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国際特許分類[C23C8/36]の内容

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国際特許分類[C23C8/36]に分類される特許

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【課題】従来にない新たな窒化層を備えた窒化金属部材を提供する。
【解決手段】本発明の窒化金属部材は、窒化可能な金属基材の表面部に形成された窒化層を有し、この窒化層は、その表面部の最表面から十分に深い部分における窒素濃度が、最表面近傍の窒素濃度より大きいかまたは同等であることを特徴とする。この窒化金属部材は、例えば、鉄鋼材、ステンレス鋼材、チタン材等からある金属基材の表面部へ、高エネルギービームを相対移動させつつ照射することにより得られる。この高エネルギービームは、例えば、近紫外域の短い波長をもち、パルス幅が10ps〜100nsである近紫外ナノ秒パルスレーザである。これにより50μm以上の深さまで窒素濃度が均一的で、微細な窒化組織からなる窒化層の形成が可能となる。 (もっと読む)


【課題】被窒化処理物が持つ靭性等の特性を維持しつつ、表面の硬度を高めることができるとともに、耐久性を向上させることができる窒化処理方法を提供する。
【解決手段】窒化処理方法は、被窒化処理物16の表面に窒素プラズマを照射して窒化処理を行い、被窒化処理物16の表面に窒素原子の薄い拡散層を形成するものである。例えば、アルゴンプラズマ21から電子ビームを引き出し、該電子ビームにより窒素ガスから窒素プラズマ24を生成させ、該窒素プラズマ24により被窒化処理物16の表面から内部へ窒素原子を拡散させ、厚さが10μm以下の窒素原子の拡散層を形成する。窒化処理の温度は350〜600℃であることが好ましく、窒化処理の時間は1〜8時間であることが好ましい。また、被窒化処理物16に印加されるバイアス電圧は−50V〜−5Vであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】耐食性および導電性に優れる耐食導電性皮膜を提供する。
【解決手段】本発明の耐食導電性皮膜は、P、TiおよびOからなるアモルファス相を少なくとも一部に有してなる。この耐食導電性皮膜が基材表面に形成された耐食導電材は、従来になく優れた耐食性および導電性を発現する。特にTi原子比(Ti/Ti+P)が0.5〜0.8である場合やNが導入された場合、その耐食導電性皮膜の耐食性は、導電性を低下させることなく著しく向上する。本発明の耐食導電性皮膜は、腐食環境下で高い導電性が要求される電極等に用いられると好ましい。例えば、本発明の耐食導電性皮膜により表面が被覆された燃料電池用セパレータは、耐食性および導電性に優れて好適である。 (もっと読む)


【課題】高合金工具鋼からなる被処理材を窒化処理した後の断面硬さ分布の予測システム及びこれを組み込んだ窒化処理装置の提供。
【解決手段】予測システムは、被処理材の合金組成の外部入力を受けて、所定の窒化物生成元素の各々について、標準被処理材の基準合金組成との質量%差を求め、標準被処理材を所定の窒化処理条件で窒化処理した後の断面の窒素分布である標準断面窒素分布を補正断面窒素分布に補正し窒化物量分布を計算する(補正計算部S1)と、補正断面窒素分布についての窒化物量分布から断面硬さ分布を求める(硬さ変換部S2)と、を含む。 (もっと読む)


【課題】高湿度の環境にさらされても摩擦力の低下を抑制できる摩擦部材及び振動型駆動装置を提供する。
【解決手段】超音波モータの振動子とロータとの接触部に用いる摩擦部材は、摩擦面に凹凸を有し、摩擦面は、クロム窒化物相を含む。 (もっと読む)


【課題】触媒を化学的に長期間固定しうる酸化チタンの性質を利用可能であって、大きい比表面積を有し、導電性に優れた電極部材を提供する。
【解決手段】チタンもしくはチタン合金からなる基材をアルカリ性水溶液に浸漬し、次いで水または酸性水溶液に浸漬することにより、基材の表面に水和物でくし型構造をとる表面層を形成するアルカリ−酸処理工程と、アルカリ−酸処理を経た基材を加熱することにより、前記表面層を脱水させる脱水工程と、前記表面層を窒素ガス雰囲気下で処理する導電化工程とを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】真空炉の内部にてプラズマを用いて金属材料からなる被処理物の浸炭等による表面改質を行うプラズマ処理装置において、プラズマ生成のための電界強度を任意に変更可能とし、これによって多種多様な被処理物の表面改質における自由度を向上させる。
【解決手段】真空炉1の内部にてトレーTに載置された被処理物Xを処理するために、第1給電部14は導電性の綱部材14bを被処理物XあるいはトレーTの任意の箇所に接続可能に構成され、第2給電部の綱部材15cは一端がアーク電極等に接続され真空炉1の内部で自由に移動できるようになっている。 (もっと読む)


【課題】厳しい摺動摩耗条件においても耐えられるように耐摩耗性をさらに改善したチタン金属製耐摩耗性部材とすることであり、特に炭素繊維強化プラスチック素材と摺動接触するような厳しい摺動摩耗条件でも摩耗量が少なく、チタン合金本来の機械的強度を発揮できるものとする。
【解決手段】チタン金属製部材1の素材1aにプラズマ浸炭処理による浸炭層2を設け、この浸炭層2の表面に表面粗さRa0.01〜0.80μmの研磨面2aを設け、この研磨面2aに重ねてチタン酸化物層3を設け、このチタン酸化物層3の表面に重ねて非晶質性カーボン層(GLCとも別称する。)4を設けたチタン金属製耐摩耗性部材とする。チタン酸化物層3に重ねて応力の集中を招かない平坦なGLC層4を強固に設け、また所定面粗さの研磨面2aはプラズマ浸炭の温度や浸炭ガス濃度を適当に調整することによって炭素イオンを透過可能であり、プラズマ浸炭の条件を選択して研磨面2a以深に浸炭層を設ける。 (もっと読む)


【課題】羽根板として適用可能であり、ロータリーバルブのメンテナンス間隔を長期化することができ、且つ、補修により同一部材を繰り返し使用可能な耐摩耗性部材、ロータリーバルブ、耐摩耗性処理方法及びロータリーバルブの補修方法を提供することを目的とする。
【解決手段】この目的を達成するために、羽根板25として適用可能な耐摩耗性部材の耐摩耗性要求部位25c、25dに、表面硬化用の肉盛材であって、且つ、窒化処理により硬化する肉盛材を溶着させて形成した肉盛層を設け、当該肉盛層に対してプラズマ窒化処理を施す。 (もっと読む)


【課題】 アーク放電が発生しても、安定したグロー放電に回復させることができるプラズマ放電用電源装置を提供する。
【解決手段】 直流電源からインダクタを介して電源がプラズマ放電処理装置本体に供給される前に、第1のスイッチング素子により、パルス電圧にする。抵抗、コンデンサ、第2のスイッチング素子を直列に接続した電位保持回路を第1のスイッチング素子がOFFの時に動作させ、アーク放電時にアーク放電電流を制限する。 (もっと読む)


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