び、このPTFE多孔体を絶縁体とした絶縁電線・ケーブルを提供する。
【解決手段】370℃から390℃の範囲で吸熱現象を示すことを特徴とするPTFE多孔体。延伸法によらず、造孔剤の除去によって多孔化されていることを特徴とする上記PTFE多孔体。中心導体の周上に、上記PTFE多孔体からなる絶縁体が形成されてなる絶縁電線。上記絶縁電線と、上記絶縁電線の絶縁体の周上に形成された外部導体とからなる同軸ケーブル。 (もっと読む)


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