説明

国際特許分類[C30B33/02]の内容

国際特許分類[C30B33/02]に分類される特許

61 - 70 / 266


【課題】サイズが大きい酸素析出物の形成を抑制すると共に、適正なサイズの酸素析出物の密度を増加させ、かつ、ウェーハの塑性変形を効果的に抑制することができるシリコンウェーハの熱処理方法及びシリコンウェーハを提供する。
【解決手段】シリコンウェーハを、600℃以下の第1の温度T1で保持された処理室内に搬入した後、T1から700℃以上800℃以下の第2の温度T2(T1<T2)まで昇温速度3.1℃/分以下で昇温する第1の昇温過程S1aと、T2から最高到達温度T3(T2<T3)まで昇温すると共に、T2とT3との間の800℃以上1100℃以下の温度範囲における一定温度T4で30分以上240分以下保持する過程を含む第2の昇温過程S1bと、T3で一定時間保持する最高到達温度保持過程S2と、T3から前記シリコンウェーハを処理室外に搬出する温度まで降温する降温過程S3と、を経るように熱処理する。 (もっと読む)


【課題】セリウム低濃度側と高濃度側の蛍光出力差を十分に低減することができるシンチレータ用単結晶、その製造のための熱処理方法、及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】下記一般式(1)で表されるセリウム付活オルト珪酸塩化合物を含むシンチレータ用単結晶。
Gd2−(a+x+y+z)LnLuCeLmSiO ……(1)
(一般式(1)中、LmはPr、Tb及びTmから選ばれる少なくとも1種の元素を示し、LnはPr、Tb及びTmを除くランタノイド系元素、並びにSc、Yから選ばれる少なくとも1種の元素を示し、aは0以上1未満の値を示し、xは1を超え2未満の値を示し、yは0を超え0.01以下の値を示し、zは0を超え0.01以下の値を示す。なお、a+x+y+zの値は2以下である。) (もっと読む)


【課題】p/n型反転の起きる領域を従来よりより深々度範囲に形成可能とするシリコン基板の製造方法を提供する。
【解決手段】p型ウェーハで、窒素がドープされ、アルゴンガス、水素ガス、あるいはそれらの混合ガス雰囲気中にて処理温度1100〜1250℃、処理時間1〜5時間とされる熱処理により、表面から深さ方向への抵抗分布が、0.1〜10kΩcm程度のp型表面領域と、深さ方向に抵抗値が上昇下降してピークを有するピーク領域と、酸素ドナーによるp/n型反転深度領域とを有し、前記ピーク領域におけるピーク位置がウェーハ表面からの深度10〜70μmの範囲とされる。 (もっと読む)


【課題】第1族金属イオンとアクセプタドーパントのイオンを含んでいるバルク単結晶ガリウム含有窒化物を得る方法及びそれで作られたエピタキシー基板とその基板で製造されるデバイスを提供する。
【解決手段】超臨界のアンモニア含有溶液から単結晶ガリウム含有窒化物のシード上への晶出(結晶化)工程から構成され、アクセプタドーパントイオンの超臨界のアンモニア含有溶液に対するモル比は少なくとも0.0001である。また、シード上で晶出させる工程後、950℃と1200℃の間の温度、望ましくは950℃と1150℃の間の温度で窒化物をアニールする工程から構成される。 (もっと読む)


【課題】結晶成長によって製造された塊状のサファイア単結晶の結晶欠陥の除去を図り、塊状のサファイア単結晶から得るサファイア製品の収率を向上させる方法を提供する。
【解決手段】塊状のサファイア単結晶であるサファイアインゴットを製造する「サファイア単結晶成長工程」S101を行う。次に、サファイア単結晶成長工程S101にて得られたサファイアインゴットに対して加熱処理を施す「インゴットの加熱工程」S102を行う。その後、加熱処理が施されたサファイアインゴットに対して機械加工を施す「インゴットの加工工程」S103を行う。ここで、インゴットの加熱工程S102において、大気以上の酸素濃度に高められた雰囲気中によってサファイアインゴットの加熱を行う。こうすることで、サファイアインゴットに機械加工を行う際に生じる、サファイアインゴットのクラックの発生を抑制する。 (もっと読む)


【課題】高温の焼鈍処理を施しても炭化に伴う欠陥の発生を抑制できる炭化珪素単結晶の製造方法を提供する。
【解決手段】黒鉛製坩堝1内に収容された炭素と炭化珪素との混合粉体5中に炭化珪素単結晶7を埋設した状態で、前記黒鉛製坩堝1を加熱して炭化珪素単結晶に焼鈍処理を施す炭化珪素単結晶の製造方法であって、前記混合粉体5中の炭素の混合比率を10wt%〜80wt%とし、前記炭化珪素の混合比率を90wt%〜20wt%に設定している。 (もっと読む)


【課題】COPや転位クラスターが含まれず、as−grown状態では顕在化していないOSF核やPV領域に存在する酸素析出核のような欠陥(酸化シリコンを含むgrown−in欠陥)が消滅もしくは低減されているシリコンウェーハおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】(1)チョクラルスキー法によりシリコン単結晶インゴットを育成する工程と、前記インゴットからシリコンウェーハを切り出す工程と、前記ウェーハに対して、酸化性雰囲気中、1250℃以上で、10秒以上のRTP処理を行う工程と、前記RTP処理後のウェーハの表層部近傍の酸化シリコンを含むgrown−in欠陥領域を除去する工程とを有するシリコンウェーハの製造方法。(2)この方法により製造されたシリコンウェーハ。このウェーハ表層部は前記grown−in欠陥が消滅もしくは低減されており、半導体デバイスの特性不良などの悪影響を与えるおそれがない。 (もっと読む)


【課題】シリコン単結晶をスライスして得られたシリコンウェーハに酸化熱処理を施すことにより、ウェーハの径方向及び厚さ方向の全域にわたってCOPを消滅させる。
【解決手段】チャンバ12に収容されたるつぼ13にシリコン融液15を貯留し、このシリコン融液15に種結晶23を浸漬して回転させながらシリコン単結晶11を引上げた後に、このシリコン単結晶11に中性子を照射することによりシリコン単結晶11にリンをドープする。るつぼ13から、内部の格子間酸素濃度が6.0×1017atoms/cm3以下であるシリコン単結晶11であって、サイズが100nm以下でありかつ密度が3×106atoms/cm3以下であるCOPの発生領域を含むシリコン単結晶11を引上げた後に、このシリコン単結晶11への中性子の照射によりシリコン単結晶11の径方向の面内抵抗率のバラツキを5%以下にする。 (もっと読む)


【課題】凝集真性点欠陥を実質的に含まない軸対称領域を有する単結晶シリコンインゴットを成長させる方法を提供する。
【解決手段】(i)空孔が優勢な真性点欠陥である直径一定部分内に領域を形成し、(ii)インゴットの側表面を加熱して、領域における空孔の濃度を減少させる、加熱表面から領域へ向かう内向きの、熱誘導性のシリコン自己格子間原子流束を生じさせ、さらに(iii)領域の形成と領域における空孔濃度の減少の間の時間に、空孔点欠陥の、凝集欠陥への凝集が起こる温度TAを超える領域の温度を維持することを含んでなるチョクラルスキー法によるシリコン単結晶の製造方法。 (もっと読む)


【課題】シリコンウェーハの表層の酸素濃度を低減し、ウェーハ工程で表層の酸素析出物を消滅させるとともに、デバイス工程で酸素のドナー化を防止でき、また、シリコンウェーハの内部の空孔濃度を増加し、ウェーハ内部のゲッタリング能力を向上でき、更に、研磨時のダメージを除去できる、シリコンウェーハの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】単結晶からスライスされたシリコンウェーハを、酸素と塩素とを含む雰囲気中において、800℃以上シリコンの融点未満の熱処理温度で0.1秒以上600秒以下の処理時間で熱処理する塩素空孔注入処理工程S4を有するシリコンウェーハの製造方法を用いることにより、上記課題を解決できる。 (もっと読む)


61 - 70 / 266