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国際特許分類[C23C2/02]の内容

国際特許分類[C23C2/02]に分類される特許

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【課題】 めっき表面外観に優れ、かつめっき密着性に優れた高張力溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提案する。
【解決手段】 Siを0.1〜3%含む鋼板をめっき原板とし、[M]≧[Si](ここで、[M]:マグネタイト付着量(g/m2 )、[Si]:鋼板のSi含有量(mass%))を満足する量[M]のマグネタイトを付着させ、ついで好ましくは[D]≦ −2[M]+10(ここで、[D]:加熱還元処理雰囲気の露点(℃)、[M]:マグネタイト付着量(g/m2 ))を満足する露点[D]を有する加熱還元雰囲気中で加熱還元処理を施し、引き続き溶融亜鉛めっき処理を施し、好ましくはついで合金化処理を施す。なお、マグネタイト付着処理前に、鋼板表面にS、Se、Cl、Br、Na、K、Cのうちから選ばれた1種または2種以上の元素を含有する化合物を付着させることが好ましい。これにより、めっき外観およびめっき密着性、さらには耐食性に優れた高張力溶融亜鉛めっき鋼板、または高張力合金化溶融亜鉛めっき鋼板が得られる。 (もっと読む)


【課題】 高強度高延性と合金化度を両立できる合金化溶融亜鉛メッキ鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】 C:0.02〜0.2 質量%、Mn: 0.15〜2.5 質量%を含有する酸洗済みの熱延鋼板、又は焼鈍、酸洗済みの冷延鋼板に、酸洗処理を施し、水洗の後乾燥させることなく、0.2 〜2.0g/m2 のNiプレメッキを施し、無酸化あるいは還元性雰囲気中で板温度430 〜500 ℃に30℃/sec以上の昇温速度で急速加熱を行なった後、Al:0.05 〜0.2 質量%を含有するZnメッキ浴中で溶融メッキし、ワイピング直上で470 〜550 ℃に30℃/sec以上の昇温速度で急速加熱を行い、均熱時間をとらずに冷却するか、又は10秒未満の均熱保持の後に冷却することを特徴とする。酸洗処理後の水洗水のpHは6 未満が望ましい。また、酸洗処理を施した後に水洗も乾燥もなくNiプレメッキを施すことも可能である。また本発明の鋼板には、更にSiを0.2 〜3 質量%含有しても良い。 (もっと読む)


【課題】プレNi法により、溶融メッキ浴の浴調整なしに同一浴で、品質の良好な溶融亜鉛メッキ鋼板(GI)と合金化溶融亜鉛メッキ鋼板(GA)を造り分ける方法を提供する。
【解決手段】冷延、焼鈍済みの鋼板に脱脂、酸洗処理を行った後、Niプレメッキを施し、無酸化又は還元性雰囲気中で板温度430 〜500 ℃に30℃/sec以上の昇温速度で急速加熱の後、Znメッキ浴中で溶融メッキする方法において、Znメッキ浴中のAl濃度は0.14〜0.2%とし、 (1)溶融亜鉛メッキ鋼板製造の際はNiプレメッキ量を0.05〜0.5g/m2 とし、溶融メッキ、ワイピング後に再加熱処理をしないか450 ℃以下の加熱処理を行い、 (2)合金化溶融亜鉛メッキ鋼板製造の際はNiプレメッキ量を0.2 〜2.0g/m2 とし、溶融メッキ、ワイピング後に470 〜600 ℃に30℃/sec以上の昇温速度で急速加熱し、均熱時間をとらずに冷却するか、又は15秒未満の均熱保持の後に冷却する、同一溶融亜鉛メッキ浴でGIとGAを造り分ける方法。 (もっと読む)


【課題】従来のプレめっき法の如く莫大な型設備投資をすることなく、しかも実用に適した比較的容易な方法により、鋼板最表面におけるSiなどの易酸化性金属の酸化皮膜の形成を効果的に防止し、不めっきのない安定した品質の溶融亜鉛めっき鋼板を製造することが可能な製造法及びその設備を提供することを課題としたものである。
【解決手段】 鋼板を加熱焼鈍した後溶融亜鉛めっき浴に浸漬してその表面に亜鉛めっきを施す溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法において、先ず無酸化炉において空燃比r1が0.9≦r1<1.00、到達板温t(℃)がt≧450、そして前記空燃比r1と到達板温t(℃)がt≦−1000×r1+750を満たす条件下において鋼板を加熱し、次いでこの鋼板を酸化炉において空燃比r2がr2≧1.00の条件下で加熱し、さらにこの鋼板を還元炉において還元焼鈍することを特徴とする溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 ゼンジマー法や無酸化炉方式に比べて加工性が良好な合金化溶融亜鉛メッキ鋼板を製造する方法を提供すること。
【解決手段】 質量%で、C:0.01〜0.12%、Mn:0.05〜0.6%、Si:0.002〜0.1%、P:0.05%以下、S:0.03%以下、sol.Al:0.005〜0.1%、N:0.01%以下を含み、あるいは更にB:0.005%以下を含み、残部はFeおよび不可避的不純物から成る鋼片を熱延、酸洗、冷延後、650〜900℃にて焼鈍し、250〜450℃まで冷却して該温度域にて120秒以上保持後室温まで冷却し、途中の調質圧延をかけないか、あるいは0.4%以下の伸び率で調質圧延をかけ、NiまたはNi−Feをプレメッキし、5℃/秒以上で430〜500℃まで加熱後亜鉛メッキ浴中で亜鉛メッキし、460〜550℃で5〜40秒の合金化加熱処理を行い、最終の調質圧延を0.4〜2%の伸び率でかける。 (もっと読む)


【課題】 DP鋼の冷延鋼板を原板としてNiプレメッキ法による合金化溶融亜鉛メッキ鋼板を製造するに当たり、原板の加工性をあまり損なわずに製造する方法を提供すること。
【解決手段】 質量%で、C:0.05〜0.20%、Mn:1.0〜3.0%、Si:0.3〜1.8%、P:0.05%以下、S:0.03%以下、sol.Al:0.005〜1.0%、N:0.01%以下を含み、残部はFeおよび不可避的不純物から成る鋼片を熱延、酸洗、冷延後、750〜900℃にて焼鈍し、350℃以下まで50℃/秒以上で冷却し、酸洗後、途中の調質圧延をかけることなく、NiまたはNi−Feをプレメッキし、5℃/秒以上で430〜500℃まで加熱後亜鉛メッキ浴中で亜鉛メッキし、460〜550℃で5〜40秒の合金化加熱処理を行い、最終の調質圧延を0.2〜1%の伸び率でかけることにより加工性の良好な合金化溶融亜鉛メッキ高強度鋼板を製造する。 (もっと読む)


【課題】 加工性や溶融亜鉛めっき性を害することなく、スケール疵の発生を抑制することができる溶融亜鉛めっき用熱延鋼板の製造方法を提案する。
【解決手段】 Si含有量が0.040mass%以下である鋼スラブを熱間圧延して鋼板とした後、ランナウトテーブルにて冷却し、巻き取って熱延鋼板を製造する方法において、上記冷却に用いる冷却水の温度が36℃以上の場合には、Si含有量が0.020〜0.040mass%の鋼スラブを用い、上記冷却水の温度が36℃未満の場合には、Si含有量が0.020mass%未満の鋼スラブを使い分けることを特徴とする溶融亜鉛めっき用熱延鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】良好な冷間圧延性を確保しつつ、加工性、特に波付け加工後の寸法精度に優れた溶融亜鉛めっき鋼板用熱延原板の製造方法を提供すること。
【解決手段】質量%で、C:0.03%未満、Si:0.03%以下、Mn:0.10〜0.30%、P:0.030%以下、S:0.030%以下、Al:0.010〜0.060%、N:0.0060%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼を溶製後、連続鋳造によって鋳片とし、この鋳片を熱間圧延するに際し、鋼板幅方向のセンターとエッジ部との仕上温度差を10℃以内に確保しつつ仕上温度をAr変態点−20℃超からAr変態点までの温度範囲とし、熱間圧延後、巻取温度640℃以上で巻取る。 (もっと読む)


【課題】 良好な加工性と高強度を同時に達成でき、密着性の優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板並びにその製造方法を提供することを目的としている。
【解決手段】 質量%で、
C:0.05〜0.25%、
Si:0.3〜2.5%、
Mn:1.5〜2.8%、
P:0.03%以下、
S:0.02%以下、
Al:0.005〜0.5%、
N:0.0060%以下を含有し、
残部Feおよび不可避的不純物からなる高強度鋼板の上に、Feを含有し、残部がZnおよび不可避的不純物からなる合金化溶融亜鉛めっき層を有する鋼板において、高強度鋼板とめっき層との界面から5μm以下の鋼板側の結晶粒界と結晶粒内にSiを含む酸化物が平均含有率0.6〜10質量%で存在し、めっき層中にSiを含む酸化物が平均含有率0.05〜1.5質量%で存在することを特徴とする外観が良好な高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造する。 (もっと読む)


本発明は、以下の成分(重量%で表示):C:≦1.6%、Mn:6〜30%、Al:≦10%、Ni:≦10%、Cr:≦10%、Si:≦8%、Cu:≦3%、Nb:≦0.6%、Ti:≦0.3%、V:≦0.3%、P:≦0.1%、B:≦0.01%、残余鉄及び不可避の不純物、
を含む鋼ストリップをコーティングする方法に関する。本発明の目的は、現在まで十分にコーティングすることができない鋼ストリップを、優れた腐食抵抗性と優れた溶接性とを示す金属コーティングによってコーティングする方法を展開することである。この目的のために、最終焼鈍前にアルミニウム層を鋼ストリップへ付与し、そして、その後、前記アルミニウム層へ金属層を付与する。本発明の方法により形成される鋼ストリップ又は鋼板も開示する。 (もっと読む)


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