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国際特許分類[D21C5/02]の内容

国際特許分類[D21C5/02]に分類される特許

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【課題】古紙の処理効率を向上しつつ、古紙再生処理装置の小型化を実現可能な古紙処理装置及び古紙処理方法の提供を目的とする。
【解決手段】希釈液流路を流通する希釈液を、移送経路を流通する再生パルプ含有液中に流入させ、再生パルプ含有液に含まれる再生パルプの濃度を所定濃度まで希釈する希釈処理部86を設けてなり、制御部は、再生パルプ部1における再生パルプ含有液の製造後、給水部182から攪拌槽181に給水し、前記攪拌槽181内に貯留する再生パルプ含有液中に含まれる再生パルプの濃度をポンプによる移送が可能となる所定の第1濃度まで希釈するよう制御するとともに、前記希釈処理部86において再生パルプ含有液中に含まれる再生パルプの濃度を、前記第1濃度より低く抄紙部3における抄紙の濃度以上である所定の第2濃度にまで希釈するよう制御する構成にしてある。 (もっと読む)


【課題】濃度調整部を少なくし、装置サイズのコンパクト化とコストの低減を実現できる古紙処理装置を提供する。
【解決手段】再生パルプ部51で古紙54もしくは古紙54の裁断紙片からなる再生原料を離解して再生パルプを調製し、脱墨パルプ部52で再生パルプを漂白して脱墨パルプを調製し、抄紙部53で脱墨パルプを抄紙して再生紙55を調製する古紙処理方法において、再生パルプ部51で調製した再生パルプのパルプ濃度を脱墨パルプ部52での脱墨処理および抄紙部53での抄紙処理において許容可能な濃度範囲のパルプ濃度設定値に脱墨前濃度調整部の希釈部60で調整し、このパルプ濃度設定値の濃度範囲にあるパルプ濃度下で脱墨処理および抄紙処理を行なう。 (もっと読む)


【課題】漏水を検知することで、漏水が発生した際に的確に処置を行なうことができる古紙処理装置を提供する。
【解決手段】古紙を再生原料として再生紙を調製する古紙処理装置において、古紙処理装置の全体を載置し、古紙処理装置から漏出する漏水を受け止める受け皿71と、受け皿71に設けた排水口72と、排水口72を通して外部へ流れ出る漏水を検知する漏水センサ73を備える。 (もっと読む)


【課題】パルプ懸濁液中に含まれる繊維が各脱墨室の下部に残留し難い脱墨装置を提供する。
【解決手段】脱墨槽14に供給部16と排出部17とが設けられ、脱墨槽14内が第1の仕切部材29によって複数の脱墨室30に区画され、第1の仕切部材29に連通部32が形成され、第1の仕切部材29に隣接する脱墨室30同士が連通部32を介して連通し、供給部16から各脱墨室30と連通部32とを通って排出部17に至る流路34が水平方向に蛇行している。 (もっと読む)


【課題】紙詰りや給紙切れ等を原因とする再生処理運転の中断を無くして再生処理運転の稼動効率を向上させることができる古紙処理装置を提供する。
【解決手段】再生原料を離解して再生パルプを調製するパルパー14と、再生原料として古紙もしくは古紙の裁断紙片を貯留してパルパー14へ再生原料を供給する複数の原料貯溜部をなす定型用紙タンク11、12と、各部の運転を制御する制御部7を備える古紙処理装置において、各定型用紙タンク11、12を切替可能に設け、制御部7は、一つの定型用紙タンク11または12が供給不能となった場合に、他の定型用紙タンク12または11に切替えて運転を継続する運転切替機能部722を備える。 (もっと読む)


印刷紙からインキを除去する方法であって、(a)少なくとも25重量%が古新聞印刷紙である印刷紙を少なくとも約3%の濃度においてパルプ化してパルプスラリーを得ること;(b)前記パルプスラリーを、前記パルプスラリーからインキを遊離させるのに有効な量のインキ除去系((i)リパーゼおよびアミラーゼ、キシラナーゼまたはセルラーゼから選択される少なくとも1種の第2の酵素の組合せ、ならびに(ii)非イオン性界面活性剤を含む)(前記リパーゼは、前記パルプスラリーの乾燥含有量に対して少なくとも約0.001重量%の量で存在し、前記少なくとも1種の第2の酵素:リパーゼの比は、少なくとも約1.2:1である)により処理すること;ならびに(c)遊離したインキを前記パルプスラリーから分離することを含み、前記処理工程を脱インキフロテーション段階前に実施する方法を対象とする方法。 (もっと読む)


【課題】脱墨工程で生じる排液を有効活用し、古紙を再生処理する際のコストを低減可能な脱墨処理装置及び古紙再生処理装置の提供を目的とする。
【解決手段】脱墨槽221と、気泡供給部226と、オーバーフロー槽223と、オーバーフロー槽223内に配備され、消泡液またはオーバーフロー槽223の壁面を洗浄する洗浄液の少なくともいずれかを供給するための液体供給口35が形成された液体供給配管36と、少なくとも液体供給口35から供給される液体を含んでなる排液をオーバーフロー槽223から取り出す取出部75と、取出部75から取り出した排液を液体供給配管36へと送るための循環ポンプ59が設けられた排液循環路224とを備えてなるものである。 (もっと読む)


【課題】断水発生時に必要最低限の再生運転を行なった後に運転を停止し、さらにはメンテナンス動作を自動的に実行させることができる古紙処理装置を提供する。
【解決手段】制御部7は、補給水供給系107から白水タンク51へ給水する際に水量センサ107bが通水を検知しないときに断水が発生したと判断し、断水発生時に非常運転動作を実行する断水時運転制御機能部731を有し、断水時運転制御機能部731は、非常運転動作において、再生パルプ部1のパルパー14が離解動作途中または離解動作終了であるときに、再生パルプ部1の少なくとも1回の離解動作に相応する再生運転を実行して後に運転停止する。 (もっと読む)


【課題】品質の不安定な部位を含む初期再生紙および終期再生紙の発生量を抑制することができる古紙処理装置を提供する。
【解決手段】古紙もしくは古紙の裁断紙片を再生原料として貯留する定型用紙タンク11およびシュレッダタンク12を有し、後段の再生パルプ部へ再生原料を供給する原料貯留部と、再生原料を離解して再生パルプを調製するパルパー14を有し、後段の脱墨パルプ部2へ再生パルプを供給する再生パルプ部1と、再生パルプを漂白して脱墨パルプを調製する脱墨部23を有し、後段の抄紙部3へ脱墨パルプを供給する脱墨パルプ部2と、脱墨パルプを抄紙して再生紙を調製する抄紙部3を備える古紙処理装置において、再生パルプをパルパーから脱墨部へ移送する移送経路の途中に、移送経路の上流側から流入する再生パルプの所定量を貯留しつつ再生パルプを下流側へ連続供給する貯蔵タンク21を設けた。 (もっと読む)


本発明は、紙を主原料とする多層積層包装廃棄物の成分を回収するための層剥離方法に関する。前記方法は、包装廃棄物の成分を分離させ、紙部分、プラスチック部分、及び/又はアルミニウム部分を別々に回収するために無機塩基の混合物を使用することを含む。紙は、パルプとして回収することができ、プラスチックは、プラスチックとして回収することができ、アルミニウムは、水溶性塩として回収することができる。また、本発明の層剥離方法は、厚紙を主原料とする多層積層包装廃棄物にも有効である。 (もっと読む)


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