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国際特許分類[C22B34/32]の内容

国際特許分類[C22B34/32]に分類される特許

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本発明は、金属もしくは金属の化合物を含有するスラグから1種もしくは数種の金属を連続的もしくは不連続的に回収するための方法であって、金属含有の液化スラグを一次もしくは二次の溶解ユニット(1)中で加熱することによる方法に関する。スラグから殊に銅を回収するための改善された方法を提供するために、本発明では、金属を含有するスラグを交流電気炉として構成された一次もしくは二次の溶解ユニット(1)中で加熱し、次に溶融物を、該一次もしくは二次の溶解ユニット(1)から直流電気炉として構成された炉(2)に送り、この炉で、回収すべき金属の電着を行ない、この際、該一次もしくは二次の溶解ユニット(1)にケイ化カルシウム(CaSi)、炭化カルシウム(CaC)、フェロシリコン(FeSi)、アルミニウム(Al)及び/又は還元ガスの形の還元剤を装入及び/又は注入する。
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【課題】本発明は、上記の環境低負荷型金属回収方法において、時間を要していたシアンの分解・無毒化工程をより短時間で行うことにより、効率的に繰り返し実施が可能な改良された環境低負荷型金属回収方法を提供する。
【解決手段】シアン生成及び分解細菌を用いた金属含有材料から金属を回収する方法であって、(1)富栄養状態の培地でシアン生成及び分解細菌を培養してシアンを生成する工程、(2)上記工程(1)で生成したシアンを用いて金属含有材料から金属を溶解する工程、(3)該培地にグルタミン酸誘導体及び/又はセリン誘導体とグルコースとを添加して栄養枯渇状態の培地に変えて、該シアン生成及び分解細菌を培養して上記工程(2)で残留したシアンを分解する工程、及び(4)上記工程(2)又は(3)の金属の溶解液から金属を回収する工程、を含むことを特徴とする金属回収方法。 (もっと読む)


【課題】 含クロムスラグ中のクロムを簡便かつ効率的に分離、回収するとともに、回収後のスラグからの6価クロム溶出量を抑制することを可能ならしめる含クロムスラグの処理方法を提供することを課題とする。
【解決手段】ステンレス鋼等を製造する過程で発生する、クロム酸化物を1.0質量%以上、かつMgOをクロム酸化物濃度の0.2倍以上を含有するスラグを200μm以下が80質量%以上となるように粉砕し、比重差を利用した方法により粉砕スラグを分別して高比重側スラグを回収することを特徴とする、含クロムスラグからのクロム回収方法。 (もっと読む)


【課題】溶融法で製造される発泡金属の中でアルミニウム合金よりも高い融点を持つ鉄やニッケル、クロム、ステンレス鋼などの発泡金属の製造方法を提供する。
【解決手段】炭素で還元しうる金属酸化物粉末を金属粉末及び黒鉛等の炭素源粉末と混合し、急速加熱により固液共存領域以上に加熱することにより発泡金属が製造できた。また、炭素含有溶融金属中に酸化鉄粉末を添加し、攪拌後凝固させることにより発泡金属が製造できた。さらに、製造された発泡金属中の炭素の形態を変化させる御熱処理、もしくは炭素をTemporary alloying elementとして扱い、後熱処理により除去することにより衝撃エネルギー吸収能に優れた発泡金属が製造できた。 (もっと読む)


【課題】 弗素イオンと重金属イオンを含む弗素含有廃液の中和処理する過程において、析出する弗化カルシウムと金属水酸化物に分離し、それぞれ、製鉄業における滓化促進剤や弗化水素酸の蛍石代替原料、ステンレス原料として十分使用できる弗素含有廃液の処理方法を提供する。
【解決手段】 弗素イオンと重金属イオンを含有する弗素含有廃液に、カルシウムを含む物質を添加して、弗化カルシウム主体の粒子を析出させる工程と前記工程の処理液に高分子凝集剤を添加して、弗化カルシウム主体の粒子の凝集体を生成する工程と前記凝集体を生成する工程の処理液を固液分離して、弗化カルシウム主体の粒子を固体部として回収する工程とを有し、前記回収した固体部の一部を前記弗化カルシウム主体の粒子を析出させる工程に投入し、固体部中の弗化カルシウム主体の粒子に、更に弗化カルシウムを析出させて粒子径を増大化し、当該増大化した弗化カルシウム主体の粒子を前記固液分離により固体部として回収する。 (もっと読む)


【課題】 クロム含有鋼の酸化精錬時に発生するスラグからクロム分を分離・回収することのできる分離方法、及び、分離・回収したクロム分を有効利用する方法を提供する。
【解決手段】 発明のクロム含有鋼精錬スラグの分離方法は、クロム含有鋼の酸化精錬で発生するスラグを冷却し、次いで、下記の上記の(1)式で定義されるクロム分離率が30%以上となる範囲で、冷却後のスラグ2を磁力6により磁着物12と非磁着物13とに分離する。また、発明のクロム含有鋼精錬スラグの再利用方法は、分離した磁着物を、クロム含有鋼の溶製工程でクロム源として再利用し、且つ、分離した非磁着物を、粉状鉄鉱石の塊状化工程である焼結工程の粘結剤原料として再利用する。
クロム分離率(%)=[(磁力分離後の磁着物のCr濃度)×(磁着物率(%)/100)]×100/(磁力分離前のスラグのCr濃度)…(1) (もっと読む)


【課題】 ステンレス鋼酸洗廃液中の鉄、ニッケル、クロムなどの金属イオンを分離回収し、金属資源としての再利用を可能にするものである。それとともに、ふっ化物イオン及び硝酸イオンの再利用の妨げとなる硫酸イオンを分離して、それらを再び酸洗用材料としての利用を可能にし、資源のリサイクル使用を図り廃棄物の発生量を最小限に抑制する。
【解決手段】 ステンレス鋼酸洗廃液にアルカリ金属の水酸化物を添加して、pHを10〜11に調節することにより鉄、ニッケル、クロム(III)を水酸化物の沈殿として分離回収し、ろ液にはその含有する硫酸イオンのモル数の2倍以上のモル数のバリウムイオンを添加して、硫酸イオンを硫酸バリウムの沈殿物として分離回収し、ふっ化物イオン及び硝酸イオンを液相から分離回収することを特徴とする有価資源の分離回収方法。 (もっと読む)


【課題】アルカリ溶液で中和処理された酸洗廃液から酸とアルカリを効率的に回収することのできる酸洗廃液の処理方法および酸洗廃液処理装置を提供する。
【解決手段】遊離酸が回収された酸洗廃液を脱遊離酸液中和処理装置5に供給して中和液を得、得られた中和液を逆浸透膜装置6に供給して塩溶液と水とに分離し、逆浸透膜装置6で得られた塩溶液をバイポーラ膜電気透析装置9に供給して酸洗廃液から酸とアルカリを回収する。 (もっと読む)


有価金属を含有する鉱石から該有価金属を浸出するための方法が述べられており、この方法は、塩酸存在下において鉱石を浸出して浸出溶液中に可溶性の金属−塩化物塩を形成させる工程;二酸化硫黄を浸出溶液に添加する工程;浸出溶液から金属−硫酸塩又は金属−亜硫酸塩を回収する工程;及び塩酸を再生する工程を含む。鉱石は、酸化亜鉛鉱石のような酸化物卑金属鉱石;サプロライト性又はリモナイト性の鉱石のようなラテライト性ニッケル鉱石;硫化物鉱石又はチタン鉱石、であっても良い。有価金属は典型的に、Zn、Cu、Ti、Al、Cr、Ni、Co、Mn、Fe、Pb、Na、K、Ca、白金族金属及び金からなる群から選択される。金属−硫酸塩又は亜硫酸塩中の金属は、有価金属であってもよく、又はマグネシウムのような有価金属よりも低い価値の金属であってもよい。再生された塩酸は浸出プロセス内で再利用される。 (もっと読む)


【課題】
かさ密度が活性炭より大きく、充填容量が低減でき、吸着装置の小型化を可能とする吸着剤を提供する。
【解決手段】
本発明は繊維状炭素を吸着剤とし、例えば溶液中の金属イオンを吸着させる吸着方法である。金属イオンは例えば、クロムイオン又は金イオンである。また、本発明は繊維状炭素を吸着剤として気体中のガス成分を吸着させる吸着方法でもある。その場合、目的被吸着ガス成分はアンモニアガス、ホルムアルデヒド又は硫化水素ガスである。 (もっと読む)


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