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国際特許分類[C12P7/08]の内容

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一実施形態において、本開示は、カルボン酸又はカルボン酸塩、及び、水素ガスを生成するためにバイオマスを発酵するステップ、前記水素ガスを回収するステップ、並びに、前記水素ガスを使用して前記カルボン酸又はカルボン酸塩をアルコールに変換するステップを含むバイオマス変換の方法を含む。一実施形態において、バイオマス変換により生成された前記水素は、酢酸に変換させることができる。別の実施形態は、バイオマス変換システムに関する。当該システムは:発酵ブロス内でカルボン酸又はカルボン酸塩へバイオマスを発酵させるため、並びに、二酸化炭素及び水素ガスの流れを生成するための発酵装置、前記発酵ブロスから前記カルボン酸又はカルボン酸塩を抽出するための抽出装置、前記水素ガスと前記二酸化炭素を分離するためのガス抽出装置、並びに、前記水素ガスを使用して前記カルボン酸又はカルボン酸塩からアルコールを生成するための生成装置を含むことができる。
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【課題】資源の有効利用の観点から、廃棄物処理施設に搬入される食品廃棄物より選択的に選別した、デンプン質を含む原料とセルロースを含む原料を用い、それぞれ適した方法でエタノールの生産効率を上げ、かつ既存の廃棄物回収システム及び廃棄物処理施設をそのまま採用した廃棄物処理施設におけるエタノール製造方法を提供すること。
【解決手段】廃棄物処理施設に搬入される食品残渣より選択的に選別した、デンプン質を含む原料は、アルコール発酵を水分含水量の比較的小さな固体発酵法を用い、又セルロースを含む原料は微生物によるアルコール変換法を用いそれぞれ適した方法でエタノールを生産する。 (もっと読む)


【課題】エネルギ効率の良い糖の製造方法を提供すること。
【解決手段】リグノセルロースに過酸化水素水を加えたリグノセルロース混合液を加熱し、前記ヘミセルロースと前記リグニンとを溶解させる予備加熱工程と、前記予備加熱工程を経た前記リグノセルロース混合液を、前記予備加熱工程における加熱温度よりも高い温度で加熱し、前記ヘミセルロースを糖化させ、糖混合液を得るヘミセルロース糖化工程と、前記糖混合液からセルロースを除去することにより、第一糖溶液を得る第一糖溶液分離工程と、前記セルロースに過酸化水素水をさらに加えたセルロース混合液を加熱して、セルロースを糖化させるセルロース糖化工程と、前記セルロース糖化工程を経たセルロース混合液を、前記セルロース糖化工程における加熱温度よりも高い加熱温度で一定時間加熱して、第二糖溶液を得る第二糖溶液生成工程と、を備える糖製造方法。 (もっと読む)


【課題】バイオマスからのエタノールの製造方法を提供する。
【解決手段】リグノセルロース系バイオマスを原料として、糖化酵素産生微生物の培養、糖化及び発酵プロセスの一部又は全部を同一槽で行ってエタノールを製造する方法であって、リグノセルロース系バイオマスを微粉砕処理して微粉末を調製し、糖化酵素を産生する微生物をセルロース等を炭素源とする液体培地で培養し、それにより、糖化酵素を誘導・分泌生産させ、糖化酵素を含む培養液を調製し、得られた培養液を同一槽で、糖化酵素の設定反応条件に合わせて温度調整を行い、当該培養液を用いて設定反応条件で糖化処理を実施し、得られた糖化液に酵母菌を加えてアルコール発酵を実施することによりエタノールに変換する、ことを特徴とするエタノールの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、多糖、特に難分解性多糖を含む素材から低分子糖質等を製造するための技術を提供することにより、エタノールや石油代替製品等をターゲットとした糖質バイオマスの高度利用に繋げることを目的とする。
【解決手段】 本発明は、多糖の結晶構造を改変する活性をもつ塩またはその水系溶液、あるいはそれらと実質的に同等の活性をもつ物質を用い、多糖を含む素材に含まれる、多糖の低分子化・可溶化を最低限に抑えつつその結晶構造を改変した後、酵素加水分解反応を行い、多糖の低分子化・可溶化を行うことを特徴とする低分子糖質の製造法を提供する。さらに、本発明は、強酸の塩あるいはその水和物、またはそれを溶解したもの、あるいはそれらと機能的に同等の活性をもつ溶液、多糖を含む素材および強酸を含む反応液中で、化学的に低分子化反応または可溶化・分散化反応を行う工程を含むことを特徴とする、低分子糖質等の製造法を提供する。 (もっと読む)


都市の固形廃棄物を再利用するためのプロセス及び装置であって、前記廃棄物を150℃から200℃で、大気圧より高く、しかし大気圧の2倍未満の圧力の蒸気処理するステップ、蒸気処理の後、結果として得られた廃棄物は構成成分に分離し、そしてバイオマス、及び/又はプラスチックを更に処理するステップ、前記の更なる処理は、好ましくは前記バイオマスからバイオエタノールを生産し、前記プラスチックからディーゼルを生産するステップ、代わりとして、いくつか又は全ての前記バイオマスは、水素を生産するためにガス化してもよく、そして前記水素を燃料電池へ供給して発電してもよいステップを含む、プロセス及び装置。

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様々なバイオマス由来基質を消費する、変異好熱性生物が本明細書中で開示される。酢酸キナーゼおよびホスホトランスアセチラーゼの発現を排除したThermoanaerobacterium saccharolyticumの系統が、本明細書中で開示される。さらに、系統ALK1を部位特異的相同的組み換えによって操作して、酢酸および乳酸の産生をどちらもノックアウトした。基質濃度チャレンジを含む連続的培養は、ALK1の進化、そしてALK2と呼ばれるより強い系統の形成を引き起こした。その生物を、例えばセルラーゼ活性に最適な温度で行われる好熱性SSFおよびSSCF反応において利用して、ピルビン酸脱炭酸酵素を発現することなく、理論的に近い収率でエタノールを産生し得る。 (もっと読む)


【課題】キノコの商業栽培において、大量に発生し廃棄されているキノコ栽培後の廃菌床を有効利用する方法を提供する。
【解決手段】キノコ栽培後の廃菌床中には、糖アルコールを多く含有されていることから、キノコ栽培後の培地を40〜100℃の熱水で処理することにより、培地中に含まれる糖アルコールを抽出することを特徴とする糖アルコールの製造方法であり、UF膜またはNF膜や微生物で処理することにより、高純度な糖アルコールが得られる。 (もっと読む)


本発明のアセンブリは、多層ウェブまたはマトリックスを形成するファインファイバー層を含むことができ、該ファインファイバー層内には、細胞、酵素または微生物を含む生物活性微粒子物質を分散させる。本発明のアセンブリを通って流れる流体は、該流体中に分散または溶解される物質、ナノ繊維層内の生物活性微粒子と反応する物質、該生物活性微粒子によって吸収される物質、あるいは該生物活性微粒子上に吸着される物質を含むことができる。本発明のアセンブリを使用して、流体流れを処理または精製できる。本発明のアセンブリは、バイオリアクター系、バイオ人工器官、または培養容器と連結して使用することができる。 (もっと読む)


【課題】 バイオマスを用いてエタノールを効率よく生産でき、課題となっている廃液処理にも資することができるエタノール生産発酵法を提供する。
【解決手段】 熱帯産植物資源として人工栽培に成功したサゴヤシを材木のまま糖化し、未分解繊維などを取り除いた後、同じく東南アジアで広く栽培されているオイルパームの搾油時に発生する廃液や天然ゴム樹液から得られるラテックス母液などを有機栄養成分として加え、これにアルコール生産性細菌Zymomonas mobilisやアルコール酵母Saccharomyces cerevisiaeを培養してアルコールを生産させる。バイオマスからのエネルギー生産法としての効果が得られ、廃液処理法としての熱帯地方の環境対策に貢献できる。 (もっと読む)


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