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国際特許分類[D21C5/02]の内容

国際特許分類[D21C5/02]に分類される特許

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【課題】古紙を離解したパルプ懸濁液中に遊離したインク粒子に対する選択的な凝集性能を高め、かつ古紙中に填料などとして含まれる灰分の除去が優れている脱墨助剤および脱墨古紙の製造方法を提供する。
【解決手段】ベンジル基のように親油性であるカチオン性単量体あるいは前記カチオン性単量体を必須として含む単量体混合物の重合体を含有する脱墨助剤は、印刷インクなどのような油性物質と親和力が高いため選択的にインク粒子に吸着し、インクを凝集させていく。その結果、従来に較べ純度の高い脱墨古紙を製造することができる。また脱墨古紙を製造する過程においては、フローテータ内又はその上流のパルプスラリーに、前記重合体を含有する脱墨助剤を添加することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】水分の出る野菜等の収納に用いられるダンボールの中芯等に使用されるエポキシ樹脂等で処理された耐水性の古紙又は損紙の離解促進剤及びそれを用いた耐水性の古紙又は損紙を離解する方法を提供する。
【解決手段】その離解促進剤(A)ジステアリン酸ポリプロピレングリコール又はジエリオステアリン酸ポリプロピレングリコール、(B)ポリプロピレングリコール、(C)酢酸及び(D)界面活性剤を含有する。 (もっと読む)


【課題】脱墨性の悪い中性新聞を含む印刷古紙から製造される脱墨パルプのダートを大幅に低減させて、高品質の脱墨古紙パルプを製造させることができる脱墨パルプの製造方法を提供するものである。
【解決手段】印刷古紙離解する離解工程、除塵するスクリーニング工程、脱墨処理するフローテーション工程、漂白及びソーキング処理をする漂白工程、分散処理するニーディング工程、洗浄処理する洗浄工程の組み合わせからなる古紙のパルプ化工程において、前記離解工程で絶乾パルプ質量当たり苛性ソーダを0.7〜3.5%、前期漂白工程の漂白塔出の温度が75℃〜90℃であり、前記ニーディング工程で90℃〜130℃の高温ディスパーザー処理を行なう脱墨パルプの製造方法。 (もっと読む)


【課題】印刷古紙を原料とする脱墨パルプの製造において、粘着異物の微細化を防ぎ、排水のCODを低下させ、かつ残留インキ量の少ない脱墨パルプを製造することを目的とする。
【解決手段】印刷古紙の脱墨パルプの製造の際の脱インキ工程において結晶性層状珪酸塩の無水物を添加し、pH7.0〜9.9でインキを剥離する処理を行い、インキ除去工程において脱墨剤(好ましくは、脂肪酸を含有しない非イオン性界面活性剤)を添加し、インキを除去する。 (もっと読む)


【課題】印刷古紙を原料とする脱墨パルプの製造において、粘着異物の微細化を防ぎ、排水のCODを低下させ、かつ残留インキ量の少ない脱墨パルプを製造することを目的とする。
【解決手段】印刷古紙の脱墨パルプの製造の際の脱インキ工程において、結晶性層状珪酸塩の無水物の懸濁液を、好ましくは絶乾パルプ質量に対して0.1〜1.5質量%添加し、pH7.0〜9.9でインキを剥離する。 (もっと読む)


【課題】印刷古紙を原料とする脱墨パルプの製造において、粘着異物の微細化を防ぎ、排水のCODを低下させ、かつ残留インキ量の少ない脱墨パルプを製造する。
【解決手段】印刷古紙の脱墨パルプの製造の際の脱インキ工程において結晶性層状珪酸塩の無水物、及び、pH10.5、40℃、臨界ミセル濃度(CMC)以上の濃度における静的表面張力とpH8.5、40℃、臨界ミセル濃度(CMC)以上の濃度における静的表面張力との差が0〜3.5mN/mの脱墨剤を、好ましくは絶乾パルプ質量に対して0.1〜1.5質量%添加し、pH7.0〜9.9でインキを剥離する (もっと読む)


【課題】紙の製造工程における澱粉の分解を抑制し、紙製品の強度劣化の生じない紙の製造方法を提供すること。
【解決手段】少なくとも古紙が配合される紙の製造方法であって、少なくとも古紙パルプ化工程において以下の工程を行う紙の製造方法とすること。(1)連続的又は間歇的に水質測定を行う工程、(2)前記(1)工程で得られた水質測定結果に基づいて澱粉分解能を有する微生物を不活性化させる工程。 (もっと読む)


【課題】パルプ及び紙の製造工程におけるピッチ障害を効果的に抑制、防止するために原料パルプスラリー及び再利用するパルプ搾水中からピッチとなる成分を効率良く系外に除去するピッチ除去剤を提供すること。
【解決手段】テルペンアルコール類を含有することを特徴とするピッチ除去剤、およびさらに下記一般式(I)で表されるポリオキシアルキレン基から構成される化合物を含有するピッチ除去剤。HO−(AO)n−H…(I)(但し、AOは炭素数2から4のオキシアルキレン基を表し、nは1から200の整数である。) (もっと読む)


【課題】廃棄された枚葉紙から情報を読み取られることなく、用紙に再生し得るように処理する処理装置を提供する。
【解決手段】廃棄された枚葉紙71を積層して蓄積する一方、この蓄積された枚葉紙71を送出しロール23によって送り出す枚葉紙ボックス10と、送り出された枚葉紙を送る紙送り機構20と、送られる枚葉紙71にエアー抜き孔を穿設する穿孔機構30と、エアー抜き孔が穿孔された枚葉紙に接着液を吹き付ける接着液吹付け機構40と、巻取り芯61を回転させることによって、接着液を吹き付けられた枚葉紙をロール状に巻き取る巻取り機構60と、接着液を吹き付けられた廃棄紙が上記巻取り芯に接近するようにエアーを吹き付けるエアー吹付け機構50と、を備え、廃棄された複数の枚葉紙を巻き取って古紙ロール70とする。 (もっと読む)


【課題】高速輪転オフセット印刷機、特に印刷速度が1000rpm以上と高速の輪転オフセット印刷機を用いて印刷をしても、ヒジワ及び火ぶくれの発生が抑制され、印刷して得られる印刷物の見栄えが良くなり優れた仕上がりとなる印刷用塗工紙を提供する。
【解決手段】基紙と、当該基紙上に顔料及び接着剤を含有する塗工層を有する塗工紙において、前記顔料として、次記製造工程により得られた再生粒子を少なくとも含む。古紙パルプを製造する古紙処理設備の脱墨工程においてパルプ繊維から分離された脱墨フロスを主原料として、前記主原料10を脱水、乾燥、燃焼及び粉砕工程を経て得られ、前記燃焼工程が、第1燃焼炉14と、第1燃焼炉にて燃焼された脱墨フロスを再度燃焼する、後の第2燃焼炉32とを有する、少なくとも2段階の燃焼工程を有し、前記第1燃焼炉は300℃以上〜500℃未満で燃焼処理を行う、ことによって再生粒子を製造する。 (もっと読む)


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