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国際特許分類[C22C37/04]の内容

化学;冶金 (1,075,549) | 冶金;鉄または非鉄合金;合金の処理または非鉄金属の処理 (53,456) | 合金 (38,126) | 合金鋳鉄 (256) | 球状黒鉛を含有するもの (91)

国際特許分類[C22C37/04]に分類される特許

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【課題】金型内のキャビティに注湯した鋳鉄溶湯の冷却過程で、鋳鉄製品の形状や構造に因る冷却速度差が発生し易い鋳鉄製品を鋳造する際に、得られる鋳鉄製品内の硬度等のバラツキを可及的に小さくできる鋳鉄方法を提供する。
【解決手段】金型10,12内のキャビティ16に注湯した鋳鉄溶湯を凝固して鋳鉄製品18を鋳造するとき、鋳鉄製品18内に他部よりも冷却速度の速い易冷却部分である先端部18aが存在する鋳鉄製品を鋳造する際に、該金型10,12内で冷却する鋳鉄製品18の先端部18aの冷却速度を緩和すべく、先端部18aの外周面とキャビティ16の内壁面との間に隙間22を形成して金型への熱引きを阻止した後、鋳鉄製品18の他部の温度が、室温よりも高温の所定温度に到達したとき、金型10,12を型開きして鋳鉄製品18を取り出して、鋳鉄製品18の全体を金型10,12内での冷却速度よりも遅い冷却速度で徐冷する。 (もっと読む)


【課題】従来の鋳造設備を利用しながら、強度が高く、制振性、溶接性、焼き入れ性、加工性に優れたプレス金型用鋳鉄を提供する。
【解決手段】金属組織中の黒鉛球状化率が30〜70%であって、酸素含有量5〜20ppm(質量比)、パーライト率60〜100%、S含有量0.03%(質量比)以下のプレス金型用鋳鉄であり、質量比で、C含有量3〜4%、Si含有量1.5〜2.5%、Mn含有量0.5〜1.0%、Cr含有量0.2〜1.0%、Cu含有量0.2〜1.0%である。このプレス金型用鋳鉄の製造工程は、溶解炉10における作業工程と、取鍋20における作業工程と、鋳型30における作業工程とに分けられ、これらの作業工程は一部並行しながら進められる。 (もっと読む)


【課題】 パーライト系ダクタイル鋳鉄の製造において、ボロンによる不測のパーライト析出量の減少を防止するためのダクタイル鋳鉄用球状化処理剤及びダクタイル鋳鉄の球状化処理方法を提供すること。
【解決手段】 Siを40〜60重量%、Mgを2〜10重量%、Caを0.5〜6重量%、Zrを0.2〜3重量%含有し、残部Fe及び不可避的不純物よりなる。また、Siを40〜60重量%、Mgを2〜10重量%、Caを0.5〜6 重量%、Zrを0.2〜3重量%、REを0.2〜6 重量%含有し、残部Fe及び不可避的不純物よりなるように構成してもよい。 (もっと読む)


【課題】 耐折損性に優れた熱間圧延用複合ロールの製造方法を提案する。
【解決手段】 遠心力鋳造法でC:2.5〜4.0%、Cr:6.0〜20.0%、Mo:2.0〜12.0%、V:3.0〜10.0%、Nb:5.0%以下を含む組成のハイス系合金鋳鉄材からなる外層を形成し、あるいはさらに中間層を形成した
のち、内層を、球状黒鉛鋳鉄材となる内層材溶湯を、内層材溶湯の溶湯過熱度ΔT(℃)を、[ΔT−400×{R−(R−x)}/R]/100 :100超250未満(ここで、ΔT:内層材溶湯の溶湯過熱度(℃)、R:内層の半径(m)x:内層材溶湯により溶解する外層または中間層の厚み(m))を満足するように調整し、注湯し、静置鋳造法で形成し2段または3段構成の熱間圧延用複合ロールとすることにより、内層のCr+Mo量が0.8%以下、共晶炭化物量が12面積%未満となり、圧延中の折損事故の発生を防止できる。 (もっと読む)


【課題】ダクタイル鋳鉄(球状黒鉛鋳鉄)の製造方法に関し、熱処理を行なうことなく、特に低温での耐衝撃性に優れたダクタイル鋳鉄の製造方法を提供する。
【解決手段】ダクタイル鋳鉄の製造方法において、C:3.5〜3.7重量%,Si:2.3〜2.5重量%,Mn:0.25重量%以下,を含有し、パーライト率をが20%以下に調整する。 さらには、注湯前に接種材の添加を複数回実施する。組成組織において直径5μm以上の黒鉛粒数を450個/mm以上に調整する。材料配合率において、銑鉄を40%使用する。 (もっと読む)


重量比でMo:1〜4.5%、Sn及び/又はSbを2Sn+Sbで0.001〜0.5%含有する組成を有するオーステナイト系耐熱球状黒鉛鋳鉄。好ましくは、重量比でC:1〜3.5%、Si:1〜6.5%、Cr:3%以下、Ni:10〜40%、Mo:1〜4.5%、Sn及び/又はSbを2Sn+Sbで0.001〜0.5%、黒鉛球状化元素:0.1%以下を含有する組成を有するオーステナイト系耐熱球状黒鉛鋳鉄。
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高炉用熱風炉における蓄熱格子耐火煉瓦を支持するための支持組立品であって、該組立品が、該格子耐火煉瓦を支持するための支持格子、および該支持格子を支持するための支柱を備えてなり、該組立品が鋳鉄材料を含み、該鋳鉄材料がフェライト系マトリックスおよびグラファイト粒子の分散物を含んでなり、該グラファイト粒子の形状が実質的に芋虫状または団塊状である、支持組立品。
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【課題】 注湯により繰り返しA1変態温度を経た場合においても、低い熱膨張率を維持することができ、かつ、熱歪によるクラック発生を抑制することが可能なタイヤモールド鋳造設備用組成物を提供する。
【解決手段】 配列テーブル1上に略円筒状のタイヤモールド鋳造用枠体3を備え、略円筒状のタイヤモールド鋳造用枠体3内の中央部所定位置にタイヤモールド用鋳型2を配置して、配列テーブル1、タイヤモールド鋳造用枠体3およびタイヤモールド用鋳型2により形成される中空部に溶湯5を充填することによりタイヤモールドの鋳造を行うタイヤモールド鋳造設備に用いられる組成物である。JIS FCD400品において、Si含有量が2.4〜2.7重量%、かつ、Mg含有量が0.07〜0.10重量%である。 (もっと読む)


【課題】
薄肉のダクタイル鋳鉄製品であってもチル化せず、柔らかく、延性の大きいフェライト地の鋳物を低コストで製造する方法を提供する。
【解決手段】
従来は球状黒鉛の生成を阻害する物質であると考えられていたサルファの含有量をある程度増やすと共に、冷却速度を低く抑えることにより、薄肉のダクタイル鋳鉄製品であってもチル化させることなく、柔らかく、延性の大きいフェライト地の鋳物を製造することができることを見出し、本発明に至った。即ち、ダクタイル鋳鉄製品の製造方法において、鋳鉄製品の成分としてサルファを0.009から0.015重量%を含み、マグネシュウムを0.035から0.050重量%を含み、鋳型に乾燥砂を用いる構成とした。 (もっと読む)


【課題】クリープ、破断、引張及びLCF特性を含む合金の耐熱特性を大きく高める限られた量のモリブデンを含有するように改質したダクタイル鋳鉄合金を提供する。
【解決手段】本合金は、本質的に重量で少なくとも3%の炭素、2.75%よりも多くないシリコン、0.4%〜0.8%のモリブデン、最大0.3%のマンガン、最大0.1%のクロム、0.08%よりも多くないリン、0.01%よりも多くない硫黄並びに残部の鉄及び付随不純物からなる。合金は、産業用ガスタービンの鋳造圧縮機ケース、特に400℃以上の作動温度を受ける圧縮機ケースに十分に適している。 (もっと読む)


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