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国際特許分類[C09B67/02]の内容

国際特許分類[C09B67/02]に分類される特許

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【課題】
本発明は、上記のようなフタロシアニン色素による増感機能の付与の困難性を無くし、より高能率な増感された感光性素子を提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明において用いた5価アンチモンを含むフタロシアニン色素は、特許第4038572号(発明者;砂金宏明、加賀屋豊)に開示された方法で合成し、特に周辺置換基としてtert-butyl基を有する色素についてはJ.Inorg.Biochem.,102(2008)380に詳細に記述されている。
本発明は、この5価アンチモンを中心原子とし、かつ軸配位子として水酸基を導入することにより得られたフタロシアニン色素が微粒子酸化チタン等の感光性材料と著しく高い親和性を有することを知見するに至り、それを利用したものである。 (もっと読む)


【課題】空隙率を低下させることなく、形状保持性に優れ、顔料の含有割合を高めることができ、隠蔽性に優れた着色剤として好適な顔料複合化中空粒子の製造方法を提供する。
【解決手段】顔料粒子及び不飽和単量体を水系媒体において分散させ、顔料分散液とする分散工程と、顔料分散液に含まれる不飽和単量体を重合し、顔料粒子部及び重合体部を備える第1複合粒子を含む第1エマルションとする第1重合工程と、第1エマルションと、水溶性不飽和単量体と、架橋性不飽和単量体を含む親油性組成物とを混合し、混合液において、親油性組成物を第1複合粒子に吸収させる吸収工程と、上記混合液において、水溶性不飽和単量体及び架橋性不飽和単量体を含む単量体混合物を重合する第2重合工程と、を備えることで、上記顔料粒子が重合体相に分散されてなり、且つ、その内部に少なくとも1つの空間部が形成された顔料複合化中空粒子を製造する。 (もっと読む)


【課題】カラーフィルタ用赤色着色組成物中に微細化されたジケトピロロピロール系顔料を用いると、ポストベーク工程中に当該顔料が結晶析出する。また、結晶析出を生じにくくすると、赤色着色組成物の光感光性組成物としての露光感度が低下し、アルカリ現像性も悪化するという課題がある。
【解決手段】少なくとも、(A)顔料、(B)バインダー樹脂、(C)モノマー、(D)光重合開始剤、(E)有機溶剤を含む赤色着色組成物であって、(A)顔料として少なくともジケトピロロピロール系顔料を含み、該顔料の平均一次粒子径が40nm以下であり、且つ(B)バインダー樹脂として少なくとも1種の熱硬化性樹脂を含むことを特徴とする赤色着色組成物である。前記熱硬化性樹脂は、メラミン樹脂とイソシアネート基を含有するメラミン化合物か、該メラミン化合物にさらに酸無水物を反応させてなるメラミン化合物のいずれかである。 (もっと読む)


【課題】既存の塗料組成物中に加えるのみで、見る角度によって色相が変化する意匠性に優れた塗膜を提供することができる、構造色フレーク顔料を提供する。
【解決手段】平均粒子径100〜850nmの単分散の樹脂粒子であるコア部が規則的に配列したコア部配列部、およびこのコア部の規則的な配列を固定する固定相、を含む、構造色フレーク顔料であって、この構造色フレーク顔料は、厚さが1〜30μmであり、アスペクト比が1〜250であり、および、このコア部の屈折率と固定相の屈折率との屈折率差は0.01以上である、構造色フレーク顔料。 (もっと読む)


【課題】
本発明は極めて断面積の大きい二光子吸収材料である。すなわち、組成物の一光子吸収帯よりも長波長側に新たな吸収帯が出現することを特徴とする二光子吸収材料を提供する。
【解決手段】
本発明は、粘土鉱物のイオン交換容量のうち、その3〜40%に、置換又は非置換の芳香族基よりなる電子求引性発色団と電子供与性芳香族基とが共役結合基を介して結合されている有機化合物が吸収した無機化合物−有機化合物の複合体よりなる二光子吸収材料。 (もっと読む)


本発明は、(a)ベータ相の銅フタロシアニン色素を含有した顔料製剤であって、顔料粒子の平均粒径d50が40〜80nmであり、平均長さ対幅比が2.0:1以下であること、および(b)CPCが銅フタロシアニンの残基、nが1〜4.0の数値、mが0.5〜4.0の数値、Katがアルカリ金属群からのいずれか一つのカチオンまたはH、oが0〜3.5の数値で、ただし、n=m+oであり、R、R、R、Rが同一または異なっている、C〜C20のアルキル、C〜C20のアルケニル、C〜C20のシクロアルキル、C〜C20のシクロアルケニルまたはC〜Cのアルキルフェニルを意味し、場合によっては前記各残基がヒドロキシおよび/またはハロゲンによって置換されているとしたときに、銅フタロシアニン顔料の重量を基準として1〜30重量%の、式(II)で表わされる顔料分散剤を含むことを特徴とする、顔料製剤に関する。式中、本顔料製剤は、極めて高い粘度安定性を特徴として、それにより特に、水性、溶剤ベース型およびUV硬化型のインクジェットインクに適している。
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【課題】キナクリドン固溶体顔料を含有し、水40〜60重量%の低水分量であっても、保存安定性に優れたインクジェット記録用水系インク、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】〔1〕無置換キナクリドンとジクロロキナクリドンからなるキナクリドン固溶体顔料1〜20重量%と水40〜60重量%を含有する水系インクであって、CuKα線源を用いた粉末X線回折により測定した該固溶体顔料の結晶子径が270Å以上であり、かつ(結晶ピーク強度/アモルファス相に起因するハローパターン強度)の比が4以上である、インクジェット記録用水系インク、及び〔2〕前記固溶体顔料を、70〜150℃で24時間以上加熱処理した後、水不溶性ポリマー、有機溶媒及び水を加えた混合物を分散処理して、前記顔料を含有する水不溶性ポリマーからなる粒子の分散体を得た後、有機溶媒を除去し、架橋剤で前記ポリマーを架橋する、前記顔料を含有する架橋ポリマー粒子を含むインクジェット記録用水系インクの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】近赤外領域に吸収を有し、400〜700nmの領域に吸収を有さず不可視性に優れた、高堅牢な近赤外線吸収性化合物および微粒子を提供する。
【解決手段】下記一般式(1)で表される化合物からなる微粒子。


(式中、R1a及びR1bは同じであっても異なっても良く、各々独立にアルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を表す。R2及びR3は各々独立に水素原子または置換基を表し、少なくとも一方は電子吸引性基であり、R2及びR3は結合して環を形成しても良い。R4は水素原子、アルキル基、アリール基、ヘテロアリール基、置換ホウ素、金属原子を表し、R1a、R1b及び/又はR3と共有結合もしくは配位結合しても良い。) (もっと読む)


【課題】コントラスト等に優れた微細化顔料を容易に安定して製造できる顔料摩砕用無水硫酸ナトリウムを提供すること。
【解決手段】粉末状の顔料摩砕用無水硫酸ナトリウムであって、平均粒子径が5.5μm以下であり、かつ粒径10.0μm以上の含有量が5体積%以下である顔料摩砕用無水硫酸ナトリウムにより課題を解決した。該顔料摩砕用無水硫酸ナトリウムは、例えば、乾燥空気を0.65MPaで送り込んでいるジェットミル粉砕室内に、50kg/hrで、原料となる芒硝を供給し、連続粉砕し、粉砕機から排出される粉砕芒硝をバグフィルターで一括捕集して得ることができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、顔料の分散安定性と斜め方向の視認性に優れ、かつ塗膜とガラス等の透明基板との間で強固な密着性を有するカラーフィルタ用着色組成物およびカラーフィルタを提供することを目的とする。
【解決手段】トリアジン環含有エポキシ樹脂とトリアジン環含有フェノール樹脂とから選ばれる少なくとも1種の樹脂と、顔料と、塩基性基を有する顔料誘導体、塩基性基を有するアントラキノン誘導体、塩基性基を有するアクリドン誘導体および塩基性基を有するトリアジン誘導体からなる群の中から選ばれる少なくとも1種の塩基性基含有誘導体と、モノマーを含む顔料担体と、を含むカラーフィルタ用着色組成物、および該着色組成物から形成されるフィルタセグメントを具備するカラーフィルタ。 (もっと読む)


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