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国際特許分類[C21C5/28]の内容

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【課題】 クロム鉱石や鉄鉱石などを溶融還元炉にて溶融還元して金属溶湯を得るにあたり、溶融還元炉から排出される排ガスを、二酸化炭素の分離装置を用いることなく湿式除塵装置によって除塵するだけで、湿式除塵処理後の排ガスを還元用ガスまたは燃料ガスとして有効利用することのできる溶融還元方法を提供する。
【解決手段】 溶融還元炉1内に鉱石22を燃料及び還元材とともに装入し、酸素ガスを供給することにより鉱石を加熱・溶融して還元して溶湯20を溶製する溶融還元方法において、燃料及び還元材として、固定炭素量が85質量%以上または揮発性成分量が10質量%以下である炭素含有物質と、水素含有物質と、を併用し、炉内に供給される炭素含有物質と水素含有物質とに含有される合計の水素と炭素との原子数の比H/Cが2.0以上20以下の範囲内となるように、炭素含有物質及び水素含有物質の供給量を調整する。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグを溶融改質還元処理する製鋼スラグの処理方法において、還元用炭素源の適切な添加量を規定することにより、製鋼スラグ中の酸化鉄やP等の酸化物の還元反応を促進させるとともに、還元用炭素源のスラグ中への残留を抑制し、緻密で強度の高いスラグを得る。
【解決手段】溶銑が保持されている反応容器に装入された製鋼スラグを加熱手段で加熱しながら、製鋼スラグにSiO含有改質材および還元用炭素源を添加し、製鋼スラグを溶融改質還元処理する製鋼スラグの処理方法において、溶融改質還元処理を通じて製鋼スラグの質量100質量部に対して炭素量が5質量部以上25質量部以下となるように還元用炭素源を添加し、溶融改質還元処理後の製鋼スラグの塩基度が0.7以上となるようにSiO含有改質材を添加するようにした。 (もっと読む)


【課題】製鋼工程の精錬処理時に発生する製鋼スラグの溶融改質処理方法において、スラグ組成等の影響により流動性が低いスラグを溶融改質処理した場合であっても、高品質のスラグを高い歩留りで得る。
【解決手段】SiO含有物質を改質材として、溶融改質処理装置内の製鋼スラグに改質材を溶射することにより、製鋼スラグを溶融改質処理する製鋼スラグの溶融改質処理方法において、溶融改質処理の開始前における(TLL−T)/(TLL−TSL)で表される固相率が0.5以上の製鋼スラグを使用した場合に、製鋼スラグの溶融改質処理開始前の温度Tと製鋼スラグの液相線温度TLLとの関係が、T+150℃≧TLLを満たす条件で溶融改質処理を開始する。 (もっと読む)


【課題】大掛かりなブリケットマシン設備を必要とせずに塊状還元鉄を均一に冷却することができ、製品全体としての目的金属化率を維持することができるとともに、強度低下を抑制することができる高密度還元鉄の製造方法およびその装置を提供する。
【解決手段】直接還元製鉄法で得られる一つの塊状還元鉄Rから高密度還元鉄を製造する装置であって、塊状還元鉄を高温下で加圧して密度を高める加圧装置2と、塊状還元鉄を加圧装置に導入する案内装置5と、加圧装置に設けられ、対向する両側から塊状還元鉄を挟持し略包摂でき塊状還元鉄を高温下で加圧する押圧部2a,2bと、その押圧部によって圧縮され密度の高められた高密度還元鉄を冷却する冷却装置4とを備えてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグからのリン回収において、鉱酸及び中和剤の使用量を減らすことを目的とする。
【解決手段】本発明の製鋼スラグからのリン回収方法は、製鋼スラグを、二酸化炭素を溶解させた水で洗浄し、製鋼スラグ中のカルシウムを除去する洗浄工程と、洗浄工程後の製鋼スラグから鉱酸を用いてリンを抽出する酸抽出工程と、酸抽出工程で得られた酸抽出液を中和してリン酸塩を回収する回収工程とを有する。洗浄工程後の洗浄水(炭酸水素カルシウムを含有する水溶液)を用いて、酸抽出工程の酸抽出液を中和することも可能である。 (もっと読む)


【課題】冷鉄源を使用して溶湯を製造する際に、効率良く冷鉄源を溶解して電力使用量の削減と操業時間の短縮を可能とするアーク炉の操業方法を提供すること。
【解決手段】溶解室2と、溶解室2の上部に直結するシャフト型の予熱室3とを具備し、溶解室2で発生する排ガスを予熱室3に導入して予熱室3内の冷鉄源15を予熱するアーク炉1を用い、冷鉄源15が予熱室3と溶解室2とに存在する状態を保つように冷鉄源15を予熱室3へ供給しながら、溶解室2でアーク加熱にて冷鉄源15を溶解する際に、アーク炉1から出湯する溶湯の炭素濃度を1mass%以上とすることを特徴とするアーク炉の操業方法を用いる。溶解室2内に炭材を添加すること、溶解室2内に添加する炭材がバイオマス由来であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】粗脱炭で生成されるスラグの熱を電気炉での溶解に有効利用することができ、またスラグ中に含まれるクロム分を溶銑の成分として利用することができるステンレス鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】ステンレス鋼の溶銑2を転炉4で酸素吹精して粗脱炭し、粗脱炭で生成されるスラグ10を容器11に排滓する。排滓されたスラグ10をホットチャージ状態で電気炉に装入し、装入されたスラグ10をステンレス製鋼用の原料とともに溶解する。当該原料の組成を、FeCr:10重量%以上、Si:0.5〜1.5重量%とし、FeCr中のSi含有量を3重量%以上とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】目標鋼種に最適なスクラップを、見逃しやバラツキを生じることなく容易に選択して配合する。
【解決手段】目標鋼種の生産量から各成分元素毎の含有重量が算出される第1ステップと、目標鋼種の成分元素を含むスクラップが選択される第2ステップと、選択されたスクラップについて各成分元素毎の含有重量を実現するのに必要な投入量が算出される第3ステップと、算出された投入量のうちで最も小さな値がスクラップの暫定投入量として設定される第4ステップと、暫定投入量が最も大きな値を示すスクラップを確定スクラップとして選択する第5ステップと、確定スクラップの暫定投入量に応じた量を確定投入量として設定する第6ステップと、確定投入量だけ確定スクラップを投入したとした場合の各成分元素毎の含有重量が再度算出される第7ステップとを備え、以降、第3ステップ〜第7ステップを繰り返して順次確定スクラップとその確定投入量を決定する。 (もっと読む)


【課題】路盤材化に適さないフリーCaOの質量濃度が5.0質量%以上である転炉スラグの有効的な再利用方法を提供する。
【解決手段】上底吹き型転炉で溶銑予備脱燐処理を行われていない溶銑を吹錬して溶鋼を製造する際に、溶銑予備脱燐銑の脱炭吹錬で発生した転炉スラグであって、前記スラグ発生時のフリーCaOの質量濃度が5.0%以上のものを分別、かつ、該転炉スラグに30分間以上散水したものを粒径10〜100mmに調整して、上底吹き型転炉内へ投入して、吹錬後のスラグの質量濃度比(%CaO)/(%SiO)が3.0以上5.0以下となるとともに(%Al)が4.0質量%以下となるように、吹錬を行うことによって、路盤材化に適さないフリーCaOの質量濃度が5.0質量%以上である転炉スラグを再利用する。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグに含まれる還元性硫黄化合物を迅速に削減し、スラグ性状を改質することにより、従来適用が困難であった硫黄含有量の高い製鋼スラグの水域ヘの適用を容易とする水域投入用製鋼スラグの製造方法を提供する。
【解決手段】水域投入用製鋼スラグの製造方法において、酸化剤を水で希釈又は溶解して製鋼スラグに添加し、製鋼スラグに含まれる還元性硫黄化合物を硫酸イオンまで酸化することにより、製鋼スラグに含まれる還元性硫黄化合物の水域への溶出を低減する。また、希釈又は溶解に使用する水を海水として、より水域への溶出を低減する。 (もっと読む)


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