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国際特許分類[C22C27/02]の内容

国際特許分類[C22C27/02]に分類される特許

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【課題】 高価な貴金属であるPdを使うことなく、水素分離能に優れ、かつ耐水素脆性に優れた水素分離膜を提供する。
【解決手段】 原子%で、T100−(α+β)αβ(ただし式中、TはTi,Zr,Hfからなる群の1種以上、MはV,Nb,Taからなる群の1種以上、XはAg、Al、Cr、Cu、Ga、Zn、Feからなる群の1種以上であり、式中α、βは、15≦α≦55、5≦β≦45であり、Tは10〜70原子%)と不可避不純物からなる組成を有する合金で構成した水素分離・精製用複相合金を用いる。Y、Laを含む希土類元素の1種以上を15%以下含有してもよく、延性に富み、塑性加工により厚さを0.05〜3mmにできることが特徴である。 (もっと読む)


【課題】 高融点金属からなる合金粉末において、特に酸素含有量の低減を可能とする製造方法を提供すること、および低酸素の高融点金属からなる微細合金粉末を提供する。
【解決手段】 融点が1600℃以上の2種以上の高融点金属元素が複合化した複合体を、還元性ガスを含む高温プラズマで溶解し、急冷凝固させて合金粉末とする微細合金粉末の製造方法である。また、融点が1600℃以上の2種以上の高融点金属元素からなる合金粉末であって、溶解凝固組織を有し、粒径500μm以下、かつ酸素含有量500ppm以下である微細合金粉末である。 (もっと読む)


【課題】 大きな圧延加工性を有し、かつ水素透過係数が大きい水素分離・精製用複相合金を提供する。
【解決手段】 水素透過性を担う相と耐水素脆化性を担う相との複合相からなる水素分離・精製用複相合金であり、前記複相合金の合金組成は、mol%で、NixTiyNb100-x-y(ただし、x=10%以上25%未満、y=10%以上40%以下である)からなることを特徴とする水素分離・精製用複相合金であり、延性に優れ、塑性加工により厚さを0.05〜3mmにすることができる。 (もっと読む)


【課題】 大きな圧延加工性を有し、かつ水素透過係数が大きい水素分離・精製用複相合金の製造方法を提供する。
【解決手段】 水素透過性を担う相と耐水素脆化性を担う相との複合相からなることを特徴とするNb−Ti−Ni系合金に1000℃超、100時間以上の熱処理を施すことを特徴とするNb−Ti−Ni系の水素分離・精製用複相合金の製造方法。塑性加工を施し、その後1000℃超の熱処理を施すことで鋳造ままの合金と同程度の水素透過係数が得られる。 (もっと読む)


【課題】 製造時に断線などを発生させることなく均一加工ができ、比較的低温で熱処理した場合であっても優れた超電導特性を発揮することのできる粉末法Nb3Sn超電導線材を製造するための有用な方法を提供する。
【解決手段】 NbまたはNb合金からなるシース内に、少なくともSnを含む原料粉末を充填し、これを縮径加工して線材化した後熱処理することによって、シースの内面側に超電導層を形成する粉末法Nb3Sn超電導線材の製造方法であって、前記原料粉末として、CuとSnの合金粉末または金属間化合物粉末に、更にSn粉末を添加混合したものを用いると共に、この原料粉末に対して等方圧による圧粉処理を施す。 (もっと読む)


【課題】水素透過性と耐水素脆性とを有し、473K以上で使用可能な複相水素透過合金を提供することを目的とする。
【解決手段】複合相からなり、MをNiとCoが任意の原子%で混合した合金としたとき、前記複合相が、Nbを固溶したMTi相とMを固溶したTiNb相との共晶(MTi+TiNb)構造、初晶として生成する前記TiNb相が前記共晶に囲まれている構造、或いは初晶として生成する前記MTi相が前記共晶に囲まれている構造を有し、MTiNb(100−x−y)(ただし、20<x<50原子%、10<y<60原子%である)からなる組成を有することを特徴とする複相Ni−Co−Ti−Nb系の結晶質水素透過合金である。 (もっと読む)


【課題】酸素を遮断する表面酸化物層と内部合金とのはく離、および酸化の進行を抑制することにより、耐酸化性に優れた被覆構造を有する耐熱合金を提供する。
【解決手段】耐熱合金の基材表面に、必要に応じて拡散防止を目的とする第一層の合金皮膜が形成され、さらにその表面に少なくともAl又はSiを含む合金層中に強化繊維が分散された第二相の複合皮膜が形成された耐熱合金の耐酸化被覆構造。とくに耐熱合金が二オブ基合金の場合に、第一層の合金皮膜はRe及びReと安定な相を形成する元素を2種以上含むものとし、第二層皮膜は、少なくともAlを含みCrとNiのうちの1種以上を含む合金層中に、強化繊維が分散されたものとする。また、上記の強化繊維として、平均アスペクト比2〜1,000の酸化物系セラミックスの繊維又はウィスカーを用いる。 (もっと読む)


【課題】 チューブ法や粉末法によってNb3Sn超電導線材を製造するに際して、押出し・伸線加工中に均一に加工することができ、加工中における断線やSn漏れの発生を防止し、優れた超電導特性を発揮することのできるNb3Sn超電導線材を製造するための有用な方法、およびこうしたNb3Sn超電導線材を提供する。
【解決手段】 NbまたはNb合金からなるパイプ状部材内に、少なくともSnを含むコア材を充填若しくは挿入し、更にCu製ビレットに挿入して複合部材を構成し、これを縮径加工した後熱処理することによって、前記パイプ状部材の内面側からNb3Sn超電導層を形成するNb3Sn超電導線材の製造方法であって、加工前のNbまたはNb合金からなるパイプ状部材は、平均結晶粒径が4〜80μmであると共に、酸素、窒素および炭素の合計濃度が120ppm以下のものを用いる。 (もっと読む)


【課題】 優れた超電導特性を示すNb3Sn系超電導線材の製造方法であって、Nb3Sn系超電導相生成のための熱処理時間を比較的短時間とすることが可能なNb3Sn系超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明のNb3Sn系超電導線材10の製造方法は、銅(Cu)−スズ(Sn)系合金材(ブロンズ材2)に複数本のニオブ(Nb)又はニオブ合金フィラメント3を配設してなるサブマルチ線1を備えた熱処理前Nb3Sn系超電導線材10’に熱処理を施してNb3Sn系超電導物質4を生成させるための熱処理工程において、0.5〜10℃/時間の温度上昇率にて30〜200℃の温度幅で温度上昇させる熱処理工程を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 高温の厳しい環境下で使用される耐熱材料として好適な特性を有する新たな材料を提供する。
【解決手段】 ニオブ結晶(図1(a)中の黒でない部分)とニオブシリサイド(図1(b)中の黒でない部分)からなるニオブ基複合体であって、ニオブ結晶が略同一の方位を持って連結することで結晶粒を形成しており、ニオブシリサイドは細かく分断され、上記結晶粒中に分散している。このような組織構造を有するニオブ基複合体は、耐熱材料として非常に有用である。 (もっと読む)


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