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国際特許分類[C22C37/04]の内容

化学;冶金 (1,075,549) | 冶金;鉄または非鉄合金;合金の処理または非鉄金属の処理 (53,456) | 合金 (38,126) | 合金鋳鉄 (256) | 球状黒鉛を含有するもの (91)

国際特許分類[C22C37/04]に分類される特許

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【課題】引張強さ、耐力、伸び、耐衝撃性等の機械的性質に優れ、更に自動車の足回り部品等に好適な所定の硬さの球状黒鉛鋳鉄部材を提供する。
【解決手段】Cを3.4〜4.0質量%、Siを1.5質量%以上2.0質量%未満、Mnを0.35〜0.5質量%、Niを1.0質量%を超え2.0質量%未満、及びCuを0.2〜0.5質量%含有し、残部がFe及び不可避的に含有される不純物であり、パーライト組織の面積率が60〜90%、フェライト組織の面積率が10〜40%である球状黒鉛鋳鉄部材。 (もっと読む)


【要 約】
【課 題】鋳放しのままで、引張強さ:900MPa超えの高強度と、伸び:3%以上の高延性とを有し、さらに耐摩耗性に優れ、かつ肉厚:10mm以下の薄肉部における白銑化を防止した、高強度球状黒鉛鋳鉄品を提供する。
【解決手段】質量%で、C:3〜4%、Si:1.8〜3.5%、Mn:0.2〜2%、S:0.003〜0.03%、Nb:0.05〜1%、Cu:1.4〜4%、Mg:0.015〜0.07%を含み、さらに、Mo:0.05〜0.4%およびV:0.05〜0.6%の1種または2種を含有し、あるいはさらにNi:0.5%以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成とする。これにより、鋳放しままで900MPa超えの引張強さと3%以上の伸びとを兼備し、さらに耐摩耗性にも優れ、薄肉部の白銑化も生じない高強度球状黒鉛鋳鉄品となる。なお、不純物として、P:0.04%未満、Cr:0.1%未満に調整することが好ましい。また、Ti:0.03%未満、W:0.1%未満が許容でき、また、Al :0.05%未満、REM:0.05%未満、Ca:0.002%未満、Ba:0.002%未満、Bi:0.02%未満が許容できる。 (もっと読む)


【課題】高強度球状黒鉛鋳鉄の優れた強靭性を保持したまま、水の付着時の引張り強さや伸びが低下する水脆化を抑制する。
【解決手段】重量%で、C:2.0〜4.0%、Si:1.5〜4.5%、Mn:2.0%以下、P:0.08%以下、S:0.03%以下、Mg:0.02〜0.1%、Cu:1.8〜4.0%を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなる水脆化を抑制する。 (もっと読む)


【課題】球状黒鉛鋳鉄鋳物の冷却時間を短縮できると共に、球状黒鉛鋳鉄鋳物の残留応力の発生を抑制して従来技術に係る球状黒鉛鋳鉄鋳物の製造方法により得られるものと同等以上の機能を発揮できる球状黒鉛鋳鉄鋳物の製造方法を提供する。
【解決手段】球状黒鉛鋳鉄の製造方法は、所定の成分組成を有する球状黒鉛鋳鉄の溶湯を砂型に注湯する注湯工程と、その溶湯の凝固により得られる球状黒鉛鋳鉄鋳物をA変態点まで砂型内で冷却する砂型内冷却工程と、砂型から球状黒鉛鋳鉄鋳物を取り出す型ばらしを行うと共に、球状黒鉛鋳鉄鋳物のA変態点から500℃までにおける冷却過程において、当該球状黒鉛鋳鉄鋳物を15℃/min〜50℃/minの冷却速度で冷却する第1冷却工程と、第1冷却工程後の球状黒鉛鋳鉄鋳物を第1冷却工程における冷却速度以上の冷却速度で冷却する第2冷却工程とを順に実施するものである。 (もっと読む)


【課題】高強度で黒皮部の疲労強度が突出して高い鋼製や鍛造品に匹敵する硬度を持つ鋳鉄素材を用い、鋼製や鍛造品にはない研削工程が不要なほど、被削性に優れ、耐摩耗性、減衰性に優れた、加工コストの低減化を図れる歯車を提供する。
【解決手段】少なくとも、Cu:2.4〜3.3%、Sn:0.01〜0.05%含有のダクタイル鋳鉄を用いて、鋳放しで歯車素材を構成する。歯切り工程を経て、熱処理なく形成する。そのままで面圧強度の大なる歯車を得る。 (もっと読む)


【課題】注湯時における温度の偏在を抑制することで湯漏れの発生を防止しつつ、鋳造巣がなく、かつ、寸法精度の高い高品質の鋳造品を製造することが可能なタイヤモールド鋳造用枠体を提供する。
【解決手段】略円筒形状を有し、タイヤモールド用鋳型の周囲に配置されてタイヤモールドの鋳造に用いられるタイヤモールド鋳造用枠体である。外周に、均等間隔で複数本、好適には3本の湯口4A〜4Cが設けられている。本発明においては、複数本の湯口のうち1本の湯口のみを注湯用湯口とし、残る湯口をダミー湯口とすることができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、球状黒鉛の球状化率の高い低酸素及び低硫黄の薄肉球状黒鉛鋳鉄又一般産業用鋳鉄部品に適用することができる肉厚が2.5〜1.5mmの薄肉球状黒鉛鋳鉄を提供する。また、公知のアーク式電気炉によるエレクトロスラグ炉を利用し、酸素(O)及び硫黄(S)の組成を制御することにより球状黒鉛の球状化率の高い薄肉球状黒鉛鋳鉄を容易に製造することができる球状黒鉛鋳鉄の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る球状黒鉛鋳鉄は、酸素(O)及び硫黄(S)の組成がそれぞれ質量%で、O:25ppm以下、S:0.004〜0.015%含まれてなる。そして、本発明に係る球状黒鉛鋳鉄の製造方法は、低酸素・低硫黄の球状黒鉛鋳の製造方法において、先ず溶湯を低酸素及び低硫黄化し、次に硫黄を添加するとともに球状化処理を行い、所定の組成の球状黒鉛鋳鉄を製造することによって実施される。 (もっと読む)


【課題】鋳放しのままで、おおよそ引張強さ:900N/mm2超の高強度と、優れた耐摩耗性を有し、かつ肉厚:10mm以下の薄肉部における白銑化を防止した、高強度球状黒鉛鋳鉄品を提供する。
【解決手段】質量%で、C:3〜4%、Si:1.8〜3.5%、Mn:0.2〜2%、P:0.03%以下、S:0.003〜0.020%、Nb:0.05〜1%、Cu:1.4〜5%、Mg:0.0015〜0.07%を含み、あるいはさらにNi:0.5%以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成とする。これにより、鋳放しままでおおよそ900MPa超の引張強さと3%以上の伸びとを兼備し、耐摩耗性にも優れ、肉厚部10mm以下の薄肉部の白銑化も生じない高強度球状黒鉛鋳鉄品となる。なお、不純物である、Cr、Mo、Ti、W、Vを、Cr:0.08%未満、Mo:0.1%未満、Ti:0.03%未満、W:0.08%未満、V:0.1%未満に、あるいはAl、REM、Ca、Baを、Al :0.05%未満、REM:0.05%未満、Ca:0.002%未満、Ba:0.002%未満に調節することが好ましい。 (もっと読む)


掘削機,トラクター,刈取り機,運搬機,クレーン等の土木機械又は材料処理機械(10)のアーム(12)に直接的又は間接的に取り付けられ,それにより,バケット,グラップル,フォーク,振動圧縮機又は刈取り用ヘッド等のツール(14)を機械のアームに対して結合及び/又は位置決め(傾斜及び/又は回転)できるようにするための装置(22)の少なくとも一部品を製造する方法。この方法は,a)非合金又は合金ダクタイル鉄を含む溶融物を作成するステップと,b)前記溶融物から装置(22)の少なくとも一部品を鋳造するステップと,c)装置の前記少なくとも一部品を冷却するステップと,d)装置の前記少なくとも一部品をオーステナイト化するステップと,(e)装置の前記少なくとも一部品を焼入れするステップと,(f)装置の前記少なくとも一部品をオーステンパするステップと,g)装置の前記少なくとも一部品を冷却するステップとを含む。
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【課題】鋳鉄材のヤング率を向上させる。
【解決手段】2〜3.8質量%のC、0.6〜4質量%のSi、0.3〜15質量%のTiを含有する溶湯を調製するとともに、該溶湯中にTiCを晶出させる。次に、この溶湯を用いて鋳造を行い、急冷して鋳造品を作製する。この急冷によって白銑化が進行するので、前記鋳造品の金属組織にはセメンタイトが存在する。このセメンタイトは、鋳造品に熱処理が施されることによって分解され、その結果、前記金属組織中に塊状黒鉛が析出する。すなわち、金属組織中に塊状黒鉛とTiCが分散したTiC分散鋳鉄材が得られるに至る。前記溶湯には、白銑化を促進するためのBiを0.001〜0.01質量%の割合でさらに添加するようにしてもよい。 (もっと読む)


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