説明

国際特許分類[C22C37/04]の内容

化学;冶金 (1,075,549) | 冶金;鉄または非鉄合金;合金の処理または非鉄金属の処理 (53,456) | 合金 (38,126) | 合金鋳鉄 (256) | 球状黒鉛を含有するもの (91)

国際特許分類[C22C37/04]に分類される特許

41 - 50 / 91


【課題】一般の鋳鉄材と同様な、良好な鋳造性や加工性を有すると共に、より一層優れた低熱膨張特性を有する鋳鉄材を容易に製造することの出来る方法を提供すること。
【解決手段】鋳造して得られた、炭素が2.5質量%以下、ニッケルが25質量%以上40質量%以下の割合で含有する鋳鉄組成を有する鋳物を、550℃〜700℃の温度で3時間以上保持した後、少なくとも200℃までは炉冷によって自然冷却することからなる焼鈍処理を行ない、次いで、そのように焼鈍処理された鋳物を、600℃〜1150℃の温度で1.5時間以上保持した後、ファン空冷、水冷又は油冷により急冷することからなる溶体化処理を行なうことにより、50〜200℃の温度範囲における熱膨張係数が4×10-6/℃以下となる低熱膨張鋳鉄材を製造する。 (もっと読む)


【課題】大掛かりな装置を必要とせず、鋳鉄溶湯の脱酸及び組成管理を簡易に行うことができて、黒鉛を効率良く球状化させることができる球状黒鉛鋳鉄の製造方法を提供する。
【解決手段】鋳鉄溶湯をカルシウムに接触させることにより、該溶湯中の酸素とカルシウムとの反応によって酸化物を生成させて該溶湯を脱酸する脱酸工程と、脱酸された鋳鉄溶湯を黒鉛球状化剤に接触させる黒鉛球状化処理工程とを順に実施することで、球状黒鉛鋳鉄を製造する。 (もっと読む)


【課題】製造コストを抑制しつつ、優れた耐摩耗性や、耐焼き付き性、相手材との「なじみ」性、耐疲労性等の特性を有する摺動部品を製造することができると共に摺動部品に高精度が求められる場合であってもその要求を満たすことができる摺動部品製造方法を提供する。
【解決手段】摺動部品製造方法は、黒鉛化熱処理工程および切削工程を備える。黒鉛化熱処理工程では、酸素および水蒸気の少なくとも1種のガスを含むガスの雰囲気下で炭素鋼母材が黒鉛化熱処理される。切削工程では、炭素鋼母材の一部又は全部の表層部分が最大脱炭深さ以上切削されて所望の摺動部品17,23,24,26,39,60が製造される。 (もっと読む)


【課題】多大の熱エネルギー及び長時間を要する熱処理を行うことなく、加工性に優れた強靭な鋳鉄、鋳鉄鋳片、およびそれらを効率良く製造し得る製造方法を提供すること。
【解決手段】白鋳鉄となる成分からなる鋳鉄において、伸延黒鉛が分散している鋳鉄であり、また白鋳鉄となる成分が、質量%で、(%C)≦4.3−(%Si)÷3、C≧1.7%を満足する組成であり、さらに、伸延している黒鉛の幅が0.4mm以下、長さが50mm以下である鋳鉄。 (もっと読む)


【課題】耐熱性、耐酸化性及び鋳造性に優れ、ターボチャージャーハウジング、エキゾーストマニホルド、排気系部品等の自動車エンジン用部品に好適に使用される高珪素の球状黒鉛鋳鉄及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る球状黒鉛鋳鉄は、酸素(O)及び硫黄(S)がそれぞれ質量比で、O:25ppm以下、S:0.015%以下含まれ、C:2.5〜3.8%、Si:4.1〜8.0%、Mn:0.2〜0.7%、Mg:0.008〜0.029%、P:0.02〜0.15%、残部鉄(Fe)及び不可避不純物からなる。 (もっと読む)


【課題】鋳放しで、ベイナイトやセメンタイトのない被削性の良好な緻密な組織からなり、Alの添加なしでも、引張強さ900MPa以上の高強度と、4%以上の良好な伸びを有し、優れた被削性を有し、鍛鋼や鋳鋼、オーステンパ球状黒鉛鋳鉄の代替化、部品としての寿命や軽量化に寄与できる鋳放し高強度球状黒鉛鋳鉄を得ることを目的とする。
【解決手段】重量%で、C:3.0%〜4.0%、Si:2.0%〜3.0%、Mn:0.6%以下、P:0.03%以下、S:0.03%以下、Mg:0.02%〜0.06%、Cu:1.8%〜4.0%、Sn:0.01%〜0.05%、Bi:0.0005%〜0.01%を含有し、残部Fe及び不可避的不純物から成ることを特徴とする鋳放し高強度球状黒鉛鋳鉄。 (もっと読む)


【課題】特にエレベータ稼動中に生じるシーブとワイヤロープの摩耗量を片方が一方的に多くならないよう、且つ両者とも摩耗量ができるだけ少ないようにして、長期間少なくとも10年間は交換する必要なく使用し得るべく耐摩耗性に優れ長寿命化を図れ、しかも低コストで被削性の良好なシーブ材料を提供する。
【解決手段】重量%で、C:3.0〜4.0%、Si:2.0〜2.7%、Mn:0.6%以下、P:0.03%以下、S:0.03%以下、Mg:0.02〜0.06%、Cu:2.4〜3.3%、Sn:0.01〜0.05%を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなる。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性にすぐれる材料からなる外層部とダクタイル鋳鉄からなる軸部を有する圧延用複合ロールにおいて、軸部におけるチャンキー黒鉛の晶出を防止する。
【解決手段】軸部は、Sb:0.001〜0.1%を含有するダクタイル鋳鉄材からなり、パーライトを主体とする基地中に球状黒鉛が晶出した組織を有し、該球状黒鉛は、軸部の露出部表面の任意の2mm×2mmの領域における黒鉛の合計面積の90%以上が、円相当径で30μm以上であり、好ましくは、引張強さが350MPa以上である。 (もっと読む)


【課題】強度を高めるための合金元素の含有量を抑えつつ、耐久性を高め、寿命を長くでき、更に切削加工性を損なわないデフケースの製造方法を提供する。
【解決手段】質量比で、炭素が1.5〜4.0%、シリコンが0.5〜3.5%、マンガンが0.05〜0.50%、マグネシウムが0.02〜0.07%、リンが0.1%以下、イオウが0.1%以下、残部が鉄および不可避的不純物からなる組成の鋳鉄材料で形成され、フェライトを有する基地に球状黒鉛が分散しているデフケース素材1を用意する第1工程と、少なくともレーザビーム6が照射されるデフケース素材1の表面を切削加工する第2工程と、デフケース素材1の強化要請部位に、レーザビーム6を照射して当該部位をオーステナイト生成温度以上に加熱し、その後、当該部位を自然冷却させることにより、当該部位に強化組織を形成し、デフケースを形成する第3工程とを順に実施する。 (もっと読む)


【課題】溶接割れ,気孔等の溶接欠陥が生じにくいオーステンパ球状黒鉛鋳鉄の溶接方法を提供する。
【解決手段】オーステンパ球状黒鉛鋳鉄からなる試験片1,1の側面1a,1aを突合せた。その際には、突合せた両側面1a,1aの間に、ニッケル製のインサート材3を挿入した。そして、両試験片1,1の側面1a,1aの近傍部分及びインサート材3にレーザを照射して溶接を行った。レーザを照射すると、試験片1,1の側面1a,1aの近傍部分とインサート材3とが共に溶融する。そして、レーザの照射を停止すると、溶融している部分が凝固して両試験片1,1が溶接される。 (もっと読む)


41 - 50 / 91