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国際特許分類[C23C8/02]の内容

国際特許分類[C23C8/02]に分類される特許

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【課題】圧縮機などに使用可能で、かつ長期に亘って耐摩耗性、耐焼付き性を確保可能な摺動部材を提供することを目的とする。
【解決手段】少なくとも一方の摺動部材111が鋳鉄112にて構成された摺動部において、鋳鉄からなる摺動部材表面に、黒鉛部114を除く合金部上に被覆された窒化鉄を主成分とする窒化処理層115と、黒鉛部114表面と窒化処理層115表面とで構成される凹状の油溜り部116を形成した摺動部材とする。 (もっと読む)


【課題】高価なショットピーニングを施さなくても疲労特性の向上を図ることが可能な窒化部品、その製造方法を提供する。
【解決手段】窒化部品は、脱炭層と窒化層とを含む表面硬化層を有する。部品内部の化学成分は、質量%で、C:0.15%以上0.5%未満を含有し、Cr:6.0%以下、V:2.5%以下、Mo:3.0%以下及びAl:1.5%以下から選択される1種又は2種以上を含有し、N含有量が0.03%以下であり、(0.08×[%Cr]+0.29×[%V]+0.15×[%Mo]+0.65×[%Al])/[%C]による窒化係数N1が1.0以上であり、表面硬化層は、その表面の炭素濃度をCとした場合、(C−C)/Cによる脱炭率が0.30以上であり、かつ、その表面の窒素濃度をN2とした場合、N2/(C−C+0.2)による表面窒素濃度係数Nsが1.0以上である。 (もっと読む)


【課題】浸窒焼入れ中に流されるアンモニアガスの流量が不安定になり、ひいては浸窒焼入れ後の鉄鋼品の表面硬度のバラツキが大きくなる。
【解決手段】鉄鋼品の浸窒焼入れ工程の前に、熱処理炉1内のインコネル(登録商標)製ヒータ5やその他の金属材の表面に存在する酸化膜を、アンモニアガスと窒素ガスを2対1の流量比にして熱処理炉1内に導入して還元する還元工程を導入する。その結果、還元工程後に実施される浸窒焼入れ工程で、アンモニアガスの流量を安定にすることができ、浸窒焼入れされた鉄鋼品の表面硬度のバラツキを抑制できる。 (もっと読む)


【課題】優れた耐食性と接着性を兼ね備えた摩擦材用鋼製裏金を提供する。
【解決手段】鋼である母材の表層に、窒化化合物層と窒素拡散層が形成された鋼製品であって、上記窒化化合物層は、窒素拡散層側に形成された第1化合物層と、上記第1化合物層の表面側に形成された第2化合物層とを含み、上記第1化合物層は、FeNを主体とするε構造のものであり、上記第2化合物層は第1化合物層よりも窒素濃度が高くかつ表面に凹凸が形成され、上記第2化合物層の表面凹凸が深さ0.5μm以上の凹部を少なくとも公称長さ50μmあたり3箇所以上の高密度に有する、表面の接着性と耐食性の双方に優れる表面層を形成したものである。これにより、優れた接着性を有し、炭素含有量が極めて少なく耐食性の高い窒化化合物層を形成させることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】発色させるための作業性を向上でき、且つ装飾性を高めることができる装飾部品、時計、及び装飾部品の製造方法を提供する。
【解決手段】チタン、及びチタン合金の何れか一方からなる回転錘体164の表面に陽極酸化膜22a,22bを形成することにより、回転錘体164の表面が発色されている回転錘160であって、回転錘体164の表面には、陽極酸化膜22a,22bが形成されている部位のうち、陽極酸化膜22aを形成する部位に、窒化処理層21が形成されている。 (もっと読む)


【課題】 硫化水素ガスを用いることなく、金属材の表面にナノカーボン類を含む炭素膜を形成する。
【解決手段】 鉄を主成分とする金属材の表面に、希硫酸を塗布する第1工程と、第1工程の後に、金属材の表層に窒化層が形成される窒化条件の下でCO、COおよび有機ガスからなる群から選ばれる少なくとも一種とともに金属材を熱処理することによって、金属材の窒化層の表面に、カーボンナノコイル、カーボンナノチューブおよびカーボンナノフィラメントからなる群から選ばれる少なくとも1種のナノカーボン類を含む炭素膜を形成する第2工程と、を有する、金属材の表面処理方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】薄板状軸受部材の窒化処理方法として、薄板状軸受部材にシミが生じる不良品の発生率を効果的に低減できる方法を提供する。
【解決手段】複数の薄板状軸受部材を、互いに接触させず、板面が水平面以外の面に沿った状態で支持する治具に保持した状態で、脱脂工程、バリ取り工程、清浄化工程、窒化工程、冷却工程、洗浄工程、乾燥工程をこの順に行う。清浄化工程の最終処理を、水置換剤に浸漬する方法、水置換剤に浸漬した後に乾燥する方法、純水に浸漬する方法、純水に浸漬した後に乾燥する方法、シアン化合物の水溶液に浸漬する方法、およびシアン化合物の水溶液に浸漬した後に乾燥する方法のいずれかの方法で行う。 (もっと読む)


【課題】薄板状軸受部材の窒化処理方法として、薄板状軸受部材に反りやシミなどが生じる不良品の発生率を効果的に低減できる方法を提供する。
【解決手段】複数の薄板状軸受部材を、互いに接触せず、板面が水平面以外の面に沿った配置となり、所定範囲で可動な状態に支持する治具を用意する。この治具に複数の薄板状軸受部材を保持した状態で、脱脂工程、バリ取り工程、清浄化工程、570〜650℃での窒化工程、冷却工程、洗浄工程、乾燥工程をこの順に行う。窒化工程後の冷却工程を、大気圧下で、シアンイオン濃度が0.02mol/ l以上で、温度が50〜60℃に保持されたシアン化合物水溶液に浸漬することで行う。 (もっと読む)


【課題】処理時間を短縮できるうえ、雰囲気ガスの消費量を抑え、しかも炉壁のメンテナンス周期も延長することができる鉄系材料の表面硬化装置を提供する。
【解決手段】アンモニアを含むガスを導入し、このアンモニアを含むガスをプラズマで分解して窒素系ラジカルおよび/または窒素系イオンを含むガスを発生させる大気圧プラズマ分解装置1と、
大気圧下の加熱空間24内に鉄系材料3を存在させ、上記窒素系ラジカルおよび/または窒素系イオンを含むガスを導入し、上記鉄系材料3に作用させてその表面に窒化硬化層を形成させる加熱処理炉2とを備えた。
これにより、高出力のグロー放電によってアンモニア分解率を向上させ、短時間で厚い窒化硬化層を得ることが可能になり、従来に比べて処理時間の短縮を図ることができるうえ、アンモニアガスの使用量を削減し、炉壁の損傷も大幅に軽減できる。 (もっと読む)


【課題】アルミ製缶における耐焼付き性に優れた工具が実現でき、かつ容易に除膜および再コーティングが可能となり、再利用できるアルミ製缶用工具とその製造法を提供する。
【解決手段】基材の成分組成を規制し、かつ、ミクロ組織中のM73系炭化物の大きさが5〜20μm、面積率5〜15%なる工具鋼、またはこの工具鋼に、さらにS:0.060%以下を含有した工具鋼を基材とし、該基材の表面に窒化層を形成し、前記窒化層の上にTi、Zr、H、V、Nb、Ta、AlおよびCrの少なくとも1種以上の元素で構成する窒化物、炭化物または炭窒化物の単体または混合物からなる硬質皮膜を被覆し、さらに前記硬質被膜上にAl−Cr系窒化物による被膜を被覆してなることを特徴とする耐焼付き性に優れたアルミ製缶用工具およびその製造方法。 (もっと読む)


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