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国際特許分類[C10G7/12]の内容

国際特許分類[C10G7/12]に分類される特許

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【課題】軽質ナフサの量や、該軽質ナフサ中のイソペンタンの含有量が大きく変動した場合であっても、高純度のイソペンタン留分を安定して回収することができるイソペンタン留分の製造方法及びイソペンタン分離装置を提供することにある。
【解決手段】軽質ナフサ1からイソペンタン留分を分離するための蒸留塔11と、該蒸留塔11の底部11bを加熱するための塔底部加熱手段13と、前記蒸留塔の頂部11aを冷却するための塔頂部冷却手段12とを備え、塔頂温度を一定にした状態で、塔底温度が設定下限値以下となったときに、前記塔底部加熱手段13による加熱量を増加させ、塔底温度が設定上限値以上となったときに、前記塔底部加熱手段13による加熱量を低減することで、前記蒸留塔11の温度制御を行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、リアルタイム最適化処理で用いられる情報を、極めて短い処理時間で提供できる精油処理方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る精油処理方法は、数多くの物理的成分からなる所定の密度を有する流体ストリームから、同等の沸点を有し、流体ストリーム全体に対する重量率および容積率を有する複数の擬制成分に分留するステップと、擬制成分を構成する複数の下位擬制成分を定義するステップであって、複数の下位擬制成分のそれぞれが互いに異なる一定の密度と、精油処理時に変動する重量率および容積率とを有すように定義するステップと、各擬制成分の重量率および容積率を測定するステップと、流体ストリームの所定の密度、下位擬制成分の一定の密度、および各擬制成分の重量率および容積率から、下位擬制成分の変動する重量率および容積率を計算するステップとを有し、下位擬制成分の一定の密度、重量率および容積率を用いて、リアルタイム最適化処理を行う。 (もっと読む)


【課題】FT合成反応によって得られたFT合成炭化水素を分留する精留塔の暖機運転を行う際に、外部から入手した軽油相当の炭化水素を用いることなく暖機運転でき、硫黄(S)の混入のおそれがなく高品質な液体燃料を得ることができる精留塔のスタートアップ方法を提供する。
【解決手段】フィッシャー・トロプシュ合成反応により生成されたFT合成炭化水素を分留する精留塔のスタートアップ方法であって、前記フィッシャー・トロプシュ合成反応を行うFT反応器内に気体として存在する軽質FT合成炭化水素を外部に取り出す工程S3と、取り出した前記軽質FT合成炭化水素を冷却して液化する工程S4、S5と、前記軽質FT合成炭化水素を前記精留塔に供給する工程S8と、前記軽質FT合成炭化水素を加熱するとともに前記精留塔に循環させる工程S9、S11と、を備えていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】GTL技術の水素化精製処理における運転モードの決定に利用可能な運転解析装置を提供すること。
【解決手段】水素化精製処理における運転モードの決定に利用される運転解析装置であって、FT合成油を精留する第1精留処理における蒸留モデルを用いて、第1精留処理における運転をシミュレーションする第1の精留モデル演算手段20と、第1精留処理によって精留されたFT合成油を反応させる反応処理における反応モデルを用いて、反応処理における運転をシミュレーションする反応モデル演算手段22と、反応処理によって得られた反応生成物を精留する第2精留処理における蒸留モデルを用いて、第2精留処理における運転をシミュレーションする第2の精留モデル演算手段24とを備える構成とする。これにより、水素化精製処理における運転解析を行い、解析結果に基づいて運転モードを決定する。 (もっと読む)


【課題】分解ガスから重質石油留分及び軽質石油留分を除去する蒸留系(100)において、制約条件を守りながら効率的な運転を行なう。
【解決手段】塔中段と塔下段がチムニートレイ(11)で区切られた蒸留塔(10)の塔下段に分解ガスをフィードし、塔下段から塔底成分を抜き出し、一部を重質石油留分として排出し、残りを分解ガスと混合して塔下段に再フィードし、塔中段から中段成分を抜き出し、中段成分の一部を中段熱交換器(14)で除熱して中段成分の抜き出し位置よりも上に再フィードするとともに、中段成分の残りを塔下段に再フィードし、塔上段から塔頂成分を抜き出し、気液分離器(16)で液体成分と気体成分とに分離し、気体成分を回収するように構成した蒸留系(100)について、蒸留塔(10)の塔下段に再フィードされる中段成分の量を所定の管理値に基づいて調整することにより、蒸留塔(10)の塔頂温度及び塔底成分の組成を制御する。 (もっと読む)


本発明は、原油蒸留塔(310)の下流を含めた精油所の主要ストリームの詳細な化学組成をほぼリアルタイムで予測する方法および手段を提供する。動的に更新される供給材料の特性決定値を、現在のクルード・ダイエットの分析データベース(分析dB)、上流石油精製装置に関するRTO情報、および種々のアナライザー(431〜434)入力からほぼリアルタイムで導出することができる。各ストリームの化学組成は、プラント全体のデータベース(210)中に格納され更新される。自動的またはオンデマンドのいずれかで、組成情報から広範囲の性質の計算(220)を行うことができる。アプリケーションによって、作業者、計画者、および技術者(205A)などのユーザーは、データベースに直接または間接的に(たとえば、オンラインで)アクセスすることができる。次に、この情報は、特定の石油精製装置および/またはプラント全体の作業を更に最適化させるために、各ユーザーによって使用される。 (もっと読む)


【課題】流動接触分解装置などの蒸留塔において、塔下部のインターナルの構造を変更することなく、蒸留塔下部でのフラッディング現象を抑制して、既設の蒸留塔の処理能力を高めることができるようにする。
【解決手段】気体状の原料炭化水素を導入して精留分離する蒸留塔の塔底液の一部を抜き出し、塔下部のバッフルトレイ3の異なる高さ位置に戻す2本以上の循環配管7A、7Bを設け、これら循環配管に流れる塔底液を冷却する冷却器8、9を設ける。循環配管の本数をN(Nは、2以上の整数である。)とし、すべての循環配管を流れる塔底液総量を1としたとき、循環配管1本当たりに流れる塔底液を0.5/N〜1.5/Nとし、塔底液の温度を350〜400℃から100〜250℃に冷却して戻す。 (もっと読む)


【課題】 原料の切替が生じたときに、常圧蒸留装置等の装置を運転する際の最適な最終運転目標値を自動的に設定できる運転目標値設定方法を提供する。
【解決手段】 過去の運転実績から、原料処理量に関するデータ、原料の種類に関するデータ、前記原料が複数の種類からが構成されている場合には個々の種類の前記原料に関するデータ、前記抜き出し量,塔頂温度及び塔頂流量を含む装置運転に関するデータ及び前記留分の品質に関するデータを前記運転実績ごとに関連づけ、運転実績データとしてデータベースに蓄積し、原料切替時に、切替後の原料処理量に関する条件、前記原料の種類に関する条件及び留分の品質に関する条件を入力し、前記データベースに蓄積された前記運転実績データの中から類似する一つ又は複数の前記運転実績データを検索し、検索の結果発見された前記運転実績データに基づいて目標値を設定する。 (もっと読む)


最適なパイプスチル運転の決定のための方法であって、沸点範囲の画分に分けられる原油流れを、パイプスチル内へ供給する工程、予測される沸点範囲の画分の生産高を決定するために、原油流れの仮想分析を行なう工程、予測される沸点範囲の画分の生産高を、パイプスチルからの実際の沸点範囲画分の生産高と比較して、これら画分の生産高間の差を決定する工程、および画分の生産高間の差をパイプスチルの運転と関連付ける工程を含む方法。 (もっと読む)


炭化水素または化学製品を製造する施設を操作するシステムおよび方法において、該施設を数学的にモデル化し;線形および非線形のソルバーを用いて該数学モデルを最適化し;該最適解に基づいて一つまたはそれ以上の製品に対する処方または操作設定点を生成させるシステムおよび方法。一具体化例においては、該数学モデルはさらにプロセス変数および対応する係数を有する多数のプロセス方程式を含んで成り、好ましくは該プロセス変数および対応する係数を使用して線形プログラムの中にマトリックスをつくる。線形プログラムは回帰法または分配回帰法によって実行することができる。逐次行われる再帰計算過程に基づいて、プロセス変数および対応する係数の一部に対する修正値を線形ソルバーにより、また非線形ソルバーにより計算し、プロセス変数および対応する係数に対する修正値をマトリックスの中に代入する。
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