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国際特許分類[C09D183/06]の内容

国際特許分類[C09D183/06]に分類される特許

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本発明は、低屈折率膜形成用コーティング組成物並びにこれより調製される膜、より詳細には、分散した多孔性有機/無機ハイブリッドナノ粒子を含む低屈折率コーティング組成物、あるいは分散したナノ粒子、不飽和官能基を有する光硬化性化合物、光開始剤もしくは光増感剤、または有機シロキサン系熱硬化性化合物、及び溶媒を含むコロイド、並びにこれより調製される膜に関する。本発明によれば、低屈折率膜向けに、多孔性粒子が構造制御剤を用いてシラン化合物中に特定サイズで形成され、その後膜が形成される前に単純な方法で構造制御剤が除去され、最高でも120℃の低温にて極めて低い屈折率を持つ膜が得られる。こうして低屈折率を有する膜として、またはディスプレイを含む様々な用途向けの低い屈折率を有する膜がもたらされる。
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本発明は、一つまたは複数の一般式(I):


で示されるポリマーから構成され、貯蔵安定性である水性エマルジョンに関する。式中、Rは、1〜4個の炭素原子を含有する直鎖状または分枝状アルキル基またはアルコキシ基であり、RおよびRは、互いに独立して1〜4個の炭素原子を含有する直鎖状または分枝状アルキル基であり、RおよびRは、互いに独立して有機二価連結基であり、Rは、疎水性二価ポリマー基であり、およびRは、CHSiR(OR)(OR)基[式中、R、RおよびRは、上記と同義である。]であるか、またはRは、水中油エマルジョンを形成することによる水中自己乳化特性を一般式(I)で示されるポリマーに与える基を意味する。本発明によれば、該エマルジョンは、2〜11のpHおよび該エマルジョンの総重量に基づいて40〜95重量%の固形分を有し、および該エマルジョンは、水中油エマルジョンを形成し得る一つまたは複数の陰イオン性乳化剤および/または非イオン性乳化剤を含んでなる。Rが、水中油エマルジョンを形成することによる水中自己乳化特性を一般式(I)で示されるポリマーに与える基を意味する場合、該乳化剤の少なくとも一部は、式(I)で示されるポリマーに置き換えられ、該エマルジョンは、該エマルジョンの水性画分を、乳化剤と一般式(I)で示されるポリマーとの混合物に添加することにより得ることができる。また、本発明は、該エマルジョンの製造方法、および接着剤、コーキングコンパウンド、表面被覆材料およびポリマー成型コンパウンドとしての該エマルジョンの使用に関する。
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コーティング組成物、及びこの組成物を製品の表面に堆積させて、反射防止コーティングを形成する方法が開示される。一実施形態では、コーティング組成物は、(メタ)アクリレート官能性シリコンアルコキシド、シリカ粒子、(メタ)アクリレートモノマー、エポキシ(メタ)アクリレートオリゴマー、光開始剤、溶媒、酸、及び水を含む。コーティング組成物が製品表面に堆積され、かつ硬化された時に、コーティング組成物が510nmの波長で約1.60未満の屈折率を有するように、組成物の成分の相対量が制御される。別の実施形態では、コーティング組成物は、シリコンの有機金属化合物以外の有機金属化合物、エポキシ官能性シリコンアルコキシド、非エポキシ官能性シリコンアルコキシド、エポキシ官能性分子と混和性がある硬化剤、溶媒、無機酸、及び水を含む。コーティング組成物が製品表面に堆積され、かつ硬化された時に、コーティング組成物が510nmの波長で約1.70超の屈折率を有するように、組成物の成分の相対量が制御される。このコーティング組成物は、処理時間が90分未満で反射防止コーティングを形成する方法で堆積される。
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外部触媒不含であって、かつシラン縮合物を含有する、自触媒により熱硬化可能な組成物に関し、この場合、これらのシランは、加水分解可能な原子および/または加水分解可能な基および(i)エポキシド基を含有し、かつイソシアネートアダクト基を含有しない非加水分解性の基ならびに(a)二価の結合−NH−C(X)−Xおよび/または−X−(X)C−NH−ウレタン基、(b)二価の結合−HN−C(X)−NH−尿素基、および/または(c)一価の、末端Y−C(X)−NH−基[式中、可変の基Xが酸素原子または硫黄原子を示し、その一方でYはイソシアネート基のためのブロッキング剤の基を示す]を有するエポキシド基不含の非加水分解性の基であるか、(ii)エポキシド基および基(a)、(b)および/または(c)を有する非加水分解性の基であるか、あるいは、(iii)イソシアネートアダクト基を含有することなく、エポキシド基を含有する非加水分解性の基、基(a)、(b)および/または(c)を有する、エポキシド基不含の非加水分解性の基、およびエポキシド基および基(a)、(b)および/または(c)を有する非加水分解性の基を含有する。さらに、本発明による、自触媒により熱硬化可能な組成物を製造するための方法および熱硬化材料を製造するためのその使用に関する。 (もっと読む)


オルガノシリルエステルを塗料配合の結合剤系用のアルカリ加水分解もしくは侵食推進剤として用いることを記述する。そのような推進剤を塗料成分の1種以上が使用時に加水分解を起こすことが要求される塗料配合で用いる。本発明のオルガノシリルエステルもまた単独で膜を形成する。本オルガノシリルエステルはカルボン酸、スルホン酸もしくは燐酸のエステルであり得る。本発明の結合剤系は塗料組成物、例えば自己浄化性防汚塗料などで使用可能である。 (もっと読む)


金属上の耐蝕性被膜。本発明は、次の順序の層:(i)金属表面、(ii)珪素化合物を含有するゾルを基礎とする層、(iii)少なくとも1つのオルガノシランを基礎とする層、(iv)必要に応じて、1つ以上の塗膜を有することを特徴とする、腐蝕から保護するための金属上の被膜に関する。更に、本発明は、このような被膜の形成方法および該被膜の使用に関する。 (もっと読む)


【課題】新規なエポキシシランオリゴマーの製造方法の提供。
【解決手段】当該方法は、2つ又は3つのアルコキシ基を有する反応グリシドキシシラン及び/又は脂環式エポキシシランと、任意にグリシドキシ及び脂環式エポキシシラン以外の共重合性シランを、触媒の存在下で1.5当量未満の水と反応させる方法であって、前記水が反応工程の間連続的に供給されることを特徴とする。 (もっと読む)


エラストマー体へと硬化することができる湿分硬化性組成物であって、(a)(i)式X−A−X(式中、X及びXは独立して、1つの基につき1つ又は複数の縮合性置換基を含有するシリル基から選択され、Aは、少なくとも132000の数平均分子量(M)と、少なくとも1800の重合度とを有するポリマー鎖である)のケイ素含有ポリマーと、(ii)有機増量剤及び/又は有機可塑剤とを含み、当該有機増量剤及び/又は当該有機可塑剤の存在下で重合することによって得られる、希釈ポリマーと、(b)希釈ポリマー中の縮合性基と反応性である基を少なくとも2つ含む適切な架橋剤と、(c)適切な縮合触媒と、任意に(e)1つ又は複数の充填剤とを含む、湿分硬化性組成物。 (もっと読む)


【課題】表面修飾に有用なポリシロキサンを提供する。
【解決手段】下記式で表される有機シランで修飾したポリシロキサンである。


ここで、x=0〜200、y=5〜100、z=0〜50及びp=1〜25、R1〜R5は飽和もしくは不飽和の炭素原子数1〜4の直鎖もしくは分岐のアルキルラジカル及び/又は炭素原子数6〜9のアリールラジカルであり、R〜Rは修飾した有機シラン残基でありかつR9及びR10はR1〜R8の定義と同じである。さらに、表面をコーティングするための有機シランで修飾したポリシロキサンの使用及びその製造に関する。 (もっと読む)


【課題】高い表面エネルギーと再加工性を有する紫外線硬化塗料の提供。
【解決手段】光重合開始剤1から10重量部、有機シラン化合物5から20重量部、結合剤5から30重量部、触媒0.1から15重量部、及び紫外線硬化性樹脂を含む紫外線硬化性塗料組成物は、紫外線照射によって硬化された後、高い表面エネルギーを有し、再加工することが容易である。 (もっと読む)


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