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国際特許分類[C12P7/08]の内容

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【課題】綿を含む廃棄材料から回収された回収綿を原料とするエタノールの製造方法、並びに該製造方法により製造されたエタノール、該エタノールを用いて合成されたエチル−t−ブチルエーテル、及びガソリンの提供。
【解決手段】本発明に係るエタノールの製造方法は、綿を5質量%以上含む廃棄材料から下記(1)〜(4)の条件、(1)不純物含有量:15質量%以下、(2)平均粒径:0.01〜300μm、(3)硫黄含有量:500ppm以下、(4)重合度(DP):50〜300、を満足する回収綿を生成する回収工程と、該回収綿を原料として糖化反応によって糖化液を生成する糖化工程と、該糖化工程で生成した糖化液を発酵させてエタノールを生成する発酵工程とを含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、リグノセルロース原料を物質変換の原料や資材等として、効率的に有効利用するために必要な微粉砕処理を容易にすることを目的とした、リグノセルロース原料の処理方法を開発することを課題とする。
【解決手段】リグノセルロース原料を酵素で糖さらにはエタノール等有用物質に変換する際、または機械的、化学的処理によりリグノセルロース原料由来の生分解性物質等を製造する際の微粉砕工程の前段階として、あるいは微粉砕工程と同時に、リグノセルロース原料を酵素処理することにより、リグノセルロース原料と水からなるスラリーの粘度を低下させ、微粉砕処理効率が高まることを知見して本発明を完成した。 (もっと読む)


【課題】リグノセルロース系バイオマス原料を高圧下で連続して処理することができる前処理方法及び装置を提供する。
【解決手段】摩砕装置5は、リグノセルロース系バイオマス原料から得られたセルロースを酵素糖化により糖に変換し、得られた糖を発酵させてエタノールを製造するときに、リグノセルロース系バイオマス原料を前処理するため、リグノセルロース系バイオマス原料と水とが高圧で連続供給される密閉通路4の下流側に設置される装置である。間隔tを存して相対向し、一方の砥石10が固定され、他方の砥石11が回転自在に且つ該間隔tを増減する方向に移動可能に配置された一対の砥石10,11と、他方の砥石11を回転するとともに前記方向に移動するように駆動する駆動手段12と、内部の圧力Prを検知する圧力センサ7と、検知された圧力Prと所望の圧力Peとの圧力差分ΔPに応じて間隔tを調節する制御手段13とを備える。 (もっと読む)


本発明は、サッカロミセス酵母の増殖又はサッカロミセス酵母産物の製造におけるC5化合物含有物質を含む基質の使用に関するものであり、C5化合物含有物質は:(a) リグノセルロース加水分解物から得られるC5化合物含有物質;(b) リグノセルロース加水分解物の発酵から得られるC5化合物含有物質;又は(c) (a)と(b)との混合物である。また、本発明は、基質を用いてサッカロミセス酵母バイオマス又はサッカロミセス酵母産物を製造する方法、及び当該使用又は方法により製造されるサッカロミセス酵母をインキュベートすることを含む、エタノールの製造方法に関するものである。更に、本発明は、当該使用又は方法に好適なサッカロミセス酵母株に関するものである。 (もっと読む)


【課題】バイオマス生成物を効率的に製造することが可能なバイオマス生成物の製造装置及びバイオマス生成物の製造方法を提供する。
【解決手段】生分解性有機材料の原料Cを発酵菌Mで発酵させることによりバイオマス生成物Eを製造する。このとき、原料Cと発酵菌Mを発酵槽1に供給して原料Cを高温で乾式発酵させ、発酵槽1に繋げて設けられた分離濃縮装置2に発酵槽1内の気体Pを導出させるとともにこの分離濃縮装置2によって気体Pに含まれるバイオマス生成物Eを分離及び/又は濃縮してバイオマス生成物Eを製造する。 (もっと読む)


【課題】有機物質中に比較的多く含まれるセルロース、へミセルロース、リグニン等を利用でき、二酸化炭素、硫酸化合物や窒素化合物などを大気圏や水中に放出することのないようなエタノールの生成方法を提供する。
【解決手段】有機物質を準備する第1の工程;並びに、好気性条件もしくは嫌気性条件下で、アルコール生成能を有する真菌、ザイモモナス菌及びへテロ型乳酸菌からなる群より選択される一種以上を用いてエタノール発酵を行うことにより、前記有機物質からエタノールを抽出し、肥料前駆成分を得る段階(a)と、好気性条件下で、前記肥料前駆成分を微生物に分解させることにより、有機物質を得るとともに、場合によりエタノールを抽出しうる段階(b)と、微生物の同化作用によって無機物質から有機物質を得るとともに、場合によりエタノール抽出しうる段階(c)と、からなる群より選択されるいずれか2種以上の段階を1回以上有する、第2の工程;を含む、エタノールの生成方法である。 (もっと読む)


【課題】可及的に狭いスペースで装置構成もシンプルで、しかも効率的に原料バイオマスを粉砕し、微小粉砕粉のみを効果的に回収できる粉砕回収装置と粉砕回収方法を提供する。
【解決手段】粉砕回収装置10は、被粉砕物質Bを収容する容器1と、容器1内で自転および/または公転し、該容器1の内側面との間で摺動した姿勢で被粉砕物質Bを粉砕する粉砕棒2と、粉砕棒を自転および/または公転させる回転機構と、容器1および粉砕棒2に繋がれた短絡回路4,3と、粉砕粉を一定方向に流すエア流れ生成機構(溝21)と、短絡回路3,4を非導通状態とし、回転機構によって粉砕棒を自転および/または公転させて被粉砕物質Bを磨り潰して微小粉砕粉Fを生成し、次いで、短絡回路3,4を導通状態とし、粉砕棒2および容器1に付着した微小粉砕粉Fを浮遊させ、エア流れ生成機構にて微小粉砕粉Fを一定領域に流して回収する、制御機構と、からなる。 (もっと読む)


【課題】限外濾過膜の目詰まりを防止することができるエタノールの製造方法を提供する。
【解決手段】バイオマスを収容した糖化槽に糖化酵素を加えることによって、該セルロースを酵素糖化させて糖を生成し糖溶液を得る工程と、限外濾過膜によって、該糖溶液から該糖化酵素を除去し、該糖化酵素が除去された該糖溶液を、醗酵槽に導入する工程と、該醗酵槽にエタノール醗酵菌を加えることによって、エタノール醗酵させてエタノール水溶液を得る工程とを含むエタノールの製造方法において、該糖溶液を、フィルタによってバイオマス残渣を除去した後、該バイオマス残渣が除去された該糖溶液を、該限外濾過膜によって、該糖溶液から該糖化酵素を除去する。前記糖化酵素は、前記限外濾過膜によって回収され、前記糖化槽に加えられて再利用される。前記バイオマス残渣は、20〜200μmの孔径の不織布によって除去される。 (もっと読む)


【課題】バイオマスを原料とする含水エタノールから、多くのエネルギーを必要とせずに、収率よくアセトンを製造できる技術を提供する。
【解決手段】バイオマスを原料とする含水エタノールをZr‐Fe触媒の存在下で400℃以上の反応温度に加熱し、アセトンを生成する。反応温度は450〜550℃とすることが好ましく、Zr‐Fe触媒としては5〜10質量%のZrを含有するものを使用することが好ましい。本発明によれば含水状態のままでアセトンの精製が可能であり、含水エタノールの精製を要しない。 (もっと読む)


【課題】セルロースなどの糖ポリマーから簡便かつ効率的に単糖類を製造する方法および得られた単糖類からバイオエタノールを製造する方法を提供すること。
【解決手段】4級窒素原子を有するカチオンおよび塩化物イオンからなるイオン液体と、例えば、セルロース等の糖ポリマーとを、水、並びに酸、求核剤およびアミン4級塩から選ばれる少なくとも1種の存在下、または水の存在下、かつ、pH7以下の酸性条件下で接触させ、糖ポリマーを分解させてグルコース等の単糖を得、この単糖を、イオン交換法によりイオン液体から分離した後、発酵させてエタノールを得る。 (もっと読む)


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