説明

国際特許分類[C23C22/57]の内容

国際特許分類[C23C22/57]に分類される特許

11 - 20 / 20


【課題】種々の機器の外装材として用いられる金属コート物における金属合金部品と塗幕との接合力を高め、塗膜の浮きや割れが生じ難く、耐候性が向上し、機器の寿命を延ばすことができるようにする。
【解決手段】機械的加工がなされた各種金属合金に対し、その金属種に関し全面腐食性ある酸塩基性水溶液を選択し、その水溶液に浸漬し水洗する工程を基礎にして必要な追加工程を加え、結果的に(a)表面が0.5〜10μm周期の凹凸面を有し、(b)その凹凸面上に10〜300nm周期の超微細凹凸面を有し、さらに(c)全表面がセラミック質薄層で覆われている、というようにした金属合金部品とする。このように表面処理がなされた金属合金部品にコート材を塗布して金属コート物が得られる。特に1液性熱硬化型コート材を塗布することにより強く金属相と接着したコート層が得られる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、マグネシウム合金等の部材を耐食性向上のために用いられていた、有害なクロム酸などによる化成処理剤に代わり、環境負荷の少ない六価鉄イオン溶液による化成処理方法および六価鉄イオン溶液から化成処理剤を提供する。
【解決手段】陽イオン交換膜あるいはバイポーラ膜等からなる電解隔膜で仕切られた、電解槽の陽極側に所定のアルカリ性水溶液と陰極側に所定のアルカリ性水溶液を満たし、鉄からなる陽極を設置し、任意の導電性陰極からなる陰極を設置した後、直流電源から所定の電力を供給し、鉄から成る陽極を六価のイオンとして水溶液中に溶出することにより安定した六価鉄イオン溶液を得ることができる。また、この安定した六価鉄イオンを含有する液剤を用いてマグネシウム合金部材10に化成処理を行うことにより、クロム酸化成処理と同等の耐食性の優れた化成処理皮膜を有する化成処理部材11を得ることができる。 (もっと読む)


本発明は、第一工程(I)において1〜5のpH値を有する防蝕剤K1(この防蝕剤は、カチオンとしてランタニド金属、および/またはカチオンとしてdブロック元素金属(クロムは除く)、および/またはアニオンとしてdブロック元素金属酸イオン(クロム含有金属酸イオンを除く)を有する化合物と、少なくとも1の酸化可能な酸(リンおよび/またはクロムを含む酸は除く)とを含む)の水浴中に支持体を非電気的に浸漬し、この際支持体表面で化成処理が起こり、かつ最終的な工程(III)においてカソードへの電着塗料の析出によりさらなる被覆を行う、金属製支持体の防蝕処理方法に関する。 (もっと読む)


【課題】皮膜化成に際して強いエッチングを必要とせず、亜鉛や亜鉛系合金等、従来の処理では強いエッチングにより基材表面にスマットが発生しやすい金属上にも均一で美しい外観の高耐食性三価クロム化成皮膜を形成する技術を提供すること。
【解決手段】1)三価クロム化合物およびコバルト化合物、2)塩素イオン、硝酸イオン、硫酸イオンから選択される少なくとも1種の供給源、3)有機酸または有機酸塩を含み、これに更に4)アリルアミン、ポリアリルアミン、芳香族スルホン酸、芳香族スルホン酸−ホルムアルデヒド縮合物およびこれらの誘導体から選択される少なくとも1種を含有する三価クロム化成皮膜処理剤と、それを使用する金属表面の処理方法である。 (もっと読む)


【課題】 マグネシウム合金基板上にニッケル系の積層構造を形成する方法、該方法による表面処理マグネシウム合金物及び該方法に用いる清浄溶液と表面処理溶液を提供する。
【解決手段】 本発明は、マグネシウム合金基板(1)上にマグネシウムと所定の金属(32)との固溶体を含む境界層と、ニッケル系の積層構造とを形成する方法に関する。前記方法により表面処理されたマグネシウム合金物、及び、前記方法に用いる清浄溶液と表面処理溶液も開示されている。 (もっと読む)


【課題】素地隠蔽性、塗膜密着性、及び耐食性を得ることができる化成皮膜を形成可能な金属表面処理用組成物、金属表面処理方法、及び金属材料を提供すること。
【解決手段】金属表面処理用組成物は、ジルコニウム化合物及び/又はチタン化合物と、オルガノシランの重縮合物であり且つ1分子中に少なくとも2つのアミノ基を有するオルガノシロキサンと、を含有し、下記数式(1)で表される前記オルガノシロキサンの重縮合率は、40%以上であり、金属表面処理用組成物中におけるジルコニウム化合物及び/又はチタン化合物の含有量、並びに金属表面処理用組成物中におけるオルガノシロキサンの含有量が、所定の含有量であり、オルガノシロキサン中に含まれるケイ素元素に対する、ジルコニウム化合物及び/又はチタン化合物中に含まれるジルコニウム元素及び/又はチタン元素の質量比が所定の質量比である。
(もっと読む)


耐食性基材は六価クロムを含まない耐食性2層コーティングで被覆される。基材は主としてアルミニウム、アルミニウム合金、マグネシウム又はマグネシウム合金からなる。湿式化学で積層された第1の無機の不動態化層を基材上に直接配置し、第2の有機修飾ポリシロキサン層を不動態化層上に直接配置する。 (もっと読む)


【課題】マグネシウムもしくはマグネシウム合金製品の表面に低コストで、耐食性、密着性に優れた皮膜を形成しうる表面処理剤を提供する。
【解決手段】ビスマス化合物、アンチモン化合物、モリブデン化合物もしくはヨウ素化合物の一種以上を含有することを特徴とするマグネシウムもしくはマグネシウム合金製品用表面処理剤。好適には、ビスマス化合物、アンチモン化合物もしくはモリブデン化合物を含有し、かつさらに還元剤を含有し、もっと好適にはさらに有機酸類、臭素化合物を含有する。 (もっと読む)


【課題】 アンモニア臭の問題がなく、耐食性や上塗り塗料との密着性に優れた、塗布型の表面処理技術の提供。
【解決手段】 ジルコニウム、チタン及びバナジウムからなる群より選択される少なくとも一種の金属と、α,β−モノエチレン性不飽和ジカルボン酸類とを含有する塗布型表面処理剤。 (もっと読む)


【課題】 マグネシウム又はマグネシウム合金からなる基材の表面に、外観が美麗で、欠陥の発生が抑制され、耐食性及び密着性の良好な亜鉛めっき皮膜を形成する方法を提供すること。
【解決手段】 マグネシウム又はマグネシウム合金からなる基材の表面に陽極酸化皮膜又は化成処理皮膜を形成してから亜鉛めっき浴に浸漬し、前記陽極酸化皮膜又は化成処理皮膜と亜鉛イオンとの間で酸化還元反応を進行させることによって亜鉛めっき皮膜を形成することを特徴とするマグネシウム又はマグネシウム合金からなる製品の製造方法。 (もっと読む)


11 - 20 / 20