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国際特許分類[C12P7/08]の内容

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【課題】糖化バイオマス中の発酵阻害物質であるギ酸の存在下でも、効率的にエタノールを生産する方法を提供すること。
【解決手段】本発明のバイオマスからのエタノールの生産方法は、ギ酸脱水素酵素を過剰発現するように形質転換されたキシロース資化性酵母を糖化バイオマスと混合し、培養する工程を含む。 (もっと読む)


【課題】 セルラーゼによるバイオマスの糖化処理を促進する、新たな糖化促進剤、糖化処理剤ならびにそれを用いたバイオマスの糖化処理方法の提供を目的とする。
【解決手段】 xynR遺伝子およびfae遺伝子の少なくとも一方を発現する菌体の培養上清を、セルラーゼによるバイオマスの糖化処理を促進する糖化促進剤として使用する。前記培養上清を含む糖化促進剤の共存下で、セルラーゼを用いて前記バイオマスを処理すれば、セルラーゼ単独での糖化処理よりも、前記バイオマスに含まれるセルロースおよびヘミセルロース含有量を低減し、糖化を促進することができる。 (もっと読む)


【課題】有効利用されていない樹皮を食料と競合しないセルロース系バイオマスとして併行糖化発酵法によりエタノールを製造する方法を提供する。
【解決手段】樹皮原料を水酸化カルシウムを含有するアルカリ液による処理と機械的に微細化する処理により微細樹皮としてpH4〜7の微細樹皮スラリーを調製する前処理工程と、該微細樹皮スラリーを併行糖化発酵法により処理する併行糖化発酵処理工程と、発酵液から生成エタノールを回収し、酵素含有液を前記併行糖化発酵処理工程に戻すエタノール及び酵素回収工程と、発酵液から分離される発酵残渣留分に含まれるカルシウム分を水酸化カルシウムの状態として回収し、前記アルカリ液用の水酸化カルシウムとして循環する水酸化カルシウム回収工程、を有する、エタノールの製造方法。 (もっと読む)


セルロース、ヘミセルロース、およびリグニンの分画へのリグノセルロースバイオマスの効率的な分画方法を提供する。本方法では、バイオマスを収穫し収集した場所で、またはその場所の近くで、濃有機酸蒸気を高温でバイオマスに適用し、バイオマス中のヘミセルロースおよびリグニンを少なくとも部分的に解重合させるか、または実質的に可溶化させる。その後、大量の貯蔵の拡大のため、および/または、いくらか離れた第2の施設への搬送のために、いずれの場合にも有機酸で処理したバイオマスを乾燥させペレット化する。有機酸で処理したバイオマスを、ローカル処理サイト、またはローカル処理サイトから離れた第2の施設で、所望の化学物質、燃料および/または燃料添加剤へと処理してもよく、あるいは、ペレット化した物質を、ローカルで、またはローカル処理サイトからいくらか離れた飼育場で反芻動物の飼料として使用してもよい。 (もっと読む)


【課題】前処理によってセルロース含有物に含まれるセルロースを、酵素分解する反応速度を向上させ、反応液1バッチにおけるセルロースから糖類への転換率を向上させて、その反応液1バッチから得られる微生物発酵物の収率を向上させる微生物発酵物の製造方法の提供。
【解決手段】セルロース含有物のアルカリ処理を行い、前記アルカリ処理したセルロース含有物を水又は酸性水溶液で洗浄し、前記洗浄したセルロース含有物とセルロース分解酵素を含む水溶液とを、該セルロース分解酵素の酵素活性温度において接触させる第一の酵素処理を行い、得られた酵素処理反応液と発酵微生物とを、該発酵微生物の発酵活性温度において接触させる第一の発酵処理を行った後、得られた発酵処理反応液を前記酵素活性温度に調節する第二の酵素処理と、得られた酵素処理反応液を前記発酵活性温度に調節する第二の発酵処理と、を順に行う微生物発酵物の製造方法。 (もっと読む)


エタノール産生体としてザイモモナス(Zymomonas)を使用して、バイオマスから高濃度のエタノールを製造する方法が開示される。ザイモモナス(Zymomonas)は、高濃度のエタノール生産のための同時糖化発酵反応において、糖化発酵混合物中の高濃度の不溶性固形物と共に、低インペラ撹拌の条件下で培養される。
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改善された阻害因子プロファイルを有する発酵性糖の放出のためにバイオマスを処理する方法。具体的には、改善された阻害因子プロファイル有する発酵性糖を含む加水分解産物を、適切な反応条件下でアンモニアを用いてバイオマスを前処理して得られる反応生産物の糖化により得る。前処理バイオマス反応生産物は、約1%を超えるアセトアミドとアセテートのモル比および60%を超えるアセチル変換を有する。アセトアミドとアセテートのモル比は、糖化を通して約1より大きく維持される。この加水分解産物は標的化合物に発酵させることができる。 (もっと読む)


【課題】大規模な生産設備では、製造するエタノールの数倍の量の原料を工場まで運搬し貯蔵する必要がある。このため運搬・貯蔵中に大量のエネルギーを消費することになる。また、高濃度のエタノールを製造するためには、大量の熱エネルギーが必要である。
【解決手段】原料を入手し易い場所に、自動化した簡易型のエタノール製造装置を数基分散設置して「ステーション」とし、ここで約10%〜30%程度のエタノールを製造し、これを、蒸留・脱水装置からなる「基地」へ運搬して高濃度のエタノールを製造とする。製造全工程の中で、蒸留・脱水工程が約80%の熱エネルギーを必要とするので、「基地」は廃熱回収利用可能な場所、バイオマス燃料を入手し易い場所に設置する。これにより、CO発生を大幅に抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】同時糖化発酵中pH調整用薬剤の低減化を実現する同時糖化発酵によるエタノール生産方法を提供する。
【解決手段】セルロース系原料を用いた同時糖化発酵によりエタノールを生産する方法において、同時糖化発酵反応の原料を調整する段階でpHの値が同時糖化発酵反応の目的とするpHの値よりも高い値に予め設定することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、糖液のpHや固形分濃度などの発酵条件に左右されず安定したアルコール発酵能力を発揮でき、中でも、pHが5前後に調整された糖液、あるいは、さらに固形分が20重量%以上に調整された糖液に添加されても、アルコール発酵能力が阻害されない、耐酸性および発酵安定性に優れるアルコール発酵用酵母と、該酵母を用いるエタノールの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、pH5前後のもと生育可能であるアルコール発酵用サッカロミセス属酵母を提供する。また、本発明は、木本類および/または草本類を加水分解して得られる糖液をエタノール発酵するにあたり、pH5前後の条件で生育可能であるアルコール発酵用サッカロミセス属酵母を用いる、エタノールの製造方法を提供する。 (もっと読む)


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