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国際特許分類[C22B3/42]の内容

国際特許分類[C22B3/42]に分類される特許

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本発明は、少なくともニッケル及びコバルトを含有する酸性樹脂溶出液からニッケル及びコバルトを回収する方法であって、(a)前記溶出液内に存在する前記コバルトの大部分と銅、亜鉛及びマグネシウムの一部とを選択的に吸収するために非混和性の有機試薬を用いて前記溶出液を処理する段階であって、前記ニッケル及び少数の不純物を含有するラフィネートを残すところの段階と、(b)前記ラフィネートを中和して水酸化ニッケルとして前記ニッケルを析出する段階と、(c)前記有機試薬から前記コバルトを取り除く段階と、(d)前記コバルトを回収する段階と、を含む方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、アルミナを含む多孔質担体上に担持された白金、レニウムを含む廃触媒から高回収率にて白金及びレニウムを回収する方法を提供する。
【解決手段】アルミナを含む多孔質担体上に担持された白金、レニウムを含む廃触媒からの白金、及びレニウムを回収する方法において、
前記廃触媒中の白金,レニウムをアルカリ溶液により浸出し、浸出液中の白金を還元し、濾過後、浸出液中のレニウムを陰イオン交換樹脂により吸着し、前記樹脂よりレニウムを塩酸溶液により溶離し、溶離後液中のレニウムは硫化処理を行って硫化レニウムとして回収する廃触媒からの白金及びレニウムの回収方法。 (もっと読む)


【課題】アルカリ溶液で中和処理された酸洗廃液から酸とアルカリを効率的に回収することのできる酸洗廃液の処理方法および酸洗廃液処理装置を提供する。
【解決手段】遊離酸が回収された酸洗廃液を脱遊離酸液中和処理装置5に供給して中和液を得、得られた中和液を逆浸透膜装置6に供給して塩溶液と水とに分離し、逆浸透膜装置6で得られた塩溶液をバイポーラ膜電気透析装置9に供給して酸洗廃液から酸とアルカリを回収する。 (もっと読む)


本発明は、Zr+Hfに基づき3質量%以下のHfを含有するZrCl4及びHfCl4の混合物からジルコニウム及びハフニウムを分離するための方法に関し、該方法は以下の工程:1)強無機酸水溶液においてZrCl4及びHfCl4の混合物を加水分解し、1リットル当たり7〜12モルの酸を有する酸性水溶液を形成する工程;2)工程1)で得られた溶液をアニオン交換樹脂に通す工程;3)任意に、ハフニウムが濃縮されている1リットル当たり7〜12モルの酸を有する前記水溶液のフラクションを溶出する工程;4)Zr及びHfを含有する該酸性溶液を該樹脂から除去する工程;5)水溶液を該樹脂に通し、該樹脂に固定されているジルコニウム化合物を脱離させ、及びジルコニウム濃縮フラクションを回収する工程を含む。 (もっと読む)


【課題】 共存カチオンの濃縮水を定期的に排出することが必要な場合でも、廃水を連続的に処理することができる廃水処理装置および方法を提供する。
【解決手段】 廃水中から金属イオンと共存するカチオンを分離し、金属イオンおよび共存するカチオン濃度が低められた処理水と金属イオンおよび共存するカチオン濃度が高められた濃縮水とを得る金属イオン分離・濃縮装置1と、前記濃縮水を金属イオン分離・濃縮装置1に循環供給して、金属イオンおよび共存するカチオン濃度をより高めた濃縮水を得る濃縮系統2と、金属イオンおよび共存するカチオン濃度をより高めた濃縮水から電解析出装置3により、金属イオンを選択的に回収し、金属イオン濃度を低めた濃縮水を前記金属イオン分離・濃縮装置1に循環供給する回収系統4と、共存するカチオン濃度が高まった濃縮水を電解析出装置3に循環供給する金属イオン低減系統5を備える。 (もっと読む)


【解決手段】少なくともニッケル、コバルト、鉄および酸可溶性不純物を含む産物リカー溶液からフェロニッケルまたはニッケルマットを生産する方法であって、a)ニッケル、コバルト、鉄および酸可溶性不純物を含む産物リカー溶液(7)をイオン交換樹脂(8)に接触させること、ここで前記樹脂は前記溶液からコバルトおよび酸可溶性不純物を抽残液(9)に残してニッケルおよび鉄を選択的に吸収すること;b)硫酸水溶液で前記樹脂からニッケルおよび鉄を取り除き、ニッケルおよび鉄を含む溶出液(11)を生産すること;c)前記溶出液を中和して混合ニッケル鉄水酸化物(13)を析出すること;およびd)混合ニッケル鉄水酸化物を還元し、融解してフェロニッケル(29)またはニッケルマット(24)を生産することを含む方法。 (もっと読む)


褐鉄鉱およびサプロライトを含有するラテライト鉱石を浸出する手順である。十分な無機酸が褐鉄鉱スラリーに添加され、これは大気圧で浸出され、大部分の可溶性非鉄金属および可溶性鉄を溶解する。サプロライトの添加後、スラリーは更に標準沸点を上回る温度および大気圧を上回る圧力で、サプロライト中に含有されたニッケルの大部分を浸出し、および溶液中の鉄の大部分を沈殿させるのに十分な時間浸出される。その後スラリーの圧力は低下し、ニッケルおよび/またはコバルトが引き続き溶媒抽出、レジン-イン-パルプ法、もしくは他のイオン交換、硫化物もしくは水酸化物沈殿、または他の回収法により、浸出液から回収される。

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本発明は、ZrCl4及びHfCl4を含む混合物からハフニウム及びジルコニウムを分離及び精製するための方法であって、下記の工程を具備する方法に関する:(1)ZrCl4及びHfCl4の混合物を蒸気の形態で連続抽出蒸留カラムの中に導入する工程;(2)前記蒸留カラムの中で前記蒸気の流れに対して向流で循環する抽出溶媒により、ZrCl4及びHfCl4蒸気を選択的に吸収する工程;(3)ZrCl4を富化されたZrCl4及びHfCl4の液体もしくは気体混合物を抜取る工程;(4)HfCl4を富化されたZrCl4及びHfCl4の液体もしくは気体混合物を抜取る工程;(5)工程(4)で得られた混合物を無機強酸の水溶液中で加水分解して、1リットル当り7〜12モルの酸を有する水溶液を形成する工程;(6)工程(5)で得られた溶液を陰イオン交換樹脂に通す工程;及び(7)ハフニウムが富化された画分を溶出及び回収する工程。 (もっと読む)


高純度ニッケルを生成する方法であって、塩酸溶液体系を用いて高純度ニッケルを電着生成する方法に関し、その生成工程は、以下の順であることを特徴とする。塩酸体系を用いて、3N電解ニッケルをアノードとして、pHが1〜3であるNiCl2溶液を電気溶解によって生成し、陰イオン抽出剤を用いて電気溶解溶液に三段の向流抽出を行い、逆抽出後の溶液を脱油した後、順に陰イオン交換樹脂に通してイオン交換浄化を行い、最後に電解槽に通して電着を行い、かつ、通すイオン交換浄化後の溶液量と抽出した電着後の液は同量であり、電着によって高純度ニッケルを得る。本発明の方法で生成された高純度ニッケルのサンプルはグロー放電質量分析法−GDMS分析で、5Nの高純度ニッケルに達している。コストが低く生成過程での汚染も防止する。 (もっと読む)


二段階手順で褐鉄鉱およびサプロライトを含有するラテライト鉱石を浸出する手順である。第一段階は、鉱石の濃無機酸との混合および反応からなり、ならびに第二段階は、水中の酸/鉱石混合物のスラリーの調製、ならびにニッケルおよびコバルトを溶解するための混合物の浸出からなる。鉄は、主にジャロサイト以外の第二鉄の酸化物または水酸化物として、固形浸出残渣中のニッケルおよびコバルトから効率的に分離される。

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