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国際特許分類[C09D123/10]の内容

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【課題】プラスチック、金属、紙、木材、皮革、ガラス、ゴム、セラミック、コンクリートなどの材料、特にポリオレフィン系樹脂からなる各種材料のフィルムやシート、あるいは成形物などへの塗料、プライマーまたは接着剤あるいはこれらの添加剤や密着付与剤として、あるいは無機材料やインキ材料のバインダーとしての性能を有する水性分散体組成物を提供する。
【解決手段】プロピレン・1−ブテン共重合体(A)とα,β−モノエチレン性不飽和基
を有する単量体およびその他の共重合性モノマー(B)とを(A)/(B)=5/95〜90/10の重量比で重合して得られる樹脂(D)と界面活性剤と水とを含有する水性分散体組成物であって、該共重合体(A)が(a)プロピレン単位を50〜95モル%、1−ブテン単位を5〜50モル%含有し、(b)極限粘度[η](135℃、デカリン中)が0.1〜12dl/g、(c)分子量分布(Mw/Mn)が3以下である水性分散体組成物。 (もっと読む)


本発明は、コーティング組成物、コーティングされた物品、及びこのようなコーティングされた物品を形成する方法である。前記コーティング組成物は、(a)分散体;及び(b)架橋剤を含む。前記分散体は、エチレン系熱可塑性ポリマー、プロピレン系熱可塑性ポリマー、及びそれらの混合物からなる群より選択される少なくとも1又はそれ以上のベースポリマー;少なくとも1又はそれ以上の安定化剤;ならびに液状媒体を含む。前記架橋剤は、例えば、炭酸亜鉛アンモニウムであってもよい。コーティングされた物品は、セルロース系材料を含む基材;及び基材の少なくとも1又はそれ以上の表面に存在する少なくとも1又はそれ以上のコーティング層を含む。前記1又はそれ以上のコーティング層は、(a)分散体;及び(b)架橋剤を含むコーティング組成物から導かれてもよい。前記分散体は、エチレン系熱可塑性ポリマー、プロピレン系熱可塑性ポリマー、及びそれらの混合物からなる群より選択される少なくとも1又はそれ以上のベースポリマー;少なくとも1又はそれ以上の安定化剤;ならびに液状媒体を含む。コーティングされた物品を形成する方法は、(1)セルロース系材料を含む基材を選択する段階;(2)(a)エチレン系熱可塑性ポリマー、プロピレン系熱可塑性ポリマー、及びそれらの混合物からなる群より選択される少なくとも1又はそれ以上のベースポリマー;少なくとも1又はそれ以上の安定化剤;及び液状媒体を含む分散体;及び(b)架橋剤を含むコーティング組成物を選択する段階;(3)前記コーティング組成物を前記基材の少なくとも1又はそれ以上の表面に適用する段階;(4)前記水の少なくとも一部を除去する段階;ならびに(5)それにより前記コーティングされた物品を形成する段階を含む。 (もっと読む)


【解決手段】本発明の水分散体は、[1](A)α,β−モノエチレン性不飽和基を有する単量体およびその他共重合可能な単量体からなる共重合性モノマー(E)の重合体で変性されたプロピレン系樹脂と、(D)重合体鎖に結合したカルボン酸またはその塩の基を樹脂1グラム当り式(1)で表される基換算で0.05〜5ミリモル当量の濃度で含むプロピレン系樹脂と、(F)アニオン型および/またはノニオン型界面活性剤および、(G)水を含み、共重合性モノマー(E)に少なくとも1種の(メタ)アクリル酸エステル、および/または芳香族ビニル化合物を含有することを特徴とする水分散体。
【効果】本発明によれば、コート材が分離現象を起こすことなくそのまま使用することができ、スプレー塗装が可能な塗料及びプライマーで、ポリオレフィン、合成ゴム等の各種樹脂成型品や、鋼板やアルミニウム等の金属への密着に優れている。
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【課題】耐熱性に優れ、極性基である水酸基を含有するプロピレン系重合体、プロピレン系重合体の製造方法、及び塗装性材料の提供。
【解決手段】プロピレンと水酸基含有オレフィンからなるプロピレン系重合体であって、特定の構造のメタロセン化合物を含んだ触媒成分から製造され、(i)該重合体中の水酸基含有オレフィン量が10mol%以下であり、(ii)該重合体のGPC測定によって得られた重量平均分子量(Mw)が5000以上であり、(iii)重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比の値(Mw/Mn)が、1.0〜3.5の範囲にあり、(iv)該重合体のDSCで測定した融点([Tm];℃)とNMRで測定した水酸基含有オレフィン量([−OH];mol%)とが、0<[−OH]≦3の場合は下記関係式(Eq-1)を満たし、3<[−OH]≦10の場合は下記関係式(Eq-2)を満たすプロピレン系重合体。
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【課題】 被覆体を表面コーティングするプライマー組成物並びにプライマー組成物を利用した方法であり、その被覆体に密着性を高めるために専用プライマー組成物を用いて下地処理すること、及び常温にて表面硬化するコーティング剤を用いて表面硬化させること、さらにはその硬化膜で被覆された合成樹脂成型品または金属成型品などの表面加工成形品を提供することを目的とする。
【解決手段】 特定の非晶性ポリプロピレン系樹脂を無水マレイン酸で変性処理して得られた樹脂を難接着性被覆体に下地処理するプライマーとして用いること、及び常温にて表面硬化する特定の無機−有機複合型コーティング剤を用いることで目的の表面加工成型品が得られる。 (もっと読む)


【解決手段】プロピレン系エラストマー及び/またはスチレン系エラストマーと、ポリエステル及び/またはアクリル系樹脂及び/またはウレタン樹脂と、水からなる水分散体を含有する塗工材を塗工、乾燥して得られ、プロピレン系樹脂とポリエステルへの密着性、耐水性に優れること、またはエチレン系エラストマー及び/またはスチレン系エラストマーと、ポリエステル及び/またはアクリル系樹脂及び/またはウレタン樹脂と、水からなる水分散体。
【効果】本発明によれば、ポリプロピレンとポリエステル、ポリエチレンとポリエステル、各種樹脂の成形品、シート、フィルム同士に優れた密着性、耐水性を発現するという従来にない作用効果を有するもので、幅広い工業用途で用いることができる。
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【課題】 ポリプロピレン系樹脂組成物成形体と、ブリードアウトが抑制され、外観、密着性及び耐水性、耐薬品性に優れた塗膜層との脂積層体を提供する。
【解決手段】 下記(P1)〜(P3)を含むポリプロピレン系樹脂組成物からなる成形体上に、プロピレン系重合体(A)に親水性高分子(B)又は酸性基が結合してなる重合体(C)が水に分散されてなり界面活性剤含有量が5重量%未満である水性樹脂分散体からなる水性塗料を直接塗布し乾燥して塗膜層を形成する積層体の製造方法。
(P1) 結晶性ポリプロピレン部とプロピレン−エチレンランダム共重合体部からなるプロピレン−エチレンブロック共重合体 50〜95重量%
(P2) 無機フィラー 5〜25重量%
(P3) エラストマー 0〜25重量% (もっと読む)


【課題】素材に対する密着性及び耐ガソホール性を両立できるとともに、高圧洗浄による洗車時における複層塗膜の剥離抑制及び耐湿性も両立でき、塩素を含まないポリオレフィン系樹脂を用いた水性プライマー塗料組成物を提供する。
【解決手段】水性非塩素化ポリオレフィン系樹脂(A)、水性ポリウレタン樹脂(B)、水性エポキシ樹脂(C)及び内部架橋アクリル粒子エマルション(D)を含む水性プライマー塗料組成物であって、上記(A)、(B)、(C)及び(D)の合計量100質量%中、固形分換算で、上記(A)の含有量が15〜60質量%、上記(B)の含有量が10〜50質量%、上記(C)の含有量が20〜50質量%、上記(D)の含有量が5〜20質量%であり、上記(A)は、その結晶化度が35〜55%で、かつ、重量平均分子量が50000〜200000である水性ポリプロピレン系樹脂である水性プライマー塗料組成物。 (もっと読む)


保護コーティング、および/または、接着剤として使用するための新しい組成物を提供する。当該組成物は、溶剤システムにおいて分散、または溶解した、炭化水素樹脂(例えば、テルペンロジン)とゴム(例えば、EPDM)とを含有する。当該溶剤システムは、単一溶剤のシステムであることが好ましく、また、当該組成物は、界面活性剤、染料、および発色団を含有しないことが好ましい。当該組成物を硬化する、または乾燥することで、化学的、および熱的に抵抗力を有するが、製作過程の適切な段階で、容易に溶解して、取り除くことが可能な層、またはフィルムを形成することができる。 (もっと読む)


【課題】 帯電防止能を有し、かつ、透明性、耐水性、基材との密着性に優れた塗膜を得ることができる水性分散体、およびそれより得られる積層フィルムを提供する。
【解決手段】プロピレン成分および/またはブテン成分79.5〜97.5質量%、エチレン成分2〜20質量%ならびに不飽和カルボン酸成分0.5〜10質量%の合計100質量%からなる共重合ポリオレフィン樹脂、酸化スズ系超微粒子、塩基性化合物を含有する水性分散体であって、前記酸化スズ系超微粒子が、前記ポリオレフィン樹脂100質量部に対して30〜1500質量部含有されていることを特徴とする水性分散体。また、これを塗布、乾燥して得られる層を設けた積層フィルム。 (もっと読む)


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