説明

国際特許分類[C22C38/04]の内容

化学;冶金 (1,075,549) | 冶金;鉄または非鉄合金;合金の処理または非鉄金属の処理 (53,456) | 合金 (38,126) | 鉄合金,例.合金鋼 (19,815) | マンガンを含有するもの (453)

国際特許分類[C22C38/04]に分類される特許

11 - 20 / 453


【課題】接合部信頼性、エネルギーコスト、表面性状、製品形状の各点で有利に製造できる、差強度鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.20質量%、Si:0.5〜2.0質量%、Mn:1.0〜3.0質量%、P:0.1質量%以下、S:0.01質量%以下を含有し、残部がFe及び不可避的不純物であり、フェライト相とマルテンサイト相との2相組織又は該2相と残留オーステナイト相との3相組織をなし、引張強度が980MPa以上である電縫鋼管を素管に用い、複数の相異なる管長さ部分を500〜750℃に加熱後室温まで冷却する熱処理を施して、該熱処理部3に、引張強度が未熱処理部4に比し200MPa以上低く、且つ、引張強度と伸びの積が15000MPa・%以上である機械的特性を付与する。 (もっと読む)


【課題】線材に適切な圧縮残留応力を付与することにより、安価な線材を用いて、高耐久性の圧縮コイルばねおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】重量%で、Cを0.45〜0.85%、Siを0.15〜2.5%、Mnを0.3〜1.0%含む円相当直径が1.5〜9.0mmの鋼線材を用いた圧縮コイルばねにおいて、任意の線材横断面における硬さが570〜700HVであり、コイルばね内径側において、ばねに圧縮荷重を負荷した場合の略最大主応力方向における表面から0.2mm深さでの無負荷時の圧縮残留応力が200MPa以上であるとともに表面から0.4mm深さでの無負荷時の圧縮残留応力が100MPa以上である圧縮コイルばね。 (もっと読む)


【課題】 靭性を向上した熱間工具鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】 0.005質量%以上のPを含有する熱間工具鋼の成分組成の溶鋼を得る第1工程と、前記の熱間工具鋼の成分組成の溶鋼にZnを添加する第2工程と、前記のZnを添加した溶鋼を鋳造して鋼塊を得る第3工程とからなり、前記の第2工程は、前記の第3工程の鋳造後の鋼塊の成分組成が、Zn:0.0025超〜0.025質量%、P:0.005質量%以上を含み、かつZn/P:0.5超の熱間工具鋼となるように、Znを添加するものである熱間工具鋼の製造方法である。第3工程の鋳造後の鋼塊の成分組成は、質量%で、C:0.3〜0.6%未満、Si:1.5%以下、Mn:1.5%以下、Cr:3.0〜6.0%未満を含む熱間工具鋼であることが好ましい。MoおよびWは単独または複合で(Mo+1/2W):3.5%以下、あるいはさらにV:1.5%以下を含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】鋼の成分、仕上げ圧延時の反力比、及び仕上げ圧延後の熱処理条件を制御することにより、レールの頭部の組織を微細化し、硬度を所定の範囲に収め、レールの耐摩耗性と延性を向上させる。
【解決手段】質量%で、C:0.65〜1.20%、Si:0.05〜2.00%、Mn:0.05〜2.00%を含有していて残部がFeおよび不可避的不純物からなるレール圧延用鋼片に対して、少なくとも粗圧延及び仕上げ圧延を行うことにより耐摩耗性および延性に優れたパーライト系レールを製造する方法であって、前記仕上げ圧延において、レール頭部表面が900℃以下〜Ar3変態点もしくはArcm変態点以上の温度範囲で仕上げ圧延して圧延直後に生成する未再結晶オーステナイト組織の生成量を面積比率で40%以上70%以下とし、その後、仕上げ圧延後のレール頭部表面を、前記仕上げ圧延終了後150sec以内に冷却速度2〜30℃/secで少なくとも550℃まで加速冷却することを特徴とする耐摩耗性および延性に優れたパーライト系レールの製造方法。 (もっと読む)


【課題】鋳型内で溶鋼との反応を抑制し、安定した操業が可能であり、かつ、鋳片の表面品質を良好に保つために、モールドフラックスを用いて、C含有量が0.1〜1.1%であるとともにMn含有量が10〜30%である高Mn鋼を連続鋳造する。
【解決手段】Mn含有量が10〜30%である高Mn鋼の連続鋳造用モールドフラックスである。高Mn鋼のMn含有量(Mn)に対する連続鋳造用モールドフラックスのMnO含有量(MnO)の比{(MnO)/(Mn)}は、0.25〜1.2であるとともに、塩基度(T.CaO/SiO)が0.80〜1.6である。 (もっと読む)


【課題】高温及び激しい摩耗に曝され、水蒸気腐食しやすい環境下で使用される部材の肉盛溶接部において、優れた耐高温磨耗性及び耐水蒸気腐食性が得られるサブマージアーク肉盛溶接用フラックスを提供する。
【解決手段】サブマージアーク肉盛溶接用フラックス1は、SiO、MgO、金属炭酸塩及び金属フッ化物の含有量、造滓剤としての作用を有するAl及びZrOの総量、並びにアーク安定剤としての作用を有するKO及びNaOの総量が最適化され、C及びCrを適量含有することにより、溶接部に優れた耐高温磨耗性及び耐水蒸気腐食性が得られ、フラックス中の塩基性成分と酸化性成分とが最適なバランスで添加されることにより、高温環境下においても、溶接部に優れた耐割れ性が得られる。 (もっと読む)


【課題】急速冷却時および/または低温巻取り時でのランアウトテーブル上での不均一冷却を抑制することにより、平坦度が優れ、かつ高強度化に適した熱延薄鋼板の冷却方法を提供することである。
【解決手段】板厚が5mm以下の鋼板Pを、仕上げ圧延後のランアウトテーブル3上で冷却するにあたり、良好な平坦度を実現するために、600℃以上の膜沸騰冷却が支配的となる前段側温度域と、冷却が不安定になりやすい600℃以下の遷移沸騰領域または核沸騰領域が支配的となる後段側温度域とで、それぞれの温度域毎に、例えば、前段側50〜200℃/s、後段側30〜110℃/sと、前段側を後段側よりも大きく定めた冷却速度範囲内で、冷却を行うようにしたのである。それにより、局部過冷による不均一冷却が抑制され、平坦度が良好で、かつ材質上所要の急速冷却および低温巻取りを実現することができ、通板および巻取りトラブルも防止される。 (もっと読む)


【課題】異物混入環境下でも、長寿命かつ低トルクで回転する転がり軸受を提供する。
【解決手段】内輪、外輪、及び転動体のうち少なくとも1つがC:0.3〜1.2重量%、Si:0.3〜2.2重量%、Mn:0.2〜2.0重量%、を含有する鋼からなり、浸炭窒化処理もしくは窒化処理によってその転動面表面の窒素濃度が0.2〜2.0重量%、SiおよびMnを含有した窒化物の面積率が1%以上20%未満であり、前記内外輪軌道面の残留オーステナイト量をγrAB、前記転動体転動面の残留オーステナイト量をγrCとした場合にγrAB−15≦γrC≦γrAB+15(ただし0≦γrAB、γrC≦50)とし、且つ、グリース封入量を軸受空間容積の5%〜15%とする。 (もっと読む)


【課題】従来に比べ、継手強度に優れたレーザ溶接継手を得る。
【解決手段】Pの含有量[P]と、Sの含有量[S]が、[P]+5[S]≧0.026質量%を満たす鋼板を複数枚重ねて、レーザにより接合したレーザ溶接継手であって、平均ビード幅がWで、閉ループ又は閉ループ状の本ビードと、上記本ビードの外側の止端から内側にW超、2.2W以下の距離に内側の止端が配置された、閉ループ又は閉ループ状の焼戻しビードと、上記本ビードの外側の止端から内側に1.5W超、4.0W以下の距離に外側の止端が配置された、閉ループ又は閉ループ状の圧縮場付与ビードを有することを特徴とするレーザ溶接継手。 (もっと読む)


【課題】多板クラッチの摩擦板や車輌等のディスクブレーキ等の摩擦・摺動部品において、摩擦熱によるヒートスポット(局部的な変質層)の発生や熱歪み(変形)、摩耗量増大を解決する。
【解決手段】厚さ10mm以下の金属製摩擦体の内部は、金属部分(総体積E1)と冷却用熱媒体の流路となる空隙部分(総体積E2)とから構成され、それらの体積比は1≦E1/E2≦15とする。摩擦体は複数枚の鋼板を積層し互いに接合した構造を有し、摩擦体の内部を構成する鋼板は、冷媒流路として作用するようにあらかじめ設計された形状の板厚方向に貫通した空隙またはスリットを有した1枚または複数枚の鋼板である。 (もっと読む)


11 - 20 / 453