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国際特許分類[C09K17/12]の内容

国際特許分類[C09K17/12]に分類される特許

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【課題】中空部を有する土中構造物を耐久性に優れたシリカグラウトで耐震補強する際における、反応生成物による土中構造物の劣化を抑制するとともに、注入領域全体の反応生成物量を最小限にすることにより、注入領域全体におけるシリカグラウトの反応生成物の影響を最小限に抑制して、コンクリートの劣化防止と水質保全との両立を図ることができる地盤注入工法を提供する。
【解決手段】既存または建造予定の土中構造物の周囲を囲む地盤中に、キレート剤を有効成分とする非アルカリ性シリカ溶液を注入する地盤注入工法であって、土中構造物が少なくとも一部について地下水面下に存在し、土中構造物を構成する壁面のうち、一面が地盤に面し、かつ、他の一面が大気に面している地盤注入工法である。非アルカリ性シリカ溶液を、地盤中のキレート剤の含有量が土中構造物の表面1mあたり36g以上となるよう注入する。 (もっと読む)


【課題】白濁や部分ゲルの発生が抑制され、所望のpHを有する均質な地盤注入用固結材を精度良く調製するための製造方法を提供する。
【解決手段】コロイダルシリカ、珪酸ソーダ、及び酸濃度が4〜35質量%の酸水溶液を混合する地盤注入用固結材の製造方法であって、
(1)前記酸水溶液を調製するために用いる、酸濃度が50〜80質量%の酸原液及び水を予め別々に計量しておき、
(2)前記地盤注入用固結材を調製する容器に、先ず前記水を供給開始した後、前記酸原液を供給開始し、次いで残りの成分を順不同で供給開始する、
ことを特徴とする地盤注入用固結材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】注入領域全体におけるシリカグラウトの反応生成物の影響を最小限におさえ、コンクリート構造物または土中埋設物を保護する。
【解決手段】コンクリート構造物または土中埋設物の近傍の地盤に、リン酸化合物を含む非アルカリ性シリカ溶液を注入して、地盤を改良する。非アルカリ性シリカ溶液のシリカ濃度は次式:2wt%≦[SiO]≦50wt%(式中、[SiO]は溶液中のシリカ濃度(%)を示す)を満たし、かつ非アルカリ性シリカ溶液のリン酸化合物によるリン酸イオン濃度は次式:3000ppm≦[P]≦100000ppm(式中、[P]は溶液中のリン酸イオン濃度(ppm)を示す)を満たす。コンクリート表面1m当たり3000ppm以上のリン酸イオン濃度になるリン酸化合物を有効成分として含み、ホモゲルに換算して1cm以上の固結層厚さになるように非アルカリ性シリカ溶液を注入する。 (もっと読む)


【課題】土壌中に含まれる汚染物質を吸着・固定化させるために用いられる化合物は2次凝集体であり、2次凝集体の内側の吸着サイトを有効に利用していないため、化合物を多く必要とするという問題があった。
【解決手段】pHが7.5以上の汚染土壌に、アルミニウムイオンおよびマグネシウムイオンを溶解させた土壌中汚染物質の処理剤を添加し、土壌中で汚染物質吸着化合物を生成させることにより、凝集が起こる前に汚染物質吸着化合物の吸着サイトに土壌中の汚染物質を吸着させることで、処理剤の必要量を減らすことができる。 (もっと読む)


【課題】パッカー材として適切なゲルタイム(60秒以下)、及び固化した際に適切な強度を有する瞬結性地盤注入用薬液を提供する。
【解決手段】(セメント、珪酸ソーダ及び水を含有する瞬結性地盤注入用薬液であって、(1)前記珪酸ソーダ中のSiO/NaOで表されるモル比が、3.7〜5.3であり、かつ、(2)前記セメントの含有率が、10〜20重量%であることを特徴とする瞬結性地盤注入用薬液。 (もっと読む)


【課題】グラウトによる浄化性能の低下がない透過性反応壁による地下水浄化構造を提供する。
【解決手段】地中に設けられた透過性反応壁5及び該透過性反応壁に連なる遮水壁7を備え、該遮水壁と透過性反応壁とがグラウト6によって接続されている透過性反応壁による地下水浄化構造において、該グラウト6は、透過性反応壁の反応阻害物質の不溶出性又は低溶出性を有していることを特徴とする。好ましくは、グラウトは、シリカ系グラウトであり、その硬化剤が重硫酸ナトリウム、蟻酸及び硫酸の少なくとも1種を主成分とするものである。 (もっと読む)


【課題】固結体の乾燥収縮が防止され、長期的な強度や寸法安定性が高く、かつ、A液のブリージングが抑制された2液混合型裏込め注入材を提供する。
【解決手段】硬化材、増粘固液分離抑制材、硬化遅延剤及び水を含有するA液と、珪酸ソーダからなるB液からなる2液混合型裏込め注入材であって、前記増粘固液分離抑制材の組成比率がベントナイトに対し下水汚泥焼却灰の整粒化粉末を35〜500質量%混和してなる裏込め注入材。 (もっと読む)


【課題】難溶性アルカリ剤の分離、沈殿を防止しつつ、地盤中への均質な注入を可能として、過剰の酸の残存などの問題を生ずることなく地盤改良効果が得られ、水質保持の点でも優れた地盤注入材および地盤注入工法を提供する。
【解決手段】酸性から中性を呈する地盤注入材であって、水ガラスと酸性液とを混合して得られる酸性シリカゾルをA液とし、水ガラスと水酸化マグネシウムとを混合して得られる混合液をB液として、A液とB液とが混合されてなる地盤注入材、および、これを地盤中に注入する地盤注入工法である。 (もっと読む)


【課題】水深数十メートルの水底の、広い範囲の空隙に確実に充填でき、かつ水に溶けず、水域を汚染せず、十分な強度を発揮する空隙充填方法を提供する。
【解決手段】可塑性材料は、セメントミルクと、ベントナイト泥水と水ガラスとによって構成する。先行してセメントミルクとベントナイト泥水を混合して2液混合体を製造する。その後に、この2液混合体に水ガラスを添加して水ガラス添加体を製造する。この水ガラス添加体を、ダイナミックミキサーを通過させる過程で攪拌して水ガラス添加体を混合して可塑性材料を製造する。この可塑性材料を対象物の空隙に圧入する。 (もっと読む)


【課題】地盤内の隙間に充填後、手間をかけることなく、短時間で確実に透水性を発現することが可能な裏込め材、及びそれを用いた透水層の形成方法、並びにその透水層を提供する。
【解決手段】裏込め材は、時間の経過とともに硬化する硬化材と、アルカリと反応してガスを発生することにより膨張する膨張剤と、アルカリ性環境で脱水し収縮する吸水性ポリマーと、を混合したものである。裏込め材を作製する際は、まず、硬化材と膨張剤とを混練して混合物を作製し、その後に、混合物中にゲル状又は粉状の吸水性ポリマーを混合する。この吸水性ポリマーは、テールボイドに充填される直前、或いはテールボイドに充填されると同時に混合する。これにより、裏込め材が透水性と強度とを備える硬化体となる。 (もっと読む)


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