説明

国際特許分類[C21D6/00]の内容

国際特許分類[C21D6/00]の下位に属する分類

国際特許分類[C21D6/00]に分類される特許

51 - 60 / 632


【課題】焼入れ後の焼戻し処理を省略しても高強度、高靭性、及び高耐力比を確保できるばね、ならびにこれに用いるばね用鋼線及びばね用鋼を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、質量%で、C:0.15〜0.40%、Si:0.40%以上、1.0%未満、Mn:0.2〜2%、P:0.03%以下(0%を含まない)、S:0.02%以下(0%を含まない)、Cr:0.01〜1.2%、Ti:0.005〜0.1%、B:0.005%以下(0%を含まない)、N:0.002〜0.015%を含有し、残部が鉄および不可避不純物であることを特徴とするばね用鋼である。また前記ばね用鋼を、焼入れした後、焼戻しをすることなく、スキンパス伸線して得られ、引張強さが1900MPa以上、耐力比が0.90以上であるばね用鋼線も本発明に包含される。 (もっと読む)


【課題】交流磁気特性に優れた軟磁性鋼部品およびその製造方法を提供する。
【解決手段】母相の化学成分組成が、C:0.002〜0.20%(質量%の意味。以下同じ。)、Si:1.2%以下(0%を含まない)、Mn:0.05〜2.6%、P:0.050%以下(0%を含まない)、S:0.05%以下(0%を含まない)、Cr:4%以下(0%を含まない)、Al:0.002〜2.2%、N:0.01%以下(0%を含まない)、O:0.03%以下(0%を含まない)、残部:鉄および不可避不純物である鋼部品であり、且つ表層部に、下記式(1)を満足するP量(PD)を含有するP拡散層が形成されており、且つ前記P拡散層の厚みが20μm以上である軟磁性鋼部品である。下記式(1)中、PDはP拡散層に含まれるP量(質量%)、PBは鋼部品の母相に含まれるP量(質量%)を示している。
B+0.1≦PD≦2.0 ・・・(1) (もっと読む)


【課題】大型化を抑制しつつ、R−T−B系磁石を用いた場合にもR−T−B系磁石が減磁するのを抑制することが可能なカップリング装置を提供する。
【解決手段】このカップリング装置100の駆動側回転部1および従動側回転部2は、それぞれ、対向面12aおよび22a側に形成されるとともに、駆動側回転部1と従動側回転部2とを磁気カップリングするための磁石12および22を含み、磁石12および22は、軽希土類元素と、Feを主とする遷移元素と、B(ホウ素)とを主に含むR−T−B系磁石からなり、磁石12および22には、それぞれ、隣接する異なる磁極の間に溝部12fおよび22fが設けられるとともに、溝部12fおよび22fを介して重希土類元素が磁石12および22に拡散されることによって、重希土類元素拡散領域が設けられている。 (もっと読む)


【課題】塑性変形、白色はく離、およびエッジロードによる摩耗などの不具合が防止される、耐久性の高い転動軸を提供する。
【解決手段】C:0.35〜0.5質量%、Cr:2.5〜7.0質量%、Mo:0.5〜3.0質量%、Mn:0.5〜2.0質量%、Si:0.1〜1.5質量%含有する合金鋼であり、浸炭窒化処理と焼入れと焼戻しとにより、Nをさらに含有し、表面から50μmの位置のN含有量は0.25〜0.7質量%で、表面硬さHvは650以上900以下で、部材全体の平均残留オーステナイト量(体積%)が、前記Cr、Mo、Siの含有量の和(質量%)の2.0倍以下で、表面から50μmの位置の残留オーステナイト量は、15〜45体積%で、さらに表面から50μm位置の、Si含有量、N含有量、残留オーステナイト量が、次の関係式:(Si含有量(質量%)+N含有量(質量%))/残留オーステナイト量(体積%)>0.01を満たす。 (もっと読む)


【課題】機械的強度と靭性と耐食性とが高いレベルでバランスした析出硬化型マルテンサイト系ステンレス鋼およびそれを用いた蒸気タービン部材を提供する。
【解決手段】本発明に係る析出硬化型マルテンサイト系ステンレス鋼は、組成として、0.10質量%以下のC、13.0質量%以上15.0質量%以下のCr、7.0質量%以上10.0質量%以下のNi、2.0質量%以上3.0質量%以下のMo、0.5質量%以上2.5質量%以下のTi、0.5質量%以上2.5質量%以下のAl、0.5質量%以下のSi、0.1質量%以上1.0質量%以下のMnを含み、残部がFeおよび不可避不純物からなるマルテンサイト系ステンレス鋼であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】リチウムイオン二次電池に用いるラミネートシートにおいて、プレス成形性が良好であり、プレス成形時に樹脂フィルム層の白化現象が抑止され、プレス成形体の耳部同士を熱融着した場合の熱融着部での耐剥離性に優れ、かつアルミニウム箔を用いたものよりも強度が高いものを実現するための金属箔を提供する。
【解決手段】上記課題は、下記(1)式で表されるMd値が0.0〜40.0である組成を有し、厚さが40〜150μmであり、厚さ方向に存在する結晶粒の平均個数が5.0個以上であり、表層2nm領域の平均窒素濃度が5.0〜9.5質量%であるオーステナイト系ステンレス鋼箔によって実現される。
Md値=551−462(C+N)−9.2Si−8.1Mn−29(Ni+Cu)−13.7Cr−18.5Mo …(1) (もっと読む)


【課題】 Cを0.30質量%以上0.55質量%以下含有する中炭素鋼板において、冷間鍛造後の急速加熱焼入れ性に優れる中炭素鋼板とその焼入れ方法の提供。
【解決手段】 質量%で、C:0.30〜0.55%、Si:0.05〜0.3%、Mn:0.3〜1.5%、P:0.005〜0.03%、S:0.0001〜0.01%、Al:0.005〜0.10%、及び、N:0.001〜0.01%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、炭化物の平均円相当径が0.25μm以上0.65μm以下、炭化物の球状化率が60%以上90%未満であることを特徴とする中炭素鋼板。そして、その鋼板を冷間鍛造後に室温から焼入れ目標温度まで50℃/秒以上で急速加熱焼入れして、550HV以上に硬化させる中炭素鋼板の焼入れ方法。 (もっと読む)


【課題】 安価で、高い飽和磁束密度を有し、且つ高い初透磁率と低い鉄損を有するFe基合金組成物、Fe基ナノ結晶合金及びその製造方法、並びに磁性部品を提供すること。
【解決手段】 組成式Fe100-a-b-c-dSiCuのFe基合金組成物であって、10≦a≦20at%、3≦b≦20at%、1≦c≦15at%、0<d≦3at%である。 (もっと読む)


【課題】簡易に製造でき、優れた磁気特性を備える磁性材料を提供する。
【解決手段】磁石粉末と、希土類元素、鉄およびホウ素を含有し、希土類元素の原子割合が、22〜44原子%の範囲でありホウ素の原子割合が、6〜28原子%の範囲であるアモルファス金属とを混合するとともに、アモルファス金属の結晶化温度(Tx)より30℃低い温度以上、または、アモルファス金属が金属ガラスである場合には、そのガラス遷移温度(Tg)以上の温度に加熱することにより磁性材料を製造する。この磁性材料によれば、簡易な製造によって、高い磁気特性を確保することができる。 (もっと読む)


【課題】曲面形状を有する構造部材に対しても、母材の表面改質により強固な硬化層を形成可能な製造方法を提供する。
【解決手段】母材からなる基体53の所定の範囲にレーザLを照射して、オーステナイト逆変態が完了する温度である800℃以上かつ融点未満の温度まで加熱するレーザ照射工程と、該レーザ照射工程でレーザLが照射された基体53に対して時効熱処理を行うことにより、所定の範囲に、母材が析出硬化することで形成される硬化層54を形成する時効熱処理工程とを備える。 (もっと読む)


51 - 60 / 632