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国際特許分類[D01F2/10]の内容

国際特許分類[D01F2/10]に分類される特許

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【課題】融点が20℃以上の油脂であってもビスコースを変質させることなく安定的に直接混合でき、レーヨン繊維を構成するセルロース内に微分散が可能であり、肌に優しい油脂含有レーヨン繊維、その製造方法及び繊維構造物を提供する。
【解決手段】油脂含有レーヨン繊維は、レーヨン繊維内に油脂が混合されており、油脂は、脂肪酸及びそのグリセリンエステルから選ばれる少なくとも一つの脂肪酸成分を含み、且つ20℃において固体であり、レーヨン繊維内のセルロースと油脂とは非相溶状態で、且つ油脂は前記セルロース中に微分散されており、油脂含有レーヨン繊維は、脂肪酸成分を含み、且つ20℃において固体である油脂にHLBの異なる乳化剤を添加して調製したエマルジョン液をビスコース原液に添加した紡糸用ビスコース液を用いて製造することができ、油脂含有レーヨン繊維を含む繊維構造物である。 (もっと読む)


【課題】繊維同士の密着性は低く解繊し易く、比較的嵩もあり、製造コストも安い扁平レーヨン繊維、その製造方法及びこれを用いた繊維集合体を提供する。
【解決手段】本発明の扁平レーヨン繊維(1)は、断面(2)形状が扁平であり、繊維側面の長さ方向にはタテ筋(4)が形成されており、繊維断面から観察すると外周部に襞(2b,2c)が形成されている部分があり、繊維断面(2)内部には空洞がつぶれて密着された部分(3)を含む。この扁平レーヨン繊維は、ビスコースを含む紡糸液をノズルから紡糸浴中に押し出し再生するレーヨン繊維の紡糸工程において、ビスコースを含む紡糸液からの発泡により繊維内部にセル状空洞部を形成し、乾燥時に前記セル状空洞部の内壁を密着させることにより扁平化させて製造する。本発明の繊維集合体は、前記の扁平レーヨン繊維を20質量%以上含有するものである。 (もっと読む)


【課題】多価アルコール又はこれの誘導体、特に、グリセリン又はグリセリン誘導体を含有する化学繊維を提供する。また、これを用いた皮膚の荒れの防止効果を有する繊維製品を提供する。
【解決手段】原料ビスコースにグリセリンリシノール酸エステルまたはグリセリンラウリン酸エステルの少なくとも一方を含む乳化液を混和・紡糸して皮膚の荒れ防止繊維を得る。また、これに加えて、こめ油、γ−オリザノール、フェルラ酸を含む乳化液としてもよい。このようにして得られた皮膚の荒れ防止繊維を含む繊維製品を製造する。繊維製品は皮膚に直接触れるものであれば、肌着や靴下、ベビー用品など任意のものとすることができる。 (もっと読む)


【課題】 大気環境中の水溶性の酸性および塩基性臭気成分を捕集可能であり、簡便な方法で再生可能な、多種多彩な使用目的に対応可能な汎用性の高い臭気成分捕集用の繊維状吸着材を提供する。
【解決手段】 大気環境中の水溶性の酸性および塩基性臭気成分を静電的相互作用に基づいて捕集機能を発現する官能基として、同一分子内に陰イオン性官能基と陽イオン性官能基を併せもつ、水溶性の両性イオン性高分子を親水性の繊維原料溶液に混合し、湿式紡糸法により混合紡糸をして得られる、多種多彩な使用目的に対応可能で、かつ容易に再生可能な、臭気成分捕集用の繊維状吸着材を製造する。 (もっと読む)


【課題】優れた抗ウイルス活性を有する抗ウイルス剤、その製造方法及びそれを含む抗ウイルス繊維製品、並びに抗ウイルスレーヨン繊維製品を提供する。
【解決手段】本発明の抗ウイルス剤は、クルミ科ペカン属に属する植物の種子殻を、60℃以上の温度で熱水処理して得られる。本発明の抗ウイルス剤の製造方法は、クルミ科ペカン属に属する植物の種子殻を粉砕して粉砕物を得る工程、上記粉砕物を60℃以上の温度の熱水で抽出して抽出物を得る工程、上記抽出物を濾過し、減圧濃縮する工程とを含む。本発明の抗ウイルスレーヨン繊維製品は、抗ウイルス性機能剤として植物由来の抗ウイルス性機能剤を含み、炭練り込みレーヨン繊維を含むことを特徴とする。また、上記植物由来の抗ウイルス性機能剤が、クルミ科ペカン属に属する植物の種子又は種子殻の抽出物であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】健康増進効果が向上した機能性繊維製品を提供すること。
【解決手段】本発明は、テラヘルツ波を吸収するネフライトの粉末を含有することを特徴とする機能性繊維製品である。好ましくは、ネフライトは、テラヘルツ波帯において、少なくとも2カ所のピークでテラヘルツ波を吸収するとよい。好ましくは、ネフライトは、周波数略3.34THz及び略4.78THzにピークを有するテラヘルツ波を吸収するとよい。好ましくは、ネフライトの粉末は、紡糸工程において繊維に練り込まれているとよい。好ましくは、ネフライトの粉末は、布地の表面に固着しているとよい。 (もっと読む)


本発明は、繊維が存在する水性環境におけるpH及び酸化還元電位(ORP)を調整するための、添加物により処理される低pH繊維であって、好ましくはセルロース繊維が再生した後に添加物により処理される低pH繊維を提供する。低pH繊維は、タンポン又はワイプなどの繊維質物品に形成され得る。添加物を有する低pH繊維は、有害バクテリアが増殖する能力を抑制する点において、ユーザーに健康効果を提供する。
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【課題】 キレート樹脂が有する金属吸着性等の優れた機能を損なうことなく、キレート樹脂が強固に担持された繊維状の吸着材を提供する。
【解決手段】 金属吸着性を有するキレート樹脂の微粒子、好ましくは平均粒子径が1.0μm以下であるキレート樹脂の微粒子、を公知の方法により製造されたビスコース紡糸原液に混合し、ついでこの紡糸原液を通常の湿式紡糸法により紡糸して繊維状金属吸着材を製造すると、金属吸着性を有するキレート樹脂の微粒子がセルロース繊維より脱落することなく、長期間にわたって、キレート樹脂が有する機能を良好に発揮することが可能な、繊維状金属吸着材を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 重金属元素を効率よく吸着しうる繊維状金属吸着材の簡便かつ安価な製造方法とそれによって製造されたN−カルボキシメチル化ポリアミン系高分子を含有したセルロース繊維よりなる上記セルロースを母材とする繊維状金属吸着材を提供する。
【解決手段】 種々の金属と錯形成することが可能なポリアリルアミンポリマーまたはこのコポリマー、あるいはポリメタクリルアミンまたはこのコポリマーよりなるポリアミン系高分子をN−カルボキシメチル化して得られるN−カルボキシメチル化ポリアミン系高分子を公知の方法により製造されるビスコースに混合し、公知のビスコース法の湿式紡糸によってN−カルボキシメチル化ポリアミン系高分子を含有したセルロース繊維とすることにより、金属吸着効率の高い繊維状金属吸着材を簡便かつ安価に製造する。 (もっと読む)


【課題】 金属分析の前処理工程に使用される固相抽出媒体において、固相抽出媒体の充填密度の変動が生じなく、試料溶液通液時における抽出率への流速依存性が低い金属分析前処理用の固相抽出媒体および固相抽出用カートリッジを、簡便かつ安価な方法で製造し、提供する
【解決手段】 キレート性を示すポリアミン系高分子化合物を繊維原料溶液と混合後、混合紡糸して得られるキレート繊維を公知の不織布製造方法を用いて、キレート繊維単独あるいは他の不織布と複合化した不織布を金属分析前処理用の固相抽出媒体とすると共に、その不織布型固相抽出媒体をリザーバあるいはホルダに装着して固相抽出カートリッジとする。 (もっと読む)


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